
日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)
中禅寺湖の北岸、男体山の山裾に立つもうひとつの二荒山神社。樹齢1,100年を超える御神木と、境内に点在する無数の祈りの跡が、この場所を「パワースポットのテーマパーク」と呼ばせています。
このページでわかること
- 日光二荒山神社中宮祠の由来と、日光市街の本社との関係
- 樹齢1,100年超のいちいの御神木と、境内に点在するパワースポット
- 男体山登拝口としての役割と、登拝の期間・入山料
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、中禅寺湖畔で一緒に回りたい見どころ
- 奥日光・中禅寺湖畔エリアの宿の料金比較(楽天トラベル、じゃらん、Booking.com)
日光二荒山神社中宮祠ってどんな神社?
日光市街にある二荒山神社の本社から、いろは坂を上りきった先。中禅寺湖の北岸、男体山の山裾に、もうひとつの二荒山神社が鎮座しています。784年(延暦3年)の創建と伝わり、男体山の山頂に立つ奥宮と、日光市街の本社のちょうど中間に位置することから「中宮祠」と呼ばれてきました。ご祭神は大国主神(大黒様)で、后神の田心姫命、御子神の味耜高彦根命とともに祀られています。大国主神といえば縁結びの神。良い縁を願う参拝者はもちろん、この社がもっとも大切にしてきた役割は、男体山そのものへの登拝です。本殿の脇には登山口が設けられ、山を仰ぐ祈りの場としての性格が、日光市街の本社よりも色濃く残っています。境内でまず目を引くのが、1769年に造営された唐銅鳥居。獅子の飾りをまとった国指定重要文化財で、本殿を含む7棟がともに重要文化財に指定されています。そしてもうひとつの主役が、樹齢1,100年を超えるいちいの御神木。登拝口のそばに立つこの巨木のほか、境内には牛石や七福神の石像など、名前の付いた祈りの跡が数えきれないほど点在し、その密度から「パワースポットのテーマパーク」と評されることもあります。対岸に建つ中禅寺(立木観音)とは、江戸時代までは同じ境内にあった間柄。明治の神仏分離によって神社と寺院に分かれた、いわば親戚のような関係です。参拝は無料で、参拝時間は4月から10月が8:00〜17:00(最終入場16:30)、11月から3月が9:00〜16:00(最終入場15:30)、年中無休です。境内の宝物館では刀剣をはじめとする奉納の品を見ることができ、こちらは別途拝観料が必要です。最新の料金は現地でご確認ください。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)/二荒山神社の中宮 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県日光市中宮祠2484(〒321-1661) |
| 口コミ | Googleマップで最新の評価と写真を確認できます口コミを見る › |
| 料金 | 参拝無料(宝物館は別途拝観料) |
| 参拝時間 | 4月〜10月 8:00〜17:00(最終入場16:30)、11月〜3月 9:00〜16:00(最終入場15:30) |
| 定休日 | 無休 |
| ご祭神 | 大国主神(縁結びの神)、田心姫命、味耜高彦根命 |
| ご利益 | 良縁、登拝成就、開運 |
| 男体山登拝 | 期間 4月25日〜11月11日/登山受付 6:00〜正午/入山料1,000円(お守り授与) |
| 文化財 | 唐銅鳥居(1769年造営)、本殿含む7棟が国指定重要文化財 |
| アクセス | 中禅寺湖北岸。東武日光駅・JR日光駅からバス「二荒山神社中宮祠」下車すぐ |
| 所要時間の目安 | 境内参拝で約30分。男体山登拝は往復約7時間 |
行き方・駐車場
いろは坂を上りきり、中禅寺湖の北岸に出た先にあります。東武日光駅からは東武バス「湯元温泉」行きで約53分、JR日光駅からは約40分、「二荒山神社中宮祠」バス停で下車すればすぐ目の前です。車の場合は日光宇都宮道路の清滝ICから中禅寺湖方面へ、いろは坂を上って国道120号を進み、大鳥居をくぐった先の信号を境内へ。無料駐車場があります。奥日光は車があるかどうかで回れる数が大きく変わるので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
奥日光は車があると、回れる数が変わる
中宮祠、中禅寺、華厳滝、中禅寺湖畔の別荘群と、奥日光は点在するスポットを結んでこそおもしろいエリアです。紅葉期のいろは坂は渋滞するので、朝早く動けるかどうかが一日の充実度を決めます。車は早めの手配を。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
オオヤマザクラは5月上旬〜中旬、シラネアオイは5月中旬〜下旬が見頃。4月25日からは男体山登拝も始まり、境内が一年でもっとも動き出す季節です。
夏(6〜9月)
標高約1,270mの中宮祠は、平地より数度涼しい避暑地。登拝シーズンの本番でもあり、白装束の登拝者を見かけることも珍しくありません。
秋(10〜11月)
男体山と中禅寺湖が色づく、一年でもっとも人出の多い季節。登拝は11月11日で閉山となるので、シーズン最後のチャンスです。
冬(12〜2月)
参拝時間が9:00〜16:00と短くなり、男体山登拝も冬期は閉山中です。雪をいただく男体山と朱塗りの鳥居の対比は、この季節ならではの景色です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 鳥居越しに、ご神体の男体山を仰ぐ
この神社がなぜここに建つのか、答えは正面に立っています。鳥居の先にそびえる男体山そのものがご神体。理屈より先に、体で理解できる瞬間です。

2. 唐銅鳥居をくぐり、本殿へ参拝する
1769年造営、獅子の飾りをまとった国指定重要文化財の鳥居です。ここをくぐって石段を上るところから、中宮祠の参拝は始まります。

3. パワースポット巡りで、境内をゆっくり歩く
七福神や牛石など、名前の付いた祈りの跡が境内のあちこちに点在します。急がず一つひとつ見て回るだけで、小一時間はあっという間です。

4. 樹齢1,100年超のいちいの御神木に会う
登拝口のそばに立つ巨木です。1,100年以上前からこの場所に根を張ってきたと思うと、本殿の前で手を合わせる時間の重みが変わってきます。

5. 登拝口の前に立ち、お山掛けの気配だけ味わう
本殿脇の登山口は、山頂まで約6km、往復7時間の本格的な登拝道です。全行程は無理でも、この門の前に立つだけで、山そのものを拝んできた人たちの気配が伝わってきます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

中禅寺(立木観音)
中禅寺湖の対岸に建つ、江戸時代までは同じ境内にあった親戚寺院。根の付いた桂の立木に彫られた本尊「立木観音」で知られます。くわしくは中禅寺(立木観音)のページで。

中禅寺湖遊覧船
中禅寺湖をめぐる遊覧船。船の駅中禅寺から乗船でき、湖上から中宮祠の鳥居を眺められる区間もあります。運航は例年4月中旬から11月30日まで。くわしくは中禅寺湖遊覧船のページで。


英国大使館別荘記念公園
アーネスト・サトウの山荘を原点とする別荘。二階の窓辺から中禅寺湖を一望できます。くわしくは英国大使館別荘記念公園のページで。
近くの人気飲食店
中宮祠、歌ヶ浜エリアは湖を望むホテルのカフェ、レストランが充実。参拝の合間の一休みにぴったりです。
Cafe 鹿の子カフェ不定休/11:00〜16:00/鹿の子オリジナルカレーが名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る湖畔から一本奥まった小さなログハウスのカフェ。焼きチーズカレーやシフォンケーキセットで、参拝の合間にひと息つけます。
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レークハウス(ザ・リッツ・カールトン日光)洋食・フレンチ無休/ランチ11:00〜15:00・ディナー17:00〜22:00📍Googleマップで現在地からのルートを見るミシュラン二つ星シェフ監修、中禅寺湖を望むガーデンガストロノミー。参拝を少し特別な一日にしたいときに。
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コーヒーハウス ユーコン(中禅寺金谷ホテル)カフェ・洋食11:30〜15:00/金谷ホテル百年ライスカレーが名物📍Googleマップで現在地からのルートを見る大正期の味を再現した「百年ライスカレー」が名物。中禅寺湖畔のオープンテラスでくつろげます。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。掲載写真は一部、料理ジャンルのイメージです。
アクティビティ
現在、アクティビティはありません。
このエリアの宿(料金比較)
中宮祠に泊まれば、朝いちばんの参拝も、閉山前の遙拝所往復も、いろは坂の渋滞を気にせず動けます。紅葉期は宿が早く埋まるので、日程が決まったら先に押さえておきましょう。

奥日光・中禅寺湖畔エリア
中宮祠と男体山登拝口を朝いちばんに歩く滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
標高約1,270m、石段と登拝道が続く中宮祠。参拝と、その先の登拝気分まで快適にする5点をまとめました。
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御朱印帳入れ巾着中宮祠は二荒山神社の御朱印がいただける社です。中禅寺(立木観音)とあわせて参拝するなら、傷まないよう巾着に入れておくと安心です。
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折りたたみ傘標高約1,270mの中宮祠は、霧や通り雨が発生しやすい土地です。境内の移動は屋外なので、一本あると急な天候の変化にも対応できます。
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モバイルバッテリー鳥居、本殿、御神木、境内に点在する石像と、撮りたくなる被写体が続きます。中禅寺湖畔の見どころもあわせて回るなら、電池切れは避けたいところです。
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よくあるご質問(FAQ)
日光二荒山神社中宮祠の参拝料はいくらですか。
参拝は無料です。境内の宝物館は別途拝観料が必要です。最新の料金は現地でご確認ください。
日光二荒山神社中宮祠の参拝時間を教えてください。
4月から10月は8:00〜17:00(最終入場16:30)、11月から3月は9:00〜16:00(最終入場15:30)です。定休日はなく、年中無休です。
男体山登拝はいつ、いくらでできますか。
毎年4月25日から11月11日までの期間限定です。登山受付は6:00〜正午、入山料は1,000円でお守りが授与されます。山頂まで約6km、往復は約7時間の本格的な登山となります。
いちいの御神木はどこにありますか。
男体山登拝口のそばに立っています。樹齢1,100年を超えると伝わる巨木で、境内の見どころのひとつです。
中禅寺(立木観音)とはどのような関係ですか。
中禅寺湖の対岸に建つ寺院で、江戸時代までは同じ境内にありました。明治時代の神仏分離によって神社と寺院に分かれた、いわば親戚のような関係です。あわせて参拝する参拝者も多くいます。
日光二荒山神社中宮祠は、対岸の中禅寺(立木観音)とあわせて回りたい中禅寺湖畔の起点。日光・那須のモデルコースで、日光山内から奥日光までの回り方を紹介しています。
航空券も、まとめて比較
羽田・成田・伊丹など各地から東京へ。日光へは東京から東武線特急が便利です。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















写真クレジット: 鳥居と男体山(そらみみ, CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons)/本殿・中門(Saigen Jiro, CC0, Wikimedia Commons)/境内の石像(Guilhem Vellut, CC BY 2.0, Wikimedia Commons)
