
東南植物楽園(とうなんしょくぶつらくえん)
まっすぐ天に伸びるヤシの幹が、両側から道を覆っています。1968年開園、亜熱帯の植物が半世紀かけて育った森。
このページでわかること
- 約1,300種の亜熱帯植物が見られる園の構成と、編集部5指標による評価
- 昼の部と夜のイルミネーションで料金と時間がまったく違うということ
- 沖縄北ICからすぐ、という中部観光での使い勝手のよさ
- 園内レストランPEACEの火・水定休という落とし穴
- 沖縄市・中部エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
東南植物楽園ってどんな場所?
入ってすぐのヤシ並木で、たいていの人は足を止めます。ユスラヤシがまっすぐ天に向かって伸び、その幹が両側から遊歩道を覆っている。写真で見ると作り物のように整いすぎていますが、実際に立つと違います。半世紀かけて育った木の高さに、首が自然に上を向きます。東南植物楽園は1968年に開園した沖縄市の植物園で、約1,300種の亜熱帯・熱帯植物が育っています。園は大きく2つに分かれていて、水辺と芝生が広がる「水上楽園エリア」と、密度の濃い森を歩く「植物園エリア」。前者はひらけた池と橋、後者はヤシ並木やハーブ園という具合に、性格がまったく違います。だから1周すると、同じ園なのに別の場所を2つ回ったような感覚になります。おもしろいのは、ここが「見るだけの植物園」ではないことです。カピバラやゾウガメがいて、ハーブ園があり、園内レストランPEACEでは自家製ハーブや近隣農家の野菜を使ったビュッフェが出ます。10月下旬から5月下旬にはイルミネーションが灯り、夜の部として営業します。ただし料金と時間は昼と夜で別枠です。夜のつもりで昼に行くと、灯りは見られません。そしてもうひとつ現実的な話をすると、ここは屋外の園です。雨の日でも木々がある程度は遮ってくれますが、傘は要ります。雨の日の完全な逃げ場としてではなく、「木陰の多い屋外」として使うのが正しい期待値です。沖縄北ICからすぐという立地は、中部を回る日の使い勝手をかなり良くしてくれます。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 東南植物楽園(とうなんしょくぶつらくえん) |
|---|---|
| 所在地 | 〒904-2143 沖縄県沖縄市知花2146 |
| 入園料(昼の部) | 大人(15歳以上)2,000円、小人(4〜14歳)800円、3歳以下無料。障がい者手帳の提示で半額、20名以上の団体割引、県民割引あり |
| 営業時間(昼の部) | 9:30〜17:00。夏季イベント時などは変動することがあります |
| 夜の部 | 17:00〜22:00。10月下旬〜5月下旬のイルミネーション期間のみ。1DAYパス(9:30〜22:00)もこの期間の設定です |
| 電話 | 098-939-2555 |
| 園の構成 | 約1,300種の亜熱帯・熱帯植物。水上楽園エリアと植物園エリアの2つに分かれます。1968年開園 |
| 園内レストラン | レストランPEACE。ランチ11:30〜14:30(LO14:00)、火・水定休。土日祝は朝食7:00〜10:00(LO9:30)も営業。利用には入園料が別途必要です |
| 設備 | 車いす貸出、多目的トイレ、授乳室、ベビーベッド、スロープあり |
| アクセス | 沖縄自動車道 沖縄北ICから車で約5分。那覇空港から車で約50分 |
| 所要時間の目安 | 1時間30分〜2時間(2エリアを一通り歩いた場合) |
行き方・駐車場
沖縄自動車道の沖縄北ICから車で約5分。那覇空港からは約50分です。この園の実用的な強みは、とにかくICから近いこと。中部を回る日や、北部から那覇へ戻る途中に「あと1つ入れたい」というとき、高速を降りてすぐ寄れます。勝連城跡からは車で約25分なので、午前にグスク、午後に植物園という組み立てもしやすい立地です。押さえておきたいのが時間の枠組みです。昼の部は9:30〜17:00、夜の部は17:00〜22:00で、料金も別。しかも夜の部は10月下旬から5月下旬のイルミネーション期間のみで、夏に夜のつもりで行っても灯りはありません。そして園内のレストランPEACEは火・水が定休。ここで食事も、と考えているなら曜日の確認を先にしてください。園内は舗装された道が中心で、車いすの貸出、多目的トイレ、授乳室、ベビーベッド、スロープも整っています。ただし2エリアを一通り歩くと1時間30分から2時間。歩きやすい靴のほうが楽です。レンタカーが未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
東南植物楽園は沖縄北ICから約5分と、車なら中部観光にすっと組み込める立地です。勝連城跡や海中道路とつなげて回るならレンタカーが前提。夏休みと連休は台数が足りず数週間前に売り切れることも珍しくありません。航空券を取ったら、まずレンタカーを押さえるのが鉄則です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
いちばん歩きやすい季節です。5月下旬まではイルミネーションの夜の部も残っているため、昼と夜の両方を選べる時期。1DAYパスが最も活きるのもこの頃です。
夏(6〜9月)
ヤシ並木や森のエリアは木陰が濃く、ひらけた水上楽園エリアより体感がかなり涼しく感じられます。ただし夜の部は営業していません。日中の暑さを木陰で逃がす使い方が正解です。
秋(10〜11月)
暑さが引いて散策が快適になり、10月下旬からはイルミネーションの夜の部が始まります。昼の緑と夜の灯り、性格の違う2つの顔が切り替わる季節です。
冬(12〜2月)
沖縄の冬でも亜熱帯の植物は青々としています。イルミネーション期の真っただ中で、夜の部が最も賑わう時期。日が落ちるのが早い分、夕方から灯りを楽しめます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. ヤシ並木の下で、いったん上を向く
この園の代名詞です。まっすぐ伸びた幹が両側から道を覆い、見上げると葉の隙間から光が落ちてきます。半世紀かけてこの高さになったのだと思うと、通り抜けるだけではもったいない場所です。

2. 睡蓮の池をのぞき込む
水面が一面の葉で覆われ、その隙間に花が浮かびます。奥のヤシが映り込むので、水面だけを切り取ると亜熱帯らしい一枚になります。風のない朝がいちばん静かです。

3. 水上楽園エリアと植物園エリアの空気の差を味わう
ひらけた芝生と池のエリアから、密度の濃い森のエリアへ。同じ園なのに、歩いていると温度と音が変わります。2つを続けて歩くのが、この園のいちばん効率のいい楽しみ方です。

4. 約1,300種のなかから「知らない植物」を1つ見つける
ヤシや睡蓮の隣に、乾燥地のサボテンが転がっている。亜熱帯だけでなく世界中の植物が集まっているので、名札を読みながら歩くと知らない名前が次々出てきます。

5. 勝連城跡とセットで、日向と木陰を交互に
車で約25分。日陰のない城跡で60m登ったあと、木陰の多い園でクールダウンする。真夏の沖縄本島では、この「屋外→木陰」の交互配置が旅の体力を守ってくれます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

勝連城跡
世界遺産の構成資産で、一の曲輪からは金武湾を一望。日陰のない城跡を登ったあと、木陰の多い植物園で涼むという組み立てが中部の定番です。勝連城跡で詳しく紹介しています。

金武観音寺・日秀洞
鍾乳洞の中に琉球八社のひとつ金武宮を祀る神仏習合の霊場。同じ「涼しい場所」でも、こちらは地下の天然のひんやり。夏の中部めぐりの避暑先です。金武観音寺・日秀洞もどうぞ。

中城城跡
世界遺産の構成資産で、沖縄戦を免れた15世紀の石積みが良好に残ります。沖縄北ICから南下する流れで組み込めます。中城城跡で詳しく紹介しています。

近くの人気飲食店
園内にレストランがあり、そのまま食事まで済ませられます。ただし定休日があるので、曜日だけ先に確認しておくと安心です。
レストランPEACE(園内)ビュッフェ・沖縄食材ランチ11:30〜14:30(LO14:00)/定休:火・水/土日祝は朝食7:00〜10:00(LO9:30)/沖縄市知花2146/098-939-2555📍Googleマップで現在地からのルートを見る「癒し・健康」がテーマの園内レストラン。園で採れた自家製ハーブと沖縄市近郊の農家の野菜を使ったビュッフェや、自家製ハーブのしゃぶしゃぶが看板です。植物に囲まれたテラス席が気持ちいい。利用には入園料が別途必要で、火・水は定休です。10月下旬〜5月下旬はディナーも営業します。
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沖縄市の沖縄そば店を探す沖縄そば沖縄市エリア/店舗ごとに営業時間・定休日が異なります📍Googleマップで現在地から探す園内レストランが定休日(火・水)にあたる場合は、沖縄市内へ。沖縄北IC周辺には沖縄そばの店が点在しており、車で数分の範囲で選べます。個々の営業時間と定休日は必ず最新情報をご確認ください。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
園内の楽しみ方
約1,300種の植物が主役ですが、この園は「見るだけ」で終わらない仕掛けがいくつもあります。
水上楽園エリアと植物園エリア池と芝生がひらける水上楽園エリアと、ヤシ並木やハーブ園が密に茂る植物園エリア。性格の違う2つを歩くと、同じ入園料で別の場所を2つ回ったような満足感があります。カピバラやゾウガメもいて、子ども連れでも間が持ちます。
入園料に込み(昼の部 大人2,000円・小人800円)/9:30〜17:00。2エリアで所要1時間30分〜2時間
夜の部(イルミネーション)10月下旬から5月下旬まで、17:00〜22:00の夜の部として営業します。昼とは別料金で、9:30〜22:00の1DAYパスもこの期間の設定。夏は夜の営業がありませんので、灯りを目当てにするなら時期の確認を先に。
10月下旬〜5月下旬のみ/17:00〜22:00。料金体系は昼の部と別枠。098-939-2555
このエリアの宿(料金比較)
沖縄市は那覇から車で50分ほど。沖縄北ICが近く、中部のグスクめぐりから北部への移動まで動きやすい拠点です。イルミネーション期は夜22時まで園にいられるので、近くに泊まると帰りが楽になります。

沖縄市・うるま市・中部エリア
植物園とグスクめぐりの拠点向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
屋外の園を1時間30分〜2時間歩きます。木陰は多いものの、ここは亜熱帯の森。効くのは「虫」と「雨」への備えです。
虫よけスプレー池、睡蓮、ハーブ園、濃い森。蚊にとっては理想的な環境が揃っています。名札を読んだり写真を撮ったりで立ち止まる時間が長い園なので、入園前にひと吹きしておくと集中して見て回れます。
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折りたたみ傘ここは屋外の植物園です。木々がある程度は遮ってくれますが、雨の完全な逃げ場ではありません。沖縄の雨は前触れなく降ってすぐ止むので、鞄に1本あるだけで予定を崩さずに済みます。
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歩きやすいウォーキングシューズ2エリアを一通り歩くと1時間30分から2時間。道は舗装されていますが距離があります。サンダルでも歩けはするものの、後半で疲れが出るのはたいてい足元からです。
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日焼け止めヤシ並木や森は木陰が濃いのですが、水上楽園エリアは池と芝生がひらけていて日差しを遮るものがありません。木陰の印象で油断すると、ひらけた側でしっかり焼けます。
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モバイルバッテリー約1,300種の植物、ヤシ並木、睡蓮の池、動物たち。撮る対象が途切れない園です。イルミネーション期に1DAYパスで昼から夜まで滞在するなら、1つ持っておかないと確実に足りません。
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よくあるご質問(FAQ)
東南植物楽園の入園料はいくらですか。
昼の部は大人(15歳以上)2,000円、小人(4〜14歳)800円、3歳以下は無料です。障がい者手帳の提示で半額になり、20名以上の団体割引と県民割引もあります。夜の部(イルミネーション期間のみ)と1DAYパスは別料金の設定です。料金は変更されることがあるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
東南植物楽園のイルミネーションはいつやっていますか。
夜の部として10月下旬から5月下旬まで、17:00〜22:00に営業します。この期間のみ、9:30〜22:00の1DAYパスも設定されます。夏場は夜の営業がありませんので、灯りを目当てに訪れる場合は時期をご確認ください。
東南植物楽園の所要時間はどのくらいですか。
水上楽園エリアと植物園エリアの2つを一通り歩いて、1時間30分から2時間が目安です。道は舗装されていますが距離があるため、歩きやすい靴がおすすめです。園内レストランPEACEで食事もするなら、さらに1時間ほど見ておいてください。
雨の日でも東南植物楽園は楽しめますか。
ヤシ並木や森のエリアは木々がある程度雨を遮ってくれますが、ここは屋外の植物園なので完全な雨天の逃げ場ではありません。傘か雨具は必要です。雨に濡れた葉は色が濃く出るため写真映えはむしろ良くなりますが、「木陰の多い屋外」という期待値で訪れるのが正解です。
園内のレストランはいつでも利用できますか。
園内のレストランPEACEはランチが11:30〜14:30(LO14:00)で、火・水が定休です。土日祝は7:00〜10:00(LO9:30)の朝食も営業し、10月下旬〜5月下旬はディナーもあります。利用には入園料が別途必要です(入園と食事のセットプランもあります)。食事も目的なら曜日を先にご確認ください。
東南植物楽園は、沖縄本島 3泊4日モデルコースの2日目、中部を横断する行程の「木陰でクールダウン」枠として組み込むのが定番です。勝連城跡や海中道路とつなげる順番はモデルコースでどうぞ。
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那覇空港ゆきの国内線をANA、JAL、スカイマーク、ソラシドエア、ピーチなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















