
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)
158段の石段を上りきった先に、全国4700社を数える熊野信仰の総本宮が待っています。熊野古道を歩いた人だけが知る、たどり着く喜び。
このページでわかること
- 熊野本宮大社が熊野三山の中心とされる理由と、編集部5指標による評価
- 参拝時間8:00〜17:00、石段158段、参拝の目安時間(1時間〜ゆったり3時間)
- 2004年の世界遺産登録と、旧社地・大斎原の日本一の大鳥居
- 中辺路・湯の峰温泉とあわせて回る熊野古道の参拝ルート
- 熊野本宮・湯の峰エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
熊野本宮大社ってどんな神社?
熊野那智大社、熊野速玉大社とともに「熊野三山」と呼ばれ、全国に4700社あるといわれる熊野神社の総本宮です。158段の石段を上ると神門があり、その先に主祭神・家都美御子大神を祀る社殿が並びます。熊野古道 中辺路を歩いてきた参拝者にとって、この石段は長い旅の最後の関門であり、上りきった瞬間の達成感こそが熊野詣の醍醐味だといわれます。かつての社殿は、熊野川・音無川・岩田川が合流する中州「大斎原(おおゆのはら)」にありました。現在の8倍もの規模を誇っていたと伝えられますが、明治22年(1889年)の大水害で多くの社殿が流出し、被害を免れた上四社が現在地へ移されました。大斎原には今も、高さ33.9m・幅42mという日本一の規模を誇る大鳥居が立ち、旧社地としての存在感を放っています。2004年、熊野三山と熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録されました。
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基本情報
| 名称 | 熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)/熊野三山のひとつ |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県田辺市本宮町本宮 |
| 参拝時間 | 8:00〜17:00 |
| 参拝料 | 境内参拝は無料。宝物殿は別途拝観料が必要な場合があります |
| 石段 | 158段。参拝の所要時間は1時間程度〜、ゆったり回ると3時間ほど |
| 世界遺産 | 2004年登録「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産、熊野三山のひとつ |
| アクセス | JR新宮駅からバスで約60分+徒歩約6分。JR紀伊田辺駅からもバス便あり |
| 旧社地 | 大斎原(おおゆのはら)。日本一の高さを誇る大鳥居が立つ |
行き方・駐車場
JR新宮駅から熊野交通バスで約60分、「本宮大社前」バス停から徒歩約6分です。JR紀伊田辺駅方面からもバス便があり、龍神バスの利用も選択肢になります。マイカーの場合は境内周辺に有料駐車場が複数あります。熊野古道中辺路 発心門王子〜熊野本宮大社を歩いてきた場合は、そのまま神門から境内に入る形になります。参拝の後は、徒歩約15分の場所にある旧社地・大斎原にも足を延ばすのがおすすめです。日本一の高さを誇る大鳥居が、かつての壮大な社殿の記憶を今に伝えています。湯の峰温泉つぼ湯までは車で約13分です。
熊野本宮・湯の峰エリアはレンタカーが便利
熊野本宮大社から那智勝浦や新宮方面、湯の峰温泉への移動はバス便が限られるため、車があると圧倒的に自由が利きます。新宮駅や紀伊田辺駅でのレンタカー手配が定番です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
新緑と石段のコントラストが美しい季節。熊野古道を歩くにも気候が安定しています。
夏(6〜8月)
緑深い境内は木陰が多く、他のエリアに比べて過ごしやすい一方、石段の上り下りでは汗をかきます。水分補給を忘れずに。
秋(9〜11月)
例年、秋の例大祭では境内が賑わいを見せます。大斎原周辺の紅葉も見応えがあります。
冬(12〜3月)
空気が澄み、境内から見える山並みがくっきりとする季節。石段は冷え込むため防寒対策を。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 158段の石段を、一段ずつ味わって上る
熊野古道を歩いてきた参拝者にとって、この石段は旅の最後の関門です。急がず、これまでの道のりを振り返りながら上ってみてください。

2. 大斎原の大鳥居まで足を延ばす
高さ33.9m、日本一の規模を誇る大鳥居が立つ旧社地。かつてここに、今の8倍という壮大な社殿があったことに思いを馳せてみてください。

3. 御朱印をいただき、熊野詣の証にする
境内の授与所では御朱印をいただけます。熊野三山を巡る御朱印集めの締めくくりとして立ち寄る参拝者も多くいます。

4. ゆったり3時間、境内の隅々まで巡る
参拝だけなら1時間程度ですが、大斎原や宝物殿もあわせるとゆったり3時間ほど。時間に余裕を持って訪れたい場所です。

5. 参拝の後は湯の峰温泉で疲れを癒す
車で約13分の湯の峰温泉には、世界遺産で唯一入浴できる共同浴場「つぼ湯」があります。熊野詣の締めくくりにぴったりです。
あわせて回りたい、近くの見どころ


近くの人気飲食店
熊野本宮大社の周辺は店の数が限られますが、そばやめはり寿司など熊野ならではの味に出会えます。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
158段の石段と大鳥居、それぞれにスケール感を出す撮り方があります。
石段は下から見上げる縦構図で158段の石段は下から見上げると迫力が出ます。参拝者が写り込むと、スケール感がより伝わりやすくなります。
参拝の妨げにならない配慮を
大鳥居は引きの構図でスケールを見せる大斎原に立つ高さ33.9mの大鳥居は、田畑の中に単独で立つため、周囲を含めた引きの構図でその大きさが際立ちます。
大鳥居周辺は田畑につき立入禁止区域に注意
早朝は特に空いている参拝時間の早い時間帯は観光客が少なく、静けさの中で撮影できます。石段の全景を撮るなら朝一番がおすすめです。
参拝時間は8:00〜17:00
このエリアの宿(料金比較)
熊野本宮・湯の峰エリアは、熊野古道を歩いた疲れを温泉で癒す拠点として選ばれる宿場町です。

熊野本宮・湯の峰温泉エリア
熊野詣と古道歩きの拠点にするなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
熊野本宮大社は石段の参拝に加え、熊野古道歩きとセットで訪れる人も多い場所。歩く前提の装備が安心です。
トレッキングシューズ158段の石段に加え、中辺路を歩いてくる参拝者も多い場所です。歩き慣れた靴で参拝しましょう。
ステンレスボトル/水筒熊野古道歩きと石段の参拝で、想像以上に汗をかきます。あらかじめ水分を用意しておくと安心です。
御朱印帳入れ巾着熊野三山を巡る御朱印集めの締めくくりの一社です。大切な御朱印帳を守る巾着があると安心です。
UVカットハット・帽子大斎原周辺は日差しを遮るものが少ない田園地帯です。日焼け対策と熱中症対策を兼ねて用意しておきましょう。
よくあるご質問(FAQ)
熊野本宮大社の参拝時間を教えてください。
8:00〜17:00です。石段は158段あり、参拝の所要時間は1時間程度から、大斎原や宝物殿もあわせるとゆったり3時間ほどが目安です。
大斎原とはどんな場所ですか。
熊野本宮大社の旧社地で、明治22年(1889年)の水害で社殿が流出するまで、現在の8倍の規模の社殿が立ち並んでいました。現在は高さ33.9m、幅42mという日本一の規模を誇る大鳥居が立っています。
熊野本宮大社へのアクセスを教えてください。
JR新宮駅からバスで約60分、「本宮大社前」下車後、徒歩約6分です。JR紀伊田辺駅方面からもバス便があります。
中辺路を歩いて熊野本宮大社に到着できますか。
できます。発心門王子から熊野本宮大社までの中辺路は約7km、徒歩約2.5〜3時間で、神門からそのまま境内に入る形になります。
熊野本宮大社の周辺に温泉はありますか。
車で約13分の場所に湯の峰温泉があり、世界遺産で唯一入浴できる共同浴場「つぼ湯」があります。熊野詣の締めくくりに立ち寄る人が多いスポットです。
熊野本宮大社は、那智勝浦・熊野 モデルコースで中辺路を歩いてたどり着くのが定番ルート。湯の峰温泉とあわせて回る順番はモデルコースでどうぞ。
南紀白浜空港ゆきの航空券も、まとめて比較
熊野本宮エリアへは南紀白浜空港からのアクセスも便利です。羽田からの直行便を中心に、往路と復路で交通手段を変えると総額が下がることがあります。
















