
神戸岩
高さ約100メートルの断崖が両岸にそそり立ち、神域への入口とも伝わる檜原村の秘境。鎖とハシゴを頼りに渓谷の隙間を歩く、東京都天然記念物のパワースポットです。
このページでわかること
- 右岸約100m、左岸約80mの断崖がつくる神秘的な景観です。
- 「神戸岩」の名前の由来と弘法大師の伝説です。
- 鎖場、ハシゴを使った渓谷散策のコースです。
- 駐車場からのアクセスと注意点です。
- 周辺の食事処と宿泊エリアの料金比較まで紹介します。
神戸岩ってどんなスポット?
神戸岩は、東京都西多摩郡檜原村を流れる北秋川の支流、神戸川の上流部にそびえる大岩壁です。赤井沢を挟んで右岸に約100メートル、左岸に約80メートルの断崖が向かい合い、廊下のように狭まった谷を清流が流れています。この岩壁はジュラ紀に形成された硬質なチャート層からなり、風雨の侵食に耐えて屹立した姿を今に残しています。1919年に名勝指定を受けたのち1934年に国の天然記念物、1960年には東京都の天然記念物として改めて指定されました。名前の由来には諸説あり、周辺の「神戸」集落にちなむ説のほか、この岩の先に神域への出入口があると見立てて「神の戸岩」と呼んだ説が伝わります。谷の奥には弘法大師が修法を行ったという護摩壇と呼ばれる岩盤や、龍神を祀る石宮(安永7年=1778年の刻銘)が現存し、古くから信仰の対象とされてきた秘境です。
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基本情報
| 名称 | 神戸岩(かのといわ) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都西多摩郡檜原村神戸8020 |
| 規模 | 右岸約100m、左岸約80mの断崖 |
| 指定 | 東京都指定天然記念物(1960年指定) |
| 見学 | 無料、通年開放(増水時は通行注意) |
| アクセス | 「神戸岩入口」バス停から徒歩約40分、駐車場からは徒歩約2分 |
| 駐車場 | 神戸岩見学者駐車場(トイレ付) |
| 問い合わせ | 檜原村観光協会 042-598-0069 |
行き方・駐車場
JR五日市線武蔵五日市駅から西東京バス藤倉行に乗り、「神戸岩入口」バス停で下車。バス停からは徒歩約40分で駐車場に到着します。車の場合は神戸岩見学者駐車場(トイレ付)を利用でき、駐車場からは徒歩約2分で渓谷の入口です。渓谷内は鎖場とハシゴを使う一本道のため、帰路は林道トンネルを通って戻ることもできますが、トンネル内は暗い区間があるため懐中電灯があると安心です。
檜原村へは車が便利
神戸岩見学者駐車場は台数に限りがあります。渓谷散策の前後に村内を周遊するなら、レンタカーの予約状況もあわせて確認しておきましょう。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
雪解け水を集めた神戸川の水量が増し、新緑と清流のコントラストが楽しめます。
夏(7〜8月)
断崖に囲まれた渓谷は涼しく、避暑を兼ねた渓谷散策に人気です。
秋(11月)
断崖を彩る紅葉と岩肌のコントラストが最も映える季節です。
冬(12〜2月)
水量が落ち着き岩肌がくっきりと見える一方、路面凍結に注意が必要です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 鎖場とハシゴで渓谷の隙間を歩く
両岸の断崖に挟まれた廊下状の谷を、鎖とハシゴを頼りに進むスリリングな散策路です。

2. 弘法大師の護摩壇岩を探す
谷の奥には弘法大師が修法を行ったと伝わる護摩壇岩が残ります。伝説に思いを馳せながら歩きましょう。

3. 紅葉シーズンの断崖美を楽しむ
11月頃、断崖を彩る紅葉と岩肌のコントラストは一年で最も見応えがあります。

4. 赤井沢の小滝めぐり
神戸岩の脇を流れる赤井沢には小さな滝が連続します。水音を聞きながら涼を取りましょう。

5. 龍神を祀る石宮に参拝する
谷の奥に鎮座する石宮(安永7年銘)は龍神を祀るとされ、古くからの信仰が息づいています。
あわせて回りたい、近くの見どころ

近くの人気飲食店
檜原村は飲食店が少なめのエリアですが、神戸岩からほど近い神戸地区には自然派メニューが評判のカフェがあります。
山ごはんカフェ ヒノハラテラスカフェ神戸岩から車で数分/水木金11:30〜14:30営業📍Googleマップで現在地からのルートを見る檜原や近隣のお野菜を使った自然派のカフェごはんが評判。渓谷散策の後の一休みにおすすめです。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
神戸岩そのものを対象にした予約プランは見つかりませんでしたが、同じ檜原村内で実在確認できたエリア一帯カバー型のプランを2件紹介します(村内一帯が対象のため、神戸岩そのものを巡るツアーではありません)。
山岳モノレールで天空の古民家を訪ねるツアー観光ガイドツアー集合: 武蔵五日市駅前/13,000円〜山岳モノレールで急斜面を登り、標高700m超に建つ江戸中期の古民家を訪ねる檜原村ならではのツアーです。
アクティビティジャパンで見る ›
秋川渓谷サイクリング(レンタサイクル)サイクリング集合: 武蔵五日市駅前/4,400円〜清流沿いの水辺をレンタサイクルで巡る、檜原村、秋川渓谷ならではのサイクリング体験です。
アクティビティジャパンで見る ›
※画像は檜原村の里山風景イメージです。プラン内容、料金、空き状況は予約サイトの最新情報をご確認ください。
このエリアの宿(料金比較)
神戸岩は日帰り散策が中心のエリアです。宿泊するなら青梅、奥多摩エリアの宿が便利で、渓谷沿いの温泉も楽しめます。

青梅・奥多摩エリア
御岳渓谷沿いの温泉旅館、ホテルが中心※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
鎖場とハシゴを使う渓谷散策を安全に楽しむための持ち物を、あらかじめ用意しておきましょう。
歩きやすい靴、防水シューズ岩場は水に濡れて滑りやすくなっています。グリップの効いた靴がおすすめです。
防水スマホケース渓谷内は水しぶきがかかる箇所があります。端末を守れるケースがあると安心です。
軍手、グローブ鎖場では素手だと手が痛くなりがちです。滑り止め付きの軍手があると歩きやすくなります。
懐中電灯、ヘッドライト帰路の林道トンネルは暗い区間があります。両手が空くヘッドライトがあると安心です。
タオル水しぶきや汗をぬぐうのに便利です。速乾タイプがあると快適に過ごせます。
よくあるご質問(FAQ)
神戸岩はどんな場所ですか。
檜原村を流れる神戸川の上流にそびえる高さ約100mの断崖で、鎖とハシゴを使って渓谷を歩ける東京都指定天然記念物です。
「神戸岩」という名前の由来は何ですか。
周辺の「神戸」集落にちなむ説と、神域への出入口と見立てた「神の戸岩」に由来する説が伝わります。
渓谷散策にどのくらい時間がかかりますか。
駐車場から渓谷の入口まで徒歩約2分で、鎖場を含む一周は個人差がありますが30分〜1時間程度が目安です。
駐車場はありますか。
神戸岩見学者駐車場(トイレ付)があります。
アクセスを教えてください。
JR武蔵五日市駅から西東京バス藤倉行で「神戸岩入口」下車、そこから徒歩約40分です。
写真クレジット: 神戸岩の断崖遠景(Osumi Akari, CC BY-SA 4.0)、入口・内部(nobuto_m, CC BY-SA 3.0)、赤井沢の滝(Osumi Akari, CC BY-SA 4.0)。いずれもWikimedia Commonsより。
神戸岩は日帰り散策が中心のスポット。宿泊するなら、青梅、奥多摩エリアの温泉旅館を拠点にすると渓谷めぐりともあわせやすくなります。
移動もまとめて比較
武蔵五日市駅までの電車移動や周辺の周遊には、複数の移動手段を横断比較しておくと便利です。空席や料金は日々動くので、早めのチェックがおすすめです。
















