
花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)
高さ約45mの巨岩がそのままご神体。社殿を持たない、日本最古と伝わる神社です。
このページでわかること
- 花の窟神社が「日本最古の神社」と伝わる理由(『日本書紀』の記述)と、編集部5指標による評価
- 社殿を持たず、高さ約45mの巨岩そのものをご神体とする、日本独自の自然信仰の形
- 年2回(2月2日、10月2日)行われる「お綱掛け神事」と、約170mという大綱の意味
- JR熊野市駅から車で約5分というアクセスと、隣接する道の駅「熊野・花の窟」の情報
- 熊野・新宮エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
花の窟神社ってどんな神社?
三重県熊野市有馬町、七里御浜の海岸沿いに立つ、高さ約45mの巨大な岩壁。この岩そのものがご神体という、社殿を持たない古式ゆかしい神社です。奈良時代に記された『日本書紀』の神代巻には、日本の国産みの神・イザナミノミコトが火の神を産んで亡くなり、この地に葬られたという記述が残ります。社殿がなく岩そのものを拝む形式は、日本の神社の原初の姿を留めていると言われ、「日本最古の神社」と称されることがあります。境内で特に印象的なのが、毎年2月2日と10月2日に行われる例大祭「お綱掛け神事」です。約170mという日本一とも言われる長さの大綱を、高さ約45mの岩窟の上から境内南隅の松の御神木まで渡し、季節の花や扇を飾った三流の幡を吊るします。素朴でありながら壮観な神事は、多くの参拝者や旅行者を惹きつけています。2004年、熊野三山と熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録され、花の窟神社もその構成資産のひとつです。
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基本情報
| 名称 | 花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)/通称「花窟神社」 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県熊野市有馬町130 |
| 参拝 | 境内参拝は自由(社務所の受付は9:00〜16:00頃) |
| 例大祭 | 毎年2月2日(春季)、10月2日(秋季)に「お綱掛け神事」を斎行 |
| お綱 | 長さ約170m。高さ約45mの岩窟上から境内南隅の松の御神木へ渡す |
| 世界遺産 | 2004年登録「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産 |
| アクセス | JR熊野市駅から車で約5分 |
| 駐車場 | 35台(バス2台)、無料。隣接する道の駅「熊野・花の窟」の駐車場も利用可 |
行き方・駐車場
JR熊野市駅から車で約5分。徒歩の場合も20〜30分程度で到着できる距離です。マイカーの場合、隣接する道の駅「熊野・花の窟」に無料駐車場(35台、バス2台)があり、参拝の前後に地元産品の買い物や休憩もできます。那智勝浦・新宮方面からは国道42号(七里御浜沿い)を北上する形になり、瀞峡や熊野本宮大社からは車でおよそ1時間前後の距離です。熊野速玉大社とあわせて、熊野エリア周遊の一角に組み込むのがおすすめです。
熊野・新宮エリアはレンタカーが便利
花の窟神社は熊野市駅から車で約5分ですが、瀞峡や熊野速玉大社、熊野本宮大社まで足を延ばすなら車移動がほぼ必須です。新宮駅前でのレンタカー手配が定番です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
七里御浜の海風が心地よい季節。境内は比較的静かで、じっくり参拝できます。
夏(6〜8月)
海沿いのため他の熊野エリアに比べて過ごしやすい一方、日差しは強いので対策を。
秋(9〜11月)
10月2日の秋季例大祭「お綱掛け神事」が行われる季節。約170mの大綱が岩窟に渡される様子を見学できます。
冬(12〜3月)
2月2日の春季例大祭「お綱掛け神事」が行われる季節。海からの風が冷たいので防寒対策を。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 高さ45mの巨岩を見上げる
社殿を持たない、岩そのものへの信仰。日本の神社の原初の姿と言われるこの光景を、まずはただ見上げてみてください。

2. 七里御浜沿いの参道を歩く
海岸沿いに広がる境内は、熊野灘の潮騒を聞きながら参拝できます。急がず、ゆっくりと歩いてみてください。

3. お綱掛け神事の日程を狙って訪れる
2月2日と10月2日の年2回だけ行われる神事です。約170mの大綱が岩窟上から御神木へ渡される様子は、この神社ならではの光景です。

4. 道の駅「熊野・花の窟」で郷土食を味わう
隣接する道の駅では、古代米(イザナミ米)を使ったうどんやおにぎり、めはり寿司、さんま寿司が味わえます。参拝の余韻とともにどうぞ。
あわせて回りたい、近くの見どころ


近くの人気飲食店
花の窟神社に隣接する道の駅「熊野・花の窟」のおもてなし処「お綱茶屋」が、参拝前後の食事の定番です。
道の駅 熊野・花の窟 お綱茶屋軽食・郷土料理📍Googleマップで現在地からのルートを見る古代米(イザナミ米)を使ったうどんやおにぎり、めはり寿司、さんま寿司が味わえます。営業時間は10:00〜16:00(季節により変動)。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
巨岩の存在感と、七里御浜の穏やかな海景色。スケール感の出し方がポイントです。
巨岩は見上げる縦構図で高さ約45mの岩壁は、根元から見上げる縦構図でスケール感が伝わります。
岩壁への立ち入りは禁止です
参道は引きの構図で海景色を含める七里御浜に近い境内は、海と空を含めた引きの構図で穏やかな雰囲気が伝わります。
静粛な参拝を心がけましょう
このエリアの宿(料金比較)
花の窟神社は新宮市街から車で約20分。熊野三山めぐりの拠点となる新宮エリアに宿を取ると、周遊がスムーズです。

新宮市街地エリア
花の窟神社の参拝とセットで泊まるなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
花の窟神社は境内が平坦なため参拝はしやすい一方、海沿いで日差しを遮るものが少ない立地です。
UVカットハット・帽子七里御浜沿いの境内は日差しを遮るものが少ない立地です。夏場は特に日焼け対策と熱中症対策を。
御朱印帳入れ巾着世界遺産の構成資産のひとつです。熊野詣の記録として御朱印をいただくなら、巾着があると安心です。
ステンレスボトル/水筒道の駅までは徒歩圏ですが、熊野エリア周遊の道中の水分補給用にあると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
花の窟神社はなぜ「日本最古の神社」と言われるのですか。
『日本書紀』の神代巻に、国産みの神イザナミノミコトがこの地に葬られたという記述が残ることから、日本最古の神社と称されることがあります。社殿を持たず岩そのものを拝む形式は、神社の原初の姿を留めていると言われます。
お綱掛け神事とはどんな神事ですか。
毎年2月2日と10月2日に行われる例大祭です。長さ約170mの大綱を、高さ約45mの岩窟上から境内南隅の松の御神木まで渡し、季節の花や扇を飾った三流の幡を吊るします。
花の窟神社の参拝時間を教えてください。
境内参拝は自由ですが、社務所の受付は9:00〜16:00頃です。
花の窟神社へのアクセスを教えてください。
JR熊野市駅から車で約5分です。隣接する道の駅「熊野・花の窟」に無料駐車場(35台、バス2台)があります。
花の窟神社は世界遺産ですか。
はい。2004年登録の「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつです。
花の窟神社は、那智勝浦・熊野 モデルコースで瀞峡や熊野速玉大社とあわせて訪れるのが定番ルート。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
熊野エリアへは南紀白浜空港や中部国際空港からのアクセスが便利です。往路と復路で交通手段を変えると総額が下がることがあります。
















