
尾道市立美術館(おのみちしりつびじゅつかん)
千光寺公園の木々の中に、ガラスと打ち放しコンクリートの建築が静かに立っている。建物そのものが、ひとつの展示品のようだ。
このページでわかること
- 安藤忠雄氏の設計で知られる尾道市立美術館の魅力と、編集部5指標による評価
- 開館時間9:00〜17:00(入館16:30まで)、休館日(月曜、展示替え期間)の基礎情報
- 既存の広島県立尾道美術館を安藤氏が大胆にリノベーションした建築の見どころ
- 千光寺山ロープウェイ山頂駅から徒歩約5分というアクセスの良さ
- 尾道市内・しまなみ海道エリアの宿の料金比較
尾道市立美術館ってどんな美術館?
千光寺公園の一角、緑に囲まれた高台に建つ尾道市立美術館は、建築家・安藤忠雄氏が手がけたリノベーション建築として知られています。前身の広島県立尾道美術館の躯体を活かしながら、ガラスと打ち放しコンクリートを組み合わせた設計に生まれ変わらせたもので、建物の随所に光と風を取り込む安藤建築らしい空間構成が息づいています。エントランスホールの大きなガラス面からは、千光寺公園の緑と尾道水道の眺めが室内に取り込まれ、展示を見る前から美術館そのものを鑑賞している気分にさせてくれます。企画展、常設展ともに近現代美術を中心に構成され、内容は展覧会ごとに入れ替わります。千光寺山ロープウェイの山頂駅から徒歩約5分という近さで、千光寺公園を訪れた流れでそのまま立ち寄れる立地も魅力。建築好きにも、美術好きにも、尾道観光の隠れた目的地としておすすめできる一館です。
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基本情報
| 名称 | 尾道市立美術館 |
|---|---|
| 所在地 | 広島県尾道市西土堂町17-19(千光寺公園内) |
| 開館時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館)、展示替え期間、12月29日〜1月3日 ※特別展の場合は変更あり |
| 入館料 | 展覧会ごとに異なる(目安:一般1,000円、学生600円)。中学生以下は無料 |
| 電話 | 0848-23-2281 |
| アクセス | 千光寺山ロープウェイ山頂駅から徒歩約5分 |
行き方・駐車場
千光寺山ロープウェイの山頂駅で下車し、千光寺公園内を徒歩約5分。ロープウェイで山頂へ上がったついでに立ち寄れる立地です。徒歩の場合はJR尾道駅から千光寺公園への登山道を約25〜30分かけて上る方法もありますが、坂道が続くためロープウェイの利用が現実的です。車の場合は千光寺公園の駐車場を利用しますが、台数が限られるため、混雑期はロープウェイ山麓駅周辺のコインパーキングに停めて上るのがおすすめです。展覧会の会期や休館日は変更されることがあるため、来訪前に公式サイトでの確認をおすすめします。
尾道市内・しまなみ海道はレンタカーも便利
尾道市立美術館周辺は徒歩とロープウェイで完結しますが、因島や生口島まで足を延ばすなら車が便利です。尾道駅前でレンタカーを借りるプランがおすすめです。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
千光寺公園の桜が美術館の周囲を彩る季節。ガラス越しに見る桜と、外を歩いて眺める桜、両方の表情を楽しめます。
夏(6〜8月)
緑が深まり、エントランスホールから見える公園の緑がひときわ鮮やかになります。館内は空調が効いているので、夏の休憩スポットとしても重宝します。
秋(9〜11月)
紅葉に包まれた千光寺公園と、打ち放しコンクリートの建築のコントラストが美しい季節です。
冬(12〜3月)
空気が澄み、館内から見る尾道水道の眺めが遠くまでくっきり見渡せます。年始は初詣客で公園が賑わうため、静かに鑑賞したいなら時間帯をずらすのがおすすめです。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 建物の外観をまず一周する
安藤忠雄氏の設計は、外から眺めるだけでも見応えがあります。展示を見る前に、建物の周りをぐるっと歩いてみてください。

2. エントランスホールで一呼吸置く
大きなガラス面から千光寺公園の緑が室内に取り込まれる瞬間は、この美術館ならではの体験です。展示に入る前にぜひ立ち止まってみてください。

3. 回廊の光と影を追いかける
打ち放しコンクリートの壁に落ちる光と影は、時間帯によって表情が変わります。展示の合間に、建築そのものをじっくり味わってみてください。

4. 公園散策とセットで楽しむ
千光寺公園の中にあるので、桜や展望スポットを巡る散策の合間に立ち寄るのが自然な流れです。ロープウェイの山頂駅からの動線も良好です。
あわせて回りたい、近くの見どころ




しまなみ海道サイクリングロード
尾道側のサイクリングターミナルは千光寺山麓駅から徒歩圏内。美術館鑑賞の後、自転車で島めぐりに出発できます。
近くの人気飲食店
美術館を見学した後は、千光寺公園から下山して尾道の食を楽しむのが定番です。本通り商店街と尾道駅周辺には、名物のラーメンと甘味処が集まっています。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
建築そのものが被写体になる美術館です。ガラス、コンクリート、緑という3つの要素の組み合わせを意識すると、写真の質が変わります。
ガラス面に映り込む緑を狙う大きなガラス面には千光寺公園の緑が映り込みます。順光の時間帯を選ぶと、建物と自然が重なる一枚が撮れます。
館内は展示により撮影可否が異なります
コンクリートの陰影は斜光で打ち放しコンクリートの質感は、真昼より午前や午後の斜めの光の方が陰影が出て美しく写ります。
他の来館者の鑑賞の妨げにならないよう配慮を
このエリアの宿(料金比較)
千光寺山からの夜景を狙うなら、尾道市内に泊まるのが一番。美術館も含めて千光寺公園をゆっくり回れる余裕が生まれます。

尾道市内・しまなみ海道エリア
建築と町歩きをあわせて楽しむなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
千光寺公園内は坂道が中心で、館内は空調の効いた屋内です。屋内外の温度差と、鑑賞をゆっくり楽しむための持ち物を選びました。
羽織れる薄手カーディガン館内は空調が効いており、屋外との温度差を感じることがあります。羽織れる一枚があると快適に過ごせます。
歩きやすい靴千光寺公園内は坂道と石段が多く、美術館まで含めて歩く距離が長くなります。歩きやすい靴で訪れましょう。
モバイルバッテリー建築、展示、公園の緑と、撮る場面が続きます。バッテリー切れで肝心の一枚を逃さないために。
よくあるご質問(FAQ)
尾道市立美術館の入館料はいくらですか。
展覧会ごとに料金が異なります。目安は一般1,000円、学生600円程度で、中学生以下は無料です。詳細は公式サイトでご確認ください。
開館時間と休館日を教えてください。
開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)です。休館日は月曜日(祝日の場合は開館)、展示替え期間、12月29日〜1月3日です。特別展の場合は変更されることがあります。
尾道市立美術館はどんな建築ですか。
建築家・安藤忠雄氏が、前身の広島県立尾道美術館をリノベーションした建物です。ガラスと打ち放しコンクリートを組み合わせ、光と風を取り込む設計が特徴です。
千光寺山ロープウェイからのアクセスを教えてください。
ロープウェイの山頂駅から徒歩約5分です。千光寺公園内を歩いてすぐの近さで、公園散策とあわせて立ち寄れます。
館内で写真撮影はできますか。
展覧会によって撮影の可否が異なります。エントランスホールなど一部は撮影可能な場合もありますが、案内表示に従ってください。
尾道市立美術館は、尾道・しまなみ海道モデルコースの中で、千光寺公園散策の一環として組み込むのが定番です。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
広島空港からのアクセスも、まとめて比較
広島空港からリムジンバスや在来線を乗り継いで尾道へ。飛行機と新幹線、どちらが早くて安いかは時期によって変わるので、往復で比較しておくと安心です。

















