
残波岬(ざんぱみさき)・残波岬灯台
高さ30mの断崖が2km続き、その先端に白い灯台が立っています。沖縄本島で、夕日が最後に沈む場所です。
このページでわかること
- 高さ30mの断崖が約2km続く残波岬の地形と、編集部5指標による評価
- のぼれる残波岬灯台の参観料300円と、意外と間違えやすい参観時間
- 沖縄本島で夕日が最後に沈む場所という、この岬だけの肩書き
- 日本一の大きさを誇る残波大獅子と、いこいの広場の遊具
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、中部エリアの宿の料金比較
残波岬ってどんな場所?
沖縄の海といえば、白い砂とエメラルドグリーンを思い浮かべる人がほとんどだと思います。残波岬は、その正反対です。高さ30m前後の琉球石灰岩の断崖が、約2kmにわたってひたすら続く。その岩壁に東シナ海の波が正面からぶつかり、白い飛沫を高々と上げ続けています。読谷村観光協会はこの景色を「沖縄の海では珍しく勇壮で男性的」と表現していますが、実際に崖の際に立つと、その言い方に納得します。優しくないのです。ここの海は。岬の先端に立つ白亜の灯台が、残波岬灯台です。地上から灯塔の頂部までの高さは約31mで、南西諸島随一。しかもここは参観灯台で、階段をのぼって上まで行けます。のぼった先の展望からは東シナ海が360度見渡せて、空気の澄んだ日には粟国島、渡名喜島、久米島まで見えることがあります。灯台からの眺めが「絶景」と呼ばれるのは、高さのせいだけではありません。眼下に、さっきまで自分が歩いていた2kmの断崖が全部見えるからです。そしてこの岬には、もうひとつ特別な肩書きがあります。沖縄本島で、夕日が最後に沈む場所。本島の最西端に近い位置にあるため、島のどこよりも遅くまで日が残ります。夕方、灯台のシルエットの向こうに太陽が落ちていく時間帯だけは、あの勇壮な断崖が急に静かになります。岬にはもうひとつ、見逃せないものが立っています。残波大獅子。高さ8.75m、長さ7.8mで、大きさは日本一です。昭和60年、彫刻家の金城實氏を中心に、村内外から集まった約1000人が協力してつくりました。獅子はまっすぐ中国大陸の方角を向いています。琉球王朝時代、読谷村が中国との貿易で栄えた記憶を、後世に伝えるためです。そばの石碑にはこう刻まれています。「夢を語れ!ロマンを抱け!人々のしあわせ・平和のために!!」
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基本情報
| 名称 | 残波岬(ざんぱみさき)・残波岬灯台 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県中頭郡読谷村字宇座(残波岬公園=字宇座1233) |
| Googleマップ評価 | ★4.3(2026年7月時点)口コミを見る › |
| 岬の見学 | 岬と遊歩道は見学自由(無料)。岬の北側エリアは海岸国定公園に指定(出典: 読谷村観光協会) |
| 灯台参観料 | 大人300円(中学生以上)。のぼれる参観灯台(出典: 読谷村観光協会) |
| 灯台参観時間 | 【午前】通年9:30〜12:00/【午後】3〜9月は平日13:00〜16:30、土日祝13:00〜17:30。10〜2月は平日13:00〜16:30、土日祝13:00〜16:30。入場は終了時刻の20分前まで。12:00〜13:00は参観できません(出典: 読谷村観光協会) |
| 駐車場 | あり、無料(出典: 読谷村観光協会) |
| アクセス | 那覇空港から車で約1時間15分。座喜味城跡から車で約15分 |
| 所要時間の目安 | 灯台と大獅子、遊歩道を回って60分前後。夕日を待つならもう30分 |
行き方・駐車場
那覇空港からは車で約1時間15分、沖縄自動車道の石川ICからは約30分ほどです。駐車場は無料で用意されています(出典: 読谷村観光協会)。ここでひとつ知っておきたいのが足元のことで、観光協会も「駐車場から灯台手前までは未舗装区間(ゴツゴツした岩場)もあるので、裸足やビーチサンダル、ヒールで歩くのはできるだけ避けましょう」と明記しています。一方で遊歩道自体はきれいに整備されており、車椅子やベビーカーでも通れます。読谷村内なら座喜味城跡から車で約15分と近いので、世界遺産の城跡と岬をセットで回るのが定番です。レンタカーが未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
レンタカーは早めに予約を
残波岬は読谷村の西端にあり、那覇空港からは車で1時間以上かかります。路線バスでのアクセスは現実的ではなく、レンタカーがほぼ前提です。しかも夕日が最後に沈む場所なので、日没まで粘ると帰りは夜のドライブになります。夏休みと連休はレンタカーの台数が足りず数週間前に売り切れることも珍しくないため、航空券を取ったら早めに押さえておくのが鉄則です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
3月から灯台の土日祝の参観が17:30までに延びます。風が心地よく、遊歩道の植物も見頃を迎える季節。断崖を歩くにはいちばん快適な時期です。
夏(6〜9月)
海の色が最も濃く、灯台からの見晴らしも良い季節です。ただし岩場に日陰はなく照り返しも強烈。日没が遅いぶん、夕日を待つ時間もたっぷりあります。台風接近時、波打ち際は非常に危険なので近づかないでください。
秋(10〜11月)
空気が澄み、灯台から粟国島や久米島まで見える確率が上がる季節。10月からは土日祝の参観も16:30までに戻るので、時間の確認をお忘れなく。人も落ち着きます。
冬(12〜2月)
風が強く波が高い季節。断崖に砕ける飛沫の迫力は一年でいちばんです。「勇壮で男性的」と言われる残波岬の本領はむしろ冬にあります。防風の羽織りは必須です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 灯台にのぼって、歩いた断崖を見下ろす
残波岬灯台は参観灯台で、大人300円(中学生以上)でのぼれます。上まで行くと、さっきまで自分が歩いていた2kmの断崖が一望のもとに見えます。晴れていれば粟国島、渡名喜島、久米島まで。ただし12:00から13:00は参観できないのでご注意を。

2. 断崖の際で、波が砕ける音を聞く
高さ30m前後の岩壁に東シナ海の波が正面からぶつかり、白い飛沫を上げ続けます。「沖縄の海では珍しく勇壮で男性的」と観光協会が書く通りの景色。ただし台風などで波や風が強い時、波打ち際は非常に危険です。近づかないでください。

3. 沖縄本島で最後の夕日を見送る
ここは沖縄本島で夕日が最後に沈む場所です。本島のどこよりも遅くまで日が残るということ。灯台のシルエットの向こうに太陽が落ちていく数分間だけ、あの荒々しい断崖が急に静かになります。

4. 残波大獅子の前に立つ
高さ8.75m、長さ7.8mで大きさは日本一。昭和60年、彫刻家の金城實氏を中心に村内外の約1000人が協力してつくりました。獅子はまっすぐ中国大陸を向いています。そばの石碑には「夢を語れ!ロマンを抱け!人々のしあわせ・平和のために!!」と刻まれています。

5. いこいの広場で子どもを遊ばせる
残波岬にはいこいの広場があり、遊具のほか乳幼児専用の遊び場も用意されています。遊歩道は車椅子やベビーカーでも通れるよう整備されているので、絶景スポットにしてはめずらしく小さな子ども連れでも過ごしやすい場所です。
あわせて回りたい、近くの見どころ

座喜味城跡
同じ読谷村にある世界遺産の城跡で、護佐丸が築いた沖縄最古級といわれるアーチ門が残ります。入場無料で「続日本100名城」にも選定。岬と城跡を半日でつなげられる距離です。詳しくは座喜味城跡で紹介しています。

真栄田岬・青の洞窟
恩納村の岬で、青の洞窟シュノーケルの拠点。残波岬が「崖の上から海を見下ろす岬」なら、こちらは「海へ階段で下りていく岬」。同じ岬でも性格が正反対です。詳しくは真栄田岬・青の洞窟で紹介しています。

万座毛
恩納村を代表する景勝地で、象の鼻に似た隆起珊瑚礁の岩が名物。同じ断崖の絶景でも、残波岬の荒々しさに対してこちらは芝生の広がる穏やかさが持ち味です。詳しくは万座毛で紹介しています。

中城城跡
世界遺産のグスクで、沖縄戦を免れた15世紀の石積みが残ります。座喜味城跡と同じ護佐丸が築いた城なので、読谷から足を延ばして2つ並べて見る価値があります。詳しくは中城城跡で紹介しています。
近くの人気飲食店
残波岬の周辺には、御菓子御殿の読谷本店やゴルフクラブなど、岬から車で数分の場所に食事どころがまとまっています。夕日を待つ前後の腹ごしらえに便利です。
花笠沖縄料理・沖縄そば11:00〜15:30、17:00〜21:00/木曜定休/読谷村宇座657-1 御菓子御殿 読谷本店1F/食べログ3.41📍Googleマップで現在地からのルートを見る残波岬から約1km、御菓子御殿の読谷本店1階にある沖縄料理店。同じ宇座エリアなので岬とセットで寄りやすく、食事のあとに紅いもタルトの土産まで一度に片づきます。
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ファミリーレストラン 残波苑食堂・沖縄料理月火木金10:00〜20:00、土日祝9:00〜21:00/水曜定休/読谷村字宇座1133 残波ゴルフクラブ2F/食べログ3.07📍Googleマップで現在地からのルートを見る岬から約1.2km、残波ゴルフクラブの2階にある食堂。ソーキそばが看板メニューで、土日祝は9:00から開くので、朝いちばんに岬を歩いてから朝食にする使い方もできます。
食べログ予約 ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
白い灯台と黒い断崖と青い海。要素が少ないぶん、光の時間帯で決まります。
夕方は灯台を逆光に置くここは沖縄本島で最後に夕日が沈む場所です。灯台を太陽の手前に置いて逆光にすると、白い塔がシルエットになり、空と海の金色が際立ちます。順光で白く飛ばしてしまうより、この方が残波岬らしい一枚になります。
灯台の上から縦位置で断崖を追う2km続く断崖は、地上からでは長さが写りません。参観灯台にのぼって上から見下ろし、縦位置で手前から奥へ崖の連なりを入れると、この地形のスケールがはじめて一枚に収まります。
灯台は岩場の低い位置から見上げる灯台だけを撮ると、ただの白い塔になります。手前の琉球石灰岩のゴツゴツした岩肌を画面の下半分に入れて見上げると、断崖の上に立っているという状況ごと写せます。足元が悪いので無理はしないでください。
このエリアの宿(料金比較)
読谷村は那覇と恩納村の中間にあり、残波岬、座喜味城跡、やちむんの里が車で15分圏内に収まります。なにより、夕日が最後に沈む場所まで数分の距離に泊まれるのが強みです。日帰りだと日没を待って那覇まで1時間以上運転することになりますが、泊まれば夕日を見てそのまま宿へ帰れます。

中部(読谷村エリア)
夕日と世界遺産めぐりの拠点向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
残波岬は「未舗装のゴツゴツした岩場」と「日陰のない断崖」と「灯台の階段」の三点セットです。観光協会がわざわざ足元の注意を書いているくらいなので、靴だけは妥協しないでください。
歩きやすいスニーカー観光協会が「駐車場から灯台手前までは未舗装区間(ゴツゴツした岩場)もあるので、裸足やビーチサンダル、ヒールで歩くのは避けて」と明記しています。灯台の階段ものぼるので、かかとの留まる靴が必須です。
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サングラス白い琉球石灰岩の照り返しと海面の反射が同時に来ます。夕日を待つ時間帯は太陽が正面に低く落ちてくるので、目を細めずに灯台のシルエットを眺めたいならあると全然違います。
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双眼鏡灯台の上からは、晴れた日に粟国島、渡名喜島、久米島、そして慶良間諸島まで見えることがあります。肉眼だとぼんやりした島影が、双眼鏡だと輪郭を持った島になります。持っている人だけの景色です。
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保冷ボトル岬の遊歩道と岩場に自販機はありません。断崖に日陰もほとんどなく、灯台の階段をのぼると想像以上に汗をかきます。冷たい水を持ち込んでおくのが正解です。
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日焼け止め(SPF50+)断崖の上に遮るものは何もありません。灯台と大獅子と遊歩道を回れば1時間は直射日光の下です。夕日まで粘るなら滞在はさらに延びるので、ウォータープルーフタイプが安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
残波岬灯台の参観料と参観時間を教えてください。
参観料は大人300円(中学生以上)です。参観時間は【午前】が通年9:30から12:00、【午後】は3〜9月が平日13:00から16:30、土日祝13:00から17:30、10〜2月は平日、土日祝とも13:00から16:30となります。12:00から13:00は参観できず、入場は終了時刻の20分前までです(出典: 読谷村観光協会)。
残波岬に駐車場はありますか。
あります。無料で利用できます。ただし駐車場から灯台手前までは未舗装のゴツゴツした岩場の区間もあるため、裸足やビーチサンダル、ヒールでの歩行は避けるよう観光協会が案内しています。一方で遊歩道自体はきれいに整備されており、車椅子やベビーカーでも通れます。
残波岬から何が見えますか。
灯台の上からは東シナ海を360度見渡せ、空気の澄んだ日には粟国島、渡名喜島、久米島などを望むこともできます。晴れた日には慶良間諸島も眺望できます。また残波岬は沖縄本島で夕日が最後に沈む場所として知られており、日没の時間帯はとくに人気です(出典: 読谷村観光協会)。
残波大獅子とはなんですか。
残波岬灯台とともに岬のシンボルとなっている巨大な獅子像で、高さ8.75m、長さ7.8mとその大きさは日本一です。琉球王朝時代に中国との貿易で栄えた読谷村の国交文化を後世に伝えるため、彫刻家の金城實氏を中心に村内外から集まった約1000名が協力して昭和60年に制作されました。獅子は中国大陸の方向にまっすぐ向いています。
子ども連れでも楽しめますか。
楽しめます。残波岬いこいの広場には遊具のほか乳幼児専用の遊び場もあり、遊歩道は車椅子やベビーカーでも通れるよう整備されています。ただし断崖は高さ30m前後あり、台風などで波や風が強い時の波打ち際は非常に危険なので、崖の際では絶対に目を離さないでください。
残波岬は、沖縄本島 3泊4日モデルコースの中部ドライブの締めに置くのが正解です。昼に座喜味城跡、夕方に残波岬で本島最後の夕日、という並びなら読谷村を一日で味わえます。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
那覇空港ゆきの国内線をANA、JAL、スカイマーク、ソラシドエア、ピーチなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















