
大室山(おおむろやま)
標高580m、お椀を伏せたような丸い山容。リフトで登った火口の縁をぐるり一周すれば、伊豆半島と太平洋の360度パノラマが待っています。
このページでわかること
- 大室山がなぜ丸い形をしているのか、その成り立ち
- 登山リフトの料金(往復大人1,000円・小学生500円)と営業時間
- 山頂の噴火口を一周する遊歩道と、アーチェリー体験
- 山焼き(早春の風物詩)と徒歩登山が禁止されている理由
- 伊豆シャボテン動物公園・城ヶ崎海岸とあわせて回るモデルコース
大室山ってどんな山?
伊豆高原のどこからでも目に入る、お椀を伏せたような丸い緑の山。それが大室山です。約4000年前の噴火でできたスコリア丘(火山砕屑物が積み重なった円錐形の山)で、その溶岩は麓から海まで流れ下り、城ヶ崎海岸の黒い岩場をつくりました。山全体が国の天然記念物に指定されているため徒歩での登山は禁止されており、山頂へは片道約6分の登山リフトを利用します。山頂に降り立つと、直径約300m・深さ約70mのすり鉢状の噴火口が目の前に。その縁に沿って続く約1000mの遊歩道を20〜30分かけて一周すれば、伊豆七島、天城連峰、晴れた日には富士山まで見渡せる360度の大パノラマが広がります。噴火口の底ではアーチェリー体験もでき、山頂には海鮮系のレストランや売店もそろいます。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 大室山(おおむろやま) |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県伊東市 |
| 標高 | 580m |
| リフト運賃(往復のみ) | 大人(中学生以上)1,000円、小学生500円、団体大人(20名以上)900円、団体小学生400円、未就学児無料 ※障がい者手帳提示で本人・介護者1名が半額 |
| 営業時間 | 3月〜9月 9:00〜17:00(下り最終17:15)、10月〜2月 9:00〜16:00(下り最終16:15)※元旦は特別運行5:40〜8:00 |
| 定休日 | 不定休(荒天時運休、6月・12月に長期整備休業あり) |
| 山頂の遊歩道 | 噴火口を囲む約1000m、20〜30分で一周 |
| アーチェリー体験 | 入場料500円(大人)+弓具代2,000円/時間、身長140cm以上対象 |
行き方・駐車場
大室山へは登山リフトを使うのが唯一のルートです。山全体が国の天然記念物に指定されており、徒歩での登山は禁止されています。リフトは片道約6分、往復のみの発売で、大人1,000円・小学生500円。営業時間は3〜9月が9:00〜17:00(下り最終17:15)、10〜2月が9:00〜16:00(下り最終16:15)です。支払いは現金のほかクレジットカード、電子マネー、QRコード決済にも対応しています。伊豆シャボテン動物公園がリフト乗り場のすぐ隣にあり、東海バス「シャボテン公園」バス停からも徒歩数分。城ヶ崎海岸からは車で約15分の距離で、伊豆スカイラインを使えば周辺の見どころを効率よく回れます。荒天時は安全のため運休となるため、訪問前に公式サイトで運行状況を確認するのがおすすめです。レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
伊東エリアの周遊にはレンタカーが便利
大室山から伊豆シャボテン動物公園、城ヶ崎海岸まで車ならすべて15分圏内。伊豆スカイラインの眺めを楽しみながら効率よく回れます。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
例年2月頃、野焼き(山焼き)が行われ、山全体の枯れ草が焼き払われます。その後は若草が芽吹き、丸い山肌が鮮やかな緑に染まっていきます。
夏(6〜8月)
新緑が濃くなり、リフトから見下ろす山肌の緑と海の青のコントラストが美しい季節。山頂は風が通り、麓より涼しく感じられます。
秋(9〜11月)
空気が澄み、遠くまで見通せる日が増える時期。噴火口の縁を彩る草紅葉も見どころのひとつです。
冬(12〜3月)
空気が乾燥し、視界が良好な日には山頂から富士山がくっきり見えることも。防寒対策をして訪れましょう。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. リフトからの眺めそのものを楽しむ
山頂に着く前から絶景が始まります。片道約6分、丸い斜面を登っていく間も伊豆の海と空を見渡せます。

2. 噴火口の縁を一周する
直径約300mのすり鉢状の噴火口を囲む遊歩道は20〜30分の周回コース。歩く場所によって伊豆七島、天城連峰と表情が変わります。

3. 富士山が見える方角を探す
晴れた日、特に空気の澄む冬場は富士山が見えることも。遊歩道を一周しながら、ベストなビューポイントを探してみてください。

4. 噴火口の底でアーチェリーに挑戦
身長140cm以上なら参加できるアーチェリー体験。すり鉢状の噴火口という特別な地形の中で矢を放つ、ここでしか味わえない体験です。

5. 麓の伊豆シャボテン動物公園もあわせて
リフト乗り場のすぐ隣が伊豆シャボテン動物公園。山頂観光の前後に立ち寄れば、1日で伊豆高原の名所を効率よく楽しめます。
あわせて回りたい、近くの見どころ


近くの人気飲食店
大室山の山頂と麓には、絶景を眺めながら食事ができるスポットが揃っています。リフト待ちの合間や下山後に立ち寄れる立地です。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
大室山の魅力は丸い山容とすり鉢状の噴火口という、伊豆でも珍しい地形。リフトからの見下ろしと、山頂からの見渡しの両方を狙うのがコツです。
リフトの車窓から斜面のカーブを狙う丸い山肌のカーブが最もよくわかるのはリフトに乗っている最中です。スマホでも十分撮れるので、乗車中もカメラを構えてみてください。
リフト乗車中は安全のため身を乗り出さないこと
噴火口は広角で全体を収めるすり鉢状の地形はズームより広角気味に構えたほうが伝わります。遊歩道の複数地点から見え方が変わるので歩きながら探してみましょう。
遊歩道の外側、柵の外への立ち入りは禁止
富士山狙いは望遠で待つ空気の澄んだ日、特に冬の午前中は富士山が見えやすくなります。望遠レンズやズームがあると、稜線をはっきり捉えられます。
視界は天候に左右されるため、複数回の訪問が確実
このエリアの宿(料金比較)
大室山を含む伊東エリアには、海を望む宿から高原の宿まで幅広く揃います。同じ宿でも予約サイトごとに料金が異なるため、比較してから予約するのがおすすめです(下記の価格は表示イメージのサンプルです)。

伊東エリア
大室山観光を拠点にするなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
リフトでの移動が中心とはいえ、山頂は麓より風が強く肌寒く感じます。日差しと風、両方への備えを意識して選びました。
歩きやすい靴山頂の噴火口を一周する遊歩道は舗装されていますが、20〜30分歩くことになります。歩きやすい靴で。
サングラス山頂は視界を遮るものがなく、日差しをまともに受けます。360度の眺めを気持ちよく楽しむために。
日焼け止め遮るものがない山頂の遊歩道は日差しが強烈です。20〜30分の周回で思った以上に日焼けします。
水筒リフト乗り場から山頂まで、日陰の少ない場所を歩きます。夏場はこまめな水分補給を。
携帯扇風機夏場、リフト待ちの列や山頂での散策時にあると助かります。コンパクトなものが持ち運びに便利です。
よくあるご質問(FAQ)
大室山のリフト料金はいくらですか。
往復のみの発売で、大人(中学生以上)1,000円、小学生500円です。20名以上の団体は大人900円・小学生400円、未就学児は無料です。障がい者手帳の提示で本人と介護者1名が半額になります。
大室山は歩いて登れますか。
登れません。山全体が国の天然記念物に指定されており、徒歩での登山は禁止されています。山頂へは登山リフトのみが公式なアクセス手段です。
大室山の営業時間を教えてください。
3月〜9月は9:00〜17:00(下り最終17:15)、10月〜2月は9:00〜16:00(下り最終16:15)です。荒天時は運休することがあるため、訪問前に公式サイトでの確認をおすすめします。
山頂ではどんなことができますか。
噴火口を囲む約1000mの遊歩道を20〜30分かけて一周できるほか、噴火口の底でアーチェリー体験(身長140cm以上対象)ができます。食事処や売店もあります。
伊豆シャボテン動物公園とはどれくらい離れていますか。
大室山の登山リフト乗り場のすぐ隣に伊豆シャボテン動物公園があります。徒歩数分の距離なので、あわせて訪れる人が多いです。
大室山は、伊豆モデルコースで伊豆シャボテン動物公園、城ヶ崎海岸とあわせて回るのが定番。伊豆スカイライン沿いの車移動なら1日で伊東エリアを効率よく巡れます。
航空券も、まとめて比較
静岡空港ゆきの国内線や、伊豆エリアへの玄関口となる各空港路線を横断比較。往路と復路で交通手段を変えると総額が下がることもあります。
















