
軽井沢タリアセン(塩沢湖)
美術館へ行くのか、湖で遊ぶのか。決めないまま入園していい場所が、南軽井沢にひとつだけあります。
このページでわかること
- 軽井沢タリアセンが「決めずに入れる」場所である理由と、編集部5指標による評価
- 入園券とミュージアムセット券、どちらを買うべきかの判断材料
- 園内に建つ3つの美術館と、ヴォーリズ設計の睡鳩荘の見どころ
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
- 軽井沢エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
軽井沢タリアセンってどんなところ?
軽井沢の観光地は、たいてい目的がはっきりしています。教会を見に行く。滝を見に行く。買い物をしに行く。ところが南軽井沢の塩沢湖を囲むこの一角だけは、そうなっていません。軽井沢タリアセンは、公式サイトが自ら「自然、美術館、文学」と「遊ぶ」が融合した複合レジャー施設と名乗っている場所です。つまり、決めなくていい。湖のほとりの芝生で寝転がってもいいし、ボートを漕いでもいいし、美術館で絵を見てもいい。ゴーカートに乗ってもいいし、アーチェリーを引いてもいい。同じ入園券で、そのどれもが同じ敷地の中にあります。中心にあるのは塩沢湖です。周囲を遊歩道が巡り、対岸には木立が迫り、その向こうに山が見えます。湖畔にはヴォーリズ設計の別荘「睡鳩荘」が移築されていて、深い赤の板壁が水面に映っています。園内には美術館が3つ。ペイネ美術館、軽井沢高原文庫、深沢紅子野の花美術館です。入園券は大人(高校生以上)900円、小人(小・中学生)400円、乳幼児(0〜5歳)は無料。美術館まで回るなら、入園料と3館の入館券がセットになったミュージアムセット券が大人1,600円、小人800円で用意されています。開園時間は午前9時から午後5時まで(12月・1月は午前10時から午後4時まで)です。この場所の贅沢は、たぶん「選ばなくていい」ことそのものです。子どもがゴーカートに乗っている間に、大人が野の花の絵を見ている。そんな時間の使い方が成立する観光地は、実はそう多くありません。
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基本情報
| 名称 | 軽井沢タリアセン |
|---|---|
| 所在地 | 〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217 |
| 入園料 | 入園券=大人(高校生以上)900円、小人(小・中学生)400円、乳幼児(0〜5歳)無料/ペイネ美術館(入園料含む)=大人1,100円、小人500円/ミュージアムセット券(入園料+3館入館券)=大人1,600円、小人800円 |
| 開園時間 | 午前9時〜午後5時(12月・1月は午前10時〜午後4時) |
| 休園日 | 公式サイトは「決まり次第お知らせいたします」と案内しています。各美術館や睡鳩荘は休館日が異なるため、訪問前に公式サイトでご確認を |
| 駐車場 | 180台(普通車500円・バス2,000円)。雲場池や二手橋と違い、車で来られる数少ないスポットです |
| アクセス | 軽井沢駅(JR北陸新幹線・しなの鉄道)または中軽井沢駅(しなの鉄道)下車、タクシー約10分/上信越自動車道 碓氷軽井沢ICより車で約15分(いずれも公式サイトの記載) |
| 所要時間の目安 | 園内の散策だけで1〜2時間、美術館を3館まわるなら半日 |
行き方・駐車場
軽井沢タリアセンは南軽井沢の塩沢湖にあり、駅からは少し離れています。公式サイトによれば、軽井沢駅(JR北陸新幹線・しなの鉄道)または中軽井沢駅(しなの鉄道)で下車してタクシーで約10分。車の場合は上信越自動車道の碓氷軽井沢ICから約15分です。駐車場は180台分あり、普通車500円、バス2,000円です。雲場池や二手橋と違って駐車場がきちんと用意されているので、ここは車で来ても問題のない数少ないスポットです。バスを使う手もあります。公式サイトは、軽井沢駅北口ターミナル4番乗り場から出る塩沢湖線急行バス(西武バス)で「塩沢湖」下車、徒歩約1分と案内しています。ただし年に数日、運行しない特定日があるので事前確認を。もうひとつ、軽井沢町内循環バス(東・南廻り線)の「風越公園」からも歩けますが、こちらは下車徒歩約15分かかります。毎日運行という強みはあるので、時間に余裕があるならこちらでも。
軽井沢までの新幹線は早めに比較を
タリアセンは駅からタクシーで約10分、駐車場も180台あります。つまり現地の足はどうとでもなる。かかるのは軽井沢駅までの往復です。園内で半日使うつもりなら、その日のうちに帰るのはもったいないので、宿と一緒に押さえてしまうのが確実です。








季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪が解け、湖畔に光が戻る季節。新緑の前の、木々がまだ透けている時期の湖は驚くほど明るく見えます。人出も少なく、芝生を独り占めできる可能性が高い時期です。
夏(6〜9月)
園内の木立が濃く茂り、湖面が緑を映します。ボートがいちばん気持ちいいのもこの季節。避暑地らしい涼しさの中で、水の上に出る贅沢を味わってください。
秋(10〜11月)
塩沢湖が一年でもっとも色づく季節。対岸の木々が赤と黄に染まり、それがそのまま水面に落ちます。芝生の丘のベンチから眺める紅葉は、この園の白眉です。
冬(12〜2月)
開園時間が午前10時〜午後4時に短縮されます。訪れる人は減り、静けさは随一。ただし遊戯施設は季節や天候に左右されるため、目当てがあるなら事前確認を。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 芝生の丘のベンチで、何もしない
この園でいちばん贅沢な過ごし方は、たぶんこれです。湖を見下ろす丘にベンチが置いてあって、そこに座る。それだけ。900円払って何もしないというのは、ちょっとした反抗のようで気持ちがいいものです。

2. ヴォーリズの別荘を、湖越しに眺める
湖畔に移築された睡鳩荘は、正面から見るより湖越しに眺めたほうが美しい建物です。深い赤の板壁が水面に落ちて、二つ分の建築になる。対岸から見る角度を、ぜひ探してみてください。

3. 湖を一周して、映り込みの変化を追う
湖畔の遊歩道を一周すると、立つ位置で映るものが変わります。木立、空、赤い別荘。歩くだけで景色が入れ替わっていくので、一周する頃には湖を何度も見直したことになります。

4. 園内の高低差を、あえて歩く
この園は平らではありません。木立の斜面に階段が刻まれ、下れば湖、登れば芝生。この起伏があるおかげで、狭くない敷地がさらに広く感じられます。息が上がるのも含めて設計のうちです。

5. 雨の日こそ、美術館をはしごする
軽井沢の雨は行き場を失いがちですが、この園には屋内が3館もあります。ペイネ美術館、軽井沢高原文庫、深沢紅子野の花美術館。ミュージアムセット券を買えば、雨が味方に変わります。
あわせて回りたい、近くの見どころ

軽井沢絵本の森美術館(ムーゼの森)
世界の絵本原画を展示する、森の中の美術館。塩沢湖のすぐそばにあり、タリアセンと同じ日に無理なく組み合わせられます。開館9:30〜17:00(3・4・11・12・1月は10:00〜16:00)、火曜休(GW、7〜9月は無休)、1月中旬〜3月中旬は冬期休館。

軽井沢千住博美術館
日本画家・千住博の作品を収蔵する、建築家・西沢立衛設計の美術館。住所は軽井沢町長倉815。開館9:30〜17:00(入館16:30まで)、大人1,500円、学生1,000円、中学生以下無料。火曜休(祝日、GW、7〜9月は開館)、12/26〜2月末は冬期休館。

軽井沢・プリンスショッピングプラザ
軽井沢駅南口すぐの大型アウトレット。駐車場は約3,500台で、入庫後2時間まで無料、以後1時間ごと100円。タリアセンから駅方面へ戻る流れで寄れるので、帰りの買い物に組み込みやすい場所です。

雲場池
スワンレイクの愛称を持つ周囲約800mの池。風が凪ぐと水面が鏡になります。塩沢湖が「遊べる水」なら、こちらは「見る水」。同じ軽井沢の水辺でも役割がまるで違うので、両方歩くと面白さが増します。

白糸の滝
岩肌の全面から地下水が絹糸のように流れ落ちる滝。軽井沢町公式サイトによれば軽井沢駅からバス25分、そこから徒歩5分。車の場合は白糸ハイランドウェイの通行料(普通・軽自動車500円)が別途必要です。
近くの人気飲食店
園内にレストランがあるので、食事のために外へ出る必要はありません。ここでは、園内の1店と、車で足を延ばせる産直市場内の1店をご紹介します。
- 🍽️レストラン湖水(軽井沢タリアセン)レストラン軽井沢タリアセン園内/9:00〜17:00/定休日は軽井沢タリアセンの休業日に準ずる/〜999円📍Googleマップで現在地からのルートを見る
園内、塩沢湖のほとりのレストラン。外に出ずに済むというのが、この店の最大の価値です。半日いるつもりなら、昼をここで挟むと動線が一切崩れません。
食べログで見る › - 🧀アトリエ・ド・フロマージュ 軽井沢発地市庭店チーズ料理・カフェ発地市庭内(車移動)/11:00〜20:00/水曜定休/2,000〜2,999円📍Googleマップで現在地からのルートを見る
軽井沢の自家製チーズで知られる店の、発地市庭内の店舗。産直市場と同じ敷地なので、食事のついでに信州土産の調達まで終わります。タリアセンから車で足を延ばす価値はあります。
食べログで見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
タリアセンが他の美術館と決定的に違うのは、遊べることです。以下はすべて公式サイトに掲載されている施設利用料です(入園料は別途)。なお遊戯施設の営業は季節や天候に左右されるため、目当てがあるなら事前確認を。
ボートで、湖の真ん中に出る手こぎ30分900円(3人乗150kgまで)、アメンボ30分800円(1人乗80kgまで)、ペダル30分は2人乗1,400円、3人乗1,800円、4人乗2,200円。岸から見る塩沢湖と、真ん中から見る塩沢湖は別の湖です。漕ぐ価値はあります。
ファミリーゴルフとゴーカートで、子どもを放つファミリーゴルフは大人18ホール1,000円、子供18ホール600円。ゴーカートは1周1人乗り400円、2人乗り600円。美術館だけでは間が持たない年頃の子どもがいる場合、この園を選ぶ理由がここにあります。
アーチェリーで、静かに集中する初回10本500円(中学生以上)。小学生向けのちびっこアーチェリーは矢10本400円(ファミリーレーンのみ)。湖畔で弓を引くという体験は、思っている以上に静かで、思っている以上に難しいものです。
テニスコートで、避暑地の定番をなぞる1時間1面2,400円、2時間1面4,800円(いずれも硬式ボール付)、貸ラケット1本400円。降雨時と直後、積雪凍結中は利用できません。軽井沢とテニスの縁を思えば、一度は握ってみたくなります。
このエリアの宿(料金比較)
園内の散策だけで1〜2時間、美術館を3館まわれば半日が消えます。そこにボートやゴーカートを足すと、もう一日がかりです。塩沢湖の朝いちばんの静けさを狙うなら、なおさら前泊が近道。軽井沢に泊まった人だけが、開園直後の誰もいない湖畔に立てます。

軽井沢エリア(南軽井沢・塩沢湖周辺)
園内でまる一日使う滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
タリアセンは湖畔の広い園です。遮るもののない芝生と、木立の日陰が交互に現れます。日差しと虫と足元、この三つに備えておけば、半日いても疲れません。
歩きやすい靴園内は平らではありません。湖畔の遊歩道、木立の斜面の階段、芝生の丘。3館の美術館をまわれば、思っている以上の距離を歩くことになります。足元が安定していれば、半日いても平気です。
UVカット帽子芝生の丘も湖面も、日差しを遮るものがありません。ボートを漕げばなおさら直射です。高原の日差しは平地より強く感じられるので、つばのある一枚があると滞在時間が素直に伸びます。
日焼け止め湖の上は照り返しがあり、上下から焼かれます。ボート30分は思ったより長い。芝生で寝転がるつもりならなおさらで、塗っておかないと帰りの新幹線で後悔します。
虫除けスプレー湖と木立が隣り合う環境です。夏場、水辺のベンチでのんびりしていると必ず寄ってきます。せっかく何もしない贅沢を味わいに来たのに、虫を払って過ごすのはもったいない。
水筒園内にはレストランがありますが、湖畔を歩いている最中に自販機を探して戻るのは手間です。半日いるつもりなら一本持っておくと、芝生から立ち上がる回数が減ります。
よくあるご質問(FAQ)
軽井沢タリアセンの入園料はいくらですか。
公式サイトによれば、入園券は大人(高校生以上)900円、小人(小・中学生)400円、乳幼児(0〜5歳)は無料です。ペイネ美術館の入館料を含む券は大人1,100円、小人500円。入園料と3館(ペイネ美術館、軽井沢高原文庫、深沢紅子野の花美術館)の入館券がセットになったミュージアムセット券は大人1,600円、小人800円です。
軽井沢タリアセンの営業時間と休園日を教えてください。
開園時間は午前9時から午後5時までで、12月・1月は午前10時から午後4時までです。休園日について公式サイトは「決まり次第お知らせいたします」と案内しています。各美術館や睡鳩荘はそれぞれ休館日が異なるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
軽井沢タリアセンに駐車場はありますか。
あります。公式サイトによれば180台分あり、料金は普通車500円、バス2,000円です。
軽井沢タリアセンへのアクセス方法を教えてください。
公式サイトによれば、軽井沢駅(JR北陸新幹線・しなの鉄道)または中軽井沢駅(しなの鉄道)で下車してタクシーで約10分、車の場合は上信越自動車道の碓氷軽井沢ICから約15分です。バスの場合、軽井沢駅北口ターミナル4番乗り場から塩沢湖線急行バスで「塩沢湖」下車、徒歩約1分です。
軽井沢タリアセンは子ども連れでも楽しめますか。
楽しめます。園内にはボート、ファミリーゴルフ、ゴーカート、アーチェリー、サイクルモノレール、バッテリーカーなどの遊戯施設があり、美術館と同じ敷地内にあります。ただし遊戯施設の営業は季節や天候に左右されます。また園内は水辺に柵を設けていない場所があるため、公式サイトもお子さまから目を離さないよう注意を呼びかけています。
軽井沢タリアセンは、軽井沢モデルコースの2日目、雨でも晴れでも効く保険のような一枚。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
遠方から軽井沢を目指すなら、羽田や成田までの国内線をANA、JAL、スカイマークなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















