
青ヶ島(二重カルデラ)
世界でも珍しい二重式カルデラの火山島。外輪山の稜線から見下ろす、内輪山「丸山」とその集落の風景は、たどり着けた者だけが目にできる絶景です。
このページでわかること
- 世界でも珍しい二重カルデラの成り立ちです。
- 大凸部展望台から見る絶景です。
- ヘリコプター、船それぞれのアクセス事情です。
- 「ひんぎゃ」の地熱釜についてです。
- 島の宿泊事情まで正直に紹介します。
青ヶ島(二重カルデラ)ってどんなスポット?
青ヶ島は、伊豆諸島最南端の有人島で、島全体が外輪山と内輪山からなる世界でも珍しい二重式カルデラ構造の火山島です。約3,000年前の大規模なマグマ水蒸気爆発とその後の噴火の繰り返しによって、外輪山と内輪山「丸山」の間、そして丸山内部にも凹地が形成され、現在の姿になったと考えられています。島の周囲は黒潮の海食による高さ250mもの断崖に囲まれ、まさに「絶海の孤島」の名にふさわしい地形です。内輪山の丸山山麓に広がる池之沢地区では、地熱によって水蒸気が噴き出す「ひんぎゃ」を見ることができ、この蒸気を使った地熱釜は誰でも自由に利用できます。カルデラの中で人々が暮らし、独自の風習を育んできた歴史そのものが、この島最大の見どころです。
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基本情報
| 名称 | 青ヶ島(あおがしま) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都青ヶ島村 |
| 見学料 | 無料 |
| 大凸部展望台 | 標高423m、外輪山最高地点 |
| アクセス | ヘリコプター(東京愛らんどシャトル、八丈島から約20分)、または貨客船「あおがしま丸」(八丈島から約2時間45分) |
| 就航率の目安 | ヘリコプター約9割、船は季節により3〜5割 |
行き方・駐車場
青ヶ島への直行便はなく、まず八丈島まで飛行機、または「橘丸」で移動し、そこから東京愛らんどシャトル(ヘリコプター、定員9名、約20分)、または貨客船「あおがしま丸」(約2時間45分)に乗り継ぎます。ヘリコプターは1ヶ月前から予約でき、就航率は約9割と高い一方、定員が少なく予約が取りづらい難点があります。船は運賃が安い反面、海が荒れやすく欠航率が高いため、旅程には必ず予備日を用意しましょう。島内はレンタカー、レンタバイクでの移動が基本です。悪天候時は本土への帰路も欠航することがあるため、余裕を持った日程を組んでください。
まずは八丈島までのアクセスを確保
青ヶ島へは八丈島経由が基本です。八丈島までの航空券、乗船券は早めに手配しておきましょう。
















季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
比較的海が穏やかで、船の就航率が上がりやすい季節です。新緑の外輪山の眺めも魅力です。
夏(6〜9月)
船の就航率が最も高くなる季節と言われますが、台風の直撃には注意が必要です。
秋(10〜11月)
台風シーズンの後半。出発前に運航状況をこまめに確認しましょう。
冬(12〜2月)
海が荒れやすく、船の就航率が最も下がる季節。ヘリコプターの利用がより現実的です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 大凸部展望台で二重カルデラを一望する
標高423m、外輪山最高地点から見る丸山と集落の眺めは、島に来た証の絶景です。

2. 内輪山「丸山」の集落を歩く
カルデラの中で人々が暮らす、他では見られない独特の風景を体感できます。

3. 「ひんぎゃ」の地熱釜で蒸し料理を味わう
池之沢地区で自然に噴き出す蒸気を利用した地熱釜は、誰でも無料で利用できます。

4. 黒潮が作った断崖の海岸線を眺める
高さ250mにも及ぶ断崖が島を取り囲む、絶海の孤島ならではの景観です。

5. たどり着けた喜びをじっくり味わう
就航率の低さゆえに「たどり着くこと自体が目的」とも言われる島。滞在時間を贅沢に使いましょう。
あわせて回りたい、近くの見どころ

近くの人気飲食店
現在、実在確認できた個別店舗の掲載はありません。青ヶ島にはレストランがなく、夜間営業する居酒屋が数軒あるのみです。多くの民宿では夕食、朝食付きのプランが基本となっています。
アクティビティ
現在、実在確認できた予約制のアクティビティプランはありません。「ひんぎゃ」の地熱釜は誰でも無料で利用できる、島ならではの体験です。
このエリアの宿(料金比較)
青ヶ島の宿泊施設は、村内に6軒ある民宿のみです。多くが1泊2食付きのプランで、電話やメールでの直接予約が基本となっています。楽天トラベル、じゃらん等の大手予約サイトには現時点で掲載が確認できませんでした。
あると助かるアイテム
アクセスが特殊な離島のため、あると安心なアイテムをまとめました。
歩きやすいスニーカー大凸部展望台までの道、集落内は坂道が多く、歩きやすい靴がおすすめです。
レインウェア、防寒着外輪山の稜線は天候が変わりやすく、強風、濃霧が発生することがあります。
モバイルバッテリー離島のため充電できる場所が限られます。予備のバッテリーがあると安心です。
携帯用飲料水ボトル島内には自動販売機、商店が限られます。持ち歩き用の飲料水があると安心です。
偏光サングラス外輪山からの展望、船上での日差しが強いため、目の保護に役立ちます。
よくあるご質問(FAQ)
青ヶ島へはどうやって行きますか。
まず八丈島まで移動し、そこから東京愛らんどシャトル(ヘリコプター)、または貨客船「あおがしま丸」に乗り継ぎます。青ヶ島への直行便はありません。
「二重カルデラ」とはどういう意味ですか。
島全体を取り囲む外輪山と、その内側にある内輪山「丸山」の、二重構造になったカルデラ地形のことです。世界的にも珍しい地形とされています。
「ひんぎゃ」とは何ですか。
火の際が語源とされる島言葉で、地熱によって地面から水蒸気が噴き出す場所を指します。池之沢地区の地熱釜は誰でも無料で利用できます。
宿泊施設はありますか。
村内に6軒の民宿があり、多くが1泊2食付きです。予約は電話やメールでの直接連絡が基本です。
船の欠航が心配です。
青ヶ島は海が荒れやすく、船の就航率は季節により3〜5割程度と言われます。旅程には必ず予備日を確保することをおすすめします。
写真クレジット: 青ヶ島全景(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスより合成)、丸山展望(Soica2001、パブリックドメイン)、三宝港周辺(海上保安庁海洋情報部)。
青ヶ島への旅は、玄関口となる八丈島の観光とあわせて計画するのがおすすめです。乗り継ぎに余裕を持たせ、天候にも柔軟に対応できる日程を組みましょう。
八丈島までのアクセスもまとめて確認
羽田からの航空便、竹芝からの船の料金は日々動くので、早めのチェックがおすすめです。
















