
白骨温泉 公共野天風呂(しらほねおんせん こうきょうのてんぶろ)
渓谷の底に、乳白色の湯だけがある。大人700円。この湯に浸かるためだけに、この谷まで来る価値があります。
このページでわかること
- 白骨温泉 公共野天風呂の入浴料と営業時間、そして編集部5指標による評価
- 定休日(木曜)と冬季休業(11月25日〜4月中旬)という、外せない前提
- 源泉かけ流しの乳白色の湯と、すぐ脇を流れる渓谷のこと
- 白骨温泉へのアクセス(上高地とは違い、マイカーで行けます)
- 白骨温泉エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
白骨温泉 公共野天風呂ってどんな温泉?
白骨温泉の湯は、湧き出た時は無色透明です。それが空気に触れ、時間が経つにつれて、少しずつ白く濁っていきます。石灰質と硫黄を含んだこの土地の水が、そういう性質を持っているからです。「三日入れば三年風邪をひかない」と言われてきたこの湯を、宿に泊まらなくても、渓谷の底で浴びられる場所があります。それが公共野天風呂です。男女別の露天風呂が源泉かけ流しで、湯船のすぐ脇を渓谷の流れが下っていきます。屋根も壁も最小限で、見上げれば岩肌と木々、聞こえるのは水の音だけ。派手な設備は何もありません。あるのは湯と、谷と、その二つだけです。それでいて入浴料は大人700円、小学生以下400円。この湯にこの値段で入れるという事実が、まず驚きに値します。ただし、気軽に行ける場所ではありません。営業は平日10:00から16:00、土日祝は9:00から17:00。木曜は定休で、11月25日から4月中旬までは冬季休業に入ります。つまり一年のうち4か月半ほど、ここは閉じています。標高約1,400mの谷底にある露天風呂ですから、当然といえば当然です。この不便さこそが、この湯を守ってきたのだとも思います。予定を合わせて、木曜を避けて、季節を選んで、それでもここまで来る。そうやって辿り着いた人だけが、あの白い湯に肩まで沈む瞬間を手に入れます。
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基本情報
| 名称 | 白骨温泉 公共野天風呂(しらほねおんせん こうきょうのてんぶろ) |
|---|---|
| 所在地 | 長野県松本市安曇白骨温泉 |
| 入浴料 | 大人700円、小学生以下400円(税込) |
| 営業時間 | 平日 10:00〜16:00/土日祝 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 毎週木曜日 |
| 冬季休業 | 11月25日〜4月中旬。最新は白骨温泉公式サイトでご確認ください |
| お風呂 | 源泉かけ流しの男女別露天風呂。すぐ脇を渓流が下ります |
| 電話 | 0263-93-3121 |
| アクセス | 白骨温泉の中心部から渓谷へ下った場所。隧通しへの散策路の近くです |
| 所要時間の目安 | 入浴と着替えで1時間ほど |
行き方・駐車場
白骨温泉は上高地とは違い、マイカーで直接入れます。長野自動車道の松本ICから国道158号を高山方面へ進み、沢渡の先で県道300号(白骨温泉方面)へ。各宿と観光案内所周辺に駐車場があります。冬季は路面が凍結するため、必ず冬用タイヤかチェーンを。公共交通ならアルピコ交通上高地線の新島々駅から白骨温泉行きの路線バスがあります。本数が限られるため、往路と復路の時刻を先に押さえてから出かけてください。松本まわりのドライブならレンタカーの最安値比較からどうぞ。公共野天風呂は白骨温泉の中心部から渓谷へ下った場所にあり、隧通しへの散策路の近くです。なお、隣接する上高地は通年マイカー規制ですが、白骨温泉にその規制はありません。混同しないようご注意ください。営業時間、定休日、冬季休業の期間は必ず先に確認してから向かってください。
白骨温泉へは車が便利です
上高地と違い、白骨温泉はマイカーで直接入れます。新島々駅からの路線バスは本数が限られ、野天風呂の営業時間(平日10:00〜16:00)に合わせるのは車のほうが確実です。竜神の滝や隧通しもめぐるなら、なおさら。冬季は必ず冬用タイヤかチェーンを。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
冬季休業が明けるのは4月中旬。長い休みのあとに再び湯が張られる、この土地の一年が始まる季節です。谷はまだ肌寒く、湯のありがたみがいちばん身に沁みます。
夏(6〜8月)
標高約1,400m。真夏でも谷底は涼しく、露天風呂の湯加減がちょうどよくなります。土日祝は9:00から17:00と時間が延びるので、旅程を組みやすい季節です。
秋(9〜11月)
紅葉が渓谷を染め、乳白色の湯と赤や黄色が向かい合う、一年でいちばん贅沢な時期。ただし11月25日から冬季休業に入るので、日程には注意してください。
冬(12〜3月)
11月25日から4月中旬まで冬季休業です。この期間は入れません。冬に白骨温泉の湯を浴びたい場合は、宿の内湯や日帰り入浴を受け付けている旅館を当たってください。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 乳白色の湯に、ただ肩まで沈む
湧いた時は透明で、空気に触れて白くなる。その説明を知ったうえで湯に入ると、自分が浸かっているのは水ではなく、この土地の時間なのだと分かります。

2. 渓流の音だけを聞く
屋根も壁も最小限。湯船のすぐ脇を渓谷の流れが下っていきます。目を閉じると、水の音しかしません。この静けさに700円は、ほとんど反則です。

3. 散策で冷えた体を、ここで温める
竜神の滝まで徒歩約2分、隧通しまで約10分。谷を歩いて冷えた体を、そのままこの湯に沈める。白骨温泉のいちばん正しい半日の使い方です。

4. 湯の白さの理由を、谷で確かめる
石灰質を含んだ水が岩を溶かし、隧通しや噴湯丘をつくり、そして湯を白く濁らせています。散策と入浴はまったく別の体験に見えて、実は同じ話の表と裏です。

5. 泡の湯とはしごする(時間に注意)
泡の湯旅館の日帰り入浴は受付10:30〜13:30と短く、急な休業もあります。両方入るなら、泡の湯を先に、野天風呂を後に。ただし必ず事前に電話(0263-93-2101)で確認を。
あわせて回りたい、近くの見どころ

泡の湯
白濁の大露天風呂で全国的に知られる老舗旅館。日帰り入浴は大人1,000円、受付10:30〜13:30(14:00退館)と短めです。燃料事情などで急に休むことがあるため、当日の電話確認が欠かせません。

竜神の滝
観光案内所から徒歩約2分。苔むした岩肌を幾筋もの水が白糸のように流れ落ちる小滝で、1月から2月には氷柱になります。入浴前の軽い散歩にちょうどいい距離です。

隧通し・冠水渓
湯川が石灰岩を穿ってできた、高さ6m、長さ20mの天然トンネルと渓谷。観光案内所から徒歩約10分。この湯を白く濁らせている水の力を、目で確かめられる場所です。

番所大滝
乗鞍三名滝で最大の水量、落差約40mの大滝。白骨温泉から乗鞍高原へ抜ける道すがらに寄れます。湯上がりのドライブに組み込みやすい一本です。

乗鞍畳平・お花畑
標高2,702m、バスで行ける日本最高所の高山帯。7月から8月は高山植物のお花畑が広がります。白骨温泉に泊まって、翌朝畳平へ、という組み方が定番です。
近くの人気飲食店
白骨温泉に飲食店街はありません。食事処は数えるほどで、そのほとんどが宿に併設されています。営業時間も昼どきに限られることが多いので、湯に入る時間とあわせて先に決めておくのが確実です。
煤香庵(ばいこうあん)お食事処・日帰り入浴食事 11:00〜14:30/日帰り入浴 10:00〜18:00/水曜定休/冬季休業あり📍Googleマップで現在地からのルートを見る築250年の建物を移築した民芸調のお食事処。ひしゃく型のかごで蕎麦を温めて食べる郷土食『とうじ蕎麦』と、乳白色の湯で炊いた温泉粥が名物です。日帰り入浴も併設。
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お休み処 球道お休み処・日帰り入浴食事 11:00〜14:00/日帰り入浴 9:00〜22:00📍Googleマップで現在地からのルートを見る白骨温泉の中では夜遅くまで湯に入れる、貴重なお休み処。散策のあとに軽く食べて、ゆっくり温まって帰る、という組み立てができます。
泡の湯旅館旅館・日帰り入浴日帰り入浴 受付10:30〜13:30(14:00退館)/大人1,000円、子ども600円/要事前電話確認📍Googleマップで現在地からのルートを見る白濁の大露天風呂で全国に知られる老舗。日帰り入浴は受付時間が短いうえ、燃料事情などで急に休むことがあります。訪ねる前に必ず電話(0263-93-2101)で確認を。
かつらの湯 丸永旅館旅館・日帰り入浴日帰り入浴 11:00〜15:00/客室10室📍Googleマップで現在地からのルートを見る客室10室の小さな宿。日帰り入浴の受付時間が昼どきに重なるので、散策の折り返し地点として湯だけ借りる、という使い方に向いています。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
上手な入り方
設備が最小限の野天風呂です。街の日帰り温泉と同じつもりで行くと、少し戸惑うかもしれません。三つだけ覚えておいてください。
タオルは持参する設備は最小限です。タオル類は持って行くのが確実。乳白色の湯は成分が濃く、タオルに色が残ることがあるので、白いものや大切なものは避けたほうが無難です。
現地で直接(大人700円、小学生以下400円)
小銭を用意しておく山間部の小さな施設です。大きなお札しか持っていないと気まずい思いをすることがあります。入浴料ぴったりの小銭を財布に入れてから谷を下りましょう。
入浴料 大人700円、小学生以下400円(税込)
木曜と冬季休業を、まず確認する毎週木曜定休、11月25日から4月中旬は冬季休業。営業時間も平日10:00〜16:00と短めです。谷まで来て入れなかった、がいちばん悲しい。電話(0263-93-3121)で先に確認を。
平日10:00〜16:00/土日祝9:00〜17:00/木曜定休
このエリアの宿(料金比較)
白骨温泉は、日帰りで湯だけ浴びて帰るにはもったいない場所です。宿の数は限られ、コンビニも自販機の列もなく、夜は本当に真っ暗になります。聞こえるのは湯川の音だけ。乳白色の湯に浸かって、何もしない時間を持ち帰るための一泊です。

上高地・乗鞍・白骨エリア
湯だけを目当てに泊まる滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
設備が最小限の野天風呂です。標高約1,400mの谷底で、周りに売店もほとんどありません。持っていくと当日ラクになるものをまとめました。
温泉タオル設備は最小限。タオルは持参が確実です。乳白色の湯は成分が濃く、色が残ることがあるので、汚れても構わないものを持って行きましょう。
バスタオル野天風呂は谷底にあり、湯上がりに風が当たります。しっかり拭ける一枚があるだけで、帰り道の体温がまるで違います。
コインケース/小銭入れ入浴料は大人700円、小学生以下400円。山間部の小さな施設なので、ぴったりの小銭を用意しておくとお互いに気持ちよく過ごせます。
アウトドアシューズ渓谷へ下りた場所にあります。周りの散策路も含めて足元が濡れていることが多いので、滑りにくい靴で行ってください。
マウンテンパーカー(防風・撥水)標高約1,400mの谷底です。湯上がりの体は一気に冷えます。羽織れる一枚を持って行くかどうかで、湯冷めのしかたが変わります。
よくあるご質問(FAQ)
白骨温泉 公共野天風呂の入浴料はいくらですか。
大人700円、小学生以下400円(税込)です。源泉かけ流しの男女別露天風呂で、湯船のすぐ脇を渓流が下ります。最新の料金は白骨温泉公式サイトでご確認ください。
白骨温泉 公共野天風呂の営業時間と定休日を教えてください。
営業時間は平日10:00〜16:00、土日祝は9:00〜17:00です。定休日は毎週木曜日。さらに11月25日から4月中旬までは冬季休業となります。谷まで来て入れなかった、を防ぐため、日程は必ず先に確認してください(電話 0263-93-3121)。
白骨温泉の湯はなぜ白いのですか。
湧き出た時は無色透明で、空気に触れて時間が経つにつれて白く濁っていきます。石灰質と硫黄を含んだこの土地の水の性質によるものです。同じ成分の水が岩を溶かし、隧通しや噴湯丘といった地形もつくっています。
白骨温泉 公共野天風呂へマイカーで行けますか。
行けます。隣接する上高地は通年マイカー規制ですが、白骨温泉にその規制はありません。松本ICから国道158号を高山方面へ進み、沢渡の先で県道300号に入ります。各宿と観光案内所周辺に駐車場があります。
冬に白骨温泉の湯に入ることはできますか。
公共野天風呂は11月25日から4月中旬まで冬季休業のため入れません。冬に白骨温泉の湯を浴びたい場合は、宿に泊まるか、日帰り入浴を受け付けている旅館を当たってください。ただし各施設とも受付時間が短く、急な休業もあるため事前確認が必要です。
白骨温泉 公共野天風呂は、上高地・松本 モデルコースで白骨温泉に泊まる日の夕方か、翌朝の出発前に組み込むのが定番です。ただし開場は平日10:00からなので、朝湯にするなら時間にご注意を。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
信州まつもと空港ゆきの国内線をFDA、JALなど横断比較。松本からはレンタカーで白骨温泉まで入れます。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















