
那智の滝(なちのたき)
高さ133m、一段の滝としては日本一。轟音と飛沫が、見上げた瞬間に胸の奥へ届きます。
このページでわかること
- 那智の滝が「直瀑日本一」と呼ばれる理由と、編集部5指標による評価
- お滝拝所舞台の拝観料500円、滝の落差133m・幅13m・滝壺の深さ10mという規模
- 熊野那智大社の別宮・飛瀧神社の御神体としての那智の滝の意味
- JR紀伊勝浦駅からのアクセスと、大門坂を歩いて向かう参拝ルート
- 那智勝浦・熊野エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
那智の滝ってどんな滝?
一段の滝としては日本一の落差133mを誇る、那智の滝。幅13m、滝壺の深さは10mと伝えられ、那智原生林の緑を切り裂くようにまっすぐ落ちてくる一筋の水は、遠くから眺めても、近くの拝所で轟音を浴びても、まったく違う顔を見せます。この滝は単なる景勝地ではありません。熊野那智大社の別宮である飛瀧神社(ひろうじんじゃ)は、社殿を持たず、滝そのものを御神体としています。古くから神々が宿る場所として崇められてきたこの滝の姿を、拝殿を通さずそのまま拝む。お滝拝所舞台まで石段を下りて拝観料500円を納めれば、滝つぼに近い位置まで進むことができ、水しぶきと轟音を全身で受け止められます。2004年には熊野三山と熊野古道が「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界遺産に登録され、那智の滝もその構成資産の一部です。晴れた日は虹がかかることもあり、四季を通じて水量や表情を変える、生きた滝です。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 那智の滝(なちのたき)/飛瀧神社(ひろうじんじゃ)御神体 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山 |
| 規模 | 落差133m、幅13m、滝壺の深さ10m。一段の滝としては日本一の落差 |
| 拝観料 | お滝拝所舞台まで大人500円(現金)。滝を遠望するだけなら無料の展望スポットもあります |
| 世界遺産 | 2004年登録「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産(熊野那智大社の別宮 飛瀧神社として) |
| アクセス | JR紀伊勝浦駅からバスで約30分「那智の滝前」下車すぐ、または「大門坂」下車後に大門坂を歩いて参拝 |
| 所要時間の目安 | 拝所での見学のみなら20〜30分。大門坂から歩く場合は往復1〜1.5時間 |
行き方・駐車場
JR紀伊勝浦駅からは熊野交通バスで「那智の滝前」バス停まで約30分、下車してすぐです。時間に余裕があれば、ひとつ手前の「大門坂」バス停で降り、杉並木の参道大門坂を歩いて熊野那智大社・青岸渡寺を経由し、境内から滝へ下って参拝するルートもおすすめです。マイカーの場合は那智山周辺に有料駐車場が複数あります。お滝拝所舞台までは滝前の入口から石段を下りる形になるため、歩きやすい靴での参拝が安心です。夏場は湿度が高く滝周辺は蒸し暑くなるため、飲み物を用意してから向かってください。
那智勝浦・熊野エリアはレンタカーが便利
那智の滝、熊野那智大社、大門坂は徒歩やバスでも回れますが、熊野本宮大社や湯の峰温泉まで足を延ばすなら車が圧倒的にラク。紀伊勝浦駅前や白浜空港でのレンタカー手配が定番です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
雪解け水を集めて水量が増しやすい季節。新緑と滝の白いコントラストが鮮やかです。
夏(6〜8月)
水量は年間を通じて安定していますが、夏は周辺の湿度が高くなります。飲み物を用意し、こまめな休憩を。虹が出やすいのもこの時期です。
秋(9〜11月)
那智原生林が色づき、滝と紅葉が同時に楽しめる時期。例年、那智の火祭(7月14日)を過ぎた秋以降は観光客もやや落ち着きます。
冬(12〜3月)
空気が澄み、遠くからでも滝の白い筋がくっきりと見える季節。防寒対策をして訪れてください。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. お滝拝所舞台まで下りて、轟音を浴びる
拝観料500円を納めて石段を下りると、滝つぼに近い位置まで進めます。遠くから眺めるだけでは分からない水しぶきと轟音を、ぜひ体で感じてみてください。

2. 三重塔とセットの構図を狙う
青岸渡寺の三重塔越しに那智の滝を望む構図は、このエリアを象徴する一枚。時間に余裕があれば、青岸渡寺まで足を延ばしてから滝へ向かうのがおすすめです。

3. 晴れた日の午前中に虹を探す
陽光と水しぶきの角度がそろうと、滝に虹がかかることがあります。狙うなら日差しの強い晴天の午前中が有利です。

4. 飛瀧神社として静かに参拝する
飛瀧神社には社殿がなく、滝そのものが御神体です。写真を撮る前に、まずは神域として静かに手を合わせてみてください。

5. 大門坂から歩いて向かう
大門坂の杉並木を抜け、熊野那智大社・青岸渡寺を経由して滝へ下るルートは、熊野古道の雰囲気をもっとも味わえる行き方です。
あわせて回りたい、近くの見どころ


那智山青岸渡寺
熊野那智大社に隣接する西国三十三所第一番札所。三重塔越しに那智の滝を望む絶景フォトスポットとして知られます。


近くの人気飲食店
那智勝浦は生鮪の水揚げ量日本一を誇る港町。那智詣での後は、勝浦港周辺で新鮮なマグロを味わうのが定番のしめくくりです。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
那智の滝は落差133mという規模そのものが被写体です。距離とアングルで印象がまったく変わるので、拝所と遠景の両方を狙うのがおすすめです。
お滝拝所舞台からは見上げる構図で拝観料500円を納めて入る拝所は、滝にもっとも近づける場所。縦構図で見上げると、落差133mのスケールが伝わりやすくなります。
拝観料は大人500円(現金)
三重塔越しの遠景も忘れずに青岸渡寺の境内から三重塔と滝を同じフレームに収める構図は、那智山を代表する一枚。午前中の順光が狙い目です。
青岸渡寺境内からの撮影
虹を狙うなら晴天の午前中水しぶきと陽光の角度がそろうと虹が出ることがあります。晴れた日の午前中に拝所へ向かうと出会える確率が上がります。
天候により虹が出ない日もあります
原生林を含めた引きの構図で滝だけでなく周囲の那智原生林を含めて撮ると、この滝が霊場に抱かれた存在であることが伝わります。
遊歩道の外へは出ないでください
このエリアの宿(料金比較)
那智勝浦温泉は勝浦港を囲むように宿が並び、洞窟温泉やマグロ料理を目当てに泊まる人も多いエリア。那智詣でと温泉を一日で両方楽しめるのが魅力です。

那智勝浦温泉エリア
那智詣でとセットで泊まるなら※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
那智の滝から大門坂を含めて歩くなら、石段や杉並木の参道を想定した装備が安心です。夏場の那智山は湿度が高いので、水分補給の準備も忘れずに。
歩きやすいスニーカー・トレッキングシューズお滝拝所舞台までの石段や、大門坂の石畳は滑りやすい箇所があります。グリップの効く靴で参拝しましょう。
ステンレスボトル/水筒那智山周辺は夏場に湿度が高く蒸し暑くなります。参道の途中に自販機はありますが、あらかじめ水分を用意しておくと安心です。
UVカットハット・帽子拝所までの石段は日差しを遮るものが少ない区間があります。日焼け対策と熱中症対策を兼ねて用意しておきましょう。
折りたたみ傘滝つぼ近くの拝所は水しぶきがかかることがあります。急な通り雨対策も兼ねて一本持っておくと安心です。
コインケース/小銭入れ拝観料500円は現金での支払いです。小銭を分けておくと、拝所の受付でスムーズに参拝できます。
よくあるご質問(FAQ)
那智の滝の拝観料はいくらですか。
お滝拝所舞台まで入る場合は大人500円(現金)です。滝を遠くから眺めるだけであれば、無料で見える場所もあります。
那智の滝はどれくらいの規模ですか。
落差133m、幅13m、滝壺の深さ10mと伝えられ、一段の滝としては日本一の落差を誇ります。
那智の滝はなぜ世界遺産なのですか。
2004年に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつです。那智の滝は熊野那智大社の別宮・飛瀧神社の御神体であり、社殿を持たず滝そのものが信仰の対象とされています。
那智の滝へのアクセスを教えてください。
JR紀伊勝浦駅から熊野交通バスで約30分、「那智の滝前」バス停で下車してすぐです。ひとつ手前の「大門坂」で下車し、杉並木の参道を歩いて熊野那智大社・青岸渡寺を経由するルートもあります。
那智の滝に虹はいつ見られますか。
水しぶきと陽光の角度がそろう晴天の午前中に、虹がかかることがあります。天候や時間帯によっては見られない日もあります。
那智の滝は、那智勝浦・熊野 モデルコースで大門坂から歩いて向かうのが定番ルート。熊野那智大社・青岸渡寺とあわせて回る順番はモデルコースでどうぞ。
南紀白浜空港ゆきの航空券も、まとめて比較
那智勝浦・熊野エリアへは南紀白浜空港からのアクセスも便利です。羽田からの直行便を中心に、鉄道派は往路と復路で交通手段を変えると総額が下がることがあります。
















