
城ヶ倉大橋
橋の真ん中に立つと、足の下に城ヶ倉渓谷が沈んでいく。無料で、これだけの高さに立てる場所は多くありません。
このページでわかること
- 全長360m、アーチ支間長255mという日本有数の上路式アーチ橋のスケール
- 橋上から見える八甲田連峰、青森市街、岩木山
- 両端の駐車スペースと休憩所の使い方
- 紅葉期に混雑する理由と、時間帯のずらし方
- 八甲田・十和田湖エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
城ヶ倉大橋って、どんな場所?
国道394号を八甲田へ向かって上っていくと、森が切れて、いきなり空が開けます。城ヶ倉大橋。全長360メートル、アーチ支間長255メートルという、日本有数の上路式アーチ橋です。専門用語を並べても伝わりにくいのですが、要するに「橋げたが上、アーチが下」の構造で、そのアーチが渓谷を一またぎしている。だから橋の上を歩くと、支えるものが何も見えないまま、はるか下に城ヶ倉渓谷が沈んでいるように感じます。橋の上からは八甲田連峰が正面に、振り返れば青森市街、条件がよければ岩木山まで望めます。眼下の城ヶ倉渓谷には豊かな自然が残り、季節ごとに色を変える。特に紅葉の時期、この橋の上から見下ろす渓谷は、青森県内でも指折りの景観として知られています。ありがたいのは、これが完全に無料だということ。橋の両端には駐車スペースとちょっとした休憩所があり、車を降りてゆっくり景色を楽しめます。展望台の入場料も、ロープウェーの運賃もいりません。ただ車を停めて、歩いて、見る。それだけで、八甲田という山塊の大きさが体に入ってきます。酸ヶ湯温泉や八甲田ロープウェーへ向かう道の途中にあるので、通り過ぎるにはあまりに惜しい場所です。
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基本情報
| 名称 | 城ヶ倉大橋(じょうがくらおおはし) |
|---|---|
| 所在地 | 青森県青森市荒川(国道394号/十和田八幡平国立公園内) |
| 構造 | 上路式アーチ橋。全長360m、アーチ支間長255m。日本有数の規模 |
| 通行料 | 無料 |
| 駐車場 | 橋の両端に駐車スペースと休憩所あり |
| 見えるもの | 八甲田連峰、青森市街、岩木山、眼下の城ヶ倉渓谷 |
| 見ごろ | 紅葉期(例年10月中旬〜下旬)は県内屈指の景観。ただし駐車スペースが混雑 |
| 注意 | 国道394号は冬季に通行規制がかかる区間があります。夏秋は問題ありません |
※構造(全長360m、アーチ支間長255m)と駐車スペース、眺望の内容は青森県公式観光サイト「Amazing AOMORI」の掲載内容を編集部が直接確認しました(2026年7月15日時点)。冬季の通行規制は年により異なるため、青森県の道路情報をご確認ください。
行き方・駐車場
青森市街から国道103号を南下し、国道394号へ。市街地から車で約40分ほどです。八甲田ロープウェーや酸ヶ湯温泉へ向かう道のりの途中にあるため、わざわざ寄るというより「通り道にある絶景」という位置づけになります。橋の両端に駐車スペースがあるので、車を停めて歩いて渡るのが基本の楽しみ方。公共交通で単独で行くのは現実的でなく、車での訪問がほぼ前提です。冬季は国道394号に通行規制がかかる区間があるため、雪の季節は事前確認を。八甲田から奥入瀬へ抜けるなら、レンタカーの最安値比較もあわせてどうぞ。
八甲田縦断の「途中」に置くのが正解
城ヶ倉大橋だけを目的に行く場所ではありません。青森市街から八甲田ロープウェー、酸ヶ湯温泉へ向かう国道394号の途中にあるので、午前のロープウェーと午後の酸ヶ湯のあいだに挟むのがちょうどいい。所要は車を降りて15分もあれば足ります。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪解けの渓谷に水音が戻る季節。八甲田の残雪と新緑が同時に見える時期があり、色の対比が最も鮮やかになります。
夏(6〜9月)
緑に埋まった城ヶ倉渓谷を見下ろせます。標高があるぶん市街地より涼しく、八甲田縦断の休憩ポイントとして機能します。
秋(10〜11月)
本番。例年10月中旬から下旬の紅葉は県内屈指の景観です。ただし駐車スペースが埋まりやすいので、早朝か夕方に時間をずらすのが賢い選択。
冬(12〜2月)
国道394号は冬季に通行規制がかかる区間があります。訪問前に道路情報の確認が必須の季節です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 橋の真ん中まで、歩いて出る
車で通過するだけでは何も起きません。駐車スペースに停めて、歩いて橋の中央まで出る。足の下に何もない感覚が来た瞬間が、この場所の本番です。

2. 八甲田、青森市街、岩木山を順に探す
正面に八甲田連峰、振り返ると青森市街、条件がよければ岩木山。一つの橋の上で青森県の主役級が全部見えるという贅沢な場所です。

3. 下を向いて、城ヶ倉渓谷を見下ろす
眼下の渓谷には豊かな自然が残っています。高所が苦手な方には勧めませんが、平気な方はぜひ真下を。季節ごとに色がまるで違います。

4. アーチを、橋の外から撮る
橋の上からの景色は有名ですが、橋そのものを外から見た姿も見ものです。支間長255mのアーチが渓谷を一またぎする構造美は、離れた位置からのほうがよく伝わります。

5. 紅葉期は、時間をずらす
10月中旬から下旬は県内屈指の紅葉スポットとして人が集まり、駐車スペースが埋まります。日中を避けて早朝か夕方に寄るだけで、体験の質が変わります。
あわせて回りたい、近くの見どころ

八甲田ロープウェー
田茂萢岳の山頂公園駅へ片道約10分。城ヶ倉大橋から車ですぐの距離で、橋で渓谷を見下ろし、ロープウェーで八甲田を見渡すという二段構えが組めます。

酸ヶ湯温泉
総ヒバ造り160畳の「ヒバ千人風呂」で知られる名湯。城ヶ倉大橋から国道394号を進んだ先にあり、橋で冷えた体を温める流れが自然です。
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近くの人気飲食店
橋のたもとに飲食店はありません。八甲田側へ少し進めば、峠のそば処が待っています。
鬼面庵そば酸ヶ湯温泉隣/八甲田の湧水で打つそば📍Googleマップで現在地からのルートを見る酸ヶ湯のすぐ隣、湯上がりの体で暖簾をくぐる一軒。八甲田の水で締めたそばは、山を歩いたあとの舌にちょうどいい素直さです。峠道の途中で、ここだけ時間がゆっくり流れています。
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八甲田そば処 きこりそば・食堂八甲田/山菜そばなど📍Googleマップで現在地からのルートを見る山の中の、飾り気のないそば処。八甲田を歩いてきた人が、無言で温かい汁をすすっている。その光景ごと含めて、峠の食事です。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
橋からの見どころ
見る方向を変えるだけで、この橋は3つの顔を見せます。上から、下から、そして外から。
橋上からの八甲田連峰正面に八甲田の稜線。遮るものがないので、山塊の横の広がりがそのまま把握できます。
眼下の城ヶ倉渓谷足元に沈む渓谷には豊かな自然が残ります。紅葉期の見下ろしは県内屈指の景観とされます。
アーチ構造そのもの全長360m、アーチ支間長255mの上路式アーチ橋。橋の外から見ると、渓谷を一またぎする構造美がよくわかります。
このエリアの宿(料金比較)
城ヶ倉大橋の周辺に宿泊施設はありません。八甲田側なら酸ヶ湯温泉や谷地温泉、奥入瀬側なら渓流温泉に泊まる形になります。青森市内から日帰りで八甲田を縦断する組み方も可能ですが、酸ヶ湯や奥入瀬に一泊すると、早朝の渓谷という最高の時間帯を取りにいけます。

八甲田・十和田湖・奥入瀬
八甲田・酸ヶ湯周辺※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
標高があり、橋の上は風が抜けます。車を降りてすぐ立つ場所だからこそ、装備で差が出る5つです。
ウォーキングシューズ橋の両端の駐車スペースから、歩いて橋を渡ります。距離は長くありませんが、路面と段差があるので歩きやすい靴が快適です。
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双眼鏡八甲田連峰、青森市街、岩木山。橋の上から見えるものが遠すぎて、肉眼だと「たぶんあれ」で終わります。一つあると、見えるものの数が増えます。
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モバイルバッテリー橋の上、下、外。撮る角度が多いので、思った以上にシャッターを切ります。このあと酸ヶ湯やロープウェーが控えているなら、途中で切らしたくありません。
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サングラス遮るもののない橋の上は、日差しも照り返しも直撃します。紅葉期の低い日差しは特に目に刺さり、景色を見る余裕が削られます。
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折りたたみ傘八甲田の天気は変わります。橋の上には雨宿りする場所がないので、一本あるかないかで滞在時間が決まります。
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よくあるご質問(FAQ)
城ヶ倉大橋の通行料はいくらですか。
通行は無料です。橋の両端に駐車スペースとちょっとした休憩所があり、車を降りて景色を楽しむこともできます。
城ヶ倉大橋の大きさを教えてください。
全長360メートル、アーチ支間長255メートルの上路式アーチ橋で、日本有数の規模とされています。十和田八幡平国立公園内にあります。
城ヶ倉大橋からは何が見えますか。
橋の上からは八甲田連峰や青森市街、岩木山を望むことができ、眼下には豊かな自然が残る城ヶ倉渓谷を見下ろせます。紅葉期の眺望は青森県内でも屈指とされています。
城ヶ倉大橋は冬でも行けますか。
城ヶ倉大橋がかかる国道394号は冬季に通行規制がかかる区間があります。夏から秋は問題ありませんが、冬に向かう場合は青森県の道路情報を事前にご確認ください。
城ヶ倉大橋に駐車場はありますか。
橋の両端に駐車スペースと休憩所があります。ただし紅葉期(例年10月中旬〜下旬)は混雑しやすいため、早朝や夕方に時間をずらすのがおすすめです。
城ヶ倉大橋は、青森ねぶた+奥入瀬 2泊3日モデルコースのDay2、八甲田縦断の途中に挟む絶景ポイントとして機能します。奥入瀬、十和田湖まで抜ける全行程の回り方はこちらでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
青森空港ゆきの国内線をJAL、ANA、FDAなど横断比較。空港から八甲田方面へはレンタカーが前提になるので、便と車をあわせて押さえるのが確実です。
















