
北口本宮冨士浅間神社
杉木立に包まれた長い参道を進むと、高さ約18mの巨大な木造鳥居が音もなく現れます。富士山を神として仰いできた人々が、頂を目指す前に手を合わせた場所。世界遺産「富士山」の構成資産にして、吉田口登山道の起点。深い森の静けさのなかに、千年を超える信仰の重みが静かに息づいています。
このページでわかること
- 北口本宮冨士浅間神社が世界遺産「富士山」の構成資産である理由
- 吉田口登山道の起点としての歴史と、日本最大級の木造大鳥居の見どころ
- 御神木の大杉や荘厳な社殿など、境内で見逃せないポイント
- 行き方(富士山駅から徒歩約20分)と授与所・朱印所の時間
- あわせて回りたい富士吉田の見どころと、周辺の宿の料金比較
北口本宮冨士浅間神社ってどんな場所?
北口本宮冨士浅間神社は、富士山の北麓、富士吉田市上吉田に鎮座する古社です。社伝によれば創建は約1900年前にさかのぼり、富士山を神として仰ぐ信仰の中心のひとつとして、長く崇敬を集めてきました。世界文化遺産「富士山」の構成資産であり、かつて多くの登拝者が頂を目指した吉田口登山道の起点でもあります。杉木立に包まれた長い参道を進むと、高さ約18mの巨大な木造鳥居「富士山大鳥居」が姿を現します。木造の鳥居としては日本最大級で、その迫力に思わず足が止まるはず。荘厳な社殿のそばには、樹齢を重ねた御神木の大杉「冨士太郎杉」がそびえ、境内全体が深い森の静けさに満ちています。毎年8月26日・27日には、日本三奇祭のひとつ「吉田の火祭り」がこの神社の祭礼として営まれ、大松明が上吉田の街を炎で染めます。授与所・朱印所は9:00〜16:00で、参拝は無料。富士登山シーズンには、登拝の安全を祈る人々でにぎわいます。
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基本情報
| 名称 | 北口本宮冨士浅間神社 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県富士吉田市上吉田5558 |
| 参拝料 | 無料 |
| 授与所・朱印所 | 9:00〜16:00 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| アクセス | 富士急行線 富士山駅から徒歩約20分(路線バス利用も可)。中央自動車道 河口湖ICから車で約10分 |
| 見どころ | 高さ約18mの木造大鳥居、御神木の大杉「冨士太郎杉」、荘厳な社殿、杉木立の参道 |
| 関連行事 | 吉田の火祭り(毎年8月26日・27日) |
行き方・駐車場
最寄りは富士急行線の富士山駅で、駅から神社までは徒歩約20分。上吉田の街並みを抜けて向かうと、富士登拝の玄関口だった往時の雰囲気が感じられます。路線バスを利用する方法もあり、車の場合は中央自動車道 河口湖ICから約10分。無料駐車場が用意されているので、車での参拝も安心です。境内は広く、参道もゆったりと長いので、歩きやすい靴での参拝がおすすめ。富士吉田から富士五湖の各スポットへは車移動が便利なので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
富士吉田を起点に富士五湖の名所をめぐるなら、車があると移動がぐっと楽になります。夏の観光シーズンは繁忙期のため、航空券や特急を取ったら早めにレンタカーも押さえましょう。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
芽吹きの新緑が杉木立を彩り、参道がやわらかな光に包まれます。人出も落ち着き、静かに参拝を楽しめる季節です。
夏(6〜9月)
富士登山シーズンで、登拝の安全を祈る人々でにぎわいます。8月26日・27日には吉田の火祭りが営まれ、境内が熱気に包まれます。
秋(10〜11月)
木々が色づき、荘厳な社殿と紅葉の競演が見事。澄んだ空気のなか、御神木の大杉がいっそう厳かに感じられます。
冬(12〜2月)
雪化粧した境内はいっそう清らか。凛と冷えた空気のなかでの参拝は格別ですが、冷え込むので防寒はしっかりと。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 日本最大級の木造大鳥居を見上げる
高さ約18mの富士山大鳥居は、まず正面から見上げてほしい存在。木の温もりと圧倒的なスケールに、思わず背筋が伸びます。

2. 杉木立の参道をゆっくり歩く
石灯籠が並び、巨木がそびえる参道は、それ自体がひとつの見どころ。木漏れ日のなかを歩くと、心が静かに整っていきます。

3. 荘厳な社殿に手を合わせる
朱塗りの門をくぐった先に建つ社殿は、細部の彫刻まで見事。富士登拝の玄関口として、旅の安全を祈っていきましょう。

4. 御神木の大杉に力をもらう
社殿のそばにそびえる御神木「冨士太郎杉」は、長い年月を見守ってきた大杉。見上げると、境内に満ちる清らかな気配を感じられます。

5. 御朱印やお守りを授かる
授与所・朱印所は9:00〜16:00。富士山にゆかりの御朱印やお守りは、この地を訪れた記念にぴったり。旅の思い出とともに持ち帰りましょう。
あわせて回りたい、近くの見どころ

河口浅間神社 遥拝所「天空の鳥居」
富士山を遥拝する古社と、鳥居越しに富士山を望む遥拝所「天空の鳥居」。世界遺産の構成資産で、七本杉の御神木も見どころです。

富士吉田本町通り・金鳥居
商店街の先に富士山が正面に立つ、世界的人気の富士山ストリート。富士信仰の入口「金鳥居」も同じ上吉田エリアにあります。
近くの人気飲食店
参拝のあとは、富士吉田名物の「吉田のうどん」を。コシの強い極太麺を、すりだねと呼ばれる薬味で味わう、地元のソウルフードです。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
荘厳な木造大鳥居と杉木立の参道が主役。参拝の妨げにならないよう配慮しながら、光を読んで一枚に収めましょう。
- ⛩️大鳥居は低い位置から見上げて撮る
高さ約18mの大鳥居は、少し離れて低い位置から見上げると、そのスケール感が伝わります。参道の石灯籠を前景に入れるのもおすすめです。
- 🌲木漏れ日が差す午前中を狙う
杉木立の参道は、木漏れ日が差し込む午前中が幻想的。光の筋が入ると、境内の荘厳な空気がそのまま写し取れます。
このエリアの宿(料金比較)
北口本宮冨士浅間神社を拠点に富士五湖めぐりをするなら、富士吉田・富士山駅周辺の宿が便利です。早朝の静かな境内を狙うなら、近くに泊まるのが一番の近道。

富士吉田・富士五湖エリア
富士山めぐりの拠点に便利※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
広い境内をゆっくり巡り、参拝を楽しむための小物を揃えておくと、参拝の時間がより豊かになります。
御朱印帳授与所・朱印所(9:00〜16:00)で御朱印を授かるなら、一冊持っておくと安心。富士山ゆかりの御朱印は、旅の記念にもぴったりです。
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小銭入れお賽銭やお守り、御朱印の授与には小銭があると便利。小さな小銭入れを用意しておけば、参拝の所作もスマートになります。
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歩きやすいスニーカー参道が長く、境内も広い神社。玉砂利の道を歩くことも多いので、履き慣れたスニーカーだと参拝がぐっと快適になります。
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虫除けスプレー杉木立に包まれた森の境内では、夏場は蚊などの虫が気になることも。参拝前にひと吹きしておくと、落ち着いて過ごせます。
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モバイルバッテリー大鳥居や参道、御神木と、撮りたくなる被写体が多い神社。スマホの電池切れに備えて、予備の電源があると安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
北口本宮冨士浅間神社へのアクセスは。
富士急行線 富士山駅から徒歩約20分、または路線バスを利用できます。車の場合は中央自動車道 河口湖ICから約10分で、無料駐車場が用意されています。
参拝料はかかりますか?授与所の時間は。
参拝は無料です。御朱印やお守りを授かる授与所・朱印所は9:00〜16:00の受付となっています。
どんな見どころがありますか。
高さ約18mの日本最大級の木造大鳥居、御神木の大杉「冨士太郎杉」、荘厳な社殿、杉木立に包まれた長い参道などが見どころです。世界遺産「富士山」の構成資産で、吉田口登山道の起点でもあります。
吉田の火祭りとの関係は。
吉田の火祭りは、北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の祭礼として毎年8月26日・27日に行われる、日本三奇祭のひとつです。大松明が上吉田の街に立ち並び、炎が上がる勇壮な祭りです。
富士登山との関わりは。
この神社は吉田口登山道の起点にあたり、古くから多くの登拝者が富士山頂を目指す前に参拝してきました。現在も富士登山シーズンには、登山の安全を祈る人々が訪れます。
北口本宮冨士浅間神社は、富士五湖・河口湖モデルコースで富士信仰の歴史をたどる立ち寄り先にぴったり。全行程の回り方はモデルコース記事でどうぞ。
航空券も、まとめて比較
富士五湖への玄関口となる各空港ゆきの国内線をANA、JAL等横断比較。夏の観光シーズンは空席が早く埋まるので、早めのチェックが安心です。
















