
華厳滝(けごんのたき)
中禅寺湖の水が、一息に落ちる。音が体に届いた瞬間、写真で見たものとは別物だと気づきます。
このページでわかること
- 華厳滝の見どころと、編集部5指標による評価
- エレベーター料金の最新価格(2024年9月に改定済み。570円は古い情報です)
- 季節ごとの営業時間と、いろは坂を含めたアクセスの考え方
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい奥日光の見どころ
- 奥日光・中禅寺湖畔エリアの宿の料金比較(楽天トラベル、じゃらん、Booking.com)
華厳滝ってどんな滝?
いろは坂を上りきると、そこは中禅寺湖のある奥日光です。その湖の水が、行き場を求めて一息に落ちる場所が華厳滝。落差97m、日光を代表する滝であり、日本三名瀑のひとつに数えられてきました。展望台から見下ろすこともできますが、この滝の本領はエレベーターで100m下の観瀑台まで降りたときに現れます。扉が開いた瞬間、まず音が来ます。次に水しぶきの気配が肌に届き、それから正面に滝が立ち上がる。写真で何度も見た滝が、まったく別物としてそこにあります。周囲の岩壁からは十二滝と呼ばれる細い流れがいくつも滲み出し、本流の脇に幾筋もの白い線を描いています。晴れた日には滝壺に虹が架かることもあり、紅葉の季節にこれが重なると、しばらく声が出ません。エレベーターの料金は大人600円、小学生400円(高校生500円、中学生400円、未就学児は無料)です。ここで一つ大事な注意があります。旅行系のサイトやブログには今も「大人570円・小人340円」という表記が数多く残っていますが、これは令和6年(2024年)9月1日の改定前の古い価格です。現在は600円・400円が正しい料金なので、古い数字を前提に持って行くと窓口で足りません。営業時間は3月1日から11月30日が8:00〜17:00、12月1日から2月28日が9:00〜16:30。通年で楽しめる滝です。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 華厳滝(けごんのたき)/落差97m、日本三名瀑のひとつ |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県日光市中宮祠2479-2(〒321-1661) |
| 口コミ | Googleマップで最新の評価と写真を確認できます口コミを見る › |
| 料金 | エレベーター 大人600円/高校生500円/中学生400円/小学生400円/未就学児 無料(2024年9月1日改定。570円・340円は改定前の古い価格です) |
| 営業時間 | 3月1日〜11月30日 8:00〜17:00、12月1日〜2月28日 9:00〜16:30 |
| 定休日 | 公式に定休日の記載はなく、通年営業です |
| 設備 | エレベーター、観瀑台。無料の展望台からも滝を望めます |
| アクセス | 日光市街からいろは坂を上って中宮祠へ。中禅寺湖の東側 |
| 所要時間の目安 | エレベーターで観瀑台まで降りて戻り、約30分〜40分 |
| ベストな時間帯 | 晴れた日の午前中。日が差すと滝壺に虹が架かることがあります |
行き方・駐車場
日光市街から国道120号でいろは坂を上り、中禅寺湖畔の中宮祠へ。奥日光へのアクセスは基本的にいろは坂を通ることになります。紅葉の季節はこの坂が非常に混み合うため、朝いちばんに上ってしまうのが鉄則です。バスでも行けますが、中禅寺湖周辺をあわせて回るなら車が便利です。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
奥日光は車があると回れる数が変わる
華厳滝、中禅寺湖、竜頭滝、戦場ヶ原と、奥日光は点在するスポットを結んでこそおもしろいエリアです。紅葉期のいろは坂は渋滞するので、朝早く動けるかどうかが一日の充実度を決めます。車は早めの手配を。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
雪解け水で水量が増す季節。新緑と滝の白のコントラストが鮮やかです。3月から営業時間が8:00〜17:00に戻ります。
夏(6〜9月)
いろは坂を上りきった中禅寺湖畔は避暑地そのもの。観瀑台まで降りると水しぶきでさらに涼しく、日光でいちばん快適な場所かもしれません。
秋(10〜11月)
華厳滝がいちばん美しい季節。紅葉と滝、晴れれば虹まで重なります。ただしいろは坂の渋滞もピークなので、朝いちばんの行動を。
冬(12〜2月)
滝が凍りつくこともある季節。12月から2月は9:00〜16:30と営業時間が短くなります。いろは坂の路面状況にご注意ください。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. エレベーターで観瀑台まで降りる
無料の展望台からも滝は見えますが、100m下の観瀑台は完全に別物です。扉が開いた瞬間に音が来て、水しぶきの気配が届き、正面に滝が立ち上がる。600円を惜しむ理由はありません。

2. 晴れた午前中を狙って、虹を待つ
日が差し込むと、滝壺に虹が架かることがあります。紅葉の季節にこれが重なった日は、しばらく声が出ません。狙うなら晴れた日の午前中です。

3. 霧の日を、はずれと思わない
奥日光は霧の出やすい土地です。霞んだ滝は輪郭を失い、水墨画のような姿になります。晴天だけが正解ではないことを教えてくれる滝です。

4. 中禅寺湖とセットで位置関係を掴む
この滝の水がどこから来ているのかは、中禅寺湖と一緒に眺めるとひと目でわかります。湖の水が、あの一点から落ちている。奥日光の地形そのものが腑に落ちる瞬間です。

5. いろは坂を含めて一日を組む
華厳滝へ行くということは、いろは坂を上るということです。48のカーブと紅葉の山並みは、それ自体が目的地になる道。朝いちばんに上れば、渋滞前の坂を気持ちよく走れます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

いろは坂
日光市街と奥日光を結ぶ、48のカーブが連なる坂道。通行は無料で、日本の道百選にも選ばれています。奥日光へ向かうなら必ず通る道です。くわしくはいろは坂のページで。

日光東照宮
徳川家康を祀る世界遺産の社。国宝の陽明門、眠り猫、三猿と、彫刻の密度がとにかく桁違いです。拝観は大人・高校生1,600円、小中学生550円。くわしくは日光東照宮のページで。

日光二荒山神社
日光の山そのものをご神体とする古社。大谷川に架かる朱塗りの神橋は、山内へ入る前にまず目に飛び込んでくる一景です。神苑は大人(学生含む)300円、小・中・高校生100円。くわしくは日光二荒山神社のページで。

日光山輪王寺
日光山の中心をなす天台宗の門跡寺院。三仏堂の巨大な三体の本尊と、庭園「逍遥園」が見どころです。三佛堂は400円、小中学生200円。くわしくは日光山輪王寺のページで。

大猷院
三代将軍・徳川家光を祀る、輪王寺の霊廟。祖父・家康を立てて金と黒を基調に抑えた造りで、東照宮とは対照的な静けさがあります。大人550円、小中学生250円。くわしくは大猷院のページで。
近くの人気飲食店
奥日光の名物は、中禅寺湖産のヒメマスと湯波。中禅寺湖畔には、湖を望むフレンチから気軽な喫茶店まで揃っています。
- 🍽️シェ・ホシノフレンチ・カフェ4〜11月無休/12〜3月不定休/¥3,000〜¥3,999/虹鱒のムニエル📍Googleマップで現在地からのルートを見る
奥日光の別荘文化を受け継ぐ湖畔のフレンチ。虹鱒のムニエルや胡麻のパンナコッタなど、地元食材を使った創作料理を出します。中禅寺温泉バスターミナルから徒歩約7分。
食べログで見る › - 🥩レストラン メープル洋食・ステーキ11:00〜16:30/¥2,000〜¥2,999/とちぎ和牛のハンバーグ📍Googleマップで現在地からのルートを見る
中禅寺湖畔に建つペンション併設の洋食店。とちぎ和牛と中禅寺湖産ヒメマスを軸に地産地消を掲げます。テラス席は湖を望み、ペット同伴も可。定休日は公表されていないため、訪問前にご確認ください。
食べログで見る › - 🐟お食事処 なんたい食堂・郷土料理定休:木曜/¥2,000〜¥2,999(ランチ)/中禅寺湖産ヒメマス📍Googleマップで現在地からのルートを見る
中禅寺温泉バス停から徒歩1分の食事処。ヒメマス、引き上げゆば刺し、ヤマメといった奥日光の名物を一度に味わえます。1975年12月開業で、テーブル席と小上がり座敷があります。夜は要予約。
食べログで見る › - 🍧コーヒーショップ スプーン喫茶店・カフェ不定休/〜¥999/日光天然かき氷(とちおとめ)📍Googleマップで現在地からのルートを見る
中禅寺湖畔の喫茶店で、窓とテラスから湖を望みます。自家製とちおとめジャムを使った日光天然かき氷が名物。ナポリタンやチーズトーストも。
食べログで見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
観瀑と撮影のコツ
華厳滝を撮るなら、まず押さえておきたいのは光の向きと時間帯です。晴れた日の午前中に日が差し込むと滝壺に虹が架かることがあり、紅葉と重なる10月下旬から11月上旬は一年でもっとも狙い目の時期になります。エレベーターで降りた観瀑台は滝と正面から向き合える一方、水しぶきが届く距離なのでレンズは濡れます。拭くものを一枚持っておくと、ここぞという瞬間に慌てません。全景を入れたいなら縦位置が有利です。落差97mの滝に加え、周囲の岩壁から滲み出す十二滝の細い流れまで収めると、この滝の成り立ちが一枚で伝わります。無料の展望台からは滝を上から俯瞰でき、中禅寺湖との位置関係を含めた構図が作れるので、観瀑台とは別の一枚として押さえておく価値があります。霧が出た日は輪郭がぼやけますが、これは失敗ではありません。奥日光は霧の出やすい土地で、霞んだ滝は水墨画のような姿になります。天気が崩れたからと諦めず、その日にしか撮れない滝として向き合ってみてください。
このエリアの宿(料金比較)
奥日光に泊まる最大の価値は、いろは坂の渋滞と無関係でいられることです。日帰りの人がまだ坂を上っている8時に、もう観瀑台に立てる。奥日光の湖畔は夏でも涼しく、紅葉期は特に宿が早く埋まるので、日程が決まったら先に押さえておきましょう。

奥日光・中禅寺湖畔エリア
いろは坂を上りきった湖畔でゆっくり過ごす滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
観瀑台は水しぶきが届き、奥日光は市街より気温が低い場所です。いろは坂を上ることも含めて、あると助かる5点をまとめました。
折りたたみ傘観瀑台は水しぶきが届く距離です。雨でなくても濡れますし、奥日光は霧や通り雨も多い土地。一本あるかないかで、滝の前にいられる時間が変わります。
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歩きやすい靴エレベーターの乗り降りに加え、中禅寺湖畔や周辺の遊歩道まで足を延ばすなら歩く場面が続きます。水しぶきで濡れた足元は滑りやすいので、履き慣れた靴が安心です。
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水筒奥日光は日光市街より気温が低く、涼しいぶん喉の渇きに気づきにくい場所です。いろは坂を上ってしまうと店の選択肢は市街ほど多くないので、一本持っていると気楽に動けます。
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モバイルバッテリー滝の前では撮る枚数が確実に想像を超えます。奥日光は中禅寺湖や竜頭滝と回る場所が続くので、朝いちばんで電池を使い切ってしまわないように。
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酔い止め薬華厳滝へ行くということは、いろは坂の48のカーブを上るということです。酔いやすい方や同乗するお子さんがいる場合は、坂に入る前の服用がおすすめです。
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よくあるご質問(FAQ)
華厳滝のエレベーター料金はいくらですか。
大人600円、小学生400円です(高校生500円、中学生400円、未就学児は無料)。なお旅行サイト等に残る「570円・340円」は2024年9月1日の改定前の古い価格なので、現在の料金は600円・400円となります。
華厳滝の営業時間を教えてください。
3月1日から11月30日が8:00〜17:00、12月1日から2月28日が9:00〜16:30です。公式に定休日の記載はなく、通年営業です。
エレベーターに乗らなくても華厳滝は見られますか。
無料の展望台からも滝を望めます。ただし100m下の観瀑台は滝と正面から向き合える場所で、音や水しぶきの迫力がまったく違います。時間が許すなら降りることをおすすめします。
華厳滝で虹は見られますか。
晴れた日に日が差し込むと、滝壺に虹が架かることがあります。狙うなら晴れた日の午前中です。紅葉の季節に重なると、一年でもっとも美しい景色になります。
華厳滝へのアクセスを教えてください。
日光市街から国道120号でいろは坂を上り、中禅寺湖畔の中宮祠へ向かいます。紅葉期はいろは坂が大変混み合うため、朝いちばんに上ってしまうのが鉄則です。
華厳滝は、いろは坂を上った奥日光の一日の中心になる場所。日光・那須のモデルコースで、日光山内から奥日光まで含めた回り方を紹介しています。
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