
五大堂(ごだいどう)
海に浮かぶ小島に建つ、たった一つのお堂。渡る橋の下に海面が透けて見えるたび、足元が急に心もとなくなります。
このページでわかること
- 松島のシンボル・五大堂の見どころと、編集部5指標による評価
- 拝観無料、東北地方現存最古の桃山建築という歴史的価値
- 33年に一度だけ開帳される秘仏「五大明王像」と次回2039年という基礎知識
- 足元が透けて見える「透かし橋」を渡るときの注意点
- JR松島海岸駅から徒歩約8分というアクセスと、瑞巌寺・観光船とあわせた回り方
五大堂ってどんなお堂?
松島海岸のすぐそば、海に浮かぶ小島にぽつんと建つ朱塗りのお堂。それが松島のシンボルとして知られる五大堂です。大同年間(807〜809年)、坂上田村麻呂が毘沙門堂を建立したのが始まりと伝わり、その後、慈覚大師円仁が五大明王像を安置したことから「五大堂」と呼ばれるようになりました。現在の建物は伊達政宗が慶長9年(1604年)に再建したもので、東北地方に現存する最古の桃山建築とされています。堂内に安置される五大明王像は秘仏で、五代藩主・伊達吉村が500年ぶりにご開帳して以降、33年に一度だけ姿を見せる習わしになっています。前回の御開帳は平成18年(2006年)8月18日〜20日で、次回は2039年の予定。毎年8月20日の例祭日には堂内を拝観できます。五大堂へ渡るには、朱塗りの橋を2つ渡らなければなりません。特に手前の橋は「透かし橋」と呼ばれ、床板の間から海面が見える構造になっています。これは「参拝する際に足元を見て気を引き締め、邪心を捨てて向かうように」という意味が込められているとも言われ、車椅子での通行はできません。堂そのものへの拝観料は無料で、松島海岸を訪れたら誰もが足を止める、松島観光のハイライトのひとつです。
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基本情報
| 名称 | 五大堂(瑞巌寺の境外仏堂) |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県宮城郡松島町松島字町内111 |
| 拝観料 | 無料(堂の外観・橋の通行が中心。堂内の五大明王像は秘仏) |
| 御開帳 | 33年に一度。前回2006年8月、次回は2039年の予定。毎年8月20日の例祭日には堂内を拝観可能 |
| 橋 | 透かし橋(床板の間から海面が見える構造)を渡って参拝。車椅子での通行不可 |
| アクセス | JR仙石線 松島海岸駅から徒歩約8分 |
| 拝観所要時間 | 10分程度(橋を渡って堂を一周する程度) |
| 最新情報 | 例祭日や周辺情報は日本三景松島観光協会公式サイトでご確認ください |
行き方・駐車場
JR仙石線の松島海岸駅を出て、海に向かって歩けば8分ほどで五大堂に着きます。松島島巡り観光船の中央桟橋からは徒歩3分ほどと、目と鼻の先。瑞巌寺の参拝とあわせて訪れる人がほとんどで、瑞巌寺からは徒歩7分ほどの距離です。五大堂へは朱塗りの橋を2つ渡ります。手前の「透かし橋」は床板の間から海面が見える構造で、参拝前に気持ちを引き締めるための仕掛けとも言われています。足元がすくむ感覚があるため、小さなお子さん連れの場合は手をつないで渡るのがおすすめです。橋には段差があり、車椅子やベビーカーでの通行はできません。堂そのものは小さく、参拝の所要時間は10分程度。松島海岸周辺の散策の合間に、気軽に立ち寄れる規模です。松島湾を一望できる撮影スポットとしても知られ、観光船の出航前後に多くの人が足を止めます。仙台や塩竈方面まで足を延ばすなら、レンタカーの最安値比較もチェックしてみてください。
松島湾の周辺はレンタカーが便利
五大堂の参拝は徒歩で完結しますが、塩竈神社や秋保、蔵王まで足を延ばすならレンタカーが便利です。松島海岸周辺には有料駐車場が点在しています。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
松の新緑と朱塗りの堂のコントラストが美しい季節。海風もまだ心地よく感じられます。
夏(6〜8月)
海の青さが際立ち、松島湾を背景にした五大堂の写真が特に映える季節です。
秋(9〜11月)
空気が澄み、松島湾の島々の輪郭がくっきり見える季節。夕暮れどきの参拝もおすすめです。
冬(12〜3月)
空気が澄んで遠くまで見通せる一方、海からの風が冷たく感じられます。防寒対策をして橋を渡ってください。
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1. 透かし橋を渡って、足元の海を見る
床板の間から海面が見える透かし橋は、五大堂参拝のハイライト。渡るときは足元に注意しながら、揺れる水面をのぞいてみてください。

2. 桃山様式の屋根の意匠を見上げる
東北地方現存最古の桃山建築とされる五大堂。反り返った屋根の曲線や軒下の彫刻は、近くまで寄って見上げると細部までよくわかります。

3. 松島湾を背景に、堂の全景を撮る
海と松林を背にした五大堂は、松島観光の記念写真の定番。少し引いた位置から堂全体と海を一緒に画角に収めるのがおすすめです。

4. 側面から回り込んで違う表情を見る
正面だけでなく、縁側をぐるりと回り込むと屋根の反りや欄干の意匠がまた違って見えます。案内板の由来を読みながら一周してみてください。
あわせて回りたい、近くの見どころ



近くの人気飲食店
五大堂の周辺は松島観光の中心地。カキやあなご、笹かまぼこなど松島名物を扱う店が徒歩圏内に集まっています。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
五大堂は海を背景にした構図が定番ですが、橋の質感や屋根の意匠にも見応えがあります。潮風でレンズが曇りやすいので、こまめに拭くのがコツです。
海を背景に、少し引いて全体を堂全体と海、松林を画角に収めたいなら、橋の手前から少し引いて撮るのが定番の構図です。晴れた日は海の青さが引き立ちます。
橋の上での長時間の撮影は他の参拝者の妨げにならないよう配慮を
透かし橋は足元を前景に床板の間から海面が見える透かし橋は、足元を前景に入れると独特の緊張感が写真に出ます。逆光にならない時間帯を選ぶと橋の質感がよく見えます。
橋の上は滑りやすいことがあります
屋根の反りは見上げる構図で桃山様式の反り返った屋根は、堂に近づいて見上げるように撮ると迫力が出ます。軒下の彫刻もあわせて画角に入れてみてください。
堂内には立ち入れません。外観のみ撮影可能です
このエリアの宿(料金比較)
松島海岸沿いには海を望む宿が点在し、五大堂から徒歩圏内で泊まれるのが魅力です。夕暮れや早朝の静かな五大堂を楽しみたいなら、松島に前泊するのがおすすめです。

松島・塩竈エリア
五大堂を拠点に回るなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
透かし橋を渡る海沿いの参拝で、拝観自体は短時間です。この2点から逆算して選びました。
歩きやすいスニーカー透かし橋には段差があり、床板の間から海面が見える構造です。滑りにくく歩きやすい靴で渡るのが安心です。
薄手の羽織りもの(防風)海に突き出た立地のため、陸より風が強く感じられます。季節を問わず薄手の羽織りものが一枚あると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
五大堂の拝観料はいくらですか。
無料です。堂の外観と橋の通行が中心で、堂内の五大明王像は秘仏のため通常は見られません。
堂内の仏像はいつ見られますか。
33年に一度の御開帳のときだけです。前回は2006年8月、次回は2039年の予定です。毎年8月20日の例祭日には堂内を拝観できます。
透かし橋とは何ですか。
五大堂へ渡る手前の橋で、床板の間から海面が見える構造になっています。参拝前に気持ちを引き締める意味が込められているとも言われ、段差があるため車椅子やベビーカーでは通行できません。
松島海岸駅からのアクセスを教えてください。
徒歩約8分です。松島島巡り観光船の中央桟橋からは徒歩3分ほどで、瑞巌寺からは徒歩7分ほどの距離です。
拝観にはどれくらい時間がかかりますか。
橋を渡って堂を一周する程度で、10分ほどが目安です。松島観光の他のスポットとあわせて、気軽に立ち寄れる規模です。
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仙台空港ゆきの国内線をANA、JAL、Peachなど横断比較。松島までは仙台空港アクセス線で仙台駅へ出て、仙石線に乗り換えるのが基本ルートです。
















