遊歩道を横切って低く伸びるガジュマルの太枝と気根、「頭上注意」の札TRAVEL HUB
#入園無料#ガジュマル群生#海沿いの遊歩道#屋久島

志戸子ガジュマル公園(しとごがじゅまるこうえん)

幹がどれなのか、わからなくなる。垂れた根が土に届き、そこからまた木が始まる森。

鹿児島県熊毛郡屋久島町志戸子133-1入園無料(2026年4月から)更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • 2026年4月から入園無料になったこと、公式サイトの表記が食い違っている理由
  • 開園時間8:30〜17:00と、台風による臨時休業の可能性
  • 屋久杉の森とはまったく違う、亜熱帯のガジュマル群生という顔
  • 海沿いの遊歩道という立地と、歩くときに気をつけたいこと
  • 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
0.0総合評価5点満点
珍しさ5.0
写真映え5.0
歩きやすさ5.0
アクセス4.5
滞在時間4.5

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

志戸子ガジュマル公園ってどんなところ?

遊歩道を少し進んだところで、多くの人が同じ動きをします。立ち止まって、上を見て、それから足元を見る。どれが幹で、どれが根なのかが、途中でわからなくなるからです。ガジュマルは枝から根を垂らします。その根が地面に届くと太くなり、やがて幹のように立ち、そこからまた枝が伸びて、また根が垂れる。一本の木が、自分のコピーを横へ横へと増やしていくような育ち方です。だから群生になると、木と木の境目が消えます。ここは、その群生が広がる場所を海沿いの遊歩道で歩けるように整備した公園です。屋久島と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、たぶん屋久杉でしょう。標高を上げ、苔と霧の中を歩き、千年の巨木に会いに行く。あの世界です。けれど、この島には海抜0mから1,900m級まで、亜熱帯から亜寒帯までの植生が一気に詰まっています。志戸子は、その「いちばん下」の顔です。屋久杉が縦に伸びて時間を刻む木だとすれば、ガジュマルは横に広がって空間を埋めていく木。同じ島の、同じ日のうちに、その両方を見られる。屋久島がただの杉の島ではないことが、ここに来ると体でわかります。実務的な話をひとつ。入園は2026年4月から無料になりました。以前は240円だったため、今でも料金を書いている情報が残っていて、屋久島町の公式にも旧料金の記載が残ったままです。行けば無料ですが、念のため最新は公式で確認してください。開園は8:30から17:00まで。定休日について公式の案内はなく、記されているのは「台風等で臨時休業する事があります」という一文だけです。屋久島の北部、海のすぐそば。この場所の性格を、その一文がよく言い当てています。

基本情報

志戸子ガジュマル公園 基本情報(早見表)
名称志戸子ガジュマル公園(しとごがじゅまるこうえん)
所在地鹿児島県熊毛郡屋久島町志戸子133-1
入園料入園無料(2026年4月から無料化。屋久島町公式には旧料金の記載が残っているため、最新は公式でご確認ください)
開園時間8:30〜17:00
休園日定休日について公式の案内はありません。ただし台風等で臨時休業する事があります
見どころ海沿いの遊歩道に沿って広がる、ガジュマルの群生
設備園内は遊歩道が整備されています。駐車場やトイレの有無については公式に案内がないため、事前確認が確実です
アクセス屋久島の北部、志戸子集落。宮之浦の市街地から海沿いの道を北へ向かいます

行き方・駐車場

屋久島の北部、志戸子集落にあります。宮之浦の市街地から海沿いの道を北へ向かうルートで、島を反時計回りに一周する日程なら、一本目にきれいに収まる位置です。開園は8:30から17:00まで。定休日について公式の案内はありませんが、「台風等で臨時休業する事があります」とされています。海のすぐそばの公園なので、荒天が近い日は出発前に確認しておくと空振りしません。駐車場やトイレの有無については公式に案内がないため、当ページでは台数などを記載していません。宮之浦の市街地でトイレを済ませてから向かうと確実です。屋久島はバスの本数が限られ、島内移動は基本的にレンタカーになります。未手配ならレンタカーの最安値比較から探せます。

レンタカーは早めに予約を

志戸子は屋久島の北部、宮之浦から海沿いを北へ向かった先にあります。開園は17:00まで。バスの本数が限られる島で、閉園時刻から逆算して動ける自由度は、そのまま旅の密度になります。島の車の台数自体が限られるので、夏の観光シーズンは早めの確保が安心です。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(3〜5月)

新緑と気根の色がいちばん鮮やかに重なる季節。歩くにも快適で、海からの風もまだ冷たさを残していて心地よい時期です。開園直後の遊歩道は、光がまだ低い位置から差し込みます。

☀️

夏(6〜9月)

亜熱帯の樹林らしさが最も濃くなる季節。ガジュマルの葉が厚く重なって日差しを遮るので、海沿いでも木陰は涼しく歩けます。虫除けは持っておくと安心。

🍂

秋(10〜11月)

空気が澄み、海の色が深くなる季節。台風シーズンの終わりごろでもあるため、出発前に臨時休業の有無を確認しておくと確実です。

❄️

冬(12〜2月)

観光の人が減り、遊歩道が静かになる時期。冬でも葉を落とさない常緑のガジュマルは、季節を無視したような緑のままそこに立っています。

編集部おすすめの過ごし方 5選

無数の気根を垂らす巨大なガジュマルと、手前に茂るクワズイモの大きな葉

1. 「どれが幹か」を探して、あきらめる

立ち止まって、一本の木の輪郭を目で追ってみてください。たぶん途中でわからなくなります。その「わからなくなる」瞬間が、この公園でいちばん面白い体験です。

遊歩道を横切って低く伸びるガジュマルの太枝と気根、「頭上注意」の青い札

2. 気根が地面に届く手前を見る

垂れた根が、まだ地面に届いていない。あと少しで新しい幹になる。その途中の一本を探してみてください。この木がどう増えていくのか、動きが止まった状態で見えます。

手すり沿いに整備された遊歩道と、幹肌のまだらなガジュマル群、足元のシダ

3. 屋久杉を見た日の午後に来る

縦に伸びて時間を刻む屋久杉と、横に広がって空間を埋めるガジュマル。同じ島の、同じ日のうちに両方を見る。屋久島の植生の幅が、頭でなく体でわかります。

「志戸子ガジュマル公園」と彫られた木の門と、その脇の小屋

4. 門をくぐる前に、料金の話をひとつ

この木の門をくぐった先は、2026年4月から入園無料になりました。240円と書いてある情報がまだあちこちに残っていて、屋久島町の公式にも旧料金のままの記載があります。行けば無料です。念のため最新は公式で確認を。

朝の光が差し込む、手すり沿いの遊歩道とガジュマル

5. 開園直後の8:30をねらう

人のいない遊歩道は、気根の影の落ち方まで違って見えます。無料になった今、朝いちに30分だけ寄る、という贅沢な使い方ができるようになりました。

頭上と足元、その両方に気をつけて。海沿いの公園です。潮風と湿気で、遊歩道や木の根は濡れると滑ります。滑りにくい靴で歩いてください。園内にはガジュマルの太い枝が遊歩道の頭上まで下りてきている場所があり、「頭上注意」の札が出ています。背の高い方や、肩車をしている場合はとくに注意を。ガジュマルの気根は見た目より繊細で、ぶら下がったり体重をかけたりすれば簡単に傷みます。触れずに見上げるのが正解です。台風等で臨時休業する事があるため、荒天が近い日は出発前に確認を。開園は17:00までなので、閉園時刻から逆算して動いてください。持ち込んだものは、すべて持ち帰りましょう。

あわせて回りたい、近くの見どころ

社号標に「益救神社」と刻まれた石の鳥居

益救神社

宮之浦の集落の中にある、日本最南端の式内社。主祭神は山幸彦こと天津彦彦火火出見尊で、創建年代は公式に不詳とされています。宮之浦港から徒歩約5分。志戸子から戻る道すがら、市街地で寄れます。

宮之浦港から徒歩約5分
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
白谷雲水峡の苔むす森、一面の苔と木々

白谷雲水峡

一面が苔に覆われた原生林の渓谷。入口の管理棟で森林環境整備推進協力金800円(高校生以上)を納めて入ります。海沿いのガジュマルと山中の苔の森、同じ「屋久島の緑」がここまで違うのかを確かめられます。

宮之浦から車で約30分
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
太鼓岩から見た宮之浦岳の山並み

太鼓岩

白谷雲水峡の最奥、標高1,050mにある一枚岩の展望台。往復4〜5時間、約5.5km、標高差430m。志戸子の海沿いから一気に標高を上げた先に、屋久島のもうひとつの顔があります。同じ島の上下を、二日で味わう組み方です。

白谷雲水峡から往復4〜5時間
📍Googleマップで現在地からのルートを見る

近くの人気飲食店

志戸子は住宅の集落で、飲食店は宮之浦の市街地まで戻ることになります。とはいえ島の玄関口だけあって、宮之浦には店がひととおり揃います。園を出たあとの一食を、あらかじめここで決めておくと動きが早くなります。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

公園の歩き方

園内はコンパクトです。急いで抜ければ、あっという間に出口に着いてしまいます。この木がどう育つのかを1つ知っているだけで、同じ遊歩道の滞在時間が倍になります。

  • 🌳
    気根の「途中」を探す

    ガジュマルは枝から根を垂らし、その根が地面に届くと太くなって幹になります。園内には、まだ届いていない根、届いたばかりの根、すっかり幹になりきった根が、同時に立っています。一本の木が増えていく過程が、時間を止めた状態で一枚の視界に収まっている。そういう見方をすると、遊歩道の滞在時間が変わります。

    気根は繊細です。ぶら下がらず、触れずに見上げてください
  • 🌊
    海沿いの遊歩道を歩く

    亜熱帯の樹林の向こうに海が見える。この構図は、苔と霧に包まれた屋久島の山中では絶対に成立しません。志戸子でしか撮れない一枚は、たいていこの視線の先にあります。ただし潮風と湿気で足元は濡れやすく、木の根はよく滑るので、靴だけは選んで来てください。

    台風等で臨時休業する事があります。荒天が近い日は出発前に確認を
  • 📷
    時間帯を選ぶ

    開園は8:30、閉園は17:00。人のいない朝いちの遊歩道は気根の影がくっきりと落ち、夕方は木の間から見える海が色を変えていきます。同じ場所とは思えないほど表情が違うので、日程に余裕があるなら時間帯で選んでください。無料になったぶん、30分だけ寄るという軽い使い方もできます。

    開園8:30〜17:00。閉園時刻から逆算して動いてください

このエリアの宿(料金比較)

志戸子には宿泊施設が集まっていません。拠点にするなら、車で北へ向かえる宮之浦です。港も市街地の機能もここに揃うので、到着日や最終日の宿としても使い勝手が効きます。

手すり沿いに整備された遊歩道と、幹肌のまだらなガジュマル群
🚗 志戸子へは海沿いの道を北へ⛴️ 宮之浦港が近い🏪 市街地の機能が揃う

宮之浦エリア(島の北部の拠点)

開園8:30に合わせて動ける距離に
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9,800円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
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じゃらん
11,200円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
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12,300円〜
1泊1室2名(サンプル)
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※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

山に入るわけではありません。整備された遊歩道を、海のそばで1時間ほど。それでもここは屋久島で、しかも海沿いです。要るものは、山とは少し違います。

  • アウトドアシューズ
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    潮風と湿気で、遊歩道も木の根も濡れています。トレッキングシューズほど本格的でなくていいので、ソールが効く一足を。ここでの転倒は、ほぼ全部「滑って」起きます。

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    亜熱帯の常緑樹林で、しかも海沿いの湿地です。気根を見上げて立ち止まる時間が長い公園なので、あるとないとで滞在の質が変わります。

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  • 日焼け止め
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    ガジュマルの葉は厚く重なって日差しを遮りますが、海沿いの遊歩道には開けた場所もあります。屋久島の夏の反射光を、木陰の油断で浴びないように。

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    屋久島は雨の多い島です。園内は樹冠がある程度守ってくれますが、駐車場所から遊歩道までの短い距離で濡れるのがいちばん惜しい。一本あれば予定を潰さずに済みます。

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    志戸子は住宅の集落で、園の周りに商店が並んでいるわけではありません。宮之浦を出る前に入れておくのが確実です。

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よくあるご質問(FAQ)

志戸子ガジュマル公園の入園料はいくらですか。

2026年4月から入園無料になりました。以前は240円だったため料金を記載している情報が残っており、屋久島町公式にも旧料金の記載が残っています。最新の情報は公式でご確認ください。

志戸子ガジュマル公園の開園時間を教えてください。

8:30から17:00までです。定休日について公式の案内はありませんが、台風等で臨時休業する事があるとされています。荒天が近い日は出発前の確認が確実です。

ガジュマルは屋久杉と何が違いますか。

ガジュマルは枝から気根を垂らし、その根が地面に届くと幹になって横へ広がっていく亜熱帯の木です。縦に伸びて時間を刻む屋久杉に対し、空間を埋めていく木といえます。屋久島には海抜0mから1,900m級まで、亜熱帯から亜寒帯までの植生が詰まっており、志戸子はその「いちばん下」にあたります。

子ども連れでも歩けますか。

海沿いに遊歩道が整備されているので、山道を歩くような装備は必要ありません。ただし潮風と湿気で木の根や路面は濡れて滑りやすく、気根に体重をかけると木を傷めます。滑りにくい靴で、遊歩道から外れずに歩いてください。

駐車場やトイレはありますか。

駐車場やトイレの有無について公式の案内がないため、当ページでは記載していません。宮之浦の市街地でトイレを済ませてから向かうのが確実です。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

志戸子ガジュマル公園は、屋久島 2泊3日モデルコースの中では、山に一日を使った翌日の「足が動かない日」に効きます。入園無料、遊歩道は整備済み、滞在は1時間ほど。それでいて屋久島が杉だけの島ではないことを、いちばん短時間で教えてくれる場所です。全行程の組み方はモデルコースでどうぞ。

航空券も、まとめて比較

屋久島空港ゆきは鹿児島空港での乗り継ぎが基本。JAL(日本エアコミューター)の便を軸に、鹿児島までの区間をANA、JAL、スカイマーク、ソラシドエアで横断比較できます。夏休みの空席は早く埋まるので早めのチェックが安心です。

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