史跡佐渡金山のシンボル、道遊の割戸の露天掘り跡TRAVEL HUB
#世界文化遺産#佐渡金山#道遊の割戸#江戸時代の坑道

史跡佐渡金山(さどきんざん)

山がまっぷたつに割れている。その光景を目にした瞬間、四百年かけて人の手が積み重ねてきた重みが、言葉より先に胸に届きます。

新潟県佐渡市下相川1305佐渡金山コース 大人1,500円更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • 世界文化遺産「佐渡島の金山」を構成する史跡佐渡金山の見どころと、編集部5指標による評価
  • 料金(佐渡金山コース大人1,500円)、営業時間、坑道内は通年約10℃という服装の注意点
  • 江戸時代の手掘り坑道「宗太夫坑」と、明治以降の機械掘り坑道「道遊坑」の違い
  • 両津港から車で約50分というアクセスと、無料駐車場約500台の情報
  • 相川エリアの周辺スポット(北沢浮遊選鉱場跡、尖閣湾揚島遊園)とあわせた回り方
0.0総合評価5点満点
世界遺産としての価値5.0
坑道展示の迫力4.7
写真映え4.8
アクセス3.8
涼しさ・避暑向き4.3

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

史跡佐渡金山ってどんなところ?

駐車場に車を停めて歩き出すと、正面の山にひとすじの深い切れ込みが見えてきます。「道遊の割戸」。江戸時代、人の手だけで山を掘り崩し続けた結果、標高が下がり、頂上が真っぷたつに割れてしまった露天掘りの跡です。史跡佐渡金山は、この道遊の割戸を象徴として、慶長6年(1601年)の開山から平成元年(1989年)の操業休止まで、実に388年にわたって金と銀を産出し続けた鉱山の跡地です。2024年には「佐渡島の金山」として世界文化遺産に登録されました。見学の中心は二つの坑道。「宗太夫坑」は江戸時代の手掘り坑道で、約70体の人形が当時の過酷な採掘作業を再現しています。もう一方の「道遊坑」は明治以降、西洋の技術で機械掘りされたトンネルで、トロッコの軌道やコンクリートの壁がそのまま残り、近代化産業の空気を伝えます。坑道内は通年で約10℃。真夏に訪れても、ひんやりとした空気と静けさに包まれ、外の暑さを忘れさせてくれます。見学の最後にある展示資料館では、実際の金塊に触れられるコーナーもあり、四百年近くこの島を支えた産業の重みを、最後まで体感できる構成になっています。

基本情報

史跡佐渡金山 基本情報(早見表)
名称史跡佐渡金山(世界文化遺産「佐渡島の金山」構成資産)
所在地新潟県佐渡市下相川1305
料金佐渡金山コース(宗太夫坑・道遊坑)大人1,500円、小学生750円/ガイド付山師ツアー大人5,000円/アイランド・ミラージュコース大人3,500円、小学生2,800円
営業時間4月〜10月 8:00〜17:30(最終入場16:00)/11月〜3月 8:30〜17:00(最終入場15:30)、年中無休
駐車場無料駐車場完備(約500台)
アクセス両津港から車で約50分。最寄バス停「佐渡金山前」から徒歩0分
坑内の気温通年約10℃。真夏でも羽織るものがあると安心です
問い合わせ電話 0259-74-2389。最新情報は史跡佐渡金山公式サイトでご確認ください

行き方・駐車場

佐渡へは新潟港から両津港まで、佐渡汽船のジェットフォイル(約67分、大人6,900円)かカーフェリー(約2時間30分、大人7,150円)で渡ります。両津港からは車で約50分。県道45号(佐渡一周線)を相川方面へ向かい、標識に沿って進めば迷うことはありません。バスの場合は両津港から新潟交通佐渡バスに乗り、最寄りの「佐渡金山前」バス停で降りればすぐです。駐車場は無料で約500台分あり、観光シーズンでも大きく困ることはありません。坑道内は通年約10℃と涼しいため、夏でも薄手の羽織りものがあると快適に見学できます。見学の所要時間は、宗太夫坑・道遊坑の両方をまわって1時間〜1時間30分が目安です。島内の移動には車が便利なので、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。

佐渡島内の移動はレンタカーが便利

両津港や小木港からは公共交通の本数が限られるため、島内をまとめて回るならレンタカーが圧倒的にラク。佐渡金山、北沢浮遊選鉱場跡、尖閣湾揚島遊園と相川エリアをまとめて回るなら、なおさら車移動がおすすめです。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(4〜5月)

雪解けとともに道遊の割戸の岩肌がくっきりと現れる季節。観光シーズン前で比較的静かに見学できます。

☀️

夏(6〜8月)

坑道内は通年約10℃。外の暑さと坑道内のひんやりとした空気の対比が、いちばん心地よく感じられる季節です。

🍂

秋(9〜11月)

相川の山々が色づき、道遊の割戸の荒々しい岩肌と紅葉のコントラストが楽しめます。

❄️

冬(12〜3月)

積雪で足元が滑りやすくなることがあります。坑道内は年間を通して同じ気温なので、防寒着を着たまま見学するとちょうどよい暖かさです。

編集部おすすめの過ごし方 5選

道遊の割戸を正面から見上げる

1. まず道遊の割戸を正面から見上げる

駐車場から歩いてすぐ、山がまっぷたつに割れた光景が目に飛び込んできます。写真では伝わりきらない迫力を、まず自分の目で確かめてください。

「佐渡金山」と書かれた坑道入口の建物

2. まず受付で坑道見学のチケットを買う

駐車場から歩くとすぐに、「佐渡金山」と大きく書かれた坑道入口の建物が見えてきます。ここが宗太夫坑・道遊坑、両方の見学がスタートする受付です。

「水上輪」というアルキメデスの螺旋ポンプの体験展示

3. 入口の「水上輪」を実際に回してみる

受付そばには、坑内の排水に使われた「水上輪」というアルキメデスの螺旋ポンプの体験展示があります。実際にハンドルを回して、当時の排水の仕組みを体感できます。

「佐渡島の金山」世界文化遺産登録を祝う山門

4. 世界文化遺産登録を祝う山門をくぐる

「佐渡島の金山」世界文化遺産登録を祝う看板が掲げられた山門。紅葉に彩られた通路の先に本館が見え、四百年の歴史へ足を踏み入れる高揚感を味わえます。

見学前に確認を。坑道内は通年約10℃と涼しいため、真夏でも薄手の羽織りものがあると快適です。宗太夫坑・道遊坑は舗装された順路ですが、一部に段差や勾配があるため歩きやすい靴がおすすめです。営業時間は季節で異なり(4〜10月8:00〜17:30、11〜3月8:30〜17:00)、最終入場は閉館30分前〜1時間30分前です。最新の情報は史跡佐渡金山公式サイトで事前にご確認ください。

あわせて回りたい、近くの見どころ

ツタに覆われた北沢浮遊選鉱場跡の巨大遺構

北沢浮遊選鉱場跡

同じ相川の鉱山遺産エリアにある、東洋一と称された選鉱場の跡地。史跡佐渡金山とあわせて訪れる人が多く、両津港からの所要時間もほぼ同じ約50分です。

相川地区内、車ですぐの距離
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
尖閣湾の断崖と海中透視船

尖閣湾揚島遊園

海中透視船で断崖の絶景と海中の魚を同時に楽しめるスポット。相川エリアから北へ、車で15分ほどの距離です。

相川エリアから車で約15分
📍Googleマップで現在地からのルートを見る

近くの人気飲食店

相川は金銀山で栄えた歴史ある町。天領通り商店街を中心に、地魚を使った定食から絶景を望むカフェまで、史跡めぐりの合間に立ち寄れる店が揃っています。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

撮影のコツ

道遊の割戸と坑道内部、どちらも史跡佐渡金山らしい写真が撮れる場所です。順路に沿って歩きながら、光と影のコントラストを意識してみてください。

  • 道遊の割戸を広角で捉えた構図
    道遊の割戸は少し引いて全体を

    山の割れ目の大きさを伝えるには、近づきすぎず一歩引いて全体を画角に収めるのがコツ。空とのコントラストも意識すると迫力が増します。

    見学順路から見上げる形になります
  • 坑道入口の建物を正面から捉えた構図
    坑道入口の建物は正面からどっしりと

    「佐渡金山」の大きな文字が目印。建物全体を画角に収めると、歴史ある鉱山の玄関口らしい重みのある一枚になります。

    受付前は観光客の往来があるため周囲に配慮を
  • 水上輪のハンドルと水しぶきを捉えた構図
    水上輪はハンドルと水しぶきをアップで

    実際に回転する体験展示なので、ハンドルを回す手元や水しぶきに寄って撮ると、動きのある一枚になります。

    順番待ちの列に配慮しながら撮影を

このエリアの宿(料金比較)

相川エリアには史跡めぐりの拠点にしやすい宿が点在し、両津港エリアなら島の玄関口として交通の便が良好です。翌日に北部の大野亀や二ツ亀まで足を延ばすなら、相川泊が動きやすくなります。

「佐渡島の金山」世界文化遺産登録を祝う史跡佐渡金山の山門、相川エリアに泊まれば史跡めぐりがラクになる
⛏️ 相川エリアの史跡へ好アクセス🚢 両津港・小木港から島内へ展開しやすい🌊 尖閣湾など北部の絶景も圏内

佐渡島(両津・相川エリア)

史跡佐渡金山を拠点に回るなら
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※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

坑道内は通年約10℃と外との寒暖差が大きく、屋外では道遊の割戸まで少し歩きます。この2点から逆算して選びました。

  • 薄手の羽織りもの
    薄手の羽織りもの(防寒)

    坑道内は真夏でも約10℃。半袖のままだと肌寒く感じるので、薄手のカーディガンやパーカーが一枚あると快適に見学できます。

  • 歩きやすいスニーカー
    歩きやすいスニーカー

    坑道内の順路には段差や緩い勾配があります。舗装はされていますが、歩きやすい靴のほうが見学に集中できます。

  • モバイルバッテリー
    モバイルバッテリー

    坑道内は薄暗く、写真や動画の撮影でバッテリーの消耗が早まります。島内を長時間動き回る日は一つ持っておくと安心です。

よくあるご質問(FAQ)

史跡佐渡金山の入場料はいくらですか。

佐渡金山コース(宗太夫坑・道遊坑)は大人1,500円、小学生750円です。このほかガイド付山師ツアー(大人5,000円)や、アイランド・ミラージュコース(大人3,500円、小学生2,800円)もあります。

史跡佐渡金山の営業時間を教えてください。

4月〜10月は8:00〜17:30(最終入場16:00)、11月〜3月は8:30〜17:00(最終入場15:30)です。年中無休で営業しています。

坑道内はどのくらいの気温ですか。

通年約10℃です。真夏でも肌寒く感じることがあるため、薄手の羽織りものがあると快適に見学できます。

両津港からのアクセス方法を教えてください。

車で約50分です。県道45号(佐渡一周線)を相川方面へ進みます。新潟交通佐渡バスも運行しており、「佐渡金山前」バス停から徒歩0分です。無料駐車場が約500台分あります。

宗太夫坑と道遊坑、どちらを見ればいいですか。

時間があれば両方がおすすめです。宗太夫坑は江戸時代の手掘り坑道を人形で再現した歴史ゾーン、道遊坑は明治以降の機械掘り技術を伝える近代化産業遺産ゾーンで、見える景色がまったく異なります。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

史跡佐渡金山は、相川エリアの史跡めぐりの起点。同じ相川にある北沢浮遊選鉱場跡、北へ足を延ばした尖閣湾揚島遊園とあわせて、金銀山の歴史と絶景を1日で回るコースが組めます。

新潟までの移動も、まとめて比較

新潟空港ゆきの国内線や新幹線をまとめて比較。新潟港から佐渡汽船に乗り継ぐルートが基本ルートです。往路と復路で交通手段を変えると、総額が下がることもあります。

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