シルミチュー霊場の鳥居と、洞窟へ続く108段の石段TRAVEL HUB
#神の島#パワースポット#琉球開闢神話#沖縄本島

浜比嘉島・シルミチュー霊場

琉球の島々をつくった二柱の神が、ここで暮らし、子を授かったと伝わります。108段の石段を上りきると、その洞窟があります。

沖縄県うるま市勝連比嘉シルミチュー、アマミチューの墓ともにうるま市指定文化財更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • 浜比嘉島が「神の島」と呼ばれる理由と、アマミチュー、シルミチューの神話
  • シルミチュー霊場の108段の石段の先に何があるのか
  • 参拝は無料、駐車場も無料というシンプルなしくみ
  • 集落の道が狭く、運転に注意が必要なこと
  • うるま市エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
0.0総合評価5点満点
人気度5.0
神聖さ5.0
写真映え5.0
アクセス4.5
設備・過ごしやすさ4.5

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

浜比嘉島ってどんな場所?

沖縄には、島そのものが聖地とされる場所がいくつかあります。浜比嘉島はそのひとつで、「神の島」と呼ばれてきました。理由は神話にあります。琉球の創世神話では、アマミチュー(アマミキヨ)とシルミチュー(シネリキヨ)という二柱の神が天から降りてきて、沖縄の島々と人をつくったと伝えられます。その二柱が暮らしたとされる場所が、この島にあるのです。比嘉集落の南南東の森の中に、シルミチュー霊場があります。鳥居をくぐると、まっすぐ上へ延びる108段の石段。上りきった先にあるのが、二柱が住んだと伝わる大きな洞窟(ガマ)です。中には子宝の霊石とされる鍾乳石があり、子どもを授かることを願う人が今も訪れます。うるま市の指定文化財です。島の東側の海岸には、アマンジと呼ばれる岩山の小島があり、そこにアマミチューの墓があります。海に浮かぶ岩の上の墓へ、細い道が続いている。この光景もまた、浜比嘉島でしか見られないものです。周囲約7kmの小さな島に、浜と比嘉というふたつの集落があり、島内には30を超える拝所が残ると言われます。海中道路を渡って車で行けてしまう手軽さの一方で、ここは今も人が祈りを捧げている場所です。観光地の感覚のまま足を踏み入れると、少し居心地が悪くなるかもしれません。静かに歩く。それだけで、この島は多くのことを教えてくれます。

基本情報

浜比嘉島・シルミチュー霊場 基本情報(早見表)
名称浜比嘉島・シルミチュー霊場(うるま市指定文化財)
所在地沖縄県うるま市勝連比嘉
参拝料無料(参拝は自由)
駐車場シルミチュー公園に無料駐車場あり。そこから霊場の入口まで徒歩約200m
石段鳥居から洞窟まで108段
アクセス海中道路と浜比嘉大橋を渡って車でアクセス可(通行無料)。沖縄自動車道 沖縄北ICから車で約40分
所要時間の目安20〜30分(アマミチューの墓とあわせるなら1時間程度)
注意霊場までは集落の狭い道を通ります。運転に慣れた方の運転を推奨

行き方・駐車場

うるま市の与勝半島から海中道路を渡り、平安座島を経由して浜比嘉大橋へ。橋を渡ればもう浜比嘉島です。海中道路も浜比嘉大橋も通行無料で、車でそのまま行けてしまいます。沖縄自動車道の沖縄北ICからは約40分。シルミチュー霊場へは、シルミチュー公園の無料駐車場に停めて、そこから徒歩約200mです。気をつけたいのは集落の道です。霊場へ向かう道は狭く、運転に慣れていないと苦労します。対向車が来ると譲り合いが必要な場所もあるので、慎重に。そして石段は108段、しかもまっすぐ急に上ります。手すりはありますが、サンダルよりも歩きやすい靴が安心です。レンタカーが未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。渡ってきた海中道路・果報バンタとセットで回るのが、うるま市の島めぐりの定番です。

レンタカーは早めに予約を

浜比嘉島は海中道路を渡った先の離島。路線バスの本数は少なく、島内の拝所を回るには車がほぼ前提です。夏休みと連休は台数が足りず数週間前に売り切れることも珍しくありません。航空券を取ったら、まずレンタカーを押さえるのが鉄則です。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(3〜5月)

森の緑が濃くなり、石段の周りの木々が瑞々しい季節。気温も湿度もほどよく、108段が苦になりません。

☀️

夏(6〜9月)

石段の周囲は木立に覆われていて、思ったより涼しく感じます。ただし蚊がいるので虫よけを。海中道路のドライブとあわせるなら朝のうちに。

🍂

秋(10〜11月)

暑さがゆるみ、島歩きに最適な時期。台風の直後は倒木や落ち葉で石段が滑りやすくなるため、足元に注意を。

❄️

冬(12〜2月)

観光客が落ち着き、霊場の静けさがいちばん深くなる季節。風が強い日は海中道路の上で体感温度が下がるので上着を。

編集部おすすめの過ごし方 5選

シルミチュー霊場の鳥居と108段の石段

1. 1. 108段を、ゆっくり上る

鳥居をくぐると、まっすぐ上へ延びる石段が現れます。木立に覆われて薄暗く、上るにつれて周りの音が消えていきます。急がずに上ってください。

シルミチュー霊場の洞窟入口と鉄格子

2. 2. 洞窟の前で、神話を思い出す

上りきると、二柱の神が暮らしたと伝わる洞窟があります。今も祈りが捧げられている場所で、賽銭箱が置かれています。中の霊石は子宝を願う対象とされてきました。

シルミチュー霊場の洞窟内部と古い石碑

3. 3. 洞窟の中の時間の層を見る

洞窟の中には古い石碑が残り、大正六年の文字が刻まれたものもあります。神話の時代から近代まで、祈りが途切れずに続いてきたことがわかります。

浜比嘉島の遠景と浜比嘉大橋

4. 4. 島の輪郭を、対岸から眺める

周囲約7kmの小さな島に、浜と比嘉のふたつの集落。橋を渡る前後で島の全体を眺めると、ここが「神の島」と呼ばれてきた理由がなんとなく腑に落ちます。

シルミチュー霊場の拝所と森

5. 5. 集落を静かに歩く

島内には30を超える拝所が残ると言われます。観光施設ではなく、人が暮らし祈っている場所です。静かに歩くことが、いちばんの楽しみ方になります。

ここは今も祈りが捧げられている聖地です。シルミチュー霊場はうるま市の指定文化財であり、観光施設ではありません。現地には「参拝者の皆様へお願い」として、貴重な文化財であることと、みんなできれいにしましょうという地元の呼びかけが掲示されています。静かに参拝し、洞窟内の石や植物を持ち帰らないでください。霊場へ向かう道は集落の狭い道を通ります。対向車とのすれ違いが難しい場所もあるため、運転に慣れた方の運転を推奨します。住民の生活道路なので、路上駐車は避け、シルミチュー公園の駐車場をご利用ください。石段は108段で、まっすぐ急に上ります。雨のあとは滑りやすくなるため、歩きやすい靴で。賽銭箱があるので、小銭を用意しておくとスマートです。

あわせて回りたい、近くの見どころ

果報バンタから見下ろす珊瑚礁の海

海中道路・果報バンタ

浜比嘉島へ渡る道そのものが絶景の海中道路。宮城島の果報バンタは、珊瑚礁の海を見下ろす断崖の展望所です。海中道路・果報バンタで詳しく紹介しています。

浜比嘉島から車で約15分
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伊計ビーチの入り江と白い砂浜

伊計ビーチ

海中道路の先、伊計大橋を渡った島のビーチ。入り江の地形で波が穏やかで、家族向けです。伊計ビーチもどうぞ。

浜比嘉島から車で約25分
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中城城跡の琉球石灰岩の城壁

中城城跡

世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産。沖縄戦を免れた15世紀の石積みが現存します。中城城跡で詳しく紹介しています。

浜比嘉島から車で約40分
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金武観音寺の日秀洞の鍾乳洞

金武観音寺・日秀洞

鍾乳洞のなかに琉球八社のひとつ金武宮を祀る神仏習合の霊場。夏でもひんやり涼しい穴場です。金武観音寺・日秀洞で詳しく紹介しています。

浜比嘉島から車で約30分
📍Googleマップで現在地からのルートを見る

近くの人気飲食店

浜比嘉島には、島の人が営む食堂があります。海中道路の途中にも食事どころがあるので、行き帰りの動線で選べます。

  • 沖縄の天ぷら(もずく天ぷら)
    丸吉食品食堂沖縄県うるま市勝連浜72-2/浜比嘉島の浜集落📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    浜比嘉島の浜集落にある食堂。もずくの天ぷらやもずくコロッケが名物で、揚げたてを出してくれます。民家にお邪魔したような座敷で食べるスタイルで、島の空気ごと味わえる一軒です。営業時間と定休日は変動することがあるため、訪問前にご確認ください。

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  • 沖縄そば(ソーキそば)
    海の駅 あやはし館沖縄そば・食堂沖縄県うるま市与那城屋平4番地/海中道路の中央📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    海中道路のちょうど真ん中にある海の駅。360度が海というロケーションで、沖縄そばや地元の海産物が食べられます。浜比嘉島への行き帰りに必ず通る場所なので、立ち寄りやすさは随一です。営業時間と定休日は変動することがあるため、訪問前にご確認ください。

    食べログ予約 ›

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

参拝と楽しみ方

浜比嘉島は、大きな観光施設がある島ではありません。そのぶん、歩き方を知っているかどうかで受け取れるものが変わります。

  • シルミチュー霊場の鳥居と石段
    シルミチュー霊場の参拝

    シルミチュー公園の無料駐車場から徒歩約200m。鳥居をくぐって108段の石段を上ると、アマミチューとシルミチューが暮らしたと伝わる洞窟に着きます。子宝祈願で知られる霊石があり、今も祈りが捧げられています。参拝は無料、時間の制限もありません。

    参拝無料/うるま市指定文化財。集落の狭い道を通るため運転に注意
  • 浜比嘉島の海岸線と浜比嘉大橋
    アマミチューの墓と島歩き

    比嘉集落の東方海岸に、アマンジと呼ばれる岩山の小島があり、そこにアマミチューの墓があります。シルミチューとあわせて参拝すると、琉球の創世神話の輪郭が見えてきます。島内には30を超える拝所が残ると言われます。

    参拝無料/うるま市指定文化財。生活の場なので静かに歩いてください

このエリアの宿(料金比較)

浜比嘉島は那覇から車で約1時間20分。海中道路の島々をゆっくり回るなら、うるま市エリアに泊まると朝夕の静かな時間に島を歩けます。

浜比嘉島の遠景と穏やかな金武湾の海
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うるま市・中部エリア

海中道路と島めぐりの拠点向き
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※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

108段の石段と、木立に覆われた霊場。そして賽銭箱。備えるものはシンプルですが、どれも効きます。

  • 歩きやすいシューズ
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    108段の石段をまっすぐ上ります。手すりはありますが、雨のあとは滑りやすくなります。サンダルよりも歩き慣れた靴が安心です。

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  • 小銭入れ
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    洞窟の前に賽銭箱があります。財布ごと出すよりも、小銭をさっと取り出せるほうが、静かな霊場では気持ちよく参拝できます。

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  • 虫よけスプレー
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    石段の周囲は木立に覆われた森です。日陰で涼しいぶん蚊がいます。上りきって洞窟を眺めている数分が、いちばん刺されやすい時間です。

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  • 保冷ボトル
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    108段を上ると、思った以上に汗をかきます。島内に自販機を頼れる場所は多くないので、冷たい水を持っていくのが正解です。

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  • 日焼け止め
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    霊場は木陰ですが、そこへ行くまでの海中道路と島の海岸は遮るものがありません。移動中の日差しのほうが強いくらいです。

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よくあるご質問(FAQ)

シルミチュー霊場の参拝は有料ですか。

無料です。参拝は自由で、時間の制限もありません。シルミチュー公園に無料の駐車場があり、そこから霊場の入口まで徒歩約200mです。ただしここはうるま市指定文化財であり、今も地元の方が祈りを捧げている場所です。観光施設ではないことを意識して、静かに参拝してください。

シルミチューの石段は何段ありますか。

鳥居から洞窟まで108段あります。まっすぐ急に上る造りで、手すりはついています。雨のあとは滑りやすくなるため、歩きやすい靴でお越しください。上りきった先に、アマミチューとシルミチューが暮らしたと伝わる洞窟があります。

浜比嘉島へは車で行けますか。

行けます。うるま市の与勝半島から海中道路を渡り、平安座島を経由して浜比嘉大橋を渡ります。海中道路も浜比嘉大橋も通行無料です。沖縄自動車道の沖縄北ICから車で約40分。ただし霊場へ向かう道は集落の狭い道を通るため、運転に慣れた方の運転をおすすめします。

アマミチューとシルミチューとは何ですか。

琉球の創世神話に登場する二柱の神です。アマミチュー(アマミキヨ)とシルミチュー(シネリキヨ)が天から降りて沖縄の島々と人をつくったと伝えられ、この二柱が暮らし子を授かった場所が浜比嘉島とされています。だからこの島は「神の島」と呼ばれてきました。シルミチュー霊場の洞窟には子宝の霊石があるとされ、アマミチューの墓は比嘉集落の東方海岸のアマンジという小島にあります。

浜比嘉島の見学にはどのくらい時間がかかりますか。

シルミチュー霊場だけなら20〜30分程度です。アマミチューの墓や集落の拝所もあわせて回るなら1時間程度をみておくと余裕があります。海中道路、果報バンタ、伊計島とセットで半日〜1日の島めぐりにするのが定番の組み方です。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

浜比嘉島は、沖縄本島 3泊4日モデルコースの2日目、海中道路の島めぐりに組み込むのが定番です。果報バンタ、伊計島とつなげる順番はモデルコースでどうぞ。

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