
国賀海岸
隠岐諸島、西ノ島の海岸線に、高さ257mの大絶壁がそそり立ちます。牛馬が草をはむ放牧地の先に広がる紺碧の日本海を前にすると、島まで来た甲斐があったと心から思える景色に出会えます。
このページでわかること
- 高さ257mの大絶壁「摩天崖」がそびえる、隠岐を代表する景勝海岸です。
- 海食洞が崩落してできたアーチ状の奇岩「通天橋」を間近に見られます。
- 本土からはフェリーまたは飛行機、島内は観光バスや観光船での移動が基本です。
- 牛馬が放牧される草原と紺碧の海が織りなす、離島ならではの雄大な景観です。
- 由良比女神社や赤尾展望所など、西ノ島町の見どころとあわせて巡れます。
国賀海岸ってどんなスポット?
国賀海岸は、隠岐諸島の西ノ島(島根県隠岐郡西ノ島町)の北西部に広がる海岸線で、約7kmにわたって粗面玄武岩の海食崖や海食洞が続く、隠岐を代表する景勝地です。最大の見どころは、日本海の荒波が長い年月をかけて削り出した高さ257mの大絶壁「摩天崖」。国内でも有数の高さを誇る海食崖で、崖の上には放牧された牛馬がのんびりと草をはむ広大な草原が広がり、絶壁の迫力と牧歌的な風景が同居する独特の景観をつくり出しています。もうひとつの名物が「通天橋」。かつて海食洞だった場所の天井が崩落し、アーチ状の岩橋だけが残った奇岩で、大自然が長い時間をかけて彫り上げた造形に思わず息をのみます。昭和13年に国の名勝および天然記念物に指定され、昭和38年には大山隠岐国立公園の特別保護地区にも指定された、隠岐諸島でも屈指の景勝地です。本土から船や飛行機を乗り継いでたどり着いた先に広がるこの景色は、旅の疲れを吹き飛ばすだけの圧倒的なスケールを持っています。
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基本情報
| 名称 | 国賀海岸(くにがかいがん) |
|---|---|
| 所在地 | 島根県隠岐郡西ノ島町 |
| 見どころ | 摩天崖(高さ257m)、通天橋、赤尾展望所 |
| 料金 | 見学自由(無料) |
| 本土からのアクセス | 七類港、境港からフェリーまたは高速船で別府港へ。飛行機は隠岐世界ジオパーク空港経由 |
| 所要時間の目安 | 摩天崖遊歩道の散策で60分から90分ほど |
| 駐車場 | あり(無料) |
行き方・アクセス
国賀海岸は離島にあるため、本土から直接の日帰りは困難です。本土側の七類港(松江市)、境港(境港市)から隠岐汽船のフェリーまたは高速船レインボージェットに乗り、西ノ島の別府港をめざします。所要時間はフェリーで約2〜3時間、高速船で約1〜2時間です。飛行機の場合は出雲空港や大阪伊丹空港などから隠岐世界ジオパーク空港(島後、隠岐の島町)へ入り、町営バスで西郷港へ移動したうえで、フェリーまたは高速船に乗り換えて別府港へ向かいます。別府港から国賀海岸(摩天崖)までは車で約30分ほど。島内には「国賀めぐり定期観光バス」「国賀めぐり定期観光船」が運行しており、レンタカーがなくても国賀海岸の主要な見どころを巡れます。
島内の移動はレンタカーか定期観光バスが便利です
国賀海岸は西ノ島の北西部に位置し、別府港から車で約30分。レンタカーを使えば赤尾展望所や由良比女神社など周辺の見どころを自分のペースで巡れます。運転に不安がある場合は、摩天崖と国賀浜をめぐる定期観光バスの利用もおすすめです。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
放牧地に若草が芽吹き、牛馬がのびのびと草をはむ姿が見られます。国賀めぐり定期観光バス、観光船もこの時期から運行を開始します。
夏(6〜8月)
日本海の青が濃さを増し、草原の緑とのコントラストが際立ちます。日差しが強いため、遊歩道の散策は水分補給と日差し対策を忘れずに。
秋(9〜11月)
空気が澄み、摩天崖から見渡す日本海の眺望が一段と鮮やかになります。台風シーズンでもあるため、渡航前の運航状況の確認が欠かせません。
冬(12〜2月)
季節風が強まり、荒々しい日本海の表情を間近に感じられます。強風時は遊歩道の先端まで進まず、無理のない範囲で景観を楽しみましょう。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 摩天崖の大絶壁を見上げる、見下ろす
高さ257m、日本有数の高さを誇る海食崖です。遊歩道の先端から海面を見下ろすと、日本海の荒波が刻んだスケールの大きさに圧倒されます。

2. 通天橋のアーチをたどる
海食洞の天井が崩落してできたアーチ状の奇岩です。赤や白、灰色に彩られた岩肌は、自然が生んだ造形の妙そのもの。展望地から眺める姿は必見です。

3. 放牧地の草原をゆっくり歩く
摩天崖の上には牛馬が放たれた広大な放牧地が広がります。潮風を受けながら草原を歩けば、断崖の緊張感とはまた違うのどかな時間が過ごせます。

4. 赤尾展望所から国賀海岸を一望する
国賀海岸を一望できる人気の展望地で、日本の夕陽百選にも数えられています。摩天崖と海食奇岩群を同時に見渡せる、写真映えする眺望が広がります。

5. 国賀めぐり定期観光船で海上から眺める
浦郷港から出発する観光船に乗れば、陸からは見られない角度で摩天崖や奇岩群を海上から一望できます。運航は例年3月下旬から10月末までの期間限定です。
あわせて回りたい、近くの見どころ

由良比女神社
隠岐国一の宮として島の信仰を集める古社です。毎年10月から2月にかけて社前の浜にイカの大群が押し寄せる伝説で知られ、漁業の神、海上守護の神として親しまれています。

赤尾展望所
国賀海岸を一望できる人気の展望地で、日本の夕陽百選に選ばれています。摩天崖から続く海食崖と紺碧の海を一枚におさめられる、絶好の撮影ポイントです。

摩天崖遊歩道
摩天崖の頂上部から国賀浜へと続く遊歩道です。放牧された馬がのんびり草をはむ姿を眺めながら、断崖と草原が織りなす雄大な景色の中を歩けます。
近くの人気飲食店
国賀海岸の観光拠点となる浦郷地区には、新鮮な海の幸を味わえる店が揃います。観光の合間に西ノ島ならではの味を楽しみましょう。
にしわき鮮魚店海鮮料理西ノ島町浦郷/隠岐の海の幸が自慢📍Googleマップで現在地からのルートを見る鮮魚店ならではの新鮮な魚介がその場で味わえます。西ノ島の海の恵みを実感できる一軒です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
西ノ島町を拠点にすれば、国賀海岸や由良比女神社などをゆったり巡れます。離島のため宿の数は限られるので、早めの予約がおすすめです。

西ノ島町
別府港、浦郷エリア※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
離島の断崖地形を訪ねる旅では、フェリー移動や野外散策にあわせた備えが安心です。
防風・防寒着摩天崖の遊歩道は海からの風を遮るものがなく、季節を問わず体感温度が下がりがちです。羽織れる防風着があると安心です。
歩きやすい靴摩天崖の遊歩道は起伏のある草原歩きになります。滑りにくく履き慣れた靴だと、断崖沿いも安心して歩けます。
酔い止め(フェリー用)本土からの移動はフェリーが基本で、天候によって揺れが大きくなることもあります。乗船前の服用で船旅を快適に過ごせます。
日焼け止め摩天崖の草原は日陰がほとんどありません。潮風とあわせて紫外線も強いため、日差し対策があると安心です。
モバイルバッテリー離島は市街地から離れた場所も多く、充電できる店が限られます。地図アプリや写真撮影でバッテリーを消耗しがちなので、予備があると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
国賀海岸の読み方を教えてください。
国賀海岸は「くにがかいがん」と読みます。隠岐諸島の西ノ島に広がる、高さ257mの摩天崖で知られる景勝海岸です。
本土からはどうやって行きますか。
七類港または境港からフェリーか高速船に乗り、西ノ島の別府港をめざします。飛行機の場合は隠岐世界ジオパーク空港を経由し、船に乗り換える必要があります。
見学に料金はかかりますか。
国賀海岸や摩天崖の見学は無料です。国賀めぐり定期観光バスや定期観光船は別途料金がかかります。
摩天崖の高さはどのくらいですか。
摩天崖の高さは257mで、海食作用によってできた崖としては国内でも有数の高さを誇ります。
島内の移動手段はありますか。
レンタカーのほか、国賀めぐり定期観光バスや定期観光船が例年3月下旬から10月末まで運行しています。
国賀海岸は、西ノ島町の宿を拠点にすると、由良比女神社や赤尾展望所など周辺の見どころとあわせてゆっくり巡れます。船や飛行機の便数が限られる離島のため、旅の日程が決まったら早めの予約が安心です。
船と飛行機、まとめて比較
七類港、境港からのフェリー、高速船や、隠岐世界ジオパーク空港ゆきの飛行機を横断比較。離島は便数が限られるので、早めのチェックが安心です。
















