
軽井沢 1泊2日モデルコース
石畳と教会、森の湯、そして浅間山麓へ
東京駅から新幹線で70分。改札を出た瞬間に、空気が違います。1888年に宣教師がこの高原に別荘を建ててから、軽井沢はずっと避暑地でした。旧軽井沢の石畳と教会、星野エリアの森と源泉かけ流しの湯、そして240年前の溶岩が止まったままの浅間山麓。1泊2日の回り方を、料金と移動時間つきでまとめました。
この記事でわかること
- 軽井沢が1888年に避暑地になった理由と、町ぜんたいの地理感覚
- 旧軽井沢・星野エリア・浅間山麓の移動手段の使い分け(バス、レンタサイクル、車)
- 初めてでも迷わない1泊2日のモデルコース(時刻、移動時間つき)
- 雲場池、石の教会、星野温泉トンボの湯、鬼押出し園ほか必訪スポットの回り方
- 浅野屋のパン、川上庵の蕎麦、追分の芭蕉まで、公式確認済みのグルメ
- 旧軽井沢、星野エリア、北軽井沢のエリア別の宿の選び方と料金比較
軽井沢に着いて最初に驚くのは、景色ではありません。音です。改札を出て少し歩くと、木立が街の音を吸い取ってしまう。1888年、カナダ人宣教師A.C.ショーがこの高原に別荘を建てたとき、彼が惚れ込んだのもたぶんこの静けさでした。この記事は、その静けさを1泊2日でいちばん深く味わうためのモデルコースです。読み終えるころには、旅のスケジュールがそのまま組み上がっているはずです。
軽井沢ってどんなところ?1888年に始まった避暑地の理由

軽井沢は、長野県の東の端、群馬県との県境にある高原の町です。もともとは中山道の宿場町でした。ところが鉄道が通ると宿場は役目を失い、町は静かになっていきます。そこへ現れたのが、カナダ人宣教師のA.C.ショーでした。1888年、彼が旧軽井沢に別荘を構えたことが、軽井沢が避暑地になった起点だと伝わっています。宿場が別荘地に生まれ変わった町。それが軽井沢です。
この町の見どころは、大きく三つのかたまりに分かれています。ひとつめが旧軽井沢。石畳の商店街と、教会と、クラシックホテルと、雲場池が徒歩圏に集まる、避暑地の原点です。ふたつめが星野エリア。石の教会と軽井沢高原教会、ハルニレテラス、そして1915年開湯の星野温泉トンボの湯が、森の中にまとまっています。三つめが浅間山麓。白糸の滝から鬼押出し園、浅間牧場へと続く、車で走る絶景の一帯です。
この三つは、必要な移動手段が違います。旧軽井沢は徒歩とレンタサイクル、星野エリアはバスか車、浅間山麓はほぼ車。ここを取り違えると旅が崩れます。だからこの記事のモデルコースは、1日目を旧軽井沢と星野エリア、2日目を浅間山麓と割り切って組んでいます。宿を選ぶときも、この三つのどこに泊まるかで翌朝の自由度が変わるので、エリアから宿を探すときに思い出してください。
宿場が役目を失った町を、宣教師が「涼しい」と言った。
それが、軽井沢が避暑地になった日。
もうひとつ、先に知っておくと得をする事実があります。雲場池の近くに駐車場はありません。軽井沢町公式サイトは、矢ケ崎公園駐車場などの利用を案内しています。池の前面道路への路上駐車は避けてください。次の章で、その足まわりから順にご案内します。
アクセス・基本情報・ベストシーズン
軽井沢への玄関口は軽井沢駅です。東京駅から北陸新幹線で約70分。車なら上信越自動車道の碓氷軽井沢ICが最寄りで、雲場池まで11km、約20分です。中軽井沢駅、信濃追分駅へはしなの鉄道で向かいます。遠方から飛行機で向かう場合は、東京の空港から新幹線を乗り継ぐ形になります。
航空券も、まとめて比較
軽井沢には空港がないため、遠方からは羽田または成田に降りて北陸新幹線を乗り継ぐのが基本です。東京までの国内線をANA、JAL、LCCまで横断で比較できます。空席は日々動くので、日程が決まったら早めのチェックが安心です。
















| 主なアクセス | 東京駅から軽井沢駅まで北陸新幹線で約70分。車は上信越自動車道 碓氷軽井沢ICが最寄りで、雲場池まで11km、約20分。中軽井沢駅、信濃追分駅へはしなの鉄道 |
|---|---|
| 町なかの移動 | 軽井沢駅から旧軽井沢まで路線バス約2〜7分(150〜160円)、町内循環バスは一律100円(小学生以下50円)。中軽井沢駅から星野エリアはバス約10分、徒歩約17分。駅前のレンタサイクルは1日700円〜が目安 |
| 駐車場 | 雲場池の近くに駐車場はありません。軽井沢町公式は矢ケ崎公園駐車場(普通車65台、2時間未満無料、2〜4時間400円)等を案内。星野エリアのP1〜P3は最初の30分無料、以降1時間600円(上限6,000円)で、2,000円以上の利用で入庫から2時間無料。P6・P7と臨時駐車場は無料 |
| ベストシーズン | 避暑の本番は7〜9月。朝晩は羽織るものが要るほど涼しい。新緑は5〜6月、紅葉は10月中旬から。湯の丸高原のレンゲツツジは例年6月中旬〜下旬で、避暑の季節より少し早い |
| 浅間山麓の足 | 白糸の滝へ車で向かう場合、白糸ハイランドウェイの通行料が別途500円(普通車・軽自動車、1回の通行につき。片道と往復の区別なし)。鬼押出し園は駐車無料、浅間牧場も駐車無料 |
| 所要日数の目安 | 旧軽井沢と星野エリアを組み合わせるなら1泊2日。白糸の滝から鬼押出し園、浅間牧場まで浅間山麓を深掘りするなら2泊3日が理想 |
レンタカーは2日目の浅間山麓に効きます
旧軽井沢と星野エリアだけならバスと徒歩で足ります。ただし白糸の滝、鬼押出し園、浅間牧場、湯の丸高原つつじ平は路線バスの本数が少なく、車があると2日目が一気に自由になります。夏休みは早めの手配が安心です。














軽井沢駅を起点にした一例(時間の組み立て方)
東京駅を朝8時台に発てば、10時前には軽井沢駅に立てます。初日をまるごと旧軽井沢と星野エリアに使えるので、この記事のモデルコースも「軽井沢駅イン、初日は徒歩と自転車とバス」を前提に組みました。2日目は車で浅間山麓へ上がり、追分に降りて、夕方の新幹線で帰る流れです。ここで大切なのは、星野エリアの見学時間から逆算すること。石の教会も軽井沢高原教会も、見学受付は10:00〜17:00です。宿とあわせて複数の予約サイトで横断比較して押さえるのがおすすめです。
1泊2日モデルコース(時刻・移動つき)
ここからが本題です。初めての軽井沢で「別荘文化、森の教会と湯、浅間山麓の絶景」をバランスよく体験できる王道ルートを、2日間に振り分けました。1日目は旧軽井沢と星野エリア、2日目は浅間山麓と追分。1日目はほぼ徒歩、自転車、バスで動けます。時刻はあくまで目安です。軽井沢は「詰め込まない」ほど満足度が上がる町で、木立の下のベンチに座っている時間こそが、この町の本体かもしれません。

軽井沢駅に到着 → 矢ケ崎公園で足慣らし
駅北口を出てすぐの町立公園。ここに車を置くのが、じつは正解です。駐車場は普通車65台、2時間未満は無料、2〜4時間で400円。園内には軽井沢大賀ホールもあります。木立の向こうに離山を眺めながら、旅の呼吸を整えてください。移動:雲場池まで徒歩約20分、または駅からバスで「六本辻・雲場池」下車

雲場池で水鏡さんぽ
周囲を一周して30分から1時間。風が止んだ一瞬、池は空を丸ごと呑み込みます。通年無料で開放されていますが、池の近くに駐車場はありません。軽井沢町公式は矢ケ崎公園駐車場等の利用を案内しています。水面が鏡になるのは、風の凪ぐ早朝です。移動:旧軽井沢銀座通りまで徒歩約20分、または自転車で約10分

旧軽井沢銀座通りで食べ歩き
約750mの通りに、パン、ジャム、コーヒー、蕎麦。通行自体は無料の公道ですが、店ごとに営業時間も定休日も違い、季節で大きく動きます。目当ての店があるなら公式で確認を。静けさなら開店前の朝、賑わいなら昼過ぎからです。移動:万平ホテルまで徒歩約10分

万平ホテルのカフェテラスで休憩
起源は1764年開業の旅籠「亀屋」。現在のアルプス館は1936年完成です。カフェテラスは公式サイトで9:30〜18:00(L.O.17:00)と案内されており、宿泊者以外も利用できますが予約は受け付けておらず、当日の順番待ちです。木立の中で待つ時間も、この宿の一部だと思ってください。移動:ショー記念礼拝堂まで徒歩圏

軽井沢ショー記念礼拝堂
1895年、軽井沢に最初に建った教会建造物。1922年までの増改築でほぼ現在の形になりました。日中は年間を通して原則開かれており、毎週日曜10:00には礼拝が行われます。現役の祈りの場です。礼拝や結婚式の妨げにならない配慮を最優先に。移動:軽井沢会テニスコートまで徒歩すぐ

軽井沢会テニスコート(外観)
1917年に第1回軽井沢トーナメントが開かれた、現存する日本最古とされる大会の舞台。1929年竣工のクラブハウスはヴォーリズの設計です。会員制のため、見学は敷地外の道から外観を眺める形になります。15分ほどで十分です。移動:旧三笠ホテルまで車、タクシーで数分

旧三笠ホテルを見学
1906年築の木造西洋式ホテル、国の重要文化財。5年半の保存修理を終えて2025年秋に再び開きました。開館9:00〜17:00(最終入館16:30)、入館料は一般1,000円、小中学生500円。休館日は水曜ですが、7月15日〜10月31日は水曜も開館します。カフェとショップも新設されました。移動:星野エリアまでバスまたは車で約20分

石の教会 内村鑑三記念堂
尖塔も十字架もありません。森の斜面から石とガラスのアーチが立ち上がり、それが教会だと気づいた瞬間に足が止まります。設計はケンドリック・ケロッグ、内村鑑三の無教会主義がコンセプト。見学受付は10:00〜17:00で、挙式中は中へ入れない時間があります。移動:軽井沢高原教会まで徒歩すぐ

軽井沢高原教会
1921年の「芸術自由教育講習会」が原点。内村鑑三、北原白秋、島崎藤村らが集い、内村鑑三はこの空間を「星野遊学堂」と名づけました。見学無料、10:00〜17:00。閉館間際は光が斜めに入り、木の壁がいちばん美しい時間です。移動:ハルニレテラスまで徒歩圏

ハルニレテラスで早めの夕食
切り拓かず、木を残して建てた街。ハルニレの木立の隙間をウッドデッキが縫っていきます。入場無料で、営業時間は店舗と季節で異なります。7/18〜8/31は延長する店舗もあるので、公式の営業時間ページで確認を。星野エリアにコインロッカーはありません。移動:星野温泉トンボの湯まで徒歩約5分

星野温泉トンボの湯で一日を締める
1915年開湯。全浴槽が源泉かけ流し、循環なし、加水なし、毎日換水。10:00〜22:00(最終入場21:15)。入浴料は4〜11月と年末年始が大人1,550円、子供1,050円/12〜3月が大人1,350円、子供800円の2区分です。検索結果に残る「GW・8月が繁忙期」は古い情報で、公式の現行表記はこの2区分です。

チェックイン(星野エリア・中軽井沢泊)/夜の森へ出る選択肢も
森の中に泊まれば、翌朝の静けさが独り占めできます。体力が残っているなら、ピッキオの空飛ぶムササビウォッチング(大人3,500円〜、4歳〜小学生2,500円〜、所要約1.5時間、3/13〜11/30)へ。全ツアー予約必須で、当日15:00まで予約できます。4歳未満は参加できません。

白糸の滝から2日目を始める
落ちてくるのは雨ではなく地下水です。湾曲した岩壁いっぱいに、無数の白い糸が音もなく垂れています。滝の見学は無料。ただし車で向かうなら白糸ハイランドウェイの通行料が別途500円(普通車・軽自動車)。1回の通行につき500円で、片道と往復の区別はありません。軽井沢駅からはバス約25分、下車後徒歩約5分です。移動:鬼押出し園まで車で約30分

鬼押出し園で240年前の火を見る
1783年8月5日、この岩はまだ流れる火でした。天明の浅間山大噴火の溶岩が、そのままの形で止まっています。営業8:00〜17:00(最終入園16:30)、入園料は中学生以上700円、小学生500円、駐車場は無料(乗用車750台)。遊歩道と観音堂で1時間〜1時間30分が目安です。リードがあれば犬も一緒に入園できます。移動:浅間牧場まで車で約20分

浅間牧場で丘に登る
標高約1,300m、総面積約800haの県営牧場。放牧期間中は約500頭の牛がいます。入場無料、駐車場も無料で、昼間のみの開放です(夜間の入場は禁止)。牛が草を食む、その向こうに浅間山がまるごと立っている。柵にもたれて眺めるだけで、1時間はすぐに過ぎます。移動:昼食へ。追分まで車で約50分

追分宿で街道と文学に降りる
鉄道に見捨てられた宿場は、文学者たちに拾われました。中山道六十九次の二十番目。追分宿郷土館と堀辰雄文学記念館は9:00〜17:00(入館16:30まで)、共通券で大人400円、子ども200円。1枚で両館に入れます。水曜休ですが、7月15日〜10月31日は無休です。移動:軽井沢千住博美術館まで車で約15分

軽井沢千住博美術館で涼む
床が、傾いています。西沢立衛の設計で、水平でない床の上で滝の絵を見る。その違和感こそが答えです。9:30〜17:00(入館16:30まで)、一般1,500円、学生1,000円、中学生以下無料。火曜休ですが7〜9月は開館。所要は公式によれば一周約30分程度。館内は写真・ビデオ撮影ができません。移動:発地市庭まで車で約10分

発地市庭で信州土産
浅間山を正面に、軽井沢の畑がそのまま棚に並びます。入場無料、9:00〜17:00。駐車場は第1が乗用車149台、第2が60台。軽井沢駅から町内循環バス外回りで約20分。避暑地の裏側にある、町の台所です。閉店間際は品が薄くなるので、余裕を持って。移動:プリンスショッピングプラザまで車で約10分

軽井沢・プリンスショッピングプラザ → 帰路
駅を出て、振り返る必要がない。改札の南側にそのまま芝生と池と店が広がります。入場無料、2026年7月時点の営業は10:00〜20:00が基本ですが、季節と日で変動します。駐車場は入庫後2時間まで無料、以後1時間ごと100円。荷物を抱えて、そのまま新幹線に乗れます。
足を延ばすなら。健脚派には旧碓氷峠見晴台。標高約1,200mの県境から、上毛三山、日光連山、浅間山、八ヶ岳まで見渡せます。軽井沢町公式の「旧碓氷峠遊覧歩道コース」は上り90分、下り60分の半日ハイキングです。軽井沢町公式サイトは、クマ避けの鈴やラジオ等、音の出る装備の携行と、複数人での行動を明記しています。必ず守ってください。
必訪スポット詳細ガイド
モデルコースに登場した主役級スポットを、もう少し詳しくご紹介します。回る順番や滞在時間の参考にしてください。
① 旧軽井沢の水と緑(雲場池・矢ケ崎公園)

雲場池
軽井沢でいちばん写真に撮られている水面かもしれません。周囲の遊歩道を一周して30分から1時間。風が止んだ一瞬、木立がそのまま水に降りてきます。通年無料で開放されていますが、軽井沢町公式サイトによれば池の近くに駐車場はなく、軽井沢駅北口西側駐車場、矢ケ崎公園駐車場、ロータリー2駐車場(民間)の利用が案内されています。碓氷軽井沢ICから11km、20分。詳しくは雲場池で紹介しています。

矢ケ崎公園
誰もが素通りする、軽井沢駅北口すぐの町立公園です。遊具と小さなグラウンド、トイレがあり、園内に軽井沢大賀ホール。ここが効くのは駐車場で、普通車65台、2時間未満は無料、2〜4時間400円、4〜8時間600円。軽井沢町公式サイトが雲場池の駐車先として案内している場所でもあります。GWと夏期は満車になる可能性があります。詳しくは矢ケ崎公園で紹介しています。

旧軽井沢銀座通り
中山道の宿場だった通りが、明治以降に別荘族向けの商店街として発展しました。約750mの石畳に、老舗のパン屋、喫茶、土産店が並びます。通行自体は無料の公道ですが、営業時間と定休日は店ごとに異なり、季節による変動も大きいので、目当ての店は公式で確認を。万平ホテルからは徒歩10分です。詳しくは旧軽井沢銀座通りで紹介しています。
② 旧軽井沢の建築(万平ホテル・旧三笠ホテル)
万平ホテルの起源は、1764年開業の旅籠「亀屋」です。現在のアルプス館は1936年完成。木立の奥に白と黒の格子が浮かびます。カフェテラスは公式サイトで9:30〜18:00(L.O.17:00)と案内され、宿泊者以外も利用できますが、予約は受け付けておらず当日の順番待ちです(万平ホテル)。旧三笠ホテルは1906年築の木造西洋式ホテルで、国の重要文化財。5年半の保存修理を終えて2025年秋に再開しました。開館9:00〜17:00(最終入館16:30)、入館料は一般1,000円、小中学生500円。休館は水曜ですが、7月15日〜10月31日は水曜も開館し、年末年始(12月28日〜1月3日)は休みです。リニューアルでカフェ、ミュージアムショップ、貸衣裳サービスが新設されました(旧三笠ホテル)。


③ 星野エリアの二つの教会(石の教会・軽井沢高原教会)
星野エリアには、性格のまるで違う教会が二つあります。石の教会 内村鑑三記念堂は、アメリカの建築家ケンドリック・ケロッグの設計。石とガラスのアーチが幾重にも重なり、尖塔も十字架もありません。内村鑑三の「無教会主義」がそのまま建築になっています。見学受付は10:00〜17:00で、挙式中は中へ入れない時間があります。貸切バス等の団体見学はできません(石の教会 内村鑑三記念堂)。軽井沢高原教会は1921年の「芸術自由教育講習会」が原点で、内村鑑三、北原白秋、島崎藤村らが集った場所。内村鑑三はここを「星野遊学堂」と名づけました。見学無料、10:00〜17:00です(軽井沢高原教会)。どちらも現役の挙式会場です。静かに歩いてください。


④ 浅間山麓の絶景(鬼押出し園・白糸の滝)
鬼押出し園は、天明3年(1783年)8月5日の浅間山大噴火が生んだ溶岩の岩海です。上信越高原国立公園内。営業は8:00〜17:00(最終入園16:30)で、公式サイトは季節による変更の可能性を明記しています。入園料は中学生以上700円、小学生500円。駐車場は無料(乗用車750台、バス35台)で、リードがあれば犬も一緒に入園できます。遊歩道と観音堂で1時間〜1時間30分が目安です(鬼押出し園)。白糸の滝は湯川の源流で、湾曲した岩壁の数百条から地下水が白糸のように流れ落ちます。滝の見学は無料ですが、車なら白糸ハイランドウェイの通行料が別途500円(普通車・軽自動車、1回の通行につき。片道と往復の区別なし)。碓氷軽井沢ICから22km、約50分です(白糸の滝(軽井沢))。静岡県富士宮市の白糸の滝とは別の滝なのでご注意を。


他にも訪れたい軽井沢の観光スポット
ここまでご紹介した必訪スポットに加えて、軽井沢にはまだまだ感動的な景色が広がっています。旧軽井沢の避暑地文化、星野エリアの森と教会、浅間山麓の絶景、美術館と文学まで、それぞれの行き方・料金・ベストシーズンを詳しくまとめた個別ガイドはこちらです。

旧軽井沢銀座通り
一歩入った瞬間、空気の温度が変わる。中山道の宿場が避暑地の商店街になった、約750mの通りです。
詳細ガイド ›
軽井沢ショー記念礼拝堂
1895年建立、軽井沢に最初に建った教会。賑わいから数分、木立に入った途端に音が消えます。
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旧三笠ホテル
1906年築の木造西洋式ホテル、国の重要文化財。5年半の保存修理を終えて2025年秋に再び開きました。
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万平ホテル
起源は1764年開業の旅籠「亀屋」。現アルプス館は1936年完成。カフェテラスは宿泊者以外も利用できます。
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軽井沢会テニスコート
1917年に第1回軽井沢トーナメントを開催。現存する日本の大会では最も古いとされる土の上です。
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雲場池
風が止んだ一瞬、池は空を丸ごと呑み込む。周囲を歩いて30分〜1時間、鏡になるのは凪ぐ早朝です。
詳細ガイド ›
矢ケ崎公園
軽井沢駅北口すぐの町立公園。駐車場は2時間未満無料で、雲場池への正しい入口になります。
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石の教会 内村鑑三記念堂
尖塔も十字架も見当たりません。森の斜面から立ち上がる石とガラスのアーチが、教会です。
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軽井沢高原教会
1921年の「芸術自由教育講習会」が原点。内村鑑三がこの空間を「星野遊学堂」と名づけました。
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ハルニレテラス
切り拓かず、木を残して建てた街。ハルニレの木立の隙間を、ウッドデッキが縫っていきます。
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星野温泉 トンボの湯
1915年開湯。全浴槽が源泉かけ流し、循環なし、加水なし、毎日換水。10:00〜22:00の日帰り湯です。
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ピッキオ
ムササビの目撃率95%超。この数字は運ではなく、森を見続けてきた人たちの答えです。全ツアー要予約。
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白糸の滝(軽井沢)
落ちてくるのは雨ではなく地下水。湾曲した岩壁いっぱいに、白い糸が音もなく垂れています。
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旧碓氷峠見晴台
一歩で、県をまたぐ。標高約1,200mの尾根から、上毛三山、日光連山、浅間山、八ヶ岳まで。
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湯の丸高原 つつじ平
レンゲツツジ約60万株の国指定天然記念物。見頃は6月中旬〜下旬、標高1,750mの避暑ドライブの穴場。
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鬼押出し園
1783年8月5日、この岩はまだ流れる火だった。浅間山大噴火の溶岩が、そのままの形で止まっています。
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浅間牧場
標高約1,300m、総面積約800haの県営牧場。牛が草を食む、その向こうに浅間山がまるごと立っています。
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軽井沢千住博美術館
床が、傾いています。西沢立衛の設計。水平でない床の上で滝の絵を見る違和感が、答えです。
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軽井沢絵本の森美術館
とんがり屋根が木立の向こうから現れます。物語のなかへ入っていく道は、たいてい森からはじまる。
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軽井沢タリアセン
美術館へ行くのか、湖で遊ぶのか。決めないまま入園していい場所が、南軽井沢にひとつだけあります。
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追分宿
鉄道に見捨てられた宿場は、文学者たちに拾われた。中山道六十九次、二十番目の宿場です。
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発地市庭
浅間山を正面に、軽井沢の畑がそのまま棚に並ぶ。避暑地の裏側にある、町の台所です。
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軽井沢・プリンスショッピングプラザ
駅を出て、振り返る必要がない。改札の南側にそのまま芝生と池と店が広がるアウトレットです。
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旧軽井沢銀座通り
一歩入った瞬間、空気の温度が変わる。中山道の宿場が避暑地の商店街になった、約750mの通りです。
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軽井沢ショー記念礼拝堂
1895年建立、軽井沢に最初に建った教会。賑わいから数分、木立に入った途端に音が消えます。
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旧三笠ホテル
1906年築の木造西洋式ホテル、国の重要文化財。5年半の保存修理を終えて2025年秋に再び開きました。
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万平ホテル
起源は1764年開業の旅籠「亀屋」。現アルプス館は1936年完成。カフェテラスは宿泊者以外も利用できます。
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軽井沢会テニスコート
1917年に第1回軽井沢トーナメントを開催。現存する日本の大会では最も古いとされる土の上です。
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雲場池
風が止んだ一瞬、池は空を丸ごと呑み込む。周囲を歩いて30分〜1時間、鏡になるのは凪ぐ早朝です。
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矢ケ崎公園
軽井沢駅北口すぐの町立公園。駐車場は2時間未満無料で、雲場池への正しい入口になります。
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石の教会 内村鑑三記念堂
尖塔も十字架も見当たりません。森の斜面から立ち上がる石とガラスのアーチが、教会です。
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軽井沢高原教会
1921年の「芸術自由教育講習会」が原点。内村鑑三がこの空間を「星野遊学堂」と名づけました。
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ハルニレテラス
切り拓かず、木を残して建てた街。ハルニレの木立の隙間を、ウッドデッキが縫っていきます。
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星野温泉 トンボの湯
1915年開湯。全浴槽が源泉かけ流し、循環なし、加水なし、毎日換水。10:00〜22:00の日帰り湯です。
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ピッキオ
ムササビの目撃率95%超。この数字は運ではなく、森を見続けてきた人たちの答えです。全ツアー要予約。
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白糸の滝(軽井沢)
落ちてくるのは雨ではなく地下水。湾曲した岩壁いっぱいに、白い糸が音もなく垂れています。
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旧碓氷峠見晴台
一歩で、県をまたぐ。標高約1,200mの尾根から、上毛三山、日光連山、浅間山、八ヶ岳まで。
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湯の丸高原 つつじ平
レンゲツツジ約60万株の国指定天然記念物。見頃は6月中旬〜下旬、標高1,750mの避暑ドライブの穴場。
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鬼押出し園
1783年8月5日、この岩はまだ流れる火だった。浅間山大噴火の溶岩が、そのままの形で止まっています。
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浅間牧場
標高約1,300m、総面積約800haの県営牧場。牛が草を食む、その向こうに浅間山がまるごと立っています。
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軽井沢千住博美術館
床が、傾いています。西沢立衛の設計。水平でない床の上で滝の絵を見る違和感が、答えです。
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軽井沢絵本の森美術館
とんがり屋根が木立の向こうから現れます。物語のなかへ入っていく道は、たいてい森からはじまる。
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軽井沢タリアセン
美術館へ行くのか、湖で遊ぶのか。決めないまま入園していい場所が、南軽井沢にひとつだけあります。
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追分宿
鉄道に見捨てられた宿場は、文学者たちに拾われた。中山道六十九次、二十番目の宿場です。
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発地市庭
浅間山を正面に、軽井沢の畑がそのまま棚に並ぶ。避暑地の裏側にある、町の台所です。
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軽井沢・プリンスショッピングプラザ
駅を出て、振り返る必要がない。改札の南側にそのまま芝生と池と店が広がるアウトレットです。
詳細ガイド ›アクティビティ:軽井沢の森で、もう一歩ふみ込む

軽井沢は、木立の下を歩くだけで満ち足りる町です。それでも「もう一歩」を求めるなら、選択肢はあります。目的別に整理します。
森を歩いて、動物に会うピッキオは、クマとの共生を目指す野生動物保護団体が運営するネイチャーガイドの拠点です。ムササビの目撃率95%超という数字は、森を見続けてきた蓄積そのもの。全ツアーが予約必須で、6ヶ月前(WEBは150日前)から受け付けています。
自転車で、避暑地を回る旧軽井沢は自転車がいちばん向いています。駅前のレンタサイクルは1日700円〜が目安で、電動アシストやE-BIKEを置く店もあります。万平ホテル、ショー記念礼拝堂、旧三笠ホテル、雲場池は自転車圏です。ただし星野エリアまでは坂と距離があるので、バス併用が現実的です。
浅間山麓で、高原に出る2日目に車で上がる浅間山麓は、そのままアウトドアの一帯でもあります。標高が高い分、真夏でも空気が乾いていて涼しい。鬼押出し園や浅間牧場のついでに半日組み込めるのが、このエリアの強みです。
水と空で、体温を下げる見るだけだった水に、入ってしまう選択肢もあります。高原の水は真夏でも容赦なく冷たく、暑さが記憶から消えます。空から町を見下ろすなら、パラグライダーという手も。
雨の日は、屋根の下で手を動かす軽井沢は、標高が高い分だけ天気が変わりやすい町です。雨に降られた午後は、工房へ。この町には、避暑に来た人たちが置いていった手仕事の文化が根づいています。作ったものは、そのまま土産になります。
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軽井沢グルメ:信州の恵みを味わう
歩いたあとの楽しみは食。旧軽井沢の朝のパンから、川上庵の蕎麦、追分の街道めし、浅間山麓のドライブめしまで。
旧軽井沢の朝、パンとコーヒー軽井沢の朝は、パンの匂いで始まります。別荘族が百年かけて育てた店が、いまも同じ通りに並んでいる。焼きたてを抱えて木立へ向かう朝は、それだけで贅沢です。
クラシックホテルの、お茶の時間軽井沢には「座って待つ」文化があります。予約もできず、順番が来るまで木立を眺めて待つ。その時間ごと味わうのが、この町の作法です。
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信州そばを、水の音の隣で寒暖差の大きい信州の土地が育てたそば。軽井沢では、それを川の音を聞きながら手繰れます。歩いた一日の締めに、これ以上のものはなかなかありません。
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追分の、街道めし追分宿は静かな町です。だからこそ、店の数は多くありません。かつての追分そば茶家は閉店し、現地の後継は「芭蕉」です。街道歩きの締めに、この一帯で確実に座れる店を選びました。
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浅間山麓の、ドライブめし2日目の浅間山麓は、店が点在しています。鬼押出し園と浅間牧場のあいだで昼をどうするかは、行程を組むうえで意外に大事です。先に決めておくと、当日が楽になります。
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高原の食材と、チーズと肉軽井沢は、避暑地であると同時に高原野菜の産地です。標高がつくった寒暖差が、そのまま味になっている。持ち帰れば、家に帰ってからもう一度この町の話ができます。
宿泊エリアの選び方と料金比較
軽井沢の宿は大きく「旧軽井沢・軽井沢駅周辺」「星野エリア・中軽井沢」「北軽井沢・追分」に分かれます。買い物と食事の便利さなら駅周辺、森と湯を味わうなら星野エリア、静けさと価格なら北軽井沢と追分、と覚えておくと選びやすいです。下記は代表的なエリアの一例です(価格はサンプル、差し替え前提。実際の料金、空室は各リンク先でご確認ください)。
※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金、プラン、空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
※TRAVEL HUBは予約サイト各社の料金をまとめて比較できるメディアです。当サイト自体は予約、決済を行いません。軽井沢の宿をまとめて比較する
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服装・持ち物・知っておきたい注意点
歩きやすい靴旧軽井沢銀座通りは石畳、雲場池の遊歩道は土、鬼押出し園は溶岩の上です。1日目はほぼ歩きっぱなしになるので、足元だけは妥協しないほうが最後まで楽しめます。雨上がりの石畳と木道はよく滑ります。
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折りたたみ傘軽井沢は標高が高い分、天気が変わりやすい町です。星野エリアも旧軽井沢も、建物から建物への移動は屋外。鞄に一本あるだけで、雨に降られても滞在を短く切り上げずに済みます。
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水筒・マイボトル旧軽井沢銀座通りを外れると、別荘地と住宅の一帯です。自販機を当てにできる場所ではありません。雲場池も浅間牧場も、売店は入口だけ。一本持って歩くだけで、行動の自由度が上がります。
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虫除けスプレー軽井沢は森の町です。当然、虫はいます。雲場池のほとりで水面を待つ時間も、浅間牧場の柵にもたれて牛を眺める時間も、じっと立ち止まる時間です。一本あるだけで、その時間が守れます。
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日焼け止め涼しいので油断しがちですが、標高の高い場所の紫外線は平地より強く、鬼押出し園の溶岩の上にも浅間牧場の丘にも、日差しをさえぎるものがありません。涼しさと日焼けは、別の話です。
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ベストシーズンと月別の楽しみ方
避暑が目的なら7〜9月が断然おすすめです。この時期は施設側も動きます。旧三笠ホテルは7月15日〜10月31日は水曜も開館し、追分宿郷土館と堀辰雄文学記念館も7月15日〜10月31日は無休。軽井沢千住博美術館は火曜休ですが7〜9月は開館し、軽井沢絵本の森美術館も7〜9月は無休です。つまり夏は「休館日を気にしなくていい季節」でもあります。ピッキオの野鳥の森ネイチャーウォッチングは、夏の花と昆虫のプログラムが7月11日〜9月30日に毎日催行されます。5〜6月は新緑。湯の丸高原のレンゲツツジは例年6月中旬〜下旬で、つつじ祭は2026年6月5日〜6月30日です。10月中旬からは紅葉が雲場池の水面を染めます。12〜3月は星野温泉トンボの湯の入浴料が大人1,350円に下がり、軽井沢千住博美術館は12月26日〜2月末が冬期休館。静かな軽井沢を歩きたい人には、この季節も悪くありません。
よくあるご質問(FAQ)
軽井沢は1泊2日で足りますか。
この記事は1泊2日で組んでいます。1日目に旧軽井沢と星野エリア、2日目に浅間山麓と追分。これで軽井沢の三つの顔をひと通り味わえます。ただし2日目は車がある前提です。車がない場合は2日目を軽井沢タリアセンや軽井沢絵本の森美術館など町なかの施設に振り替えるか、2泊3日にしてください。
車がなくても回れますか。
旧軽井沢と星野エリアだけなら回れます。軽井沢駅から旧軽井沢までは路線バスで約2〜7分(150〜160円)、町内循環バスは一律100円(小学生以下50円)です。星野エリアへは中軽井沢駅からバスで約10分、徒歩なら約17分。駅前のレンタサイクルは1日700円〜が目安です。ただし白糸の滝、鬼押出し園、浅間牧場は路線バスの本数が少なく、車があるほうが確実です。
雲場池に車で行けますか。
池のすぐ近くには停められません。軽井沢町公式サイトによれば雲場池の近くに駐車場はなく、軽井沢駅北口西側駐車場、矢ケ崎公園駐車場、ロータリー2駐車場(民間)の利用が案内されています。矢ケ崎公園駐車場は普通車65台で、2時間未満は無料、2〜4時間400円です。池の前面道路への路上駐車は避けてください。
星野温泉トンボの湯の入浴料はいくらですか。
公式サイトの現行表記は2区分です。4〜11月および年末年始(12月29日〜1月3日)は大人1,550円、子供1,050円。12〜3月は大人1,350円、子供800円。検索結果には「GW・8月が繁忙期」とする古い情報が残っていますが、公式の現行表記はこの2区分です。営業は10:00〜22:00、最終入場は21:15。全浴槽が源泉かけ流しで、循環なし、加水なし、毎日換水です。タトゥーは指定のカバーシール8枚(10×8cm)で隠せる場合に入浴できます。
ピッキオのツアーは予約が必要ですか。
必要です。全ツアーが予約必須で、6ヶ月前(WEBは150日前)から受け付け、クレジットカードでの事前決済です。野鳥の森ネイチャーウォッチングは大人2,500円〜、4歳〜小学生1,200円〜、所要2時間。空飛ぶムササビウォッチングは大人3,500円〜で4歳未満は参加できません。なお軽井沢ワイルドサファリツアーは大人6,500円〜で、集合場所は星野エリアではなく軽井沢プリンスホテル イーストです。ここを間違えると参加できません。
雨の日でも楽しめますか。
楽しめます。軽井沢千住博美術館、軽井沢絵本の森美術館、旧三笠ホテル、軽井沢タリアセンの各美術館は屋内です。星野温泉トンボの湯で雨音を聞きながら湯に浸かるのも贅沢な過ごし方。軽井沢・プリンスショッピングプラザや発地市庭も屋根の下で長居できます。ただし軽井沢千住博美術館は館内での写真・ビデオ撮影ができません。
湯の丸高原のリフトはいつ動いていますか。
運行日の記載が公式サイト間で食い違っています。リフト運営者(yunomaru.co.jp)は「6/11〜6/30、7月は土日祝、8/1〜8/16、以降土日運行予定」、信州とうみ観光協会は「6/5〜6/30、7月は土日祝のみ、8月は毎日」としています。運行時間は両者とも8:30〜16:30。訪問前に信州とうみ観光協会(0268-62-7701)へ必ずご確認ください。料金は大人 片道800円、往復1,300円、地蔵峠に無料駐車場が1,300台あります。
まとめ:軽井沢は、静けさを買いに行く町
軽井沢の魅力は、東京から70分でこの静けさに届いてしまうという、ずるいほどの近さにあります。旧軽井沢の石畳を歩き、1895年から立つ礼拝堂で音が消える瞬間を味わい、雲場池が空を呑み込むのを待つ。星野エリアの森で二つの教会を見て、1915年から湧く湯に浸かる。翌朝は車で浅間山麓へ上がり、240年前の火が止まったままの岩の上を歩く。1泊2日でも、この記事のルートを辿れば、軽井沢の三つの顔を余さず味わえます。
大切なのは、予定を詰め込みすぎないことです。この町でいちばん贅沢な時間は、たぶん木立の下のベンチで何もしていない10分間のほうです。宣教師のショーが1888年にこの高原に惚れ込んだのも、景色ではなく、その10分間だったのかもしれません。この記事が、あなたと軽井沢の出会いの一助になればうれしいです。気に入った宿が見つかったら、ぜひ複数の予約サイトで料金を見比べて、いちばんお得な一泊を見つけてください。
