
秋芳洞
総延長10kmを超える、日本最大級の鍾乳洞「秋芳洞」。地底に広がる静かな水音と、幾千年もかけて育まれた鍾乳石の造形に包まれると、日常の雑念がすっと洗い流されていくのを感じます。地上の喧騒から切り離された地下の異空間は、心の邪気をはらう場所として静かに親しまれています。
このページでわかること
- 日本最大級の鍾乳洞、秋芳洞の由緒と「気の浄化」と言われる理由です。
- 「秋芳洞」という名前の由来と、旧称「滝穴」からの改名の経緯です。
- 百枚皿や黄金柱など、編集部おすすめの見どころです。
- 実在するケイビングツアーなど、現地で楽しめるアクティビティです。
- 周辺の食事処や、美祢市エリアの宿の料金比較まで紹介します。
秋芳洞ってどんなスポット?
秋芳洞は、山口県美祢市に広がる日本最大級の鍾乳洞です。総延長は10kmを超え、そのうち約1kmが一般観光コースとして公開されています。地下100mに広がる洞内には「百枚皿」や「黄金柱」といった、気の遠くなる年月をかけて水が石灰岩を溶かし、再び結晶させて育んだ造形が連なります。1922年に国の天然記念物、1952年には特別天然記念物に指定され、地上の秋吉台カルスト台地とあわせて貴重な自然として大切に守られています。かつては「滝穴」と呼ばれていましたが、1926年に昭和天皇(当時皇太子)の行啓を機に「秋芳洞」と改められました。洞内は通年17℃で一定に保たれ、外の暑さや騒がしさから切り離された静けさに満ちています。地底を流れる清らかな水音に耳を澄ませ、幾千年もの時間が刻んだ空間に身を置くと、心にたまった邪気がすっと洗い流されていくよう。それが秋芳洞が「気の浄化」のパワースポットと呼ばれるゆえんです。
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基本情報
| 名称 | 秋芳洞(あきよしどう) |
|---|---|
| 所在地 | 山口県美祢市秋芳町秋吉3449-1 |
| ご利益 | 気の浄化、心身のリフレッシュ |
| 入洞料 | 大人1,600円〜、中学生1,300円、小学生850円(時期により変動) |
| 営業時間 | 9:00〜16:30(繁忙期は延長あり)、年中無休 |
| 指定 | 天然記念物(1922年)、特別天然記念物 秋芳洞(1952年) |
| アクセス | 中国自動車道美祢ICから車約20分、小郡萩道路秋吉台ICから車約5分 |
| 所要時間の目安 | 1時間前後(観光コース約1km) |
| 駐車場 | 市営駐車場あり(正面入口付近、1日500円) |
行き方・アクセス
車の場合は中国自動車道美祢ICから約20分、小郡萩道路(山口宇部道路)秋吉台ICからは約5分です。公共交通機関を利用する場合は、JR新山口駅からサンデン交通バスで約40分、終点「秋芳洞」バス停で下車後、徒歩約10分で正面入口に到着します。正面入口付近には市営第1、第2駐車場(合計500台、1日500円)があるほか、黒谷入口、エレベーター入口付近には無料駐車場も用意されています。地上の秋吉台カルスト台地とセットで巡る旅行者が多く見られます。
秋吉台とあわせて回るなら車が便利
秋芳洞は地上のカルスト台地「秋吉台」と地下でつながる関係にあり、あわせて訪れる旅行者が多いスポットです。公共交通機関だけで両方を巡るには距離があるため、レンタカーがあると自分のペースで回れます。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
洞内は通年17℃のため、地上が暖かくなる春先は外との寒暖差を感じやすい季節。羽織るものを一枚持って訪れると快適です。
夏(6〜8月)
猛暑の地上から一転、洞内はひんやりと涼しく、天然のクーラーのような心地よさ。避暑を兼ねた散策に人気の季節です。
秋(9〜11月)
地上の秋吉台がススキで彩られる季節。台地の散策とあわせて、地上と地下の両方の表情を楽しめます。
冬(12〜2月)
外の冷え込みに対して洞内は17℃と比較的暖かく感じられます。防寒具を洞外に置いて身軽に散策するのもおすすめです。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 地底の静けさに身をゆだねる
水音だけが響く地下の空間に立つと、日常の雑念から解き放たれる感覚を味わえます。ゆっくり歩きながら深呼吸してみましょう。

2. 「百枚皿」「黄金柱」を間近で眺める
長い年月をかけて水が育んだ棚田状の造形や、黄金色に輝く石柱は必見のスポットです。

3. 洞口の石碑と清流を眺める
入口手前の石碑と、脇を流れる清らかな川のせせらぎで、地底へ向かう心の準備を整えましょう。

4. 緑に包まれた洞口をゆっくり歩く
木造の橋を渡って地底の世界へ入る道のりも、秋芳洞の魅力のひとつ。四季で移ろう木々の緑も楽しめます。

5. 地上の秋吉台とあわせて楽しむ
秋芳洞の真上には日本最大級のカルスト台地「秋吉台」が広がります。地下と地上、両方を巡ることで秋吉台エリアの全貌を体感できます。
あわせて回りたい、近くの見どころ
秋芳洞の真上には、日本最大級のカルスト台地「秋吉台」が広がり、地上と地下の両方をあわせて訪れる旅行者が多く見られます。少し足を延ばせば、洞くつ探検気分を味わえる「景清洞」や、秋吉台の成り立ちを学べる「秋吉台科学博物館」もあり、どちらも秋芳洞から車で10分前後の距離。一日かけて秋吉台エリアの自然をじっくり楽しめます。
近くの人気飲食店
洞内探索のあとは、秋芳洞のすぐそばで一息つきましょう。ジオパークセンター内のカフェと、洞口近くのレストランを紹介します。
カルスター(Karstar)カフェ美祢市秋芳町秋吉/秋吉台ジオパークセンター内📍Googleマップで現在地からのルートを見る秋芳洞から徒歩圏内、ジオパークセンター内にあるカフェです。洞内探索の合間に立ち寄れる立地で、ドリンクやソフトクリームなど気軽なメニューが揃います。
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観光会館 安富屋レストラン美祢市秋芳町秋吉/秋芳洞から徒歩約3分📍Googleマップで現在地からのルートを見る秋芳洞の入口すぐ近くにあるレストラン。地底探索を終えたあとの食事処として、地元の味を気軽に楽しめます。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
秋芳洞では、通常の観光コースでは立ち入れない未公開エリアを専門ガイドと巡るケイビングツアーが実施されています。
秋芳洞未公開エリアケイビングツアー ショートコース「ベーシック」体験アクティビティ美祢市秋芳町/秋吉DAI自然スポーツ主催・要事前予約つなぎとヘルメットを装着し、専門ガイドとともに自然のまま残る地下河川沿いの未公開エリア約500mを巡る、約2時間30分のツアーです。7日前までの事前予約制。
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※実在確認できたプランのみ掲載しています。天候、水位状況により実施されない場合があります。
このエリアの宿(料金比較)
美祢市内を拠点にすれば、秋芳洞の鍾乳洞探索や地上の秋吉台散策と、無理なく組み合わせて動きやすくなります。エリアの宿を料金で見くらべてみましょう。

美祢市エリア
秋芳洞探索、秋吉台観光の拠点に最適※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
洞内探索を心地よく過ごすための持ち物を、あらかじめ用意しておきましょう。
薄手の羽織り、カーディガン洞内は通年17℃と肌寒く感じます。夏場でも一枚羽織れるものがあると快適に過ごせます。
歩きやすい靴通路の一部は水に濡れて滑りやすくなっています。歩きやすく滑りにくい靴で安心して巡りましょう。
ヘッドライト観光コースは照明がありますが、ケイビングツアーなど未公開エリアを巡る場合は手元を照らす明かりがあると安心です。
折りたたみ傘山あいのエリアは天気が変わりやすいことも。軽い折りたたみ傘があると急な雨でも安心です。
モバイルバッテリー洞内は電波が届きにくく、地図アプリなどでバッテリーを消耗しがち。予備があると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
秋芳洞はどんなご利益がありますか。
地底の静けさと悠久の時間が育んだ鍾乳石の造形に包まれることから、「気の浄化」を感じられるパワースポットとして親しまれています。
秋芳洞の読み方を教えてください。
正式には「あきよしどう」と読みます。所在地の秋芳町(しゅうほうちょう)との混同から「しゅうほうどう」と呼ばれることもありますが、道路標識などの正式表記は「あきよしどう」です。
秋吉台との関係を教えてください。
秋芳洞は秋吉台の地下に広がる鍾乳洞で、台地と同じ石灰岩が長い年月をかけて溶食されて形成されました。地上と地下、あわせて訪れる人が多く見られます。
洞内の気温はどれくらいですか。
通年17℃前後に保たれています。夏は涼しく、冬は外より暖かく感じられます。
アクセスと駐車場を教えてください。
中国自動車道美祢ICから車で約20分、小郡萩道路秋吉台ICからは約5分です。正面入口付近に市営駐車場(1日500円)があります。
秋芳洞は、美祢市エリアの宿を拠点にすると、地上の秋吉台や秋吉台科学博物館など周辺の見どころとあわせてゆっくり巡れます。旅の日程が決まったら、上の料金比較から気に入った宿を早めにおさえておくと安心です。
移動もまとめて比較
美祢市、秋芳洞へのアクセスには、レンタカーや交通手段を横断比較しておくと便利です。空席や料金は日々動くので、早めのチェックがおすすめです。
















