
黒潮の森マングローブパーク(くろしおのもりまんぐろーぶぱーく)
メヒルギとオヒルギが川辺を覆う、国内で2番目の規模のマングローブ原生林。カヌーの舳先が、緑のトンネルへ静かに滑り込んでいく。
このページでわかること
- 西表島に次ぐ国内2番目の規模のマングローブ原生林と、編集部5指標による評価
- カヌー体験の料金(60分コース一般3,000円、90分コース一般4,000円)と出発時刻
- 入園無料の園内施設(マングローブ館、展望台)と、道の駅にある奄美大島世界遺産センター
- 奄美空港から車で約70分、名瀬から約30分のアクセスと、2か所の駐車場
- 道の駅のレストランと三太郎の里の薬膳そば、住用の民宿さんごの料金(楽天トラベル)
黒潮の森マングローブパークってどんなところ?
町の面積の94%を山林が占める奄美市住用町。太平洋に面した住用湾の河口に、国立公園の特別保護区となっているマングローブの原生林が広がっています。主にメヒルギとオヒルギの2種からなるこの森は、沖縄県の西表島に次いで日本で2番目の規模。黒潮の森マングローブパークは、その原生林を間近に感じられる、道の駅「奄美大島住用」の公園施設です。いちばんの楽しみはカヌー体験。海水と淡水が混じり合う水辺へ漕ぎ出すと、両岸から伸びたマングローブが頭上ぎりぎりまで迫り、パドルが水をかく音と鳥の声だけが聞こえてきます。簡単な講習を受ければ初心者でも参加でき、一人乗りと二人乗りから選べます。入園は無料。ジオラマ水槽やマルチスクリーンが並ぶマングローブ館、森を一望する展望台もあります。沖縄では絶滅したといわれるリュウキュウアユが暮らす川の豊かさを、見て、漕いで、確かめられる場所です。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 黒潮の森マングローブパーク(くろしおのもりまんぐろーぶぱーく)/道の駅 奄美大島住用 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県奄美市住用町石原478 |
| 入園料 | 無料(カヌー体験など、体験と一部施設の利用は有料) |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(11月〜2月は17:30まで)。休園日は1月1日〜1月3日 |
| カヌー(60分) | 一般3,000円、小中学生2,000円、幼児無料。出発は10:00、11:30、13:00、14:30、16:00(各20分前までに受付) |
| カヌー(90分) | 一般4,000円、子ども2,500円、幼児無料。出発は9:30と15:30で、前日までの予約制 |
| アクセス | 奄美空港から車で約70分、名瀬から車で約30分。路線バスは古仁屋行きで「マングローブパーク」下車 |
| 駐車場 | 第1駐車場 普通車95台、第2駐車場 普通車84台 |
行き方・駐車場
黒潮の森マングローブパークは、奄美空港から車で約70分、名瀬からは約30分。名瀬と南部の瀬戸内町を結ぶ国道58号沿いにあり、島を南へ向かう途中に立ち寄れる位置です。路線バスなら古仁屋行きで「マングローブパーク」下車。駐車場は第1駐車場に普通車95台、第2駐車場に普通車84台分あります。カヌーの60分コースはネットで予約でき、90分コースと満席のときは電話(0997-56-3355)かメールで申し込みます。道の駅には、入館無料の奄美大島世界遺産センターも併設されています。
南部への周遊はレンタカーで
マングローブパークは名瀬と南部の瀬戸内町を結ぶ国道58号沿い。島内の移動は車が基本なので、レンタカーがあれば、カヌーのあとに南部の海や展望台へも気軽に向かえます。繁忙期は早めの予約が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
気温が上がり、カヌーを漕ぐのが気持ちいい季節。マングローブの緑も日ごとに鮮やかさを増していきます。
夏(6〜8月)
日差しの強い季節は、帽子とタオルを持参し、こまめに水分をとりながら漕ぎましょう。レインコートやサンダルは無料で借りられます。
秋(9〜11月)
日差しが和らぎ、長めの90分コースにも挑戦しやすい時期。台風の接近時は営業に影響が出ることがあるので、公式サイトのお知らせを確かめてから出かけてください。
冬(12〜3月)
11月〜2月は閉園が17:30と少し早くなります。風の穏やかな日を選べば、冬でも静かな水面へ漕ぎ出せます。
編集部おすすめの過ごし方 5選
1. カヌーでマングローブのトンネルへ
水辺へ漕ぎ出すと、両岸のマングローブが頭上ぎりぎりまで迫ってきます。60分コースなら一般3,000円。パドルを止めると、聞こえるのは水の音と鳥の声だけです。
2. 展望台から原生林を見渡す
カヌーで間近に見た森を、今度は展望台から。住用湾の河口に広がる原生林を一望すると、その大きさがよくわかります。
3. マングローブ館で川の生き物を知る
ジオラマ水槽やマルチスクリーンで、マングローブに暮らす生き物を紹介しています。沖縄では絶滅したといわれるリュウキュウアユのことも、ここで知っておくとカヌーの景色が変わって見えます。
4. 世界遺産センターで奄美の森を予習する
道の駅に併設された奄美大島世界遺産センターは入館無料。森を歩いているように生き物を観察できる展示で、奄美の自然を守るルールも学べます。休館は平日の木曜と年末年始です。
5. 道の駅で島の味を楽しむ
道の駅のレストランでは、奄美産まぐろ丼や鶏飯がおすすめ。カヌーで体を動かしたあとの昼食にちょうどいい場所です。
あわせて回りたい、近くの見どころ

金作原
カヌーで水辺の森を見たら、次は山の森へ。名瀬の山あいに広がる金作原では、木生シダのヒカゲヘゴが林冠を覆います。認定エコツアーガイド(有料)のツアーで歩く森です。

ホノホシ海岸
住用からさらに南の瀬戸内町にある、太平洋の荒波に磨かれた玉石の海岸。波が引くたびに石が転がる音が浜に響きます。玉石は持ち出し禁止です。
近くの人気飲食店
道の駅の中にレストランがあり、カヌーのあとすぐに食事ができます。道の駅から車で10分ほどの三太郎の里には、島の薬草を練り込んだそばの店も。
- レストランマングローブまぐろ丼、郷土料理📍Googleマップで現在地からのルートを見る
道の駅 奄美大島住用の中にあるレストラン。奄美産まぐろ丼や鶏飯がおすすめです。ランチタイムは11:00〜14:00。奄美市住用町石原478。
- 奄美薬膳 つむぎ庵薬膳そば📍Googleマップで現在地からのルートを見る
観光交流施設「三太郎の里」の中にある食事処。シマ桑、シマアザミ、長命草を練り込んだ自家製麺の「奄美薬膳そば」が名物で、薬膳かき揚げなどとのセットがあります。食事は11:00〜14:00。奄美市住用町摺勝(三太郎の里内)。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
アクティビティ
マングローブパークでは、施設が催行するカヌー体験に参加できます。料金、出発時刻、申し込みの方法は、施設の公式サイトの案内をもとにまとめました。
- マングローブ原生林のカヌー体験
一人乗りか二人乗りのカヌーで、住用のマングローブ原生林の水路を進みます。乗る前に漕ぎ方の練習があり、施設は初心者や小さな子ども、年配の方でも楽しめると案内しています。潮が満ちている時間はマングローブのトンネルの中へ、引いている時間は根の形やカニなどの生き物を間近に観察できます。
60分コースは一般3,000円、小中学生2,000円、幼児無料で、出発は10:00、11:30、13:00、14:30、16:00。施設の公式サイトからネットで予約でき、満席のときや人数が多いときは電話(0997-56-3355)かメールで問い合わせます。90分コースは一般4,000円、子ども2,500円、幼児無料で、出発は9:30と15:30。前日までに電話かメールで申し込みます。どちらも出発の20分前までに受付を済ませ、チケットは駐車場奥のマングローブ館で購入します。
このエリアの宿(料金比較)
民宿さんごは、マングローブパークと同じ奄美市住用町の和瀬にある民宿です。宿の紹介には、海では釣りやダイビングを、山ではマングローブカヌーを楽しめるとあります。名瀬と南部の瀬戸内町のあいだにあるので、島の中部から南部を回る旅の拠点になります。
※表示の料金は2026年9月23日取得時点の目安です。実際の料金、プラン、空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
カヌーで水辺を進み、屋外で過ごす時間が長い場所。公式に持参がすすめられているものを中心に選びました。
日除け帽子カヌーの上は日差しを遮るものが少なめです。公式でも帽子の持参がすすめられています。あご紐つきなら風で飛ばされにくく安心です。
バスタオルパドルのしずくで腕や足が濡れることもあります。カヌーを降りたあとにさっと拭けるよう、タオルを1枚持っていきましょう。
防水スマホケースマングローブのトンネルを撮りたくなったとき、首から下げる防水ケースがあれば水しぶきを気にせず構えられます。
日焼け止め水面の照り返しで、思った以上に日焼けします。カヌーに乗る前に、顔と腕、首の後ろまでしっかり塗っておきましょう。
偏光サングラス施設の案内でも、サングラスがあると便利とされています。水面のぎらつきが和らぐと、水の中に伸びる根や、泥の上を歩くカニの姿も見つけやすくなります。
よくあるご質問(FAQ)
黒潮の森マングローブパークの入園料はいくらですか。
入園は無料です。カヌー体験など、体験と一部施設の利用は有料です。
カヌー体験の料金と所要時間を教えてください。
60分コースは一般3,000円、小中学生2,000円、幼児無料です。90分コースは一般4,000円、子ども2,500円、幼児無料で、前日までの予約が必要です。
カヌーは初心者や子どもでも乗れますか。
はい。簡単な講習を受ければ初心者でも参加でき、一人乗りと二人乗りから選べます。ライフジャケットを着用し、レインコートやサンダルは無料で借りられます。
営業時間と休園日を教えてください。
営業時間は9:00〜18:00で、11月〜2月は17:30までです。休園日は1月1日〜1月3日です。
マングローブパークへのアクセスを教えてください。
奄美空港から車で約70分、名瀬から車で約30分です。路線バスの場合は古仁屋行きで「マングローブパーク」で降ります。
写真クレジット: 住用湾の河口に広がるマングローブの森(Vanquish0, CC BY-SA 3.0)/蛇行する川とマングローブ林(merec0, CC BY 2.0)/水色の屋根のパーク本館と芝生の広場(Vanquish0, CC BY-SA 3.0)/干潮に現れた林床とマングローブの根(tsuda, CC BY-SA 2.0)/金作原の林道沿いの木生シダ(Navian, パブリックドメイン)/玉石が敷きつめられた浜と断崖(Kzaral, CC BY 2.0)。
奄美空港ゆきの航空券も、まとめて比較
マングローブパークへは奄美空港から車で約70分。着いたその日にカヌーまで楽しむなら、最終の出発時刻から逆算して、午前から昼に着く便を選ぶと予定に余裕が生まれます。
















