入り江の海へ直接流れ落ちるトローキの滝TRAVEL HUB
#海へ落ちる滝#落差5m程度#滝#屋久島

トローキの滝(とろーきのたき)

落差は5m程度。それでも忘れられないのは、この滝の落ち先が川ではなく、海だからです。

鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生海へ直接流れ落ちる珍しい滝更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • トローキの滝が「珍しい」と言われる、たったひとつの理由
  • 落差5m程度という数字が、この滝ではあてにならない話
  • 滝自体に駐車場とトイレが無いという重要な注意
  • ぽん・たん館から徒歩5分という展望台への行き方
  • 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
0.0総合評価5点満点
めずらしさ5.0
感動度5.0
写真映え5.0
アクセス4.5
設備の充実4.5

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

トローキの滝ってどんなところ?

滝の写真を思い浮かべてください。たいてい、水の落ちた先には滝壺があり、そこから川が下流へ続いていきます。トローキの滝には、その続きがありません。落ちた水は、そのまま海になります。屋久島町麦生。ここでは川が海に出会う場所そのものが、滝になっています。屋久島町と観光協会が公式に使う表現は「海へ直接流れ落ちる珍しい滝」。この一行を読んだだけでは、たぶん何も起きません。ところが展望台に立つと、意味が一気にわかります。緑の谷から現れた水が短く落ち、その真下で青い海と混ざる。滝と海が、同じ画面の中で地続きになっている。落差は5m程度です。数字だけを見れば、屋久島のほかの滝には遠くおよびません。落差88mの大川の滝、約60mの千尋の滝と並べれば、桁が違う。それでもこの滝が旅の記憶に残るのは、勝負している軸が最初から別だからです。ここが差し出しているのは高さではなく、構図です。森の緑、白い水、青い海、そして背後には屋久島の山。日本のどこにでもある要素なのに、この順番でこの距離に並ぶ場所は、そう多くありません。実務的な話をひとつ。この滝には駐車場もトイレもありません。滝そのものには受け皿が無いのです。だから起点は近くの「ぽん・たん館」になります。ここに車を停めて、展望台までは徒歩5分。安房港からは車で約13分(10km)と、島の主要スポットのなかでは驚くほど近い部類です。滞在時間は長くて15分でしょう。それでも構いません。トローキの滝は、長く見つめる滝ではなく、一度見たら忘れられない一枚を持ち帰る滝です。南部を回る日の途中に、ためらわず差し込んでください。

基本情報

トローキの滝 基本情報(早見表)
名称トローキの滝(とろーきのたき)
所在地鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生
落差5m程度
特徴海へ直接流れ落ちる珍しい滝
展望台までぽん・たん館から徒歩5分
アクセス安房港から車で約13分(10km)
駐車場・トイレ滝自体には駐車場もトイレもありません。ぽん・たん館を起点にしてください
注意滞在は短時間で済みます。南部を回る日の途中に差し込むのが現実的です

行き方・駐車場

島の南部、麦生にあります。安房港から車で約13分(10km)と、屋久島の見どころのなかでは近い部類です。ここで最初に押さえておきたいのは、この滝には駐車場もトイレも無いということです。滝の目の前に車を寄せて降りる、という形にはなりません。起点は近くの「ぽん・たん館」です。ここに車を停めて、展望台までは徒歩5分。トイレを済ませておくのも、飲み物を確保するのもここになります。逆に言えば、ぽん・たん館さえ押さえておけば迷う要素はほとんどありません。滞在は長くて15分ほどなので、南部を回る日の途中、千尋の滝や尾之間温泉との間にそのまま挟み込めます。バスの本数が限られる島なので、島内の移動は基本的にレンタカーです。未手配ならレンタカーの最安値比較から探せます。

15分で済むからこそ、車で挟み込む

トローキの滝は安房港から車で約13分。滞在は長くて15分ほどで、滝そのものに駐車場もありません。つまり「ぽん・たん館に車を停めて、5分歩いて、また走り出す」という動き方が前提の場所です。この機動力はレンタカーがあって初めて成立します。台数の限られる島なので、早めの確保が安心です。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(3〜5月)

新緑の谷から現れた水が青い海へ落ちる、色の対比がいちばん鮮やかな季節。気候も穏やかで、展望台での短い滞在が心地よい時期です。

☀️

夏(6〜9月)

海の青がもっとも濃くなる季節。ただし展望台に日陰は多くありません。短時間とはいえ、日差し対策をしてから車を降りてください。

🍂

秋(10〜11月)

空気が澄み、滝の背後にある屋久島の山まで一枚の画面に収まりやすい季節。日が短くなるので、南部をまとめて回るなら午後の早い時間までに。

❄️

冬(12〜2月)

人出が落ち着き、静かに見られる時期。海からの風が強く吹き、体感温度は思ったよりも下がります。上着を車に置いておくと安心して降りられます。

編集部おすすめの過ごし方 5選

入り江の海へ落ちるトローキの滝

1. 落ち先を、目で追う

滝を見たら、そのまま視線を下へ落としてください。滝壺も川もなく、いきなり入り江の海です。「海へ直接流れ落ちる」という公式の一行が、身体感覚に変わる瞬間がここにあります。

霧のかかるトローキの滝と赤いトローキ橋

2. 赤い橋と一緒に撮る

この滝には赤いトローキ橋が寄り添っています。白い水、青い海、緑の森という自然の色のなかで、その赤が一点だけ効く。定番と呼ばれる構図には、ちゃんと理由があります。

暗い海のたまりへ落ちるトローキの滝

3. 落差5mを、笑わずに見る

88mの大川の滝を見たあとだと、数字は貧弱に思えるかもしれません。ですが水が暗い海のたまりへ吸い込まれる瞬間を見ると、この滝が別の競技をしていることがわかります。

引きで見るトローキの滝と奥のモッチョム岳

4. モッチョム岳まで含めて引く

思い切って引くと、滝の奥に雲をまとったモッチョム岳が入ります。海と滝と山が一枚に収まる構図は、屋久島という島の成り立ちをそのまま説明してくれます。

入り江の海へ落ちるトローキの滝

5. 15分で切り上げる勇気を持つ

ここは長居する場所ではありません。だからこそ、南部を回る日の途中に迷わず差し込めます。短い滞在で一枚の絵を持ち帰る。それがこの滝の正しい使い方です。

滝自体に駐車場とトイレはありません。車は近くの「ぽん・たん館」に停めて、展望台まで徒歩5分という形になります。トイレもそこで済ませておいてください。道路脇に無理に停めることは、地元の方の通行の妨げになります。展望台では柵や表示のある場所から外に出ないこと。海に近く風の強い日があるので、帽子や軽い荷物は飛ばされないように。ゴミはすべて持ち帰ってください。

あわせて回りたい、近くの見どころ

晴天の千尋の滝と、左半分を占める巨大な花崗岩の一枚岩

千尋の滝

同じ南部にある落差約60mの滝。見どころは滝の左手に横たわる巨大な花崗岩の一枚岩で、森に隠れた屋久島の骨格がむき出しになっています。海へ落ちるトローキとは正反対の、引いて眺める山側の滝です。

安房から車で約23分
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
尾之間温泉の湯船と湯気

尾之間温泉

単純硫黄泉、源泉は約49℃。大人300円・小人150円の集落の温泉です。営業は7〜21時、月曜のみ12〜21時(午前中が休み)。南部を回った日の終わりに湯へ入る流れが自然に作れます。

宮之浦港からバスで約60分
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
屋久杉自然館の屋久杉の展示

屋久杉自然館

安房2739-343にある屋久杉の博物館。大人600円・高校大学生400円・小中学生300円、9:00〜17:00(入館16:30まで)、駐車場30台。第1火曜が休館ですが休館としない月があり公式間で記載が異なるため、訪問前に確認を。

安房、バス停から徒歩3分
📍Googleマップで現在地からのルートを見る

近くの人気飲食店

トローキの滝の周辺は麦生の集落で、食事の選択肢は多くありません。現実的には、車で尾之間まで移動することになります。集落の食堂、朝に効くパン屋、温泉のそばの一軒、そして完全予約制の日本料理と、性格の違う4軒が揃うので、滝を見る前に行き先を決めておくとスムーズです。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

撮影のコツ

トローキの滝は滞在15分の場所です。その15分をどう使うかは、ほとんど「どう撮るか」に集約されます。

  • 🌊
    滝と海を、切り離さずに撮る

    この滝の価値は「海へ直接流れ落ちる」という一点にあります。ですから滝だけを大きく切り取ると、その価値がまるごと画面から消えます。水が落ちる先の海面まで必ずフレームに入れること。滝と海の境目が写っていれば、それだけでこの場所の説明になります。

    柵や表示のある場所から外に出ないこと
  • ⛰️
    赤い橋とモッチョム岳まで含めて引く

    さらに引くと、滝に寄り添う赤いトローキ橋と、その奥にそびえるモッチョム岳が同じ画面に入ります。森の緑、白い水、青い海、赤い橋、そして雲をまとった山。屋久島という島がどういう構造でできているかが、一枚の写真で伝わる構図です。広角側で、欲張って全部入れてください。

    海からの風が強い日は、機材と帽子の飛散に注意
  • 🍊
    ぽん・たん館とセットで動く

    滝に駐車場とトイレが無い以上、ぽん・たん館が実質的な玄関口です。車を停め、トイレを済ませ、徒歩5分で展望台へ。往復10分と滞在5分で、ちょうど15分。この段取りが決まっていれば、南部を回る日のどこにでも差し込めます。

    駐車とトイレはぽん・たん館で済ませてから展望台へ

このエリアの宿(料金比較)

トローキの滝は麦生、安房港から車で約13分の位置にあります。滞在が短い場所なので、拠点は「南部のどこか」で十分です。温泉のある尾之間に泊まれば南部の滝と湯が一日でつながり、安房なら翌日に屋久杉自然館やヤクスギランド方面へ動く流れが素直に作れます。

引きで見るトローキの滝と奥のモッチョム岳
🚗 トローキの滝まで車で行きやすい南部♨️ 尾之間温泉が集落の中にある🍚 南部の食堂やパン屋が徒歩圏

尾之間エリア(島の南部・温泉のある集落)

南部の滝を短時間でつなぐ拠点に
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※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

歩くのはぽん・たん館からの徒歩5分だけ。装備は最小限で構いませんが、海沿いで日陰が少なく、滝には施設が無いという条件だけは押さえておきましょう。

  • 双眼鏡
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    展望台から滝までは距離があります。水が海に触れる瞬間の境目や、崖の質感は肉眼だと遠い。8倍程度あると、この滝の「珍しさ」がはっきり見えます。

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  • 防水スマホケース
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    海沿いの展望台では潮を含んだ風が吹きます。滝の水しぶきは届きませんが、塩気のある風は機器に優しくありません。入れておくと気兼ねなく構えられます。

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  • スニーカー
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    展望台まではぽん・たん館から徒歩5分。登山靴は要りませんが、サンダルよりは足を覆う靴が安心です。次の目的地へそのまま動ける身軽さも保てます。

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    往復10分の道中に雨が来ると、傘一本の有無で「見るか、諦めるか」が分かれます。屋久島は雨の多い島。車に常備しておくのが正解です。

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    滝にトイレはありません。ぽん・たん館で済ませるのが前提とはいえ、潮風でべたつく手やレンズまわりを拭けるものがあると、そのあとが快適です。

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よくあるご質問(FAQ)

トローキの滝に駐車場はありますか。

滝自体には駐車場もトイレもありません。近くの「ぽん・たん館」に車を停めて、展望台まで徒歩5分という形になります。トイレもぽん・たん館で済ませておいてください。

トローキの滝の落差はどれくらいですか。

5m程度です。落差88mの大川の滝などと比べると小さいのですが、この滝の特徴は高さではなく、海へ直接流れ落ちるという点にあります。

トローキの滝へはどうやって行きますか。

島の南部、麦生にあります。安房港から車で約13分(10km)です。ぽん・たん館に車を停めて、展望台までは徒歩5分になります。

トローキの滝の見学にどれくらい時間がかかりますか。

ぽん・たん館からの往復に約10分、展望台での滞在を含めても15分ほどで見られます。南部を回る日の途中に差し込みやすい場所です。

千尋の滝とあわせて回れますか。

回れます。どちらも島の南部にあり、千尋の滝は安房から車で約23分、トローキの滝は安房港から車で約13分です。海へ落ちる滝と、巨大な花崗岩の一枚岩を望む滝という対照的な二本を、同じ日に見られます。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

トローキの滝は、屋久島 2泊3日モデルコースのなかでは、滞在15分で差し込める「隙間の一本」として効きます。千尋の滝や尾之間温泉と同じ日にまとめると南部が一気に片づくので、全行程の組み方はモデルコースでどうぞ。

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