
三原山、三原神社
「御神火様」と崇められてきた伊豆大島の活火山、三原山。その内輪山山頂に鎮座する三原神社は、幾度の噴火を越えて祀られ続けてきた厄除け、開運のパワースポットです。
このページでわかること
- 「御神火様」と呼ばれる三原山と三原神社の由緒です。
- 幾度の噴火を越えて祀られ続けてきた歴史です。
- 火口を巡るお鉢巡りコースへのアクセスです。
- 厄除け、開運のご利益と6月1日の「お山参り」です。
- 周辺の食事処と伊豆大島の宿泊料金比較まで紹介します。
三原山、三原神社ってどんなスポット?
三原山は、伊豆大島の中央にそびえる標高758mの活火山です。1777年(安永6年)に始まった噴火で誕生した中央火口丘は、直径約300m、深さ200m以上にもなる切り立った火口を抱き、島のシンボルとして親しまれてきました。島の人々は古くからこの山を「三原大明神」あるいは「御神火様」と呼んで崇め、山そのものを信仰の対象としてきました。当初は社殿を持たず、山自体が神聖視されていましたが、大正時代に内輪山の中腹にコンクリート造りの社殿が、そして山頂に小さな祠が建てられました。しかし1951年(昭和25〜26年)の噴火で中腹の社殿は溶岩に埋没し、その後山頂に移設、再建されています。1986年11月の大噴火では、島の中心集落にまで溶岩流が迫り全島民が島外避難する事態になりましたが、このときは先の噴火でできた溶岩の高まりが盾となり、社殿は両側を溶岩が避けるように流れたため埋没を免れました。幾度の噴火を乗り越えて祀られ続けてきたその姿は、まさに火山とともに生きる島の信仰の象徴です。現在も御神火様として厄除け、開運のご利益を求める参拝者が絶えません。
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基本情報
| 名称 | 三原山(みはらやま)/三原神社(みはらじんじゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都大島町野増(三原山内輪山山頂) |
| ご利益 | 厄除け、開運 |
| 標高 | 758m(伊豆大島の最高峰) |
| 参拝 | 無料、通年可(火山活動状況により入山規制の可能性あり) |
| アクセス | 三原山頂口バス停から火口展望台まで徒歩約45〜60分 |
| お山参り | 毎年6月1日 |
行き方・駐車場
元町港から「三原山ライン」登山バスで約36分、「三原山頂口」バス停で下車します。バス停からお鉢巡りの遊歩道を歩き、火口展望台まで徒歩約45〜60分。展望台から三原神社の鳥居までさらに歩を進めます。三原山頂口には駐車場も整備されているため、レンタカーでの訪問も可能です。遊歩道には日陰がほとんどないため、帽子や飲み物を必ず持参し、特に夏場は熱中症対策を心がけましょう。
伊豆大島へは船、飛行機でアクセス
伊豆大島へは東京、熱海などから高速ジェット船や大型客船、また調布飛行場から飛行機でアクセスできます。島内の移動には路線バスのほか、レンタカーも便利です。
















季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
新緑がカルデラを彩り、火口周りのトレッキングを気持ちよく楽しめる季節です。
夏(7〜8月)
日差しが強く遊歩道に日陰がないため、帽子と十分な水分補給が欠かせません。
秋(10〜11月)
空気が澄み、火口や富士山、南アルプスまで見渡せる眺望が楽しめます。
冬(12〜2月)
山頂は風が強く冷え込みます。防寒対策をしっかりして訪れましょう。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 三原神社で厄除け、開運を祈願する
幾度の噴火を越えて祀られ続けてきた社殿に、静かに手を合わせましょう。

2. 火口展望台から御神火の迫力を見る
直径約300m、深さ200m以上の火口を間近に望める展望台からの眺めは圧巻です。

3. お鉢巡りコースで360度の絶景を歩く
火口を一周する遊歩道からは、富士山や南アルプス、伊豆諸島まで見渡せます。

4. 今も上がり続ける噴気を観察する
1986年の噴火から静穏を保ちつつも、今なお息づく火山の姿を感じられます。

5. 夜は満天の星空を見上げる
市街地の灯りから離れた島の夜は星空が美しく、天の川もくっきりと見えます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

近くの人気飲食店
三原山周辺は飲食店が少なめですが、元町港周辺には島の食材を味わえる名店があります。
雑魚や紀洋丸郷土料理、海鮮丼元町/定休:木曜★3.37(114件)📍Googleマップで現在地からのルートを見るべっこう漬けなど島魚を使った郷土料理が味わえる、地元で人気の一軒です。
食べログで見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
三原山を舞台にした、実在確認できたガイドツアーを2件紹介します。
三原山噴火口と溶岩流トレッキング自然体験ジオツアー(約4時間)集合: 元町エリア/7,500円〜ガイドの案内で三原山の噴火口と溶岩流跡を巡る、島の成り立ちを体感できるツアーです。
アクティビティジャパンで見る ›
※プラン内容、料金、空き状況は予約サイトの最新情報をご確認ください。
このエリアの宿(料金比較)
三原山への登拝は日帰りが中心ですが、伊豆大島には三原山山頂への登山道に近い温泉ホテルなど、火山観光の拠点にしやすい宿があります。

伊豆大島(大島町)エリア
元町、岡田港周辺の宿が中心※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
火口周りのトレッキングを安全に楽しむための持ち物を、あらかじめ用意しておきましょう。
トレッキングシューズ火口周りの遊歩道は砂利道、不整地です。足首を保護できるトレッキングシューズがおすすめです。
帽子、日焼け止め火口周りの遊歩道には日陰がほとんどありません。日差し対策は必須です。
携帯用飲料水ボトル山頂付近に自動販売機はほとんどありません。往復に必要な飲料水を持参しましょう。
モバイルバッテリー島内は市街地から離れると充電できる場所が少なめ。地図アプリの利用でバッテリーを消耗しがちなので、予備があると安心です。
防寒着、ウインドブレーカー山頂付近は平地より風が強く、気温も下がります。羽織れる一枚があると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
三原山、三原神社はどんなご利益がありますか。
「御神火様」への信仰に由来する厄除け、開運のご利益があるとされています。
三原山は今も活動している火山ですか。
はい。1986年11月には全島民が避難する噴火が起きています。訪問前に最新の火山活動情報の確認が必要です。
三原神社までどのくらいかかりますか。
三原山頂口バス停から火口展望台まで徒歩約45〜60分です。お鉢巡りコース全体では総距離7.9km、所要約155分です。
三原神社の社殿は噴火の被害を受けていますか。
1951年の噴火で中腹の旧社殿が溶岩に埋没し、山頂に再建されました。1986年の噴火では溶岩が社殿を避けて流れ、埋没を免れています。
「お山参り」とは何ですか。
毎年6月1日に行われる山開きの神事です。かつては女人禁制など特別な掟があったと伝わります。
写真クレジット: 三原神社の鳥居、社殿(yano、CC BY-SA 3.0)。三原山火口展望台、山頂トレイル(Guilhem Vellut, CC BY 2.0)。三原山山頂火口(yano、CC BY-SA 3.0)。三原山テキサストレイル(Guilhem Vellut, CC BY 2.0)。いずれもWikimedia Commonsより。
三原山、三原神社は日帰り登拝が中心のスポット。宿泊するなら、元町、岡田港周辺の宿を拠点にすると島内観光ともあわせやすくなります。
移動もまとめて比較
伊豆大島への船、飛行機や島内バスの移動には、複数の移動手段を横断比較しておくと便利です。空席や料金は日々動くので、早めのチェックがおすすめです。














