
橋杭岩(はしぐいいわ)
串本の海に、まるで橋脚のように並ぶ大小40余りの岩柱。潮が引くと、岩と岩のあいだを歩いて渡れる道が現れます。
このページでわかること
- 橋杭岩が国指定名勝天然記念物に選ばれた理由と、編集部5指標による評価
- 串本町〜大島間、約850mにわたって並ぶ大小40余りの岩柱の見どころ
- 干潮時に弁天島まで歩いて渡れる「橋杭岩の道」の楽しみ方
- JR串本駅からのアクセス(徒歩約25分、車約3分)
- 串本・那智勝浦エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
橋杭岩ってどんなところ?
串本の海岸から大島に向かって、まるで橋を架けようとした杭の跡のように、大小40余りの岩柱が一直線に並んでいます。これが橋杭岩です。串本町と大島のあいだ、約850mにわたって続くこの奇観は、国の名勝および天然記念物に指定されている貴重な自然の造形。硬い石英斑岩の岩脈が、まわりの柔らかい地層だけが波に削られて姿を消したことで、芯の部分だけが海面に取り残されたと考えられています。日の出の時間帯にはとりわけ多くの人が集まります。太陽が岩と岩のあいだから昇る瞬間、シルエットになった岩柱の連なりが黄金色の海に浮かび上がり、その姿を写真におさめようとカメラを構える人の列ができるほど。潮が引いているときには、岩場を歩いて中ほどにある弁天島まで渡ることもできます。手前の巨石群を踏み越えながら進む道のりは、遠くから眺めるのとはまったく違う迫力を教えてくれます。
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基本情報
| 名称 | 橋杭岩(はしぐいいわ) |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県東牟婁郡串本町 |
| 指定 | 国指定名勝および天然記念物 |
| 規模 | 串本町〜大島間、約850mにわたり大小40余りの岩柱が並ぶ |
| 見学料 | 無料(屋外の自然地形のため常時見学可) |
| アクセス | JR紀勢本線「串本駅」から徒歩約25分、車で約3分 |
| 干潮時の楽しみ方 | 潮が引くと中ほどの弁天島まで岩場を歩いて渡れる。潮位表は事前確認がおすすめ |
| 道の駅 | 道の駅「くしもと橋杭岩」が隣接。展望席から橋杭岩を一望できる |
行き方・駐車場
JR紀勢本線の串本駅からは徒歩でおよそ25分、車なら約3分というアクセスの良さも橋杭岩の魅力です。国道42号沿いに位置しているため、那智勝浦や白浜方面から車で串本エリアを巡るコースにも組み込みやすい立地。すぐ隣には道の駅「くしもと橋杭岩」があり、窓際の席から橋杭岩を一望しながら休憩できます。潮が引く時間帯に合わせて訪れると、岩場を歩いて弁天島まで近づくことができますが、足元は滑りやすい岩とごろた石です。サンダルでは歩きにくいので、歩きやすい靴で向かうことをおすすめします。串本町内の移動には車が便利なので、周辺の橋杭岩以外のスポットもあわせて回るならレンタカーの最安値比較も確認しておくと安心です。
串本エリアはレンタカーが便利
橋杭岩から那智勝浦や白浜方面へ足を延ばすなら、串本エリアを起点にしたレンタカーが効率的です。日の出前の時間帯に移動するなら、前泊してから早朝に向かう組み方がおすすめです。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
空気が澄み、朝焼けの発色が鮮やかになりやすい季節です。日の出の時刻が徐々に早まるので、早朝の撮影計画が立てやすくなります。
夏(6〜8月)
日の出の時刻が最も早く、朝の涼しいうちに散策できます。日差しが強いので、日中の岩場歩きは日除け対策を。
秋(9〜11月)
空気が澄んで遠くの山並みまで見渡しやすく、夕方の柔らかい光と岩柱のシルエットの組み合わせも楽しめます。
冬(12〜3月)
空気が乾燥し、遠景までくっきり見える日が増えます。朝の防寒対策をしたうえで、日の出の岩柱を楽しめます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 日の出の時間に合わせて訪れる
橋杭岩の代名詞ともいえる光景が、岩と岩のあいだから昇る朝日です。日の出時刻を事前に調べ、少し早めに現地入りしておくと良い場所を確保しやすくなります。

2. 弁天島の弁天岩を間近で見る
手前の巨石群を越えた先にある弁天島。岩に根を張るように育つ木々の姿も見どころで、遠くから眺める橋杭岩とは違う表情を見せてくれます。

3. 干潮のタイミングで岩場を歩く
潮が引いた時間帯は、岩場を歩いて中ほどまで近づけます。滑りやすい岩もあるので、歩きやすい靴で、無理のない範囲で楽しみましょう。

4. 対岸から連なりの全景を眺める
橋杭岩を正面から見るだけでなく、少し離れた場所から全体の連なりを眺めると、850mという規模の大きさを実感できます。

5. 道の駅から一望して休憩する
隣接する道の駅「くしもと橋杭岩」の窓際席からは、座ったまま橋杭岩を一望できます。散策で歩いた後の休憩にちょうど良い場所です。
あわせて回りたい、近くの見どころ

三段壁・千畳敷
南北2kmにわたって続く断崖と、畳を千枚敷けるほど広いという岩畳。橋杭岩とあわせて紀伊半島南端の絶景を巡るコースの定番です。


那智勝浦温泉エリア
橋杭岩から那智勝浦方面へ向かうと、勝浦温泉や生マグロで知られるエリアに入ります。串本と那智勝浦をあわせて巡る旅の拠点にも。
近くの人気飲食店
橋杭岩のすぐ隣には道の駅「くしもと橋杭岩」があり、窓越しに橋杭岩を眺めながら食事ができます。散策の前後に立ち寄りやすい立地です。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
橋杭岩は朝焼けと干潮のタイミングが写真映えを大きく左右するスポットです。訪れる前に日の出時刻と潮汐表を確認しておきましょう。
日の出前に三脚をセットする空が色づき始める前から場所を決めておくと、太陽が岩の間から昇る一瞬を逃しません。三脚を使う場合は周囲の通行の妨げにならない位置を選びましょう。
干潮時刻は事前に潮汐表で確認してください
干潮時は岩場からの目線を活用する岩場に降りて低い位置から見上げると、岩柱の高さと存在感がより強く伝わります。足元は滑りやすいので、無理のない範囲で撮影を。
満ちてくる時間帯には早めに岩場を離れてください
広角で連なり全体を収める850mにわたる岩柱の連なりを一枚に収めるなら、対岸や少し引いた位置からの広角撮影がおすすめです。大島方面まで一緒に写し込めます。
道の駅の駐車場、展望席からも撮影できます
このエリアの宿(料金比較)
日の出の橋杭岩を狙うなら、串本町内に前泊するのが確実です。那智勝浦方面まで含めて宿を探すと選択肢が広がります。

串本・那智勝浦エリア
朝焼けの橋杭岩を狙うなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
橋杭岩は屋外の岩場を歩くスポットです。日の出狙いの早朝行動と、干潮時の岩場歩きを前提に選びました。
滑りにくいスニーカー干潮時の岩場は滑りやすいごろた石です。サンダルではなく、グリップの効いた靴で歩くと安心して散策できます。
UVカットハット海沿いの岩場に日陰はほとんどありません。日の出後の時間帯や日中の散策では、帽子があると体力の消耗を抑えられます。
水筒・飲み物岩場周辺に自販機は多くありません。早朝の散策では特に、事前に飲み物を用意しておくと安心です。
薄手の防寒着早朝の海沿いは季節を問わず冷えます。日の出を待つ間の防寒に、羽織れる一枚があると快適に過ごせます。
よくあるご質問(FAQ)
橋杭岩はどこにありますか。
和歌山県東牟婁郡串本町、串本町と大島のあいだの海に、約850mにわたって大小40余りの岩柱が並んでいます。国指定名勝および天然記念物です。
見学料はかかりますか。
無料です。屋外の自然地形のため、常時見学できます。すぐ隣には道の駅「くしもと橋杭岩」があります。
橋杭岩へのアクセス方法は。
JR紀勢本線「串本駅」から徒歩約25分、車なら約3分です。国道42号沿いに位置しているため、車での立ち寄りもしやすい立地です。
干潮時に岩場を歩けますか。
潮が引いた時間帯には、岩場を歩いて中ほどの弁天島まで近づくことができます。ただし岩やごろた石は滑りやすいため、歩きやすい靴で、満ちてくる時間に注意しながら楽しんでください。
橋杭岩のベストな撮影時間帯はいつですか。
日の出の時間帯が特に人気です。太陽が岩と岩のあいだから昇る瞬間、岩柱がシルエットになって海に浮かび上がります。日の出時刻を事前に調べて、少し早めに到着しておくのがおすすめです。
橋杭岩は、那智勝浦・熊野モデルコースで串本エリアを巡る際の定番スポット。日の出を狙うなら串本に前泊し、朝いちばんに向かうのが黄金ルートです。
南紀白浜空港ゆきの航空券も、まとめて比較
串本エリアへは南紀白浜空港からのアクセスが便利です。羽田からの直行便を中心に横断比較。往路と復路で交通手段を変えると総額が下がることもあります。
















