
四柱神社(よはしらじんじゃ)
ビルの街並みから鳥居を一歩くぐると、音が変わる。四柱の神をまとめて祀る、「すべての願いが叶う」と語り継がれてきた松本の中心。
このページでわかること
- 四柱神社に祀られる四柱の神と「願いごとむすびの神」と呼ばれる理由、編集部5指標による評価
- 行き方・駐車場と、縄手通りや松本城からの歩き方
- 季節ごとの見どころと、松本平を代表する秋祭「神道祭」
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
- 松本市街エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
四柱神社ってどんな神社?
名前がそのまま由来です。天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神。この四柱をまとめて祀ることから四柱神社と呼ばれます。四柱はいずれも日本の神々の中でも根源に位置づけられる存在で、それが一社に揃うことから「すべての願いが相叶う」と語り継がれ、「願いごとむすびの神」として親しまれてきました。鎮斎は明治12年。松本城の城下がまだ江戸の記憶を残していた頃に生まれた、比較的新しい社です。それでもこの神社の存在感が特別なのは、街そのものを引き寄せてきたからでしょう。神社ができたことで参道が賑わい、その参道が今の縄手通りになりました。つまり松本の下町の輪郭は、この境内から広がっていったことになります。女鳥羽川に架かる橋を渡り、鳥居をくぐると、さっきまで聞こえていた車の音がすっと遠のきます。石畳の参道、両脇の灯籠、正面に構える拝殿。市街のど真ん中、ビルに囲まれた一角とは思えない静けさがあります。参拝を終えて振り返ると、鳥居の向こうに街が戻ってくる。この切り替わりの数秒が、四柱神社という場所のいちばんの贅沢かもしれません。秋には松本平を代表する秋祭として神道祭が営まれ、境内は一年でもっとも熱を帯びます。
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基本情報
| 名称 | 四柱神社(よはしらじんじゃ)/通称「神道さん」 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県松本市大手3丁目3-20 |
| ご祭神 | 天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神の四柱 |
| 鎮斎 | 明治12年(1879年) |
| 料金 | 参拝自由(境内の拝観は無料) |
| 参拝時間 | 境内の参拝は自由。授与所の受付時間は公式でご確認ください |
| アクセス | JR松本駅お城口から徒歩約15分。タウンスニーカー北コース「大名町」下車徒歩約2分。車は松本ICから約15分 |
| 所要時間の目安 | 参拝だけなら15〜20分。縄手通りとあわせて1〜2時間 |
行き方・駐車場
JR松本駅お城口から徒歩約15分。中町通りを抜けて女鳥羽川を渡れば、川沿いにもう鳥居が見えます。市内周遊バス「タウンスニーカー」北コースなら「大名町」下車で徒歩約2分。松本城からも歩いて10分ほどなので、城、神社、縄手通りを一続きに回れます。車は松本ICから約15分ですが、市街中心部で周辺は一方通行も多いため、近隣の有料駐車場に停めて歩くのが確実です。松本を拠点に上高地や乗鞍まで足を延ばすなら、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
四柱神社は徒歩で回れますが、松本を拠点に上高地の沢渡駐車場や乗鞍高原、白骨温泉まで足を延ばすなら車が要ります。夏休みや連休は台数が早く埋まるので、宿と一緒に押さえるのが安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
女鳥羽川沿いに桜が咲き、境内の空気がやわらぎます。松本城の花見と縄手通りの散策をつないで歩くのに最適な季節です。
夏(6〜8月)
木立が日差しを遮り、市街地の中では過ごしやすい一角。隣の縄手通りでは例年6月に松本かえるまつりが開かれ、界隈全体が賑わいます。
秋(9〜11月)
松本平を代表する秋祭「神道祭」の季節。一年でもっとも境内が熱を帯びます。開催日程は年により異なるため公式でご確認ください。
冬(12〜2月)
初詣で賑わったあとは、澄んだ空気に社殿の木肌が映える静かな季節。参道の石畳が凍ることがあるので足元にご注意を。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 鳥居をくぐって「音の切り替わり」を味わう
ビルと車の音の中から、石鳥居を一歩くぐる。それだけで背景音がすっと引きます。市街のど真ん中でこの落差を体験できる場所は、そう多くありません。

2. 四柱の神に、まとめて願う
天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神。根源の四柱が揃うことから「すべての願いが相叶う」と言われてきました。欲張ってよい神社です。

3. 狛犬と灯籠をじっくり見る
参道の灯籠、拝殿前の狛犬。ひとつずつ表情が違い、寄進した人の名が刻まれています。急がずに歩くと、松本の人がこの社をどう支えてきたかが見えてきます。

4. 境内の招魂殿にも足を向ける
拝殿だけで帰る人が多いのですが、境内には招魂殿があります。人の少ない一角で、白木と銅屋根の静かなたたずまい。ここまで歩くと、境内の広さが実感できます。

5. 参拝のあとは参道を歩いて帰る
この神社の参道として発達したのが縄手通りです。境内から通りへ抜け、たい焼き片手に女鳥羽川沿いを歩く。明治から続く、この街の正しい順路です。
あわせて回りたい、近くの見どころ

縄手通り
四柱神社の参道として発達した商店街。昭和47年に「かえる大明神」を祀って以来「カエルの街」として親しまれ、365日歩行者天国。参拝とセットで歩くのが本来の順路です。

国宝 松本城
現存天守をもつ国宝5城の一つ。四柱神社から歩いて10分ほどで、城と神社と商店街を一続きに回れます。朝いちばんに城、そのあと神社という順が混雑を避けやすい流れです。

中町通り
女鳥羽川の対岸、なまこ壁の土蔵造りが続く通り。民芸やクラフト、カフェが並びます。神社から橋を渡ってすぐなので、参拝の前後の寄り道にちょうどいい距離です。

あがたの森公園
旧制松本高等学校の木造洋風校舎(重要文化財)とヒマラヤ杉並木が残る入園無料の公園。市街の神社の静けさとはまた違う、大正の学び舎の空気が流れています。

穂高神社奥宮
同じ松本市内でも、こちらは標高1,500mの上高地。明神池のほとりに鎮まる北アルプス総鎮守の奥宮です。市街の四柱神社と、山の神域。松本の神社を二つの表情で味わえます。
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近くの人気飲食店
参道である縄手通りは食べ歩きの通り。腰を据えて食べたいなら、川沿いのそば屋から松本名物の山賊焼まで、徒歩圏に選択肢が揃っています。
女鳥羽そばそば昭和27年創業/女鳥羽川沿い/三重そばが名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る神社から縄手通りへ抜けてすぐ、女鳥羽川のほとりに構える老舗そば店。海苔、とろろ、抹茶の三段重ねの「三重そば」が看板です。参拝のあとの一杯にちょうどいい距離にあります。
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ふるさとたい焼き・大判焼き昭和21年創業/縄手通り/一丁焼きのたい焼き📍Googleマップで現在地からのルートを見る参道の名物。昭和21年創業、一本の型で一匹ずつ焼く一丁焼きのたい焼きです。参拝を終えて鳥居を出た足で、焼きたてを一匹。これがこの界隈のいちばん贅沢な締め方かもしれません。
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松本からあげセンター郷土料理・山賊焼松本駅ビルMIDORI 4F/山賊焼定食が看板📍Googleマップで現在地からのルートを見る松本駅ビルMIDORIの4階で松本名物の山賊焼を出す店。神社から駅へ戻る流れでそのまま寄れるので、帰りの電車前の一皿にちょうどいい立地です。
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河昌鳥料理・山賊焼昭和34年創業/浅間温泉の入口/山賊焼き定食📍Googleマップで現在地からのルートを見る松本に山賊焼を広めたとされる昭和34年創業の食堂。もも、むね、手羽から部位を選べます。市街から少し離れますが、名物の本家を訪ねる価値のある一軒。営業時間が短く売り切れることもあるので早めの来店を。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
参拝のめぐり方
四柱神社は市街の真ん中にあり、駆け足でも15分あれば参拝できます。ただ、少しだけ順を意識すると、この社の広さと歴史が見えてきます。
鳥居では一礼を、参道は端を歩く鳥居の前で軽く一礼してからくぐります。参道の中央は神様の通り道とされるので、端を歩くのが作法。ここで街の速度から切り替わります。
拝殿では二拝二拍手一拝四柱の神が揃う拝殿。願いは一つに絞らなくて構いません。「すべての願いが相叶う」と言われてきた社です。
拝殿だけで帰らず、境内を一周する境内には招魂殿があります。ここまで歩く人は多くありません。静かな一角で、市街の神社とは思えない時間が流れています。
撮るなら朝いちばん日中は参拝者が入りやすい境内です。人を入れずに社殿や狛犬を撮りたいなら早朝が確実。冬の朝は光が斜めに入り、木肌の陰影がいちばん綺麗に出ます。
このエリアの宿(料金比較)
松本駅から松本城までは徒歩圏。市街に泊まれば、参拝客のいない早朝の境内に立てますし、上高地行きの始発バスにも余裕で間に合います。浅間温泉、美ヶ原温泉まで含めれば、街歩きと湯を両立させる選択肢も豊富です。

松本市街(松本駅・松本城周辺)
街歩きと上高地の拠点に※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
参拝して、参道を歩いて、そのまま松本城へ。四柱神社を起点にした一日に効いてくる小物をまとめました。
御朱印帳入れ巾着四柱神社は松本の街歩きの起点。城や旧開智学校と回るうち、鞄の中で御朱印帳の角が傷みます。一枚あるだけで、帰ってから開くときの気分が違います。
コインケース/小銭入れお賽銭に始まり、参道のたい焼きや甘味まで、この界隈は小銭の出番が続きます。財布ごと出さずに済むと、鳥居の前で慌てません。
歩きやすいスニーカー神社から縄手通り、中町通り、松本城まではすべて徒歩圏。参道の石畳は雨や雪で滑るので、履き慣れた一足が結局いちばん遠くまで連れて行ってくれます。
折りたたみ傘境内も参道もアーケードはありません。松本は夏に夕立が来ることもあり、女鳥羽川沿いは逃げ場が少なめ。鞄に一本あると、雨をやり過ごさずに歩き続けられます。
モバイルバッテリー神社、縄手通り、松本城と、撮りどころが徒歩圏に密集しています。地図アプリも動かしっぱなしになりがち。上高地方面へ延ばす日は電波の弱い区間もあるので、なおさら心強い一台です。
よくあるご質問(FAQ)
四柱神社にはどんな神様が祀られていますか。
天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神の四柱です。日本の神々の中でも根源に位置づけられる四柱が揃うことから「すべての願いが相叶う」と言われ、「願いごとむすびの神」として親しまれています。
四柱神社の参拝に料金はかかりますか。
参拝は自由で、境内に入るのに料金はかかりません。授与所の受付時間や御朱印の対応時間は季節や行事により変わることがあるため、公式の案内でご確認ください。
四柱神社と縄手通りはどのような関係ですか。
明治12年に四柱神社が鎮斎されてから、その参道として発達したのが縄手通りです。境内から通りへはひと続きなので、参拝と食べ歩きをそのままつなげて楽しめます。
四柱神社へは松本駅からどう行けばよいですか。
JR松本駅お城口から徒歩約15分です。市内周遊バス「タウンスニーカー」北コースで「大名町」下車なら徒歩約2分。松本城からも徒歩10分ほどで、城とあわせて歩けます。
四柱神社のお祭りはいつ行われますか。
秋には松本平を代表する秋祭として神道祭が営まれます。開催日程は年によって異なるため、訪問前に神社や松本市の公式情報で最新の日程をご確認ください。
四柱神社は、上高地・松本 1泊2日モデルコースの2日目、松本城から縄手通りへつなぐ街歩きに組み込むのが黄金ルート。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
信州まつもと空港(松本空港)ゆきの国内線をFDA、JALなど横断比較。便数が限られるので、日程が決まったら早めのチェックが安心です。
















