
松島島巡り観光船(まつしましまめぐりかんこうせん)
中央桟橋から船が出ると、松の生えた小島が次々に近づいてくる。日本三景・松島の全景は、陸からより海の上から見たほうが、ずっと饒舌でした。
このページでわかること
- 松島島巡り観光船の見どころと、編集部5指標による評価
- 料金(仁王丸コース大人1,500円、小人750円)、所要時間50分、9時から1時間毎運航
- 仁王島、鐘島、千貫島など船上から見える松島湾の代表的な島々
- JR松島海岸駅から徒歩約8分という中央桟橋へのアクセス
- 瑞巌寺・五大堂・円通院とあわせて日本三景を1日で回るコース
松島島巡り観光船ってどんな遊覧船?
松島海岸駅から歩いて8分ほどの中央桟橋。ここから出る観光船に乗ると、日本三景・松島の見え方ががらりと変わります。陸から眺める松島は「湾に浮かぶ島々」ですが、船に乗って湾の中に入ると、一つひとつの島が近づいては離れ、次の島が現れるという体験に変わります。松島湾には大小260余りの島々が浮かび、船はそのうち代表的な島々の間を縫うように進みます。人面のような奇岩が並ぶ「仁王島」、松の根が石灰岩を抱くように広がる「鐘島」、豊臣秀吉に千貫の値で売買が持ちかけられたという逸話を持つ「千貫島」など、島にはそれぞれ名前と由来があり、船内のアナウンスで解説が流れます。定番の仁王丸コースは所要50分、松島から松島へ戻ってくる周遊ルートで、9時始発から1時間ごとに出航。デッキに出れば潮風とともに島々を間近に見渡せ、冬場はウミネコの餌付けを楽しむ人の姿も見られます。奥州藤原氏や伊達政宗も愛でたと伝わる松島の景観を、当時と変わらぬ海の上から眺める時間は、日本三景めぐりのハイライトといっても大げさではありません。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 松島島巡り観光船(運航:松島島巡り観光船企業組合) |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県宮城郡松島町松島字町内80 中央桟橋 |
| 料金(仁王丸コース) | 大人(中学生以上)1,500円、小人(小学生)750円、幼児(小学生未満)無料 |
| 所要時間 | 約50分(松島から松島へ戻る周遊ルート) |
| 運航時間 | 定期船は9:00始発、1時間ごとに運航(季節・天候により変動あり) |
| 運休 | 荒天時は欠航することがあります |
| アクセス | JR仙石線 松島海岸駅から徒歩約8分、中央桟橋 |
| 最新情報 | 時刻表や運賃は改定されることがあるため松島島巡り観光船公式サイトでご確認ください |
行き方・駐車場
JR仙石線の松島海岸駅で降りたら、駅前の通りをまっすぐ海に向かって歩くだけ。徒歩8分ほどで中央桟橋に到着します。仙台駅からは仙石線の快速で約40分、東北本線経由で松島駅から歩く場合は少し距離があるため、観光船を利用するなら松島海岸駅を使うのが便利です。桟橋周辺にはチケット売り場と土産物店が並び、出航時刻の少し前から並んでおくと窓側の席を確保しやすくなります。仁王丸コースは9:00始発から1時間ごとの運航で、繁忙期は増便されることもあります。荒天時は欠航することがあるため、訪問日の天候によっては事前に運航状況を確認しておくと安心です。桟橋周辺には有料駐車場が点在し、車で訪れる場合はそちらを利用します。仙台や秋保、蔵王とあわせて周遊するなら、レンタカーの最安値比較もチェックしてみてください。
松島湾の周辺はレンタカーが便利
中央桟橋周辺は駐車場が点在するため、瑞巌寺や五大堂、円通院とあわせて回るならレンタカーが便利です。塩竈神社や秋保、蔵王まで足を延ばすプランでも車移動が圧倒的にラクになります。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
松の緑が際立つ季節。まだ肌寒い日もあるため、デッキで風に当たるなら羽織るものがあると安心です。
夏(6〜8月)
海風が心地よく、デッキでの遊覧が最も気持ちいい季節。日差し対策は忘れずに。
秋(9〜11月)
島々の松と紅葉の対比が楽しめる、松島観光のベストシーズンのひとつです。
冬(12〜3月)
空気が澄み、遠くの島まで輪郭がくっきり見えます。防寒対策をしてデッキに出れば、冬ならではの澄んだ松島湾を楽しめます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 出航直後はデッキに出て桟橋を振り返る
出航してすぐ、船はゆっくりと湾の中心へ進みます。デッキから振り返ると、松島海岸の街並みと桟橋が一望でき、旅の始まりを実感できる瞬間です。

2. 仁王島や鐘島など、奇岩の島を間近で見る
船は代表的な島々の近くを通過します。波の浸食でできたアーチや洞穴は、船上からでないと見えない角度。船内アナウンスの解説と合わせて楽しんでください。

3. 時間帯を選んで、光の変化を楽しむ
同じコースでも、午前の澄んだ光と夕方の茜色に染まる光では表情がまったく違います。時間に余裕があれば、時間帯を変えて乗るのもおすすめです。

4. 全体の広がりを、船上から一望する
大小260余りの島々が浮かぶ松島湾は、陸上の一箇所からでは全体像がつかみにくいもの。船に乗ることで初めて、湾全体のスケール感が体に入ってきます。
あわせて回りたい、近くの見どころ




福浦橋・福浦島
「出会い橋」とも呼ばれる朱塗りの橋を渡って、島全体が自然公園になっている福浦島へ。中央桟橋から松島海岸沿いを歩いてすぐです。
近くの人気飲食店
中央桟橋の周辺には松島名物のカキやアナゴを扱う店が集まっています。乗船前後の待ち時間や、遊覧を終えたあとの食事にちょうどいい立地です。
松島さかな市場海鮮市場・食事処📍Googleマップで現在地からのルートを見る三陸・松島湾の海の幸を扱う市場。カキやウニなど、その場で焼いて食べられるコーナーもあり、遊覧船の待ち時間にも立ち寄りやすい場所です。
松島蒲鉾本舗 総本店笹かまぼこ・食べ歩き📍Googleマップで現在地からのルートを見る松島名物の焼きたて笹かまぼこを食べ歩きできる店。中央桟橋から瑞巌寺へ向かう参道沿いにあり、遊覧船の後に立ち寄りやすい立地です。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
観光船ならではの写真は、デッキから撮る島々のカットが主役です。船の揺れがあるため、シャッタースピードと手すりの活用を意識してみてください。
奇岩の島はアーチの奥行きを見せる仁王島や鐘島など、波の浸食でできたアーチ状の洞穴は、正面よりやや斜めから撮ると奥行きが出ます。船がゆっくり通過するタイミングを逃さないように。
船の揺れがあるため手すりを持って撮影を
広がりを見せたいならデッキ後方から船が進むにつれて島々が次々に現れます。デッキの後方から進行方向を撮ると、島の連なりが画面いっぱいに広がる一枚になります。
デッキは滑りやすいことがあるため足元に注意
夕方の便はシルエットを狙う夕方の便に乗れるなら、島影が逆光でシルエットになる瞬間を狙ってみてください。空の色のグラデーションと合わせると、印象的な一枚になります。
運航時刻は季節により変動します
このエリアの宿(料金比較)
松島海岸沿いには海を望む宿が点在し、中央桟橋から徒歩圏内で泊まれるのが魅力です。朝いちばんの便に乗るなら、松島に前泊するのが確実です。

松島・塩竈エリア
松島島巡り観光船を拠点に回るなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
海上は陸より風が強く感じられ、日差しを遮るものもありません。この2点から逆算して選びました。
薄手の羽織りもの(防風)海上は陸より体感温度が下がります。デッキで景色を楽しむなら、季節を問わず薄手の羽織りものが一枚あると安心です。
サングラス海面の照り返しは想像以上にまぶしいもの。デッキで長く景色を眺めるなら、サングラスがあると快適に過ごせます。
ステンレスボトル/水筒船内に売店はないコースが多いため、乗船前に飲み物を用意しておくと安心です。夏場のデッキでは特に重宝します。
よくあるご質問(FAQ)
松島島巡り観光船の料金はいくらですか。
仁王丸コースは大人(中学生以上)1,500円、小人(小学生)750円、幼児(小学生未満)は無料です。
所要時間はどれくらいですか。
仁王丸コースは約50分で、松島から松島へ戻る周遊ルートです。9:00始発から1時間ごとに運航しています。
雨や荒天でも乗れますか。
雨天でも通常運航しますが、荒天時は欠航することがあります。訪問日の天候によっては、事前に運航状況を確認しておくと安心です。
桟橋までのアクセスを教えてください。
JR仙石線 松島海岸駅から徒歩約8分で中央桟橋に着きます。仙台駅からは仙石線快速で約40分です。
瑞巌寺や五大堂とあわせて回れますか。
はい。中央桟橋から瑞巌寺までは徒歩約10分、五大堂までは徒歩約3分です。観光船の前後に立ち寄る人がほとんどで、松島観光の定番の組み合わせです。
仙台までの航空券も、まとめて比較
仙台空港ゆきの国内線をANA、JAL、Peachなど横断比較。松島までは仙台空港アクセス線で仙台駅へ出て、仙石線に乗り換えるのが基本ルートです。
















