大門坂の苔むした石段と樹齢800年の杉並木TRAVEL HUB
#熊野古道#世界遺産#夫婦杉#那智勝浦

大門坂(だいもんざか)

267段の石段、樹齢800年を超す夫婦杉。熊野古道の面影をもっとも色濃く残す入口が、那智山への参道として今も歩き継がれています。

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市野々入場無料・大門坂駐車場(無料)更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • 大門坂が「熊野古道随一の人気コース」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
  • 全長約500m・高低差約100m・267段の石段、樹齢800年超の夫婦杉の見どころ
  • 十一文関跡と、俗界と聖域を分ける振ヶ瀬橋の由来
  • JR紀伊勝浦駅からのアクセスと、熊野那智大社・青岸渡寺・那智の滝へ続く参拝ルート
  • 那智勝浦・熊野エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
0.0総合評価5点満点
熊野古道らしさ5.0
神秘度4.8
写真映え4.5
アクセス4.2
歩きやすさ4.0

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

大門坂ってどんなところ?

熊野古道の中でも、その面影をもっとも色濃く残しているのが大門坂です。全長約500m、高低差約100mの苔むした石畳道が、樹齢800年を超す老杉に囲まれて那智山の集落まで続いています。入口の鳥居をくぐると、まず振ヶ瀬橋という小さな橋を渡ります。これは俗界と聖域とを振り分ける境の橋とされ、その先にはかつて通行料を徴収したという十一文関跡が残っています。橋を渡ってすぐの場所に立つのが、大門坂の象徴ともいえる夫婦杉。高さ55m、幹周り8.5mという堂々たる姿で、樹齢800年を超える2本の老杉が参道を挟むように迎えてくれます。ここから267段の石段が始まり、上りきると那智山の集落に出て、そのまま熊野那智大社・青岸渡寺へと参道がつながります。夫婦杉のそばにある大門坂茶屋では、名所旧跡の写真展示に加えて平安時代の衣装をレンタルでき、装束をまとって石畳を歩く観光客の姿もよく見られます。2004年には熊野三山と熊野古道が「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録され、大門坂もその構成資産の一部です。

基本情報

大門坂 基本情報(早見表)
名称大門坂(だいもんざか)/熊野古道 中辺路の一部
所在地和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市野々
入場料無料
規模全長約500m、高低差約100m、石段267段
夫婦杉樹齢800年超、高さ55m、幹周り8.5m
世界遺産2004年登録「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産
アクセスJR紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス(那智山線)で約20分「大門坂」バス停下車すぐ
所要時間の目安大門坂の上りのみ約30〜40分。熊野那智大社・青岸渡寺・那智の滝まで通しで歩くと約1〜1.5時間

行き方・駐車場

JR紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス(那智山線)で約20分、「大門坂」バス停下車すぐです。ひとつ先の「大門坂駐車場前」バス停で降りても、大門坂入口までは徒歩約100mとほぼ変わりません。マイカーの場合は大門坂駐車場(無料)に停められます。入口の鳥居をくぐり振ヶ瀬橋を渡ると、樹齢800年を超す夫婦杉が出迎え、そこから267段の石段が始まります。上りきると那智山の集落に出て、そのまま熊野那智大社那智山青岸渡寺へと参道がつながります。境内からさらに石段を下れば那智の滝の拝所にも到着でき、大門坂から那智の滝前バス停までを一気に歩き通す人も多くいます。帰りはどのバス停からも紀伊勝浦駅行きのバスに乗れます。

那智勝浦・熊野エリアはレンタカーが便利

大門坂そのものは徒歩とバスで十分ですが、熊野本宮大社や湯の峰温泉まで足を延ばすなら車が圧倒的にラク。紀伊勝浦駅前でのレンタカー手配が定番です。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(4〜5月)

新緑が石畳に差し込む季節。杉並木の陰影が濃くなり、もっとも歩きやすい気候です。

☀️

夏(6〜8月)

老杉の木陰が心地よい季節。とはいえ湿度は高く、石段を上るとすぐに汗ばみます。水分補給を忘れずに。

🍂

秋(9〜11月)

苔むした石畳と紅葉のコントラストが美しい季節。観光客もやや落ち着き、静かに歩けます。

❄️

冬(12〜3月)

空気が澄み、杉並木の静けさがいっそう際立つ季節。冷え込むため防寒対策を。

編集部おすすめの過ごし方 5選

大門坂の夫婦杉を見上げる

1. 夫婦杉の前で、参道の空気を味わう

高さ55m、樹齢800年を超す2本の老杉が参道を挟むように立っています。石段を上りはじめる前に、まずこの木の下で一呼吸してみてください。

大門坂の267段の石段

2. 267段を、苔むした石畳を踏みしめて上る

急がず一段ずつ。石畳は苔で滑りやすい箇所もあるので、足元を確かめながら、熊野詣の旅人が歩いた道の感触を味わってください。

大門坂入口の振ヶ瀬橋

3. 振ヶ瀬橋で、俗界と聖域の境を意識する

この小さな橋が、俗界と聖域とを振り分ける境とされてきました。橋を渡る瞬間に、参拝への切り替えを意識してみてください。

大門坂の苔むした石畳と木漏れ日

4. 大門坂茶屋で平安衣装をまとって歩く

夫婦杉のそばの茶屋では平安時代の衣装をレンタルできます。装束姿で石畳を歩けば、熊野詣の旅人になった気分を味わえます。

大門坂から那智山へ続く参道

5. そのまま那智山まで歩き通す

大門坂だけで引き返すのはもったいない道です。上りきった先の熊野那智大社・青岸渡寺、那智の滝までを一気に巡るのが黄金ルートです。

安全に楽しむために。石段と石畳は苔むしており、雨天時や朝露の残る時間帯は特に滑りやすくなります。歩きやすい靴での参拝をおすすめします。夏場は杉並木の中でも蒸し暑く、飲み物を用意してから向かってください。大門坂から那智山まで歩き通す場合は片道の行程になるため、帰りのバス時刻を先に確認しておくと安心です。

あわせて回りたい、近くの見どころ

熊野那智大社の社殿

熊野那智大社

大門坂を上りきった先にある、熊野三山のひとつ。朱塗りの社殿が那智山の緑に映えます。

大門坂から徒歩約40分(石段)
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
青岸渡寺の三重塔と那智の滝

那智山青岸渡寺

熊野那智大社に隣接する西国三十三所第一番札所。三重塔越しに那智の滝を望む絶景で知られます。

大門坂から徒歩約40分(石段)
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
那智の滝の全景

那智の滝

落差133m、一段の滝としては日本一。大門坂から歩き通す黄金ルートの終着点です。

大門坂から徒歩約1時間(石段)
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
勝浦漁港にぎわい市場の外観

勝浦漁港にぎわい市場

生鮪の水揚げ量日本一を誇る勝浦漁港の目の前にある市場。大門坂散策の前後に立ち寄れます。

大門坂から車で約20分(紀伊勝浦駅方面)
📍Googleマップで現在地からのルートを見る

近くの人気飲食店

大門坂の道中に食事処はほとんどなく、夫婦杉のそばの茶屋が休憩の頼みの綱です。しっかりした食事は紀伊勝浦駅周辺まで下りるのが定番です。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

撮影のコツ

苔むした石段と老杉のスケール感。木漏れ日の入り方で表情が大きく変わる参道です。

  • 大門坂の夫婦杉を見上げる縦構図
    夫婦杉は根元から見上げる縦構図で

    高さ55mの老杉は、根元から見上げると圧倒的なスケール感が出ます。人物を一緒に入れると大きさの手がかりになります。

    木の根元には立ち入らないでください
  • 大門坂の石段と木漏れ日
    石段は木漏れ日の時間帯を狙う

    晴天の午前中は杉の間から光が差し込み、苔むした石畳に陰影が生まれます。三脚を使う場合は他の参拝者の通行の妨げにならないよう配慮を。

    石畳が濡れている時は足元に注意
  • 振ヶ瀬橋と鳥居の構図
    振ヶ瀬橋は鳥居とセットで一枚

    入口の鳥居と橋を同じフレームに収めると、俗界から聖域へ入る境目が伝わりやすい構図になります。

    橋の上は通行の妨げにならない配慮を

このエリアの宿(料金比較)

那智勝浦温泉は勝浦港を囲むように宿が並び、洞窟温泉やマグロ料理を目当てに泊まる人も多いエリア。大門坂から那智山を歩いたあとの疲れを癒すのにぴったりです。

那智勝浦の漁港の風景
♨️ 洞窟温泉・海辺の湯宿🐟 生鮪グルメが徒歩圏⛩️ 大門坂・那智詣での拠点に便利

那智勝浦温泉エリア

大門坂散策とセットで泊まるなら
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※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

大門坂は267段の石段を含む本格的な古道歩き。歩きやすさと、水分補給を軸に選びました。

  • 歩きやすいスニーカー
    歩きやすいスニーカー・トレッキングシューズ

    苔むした石畳は雨天時や朝露で滑りやすくなります。グリップの効く靴で参道を歩きましょう。

  • ステンレスボトル/水筒
    ステンレスボトル/水筒

    大門坂から那智山まで歩き通すと自販機のない区間が続きます。あらかじめ水分を用意しておくと安心です。

  • UVカットハット
    UVカットハット・帽子

    杉並木の下は日陰が多いものの、那智山の境内や那智の滝周辺は日差しを遮るものが少なくなります。日焼け対策に。

  • コインケース/小銭入れ
    コインケース/小銭入れ

    大門坂茶屋での飲み物購入や衣装レンタルは現金対応が基本です。小銭を分けておくとスムーズです。

よくあるご質問(FAQ)

大門坂の石段は何段ありますか。

267段です。全長約500m、高低差約100mの苔むした石畳道で、樹齢800年を超す老杉に囲まれています。

大門坂の入場料はいくらですか。

無料です。大門坂駐車場も無料で利用できます。

大門坂へのアクセスを教えてください。

JR紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス(那智山線)で約20分、「大門坂」バス停下車すぐです。マイカーの場合は大門坂駐車場(無料)が利用できます。

夫婦杉とはどんな杉ですか。

大門坂入口に立つ2本の老杉で、樹齢800年を超え、高さ55m、幹周り8.5mという堂々たる姿を誇ります。参道を挟むように立ち、大門坂の象徴とされています。

大門坂から那智の滝まで歩けますか。

歩けます。大門坂の石段を上りきると熊野那智大社・青岸渡寺へ参道が続き、境内からさらに石段を下れば那智の滝の拝所に到着します。通しで歩くと約1〜1.5時間が目安です。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

大門坂は、那智勝浦・熊野 モデルコースで熊野那智大社・青岸渡寺・那智の滝まで歩き通すのが定番ルート。全行程の回り方はモデルコースでどうぞ。

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那智勝浦・熊野エリアへは南紀白浜空港からのアクセスも便利です。羽田からの直行便を中心に、往路と復路で交通手段を変えると総額が下がることがあります。

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