
竜神の滝(りゅうじんのたき/白骨温泉)
観光案内所から歩いて2分。苔むした岩肌を、幾筋もの水が白糸のように落ちてくる。白骨温泉でいちばん気軽に会える絶景です。
このページでわかること
- 竜神の滝がどんな滝かと、編集部5指標による評価
- 白骨温泉観光案内所からの歩き方(徒歩約2分)と、滝の見つけ方
- 1月から2月にかけて氷柱になる、冬の竜神の滝のこと
- 白骨温泉へのアクセス(上高地とは違い、マイカーで行けます)
- 白骨温泉エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
竜神の滝ってどんな滝?
白骨温泉には、歩いて数分で行ける見どころがいくつも点在しています。その中でもいちばん近いのが竜神の滝です。観光案内所から沢渡方面へ向かう道を歩くこと、わずか2分。道の右手に、それはあります。落差のある豪快な滝ではありません。むしろ静かな滝です。苔むした岩肌を、幾筋もの水が分かれて流れ落ちてくる。その様子が白糸のようだと言われてきました。派手さがないぶん、立ち止まって見ていると、水の筋の一本一本が違う速さで落ちていることに気づきます。竜神、という名前がついているのに、竜のような荒々しさはどこにもありません。この滝がいちばん表情を変えるのは、季節の変わり目です。早春には、芽吹きはじめた新緑と雪解け水の白が同時に見られます。秋には周囲が鮮やかに色づきます。そして冬。標高約1,400mのこの場所では、1月から2月にかけて滝そのものが凍り、氷柱になります。流れていたはずの水が止まって立っている姿は、夏に同じ場所を見た人ほど驚くはずです。宿に着いて、荷物を置いて、少し外の空気を吸いに行く。そのくらいの気軽さでたどり着けるのに、ちゃんと自然の中にいる感じがする。竜神の滝は、白骨温泉という土地の性格をいちばん短い距離で教えてくれる場所です。
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基本情報
| 名称 | 竜神の滝(りゅうじんのたき) |
|---|---|
| 所在地 | 長野県松本市安曇白骨温泉 |
| 場所 | 白骨温泉観光案内所から沢渡方面へ向かう道の右手 |
| 料金 | 無料(見学自由) |
| アクセス | 白骨温泉観光案内所から徒歩約2分 |
| 見どころ | 苔むした岩肌を幾筋もの水が白糸のように流れ落ちる姿 |
| 冬の見どころ | 標高約1,400m。1月から2月にかけて氷柱ができます |
| 注意 | 遊歩道は足元が悪い箇所があります。歩きやすい靴で |
| 所要時間の目安 | 見学は15分ほど。白骨温泉の他の見どころとあわせて1時間ほど |
行き方・駐車場
白骨温泉は上高地とは違い、マイカーで直接入れます。長野自動車道の松本ICから国道158号を高山方面へ進み、沢渡の先で県道300号(白骨温泉方面)へ。各宿と観光案内所周辺に駐車場があります。冬季は路面が凍結するため、必ず冬用タイヤかチェーンを。公共交通ならアルピコ交通上高地線の新島々駅から白骨温泉行きの路線バスがあります。本数が限られるため、往路と復路の時刻を先に押さえてから出かけてください。松本まわりのドライブならレンタカーの最安値比較からどうぞ。竜神の滝へは白骨温泉観光案内所から沢渡方面へ徒歩約2分、道の右手にあります。白骨温泉の見どころの中ではいちばん近く、宿にチェックインしてから散歩がてら行ける距離です。なお、隣接する上高地は通年マイカー規制ですが、白骨温泉にその規制はありません。混同しないようご注意ください。
白骨温泉へは車が便利です
上高地と違い、白骨温泉はマイカーで直接入れます。新島々駅からの路線バスは本数が限られるため、竜神の滝、隧通し、公共野天風呂とめぐり、乗鞍高原の滝まで足を延ばすなら車が圧倒的に自由。冬季は必ず冬用タイヤかチェーンを。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
雪解け水で水量が増し、芽吹きはじめた新緑との対比が鮮やかになる季節。公共野天風呂の冬季休業が明けるのも4月中旬です。
夏(6〜8月)
標高約1,400m。滝の周りは水音と木陰で、下界の暑さが嘘のようです。散策路が短いので、暑さが苦手な人でも無理なく歩けます。
秋(9〜11月)
周囲が鮮やかに色づき、白い水の筋と紅葉が重なります。白骨温泉の散策がいちばん気持ちいい季節です。
冬(12〜3月)
1月から2月にかけて滝が凍り、氷柱になります。流れていた水が止まって立っている姿は圧巻。ただし道路も遊歩道も凍結するため、装備と現地確認は入念に。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 白糸のような水の筋を、近くで見る
遠くから見ると一枚の白い布のようですが、近づくと幾筋にも分かれています。一本一本、落ちる速さが違う。その違いを見つけるのが、この滝の楽しみ方です。

2. 宿に着いてすぐ、散歩がてら行く
観光案内所から徒歩約2分。荷物を置いて、外の空気を吸いに行く。そのくらいの気軽さでたどり着けるのに、ちゃんと自然の中にいる感じがします。

3. 苔と岩肌の質感を撮る
この滝の主役は、実は水だけではありません。長い時間をかけて水に洗われ続けた苔と岩肌の質感こそ、この場所の年月そのものです。

4. 冬、氷柱になった姿に会いに行く
1月から2月、標高約1,400mのこの場所では滝が凍ります。夏に同じ場所を見ている人ほど驚くはずです。ただし冬季は道路も遊歩道も凍結します。

5. 隧通しまで足を延ばす
竜神の滝は徒歩約2分、隧通しと冠水渓は約10分、噴湯丘は約8分。白骨温泉の見どころは驚くほど近くにまとまっているので、まとめて歩いても1時間ほどです。
あわせて回りたい、近くの見どころ

隧通し・冠水渓
湯川の急流が石灰岩を穿ってできた、高さ6m、長さ20mの天然トンネルと渓谷。観光案内所から徒歩約10分。吊橋から見下ろす谷は、紅葉期がとりわけ美しい一角です。

白骨温泉 公共野天風呂
渓谷の底で乳白色の硫黄泉に浸かれる共同野天風呂。大人700円、小学生以下400円。散策で冷えた体を温めて帰るなら、ここが最短ルートです。

泡の湯
白濁の大露天風呂で全国的に知られる老舗旅館。日帰り入浴は受付10:30〜13:30と短く、急に休むこともあるため、当日の電話確認が欠かせません。

善五郎の滝
落差21.5m、幅8mの端正な滝で、乗鞍三名滝の一つ。駐車場から徒歩約15分、冬は氷瀑になります。滝めぐりを続けるなら、次の一本はここです。

番所大滝
乗鞍三名滝で最大の水量、落差約40m、幅約15mの大迫力。有料駐車場から階段を約150段下りて徒歩約5分。竜神の滝とは正反対の、力で見せる滝です。
近くの人気飲食店
白骨温泉に飲食店街はありません。食事処は数えるほどで、そのほとんどが宿に併設されています。営業時間も昼どきに限られることが多いので、行き当たりばったりではなく、先に決めておくのが確実です。
煤香庵(ばいこうあん)お食事処・日帰り入浴食事 11:00〜14:30/日帰り入浴 10:00〜18:00/水曜定休/冬季休業あり📍Googleマップで現在地からのルートを見る築250年の建物を移築した民芸調のお食事処。ひしゃく型のかごで蕎麦を温めて食べる郷土食『とうじ蕎麦』と、乳白色の湯で炊いた温泉粥が名物です。日帰り入浴も併設。
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お休み処 球道お休み処・日帰り入浴食事 11:00〜14:00/日帰り入浴 9:00〜22:00📍Googleマップで現在地からのルートを見る白骨温泉の中では夜遅くまで湯に入れる、貴重なお休み処。散策のあとに軽く食べて、ゆっくり温まって帰る、という組み立てができます。
泡の湯旅館旅館・日帰り入浴日帰り入浴 受付10:30〜13:30(14:00退館)/大人1,000円、子ども600円/要事前電話確認📍Googleマップで現在地からのルートを見る白濁の大露天風呂で全国に知られる老舗。日帰り入浴は受付時間が短いうえ、燃料事情などで急に休むことがあります。訪ねる前に必ず電話(0263-93-2101)で確認を。
かつらの湯 丸永旅館旅館・日帰り入浴日帰り入浴 11:00〜15:00/客室10室📍Googleマップで現在地からのルートを見る客室10室の小さな宿。日帰り入浴の受付時間が昼どきに重なるので、散策の折り返し地点として湯だけ借りる、という使い方に向いています。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
小さくて静かな滝は、実は撮るのが難しい被写体です。豪快さで押せないぶん、水の質感を出せるかどうかがすべてになります。
遅いシャッターで、白糸にするこの滝の見どころは幾筋にも分かれた水の筋です。シャッターを遅くすると、その筋が本当に糸のようにつながります。岩や手すりにカメラを固定してみてください。
三脚は通行の妨げにならない場所で
苔と岩肌を主役にしてみる水だけを狙うと、どこの滝か分からない写真になります。水に洗われ続けた苔と岩肌を大きく入れると、この滝の年月まで一緒に写ります。
遊歩道からの撮影(滝壺へ下りないこと)
曇りの日を悲しまない滝と森は、実は曇りの日のほうがきれいに撮れます。直射日光がないぶん、白飛びせず、苔の緑も水の白も落ち着いて出ます。雨上がりなら水量も増えています。
雨天時は足元がとくに滑ります
このエリアの宿(料金比較)
白骨温泉は、日帰りで湯だけ浴びて帰るにはもったいない場所です。宿の数は限られ、コンビニも自販機の列もなく、夜は本当に真っ暗になります。聞こえるのは湯川の音だけ。乳白色の湯に浸かって、何もしない時間を持ち帰るための一泊です。

上高地・乗鞍・白骨エリア
散策と湯をセットで楽しむ滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
竜神の滝までは徒歩約2分と近いのですが、標高約1,400mの山の中です。売店もほとんどありません。持っていくと当日ラクになるものをまとめました。
アウトドアシューズ遊歩道には足元の悪い箇所があります。滝の近くは常に濡れていて、苔と落ち葉で滑ります。グリップの効く靴で行ってください。
マウンテンパーカー(防風・撥水)標高約1,400m。滝の周りは水しぶきで濡れ、夏でもひんやりします。撥水性のある一枚があると、滞在時間が延びます。
折りたたみ傘山の天気は変わりやすく、白骨温泉に雨宿りできる店はほとんどありません。滝は雨の日のほうが水量が増えて美しいので、傘があれば楽しめます。
虫除けスプレー沢沿いの林は夏場は虫が多めです。滝の前でじっくり写真を撮るつもりなら、あるとないとで大違いです。
モバイルバッテリー山間部は電波が弱く、端末の消耗が早くなります。地図もバス時刻も宿の連絡もスマホ頼みなので、予備の電源は安心料です。
よくあるご質問(FAQ)
竜神の滝へはどうやって行きますか。
白骨温泉観光案内所から沢渡方面へ向かう道を徒歩約2分、道の右手にあります。白骨温泉の見どころの中ではいちばん近く、宿にチェックインしてから散歩がてら行ける距離です。見学は無料です。
竜神の滝はどんな滝ですか。
落差のある豪快な滝ではなく、苔むした岩肌を幾筋もの水が白糸のように流れ落ちる、静かな小滝です。派手さはありませんが、立ち止まって見ると水の筋の一本一本が違う速さで落ちていることに気づきます。
竜神の滝は冬でも見られますか。
見られますが、標高約1,400mのため1月から2月にかけて滝そのものが凍り、氷柱になります。流れていた水が止まって立つ姿は圧巻です。ただし道路も遊歩道も凍結するため、冬用タイヤかチェーンと、現地の状況確認が欠かせません。
竜神の滝へマイカーで行けますか。
行けます。隣接する上高地は通年マイカー規制ですが、白骨温泉にその規制はありません。松本ICから国道158号を高山方面へ進み、沢渡の先で県道300号に入ります。各宿と観光案内所周辺に駐車場があります。
竜神の滝の近くにほかの見どころはありますか。
あります。隧通し、冠水渓は観光案内所から徒歩約10分、噴湯丘・球状石灰石は徒歩約8分、三十三観音は徒歩約3分です。白骨温泉の散策路は短くまとまっているので、まとめて歩いても1時間ほどで回れます。
竜神の滝の散策は、上高地・松本 モデルコースで白骨温泉に泊まる日の、チェックイン直後にちょうど収まります。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
信州まつもと空港ゆきの国内線をFDA、JALなど横断比較。松本からはレンタカーで白骨温泉まで入れます。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















