
モッチョム岳(もっちょむだけ)
緑の山肌に、灰色の岩峰が鋭く突き出す。東洋のマッターホルンと呼ばれる花崗岩の山へ、7〜9時間の本格登山。
このページでわかること
- モッチョム岳が「東洋のマッターホルン」と呼ばれる理由
- 往復5.5km、標高差667m、所要7〜9時間というコースの実際
- 万代杉までの目安タイムと、道迷い、急登、渡渉の注意点
- 「登山初心者には不向き」とされる理由と、それでも歩くための装備
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
モッチョム岳ってどんなところ?
尾之間の集落から見上げると、緑の山肌の上に灰色の岩肌だけが鋭く突き出しているのがわかります。標高940mの花崗岩の岩峰、モッチョム岳です。切り立った岩の稜線が印象的なことから、「東洋のマッターホルン」とも呼ばれています。登山口はモッチョム岳登山口、千尋の滝展望台のすぐ横にあります。ここから山頂までは往復約5.5km、標高差667m、所要時間は7〜9時間という本格的な登山です。屋久島観光協会も「登山初心者には不向き」とはっきり案内しているコースで、体力と時間に余裕がある人向けの一座と言えます。登山口から歩き始めて90分ほどで、コース上の主要な目印である万代杉に着きます(下山時はここから登山口まで70分ほど)。道中は道迷いに注意が必要な区間があり、登山口から万代杉にかけては急勾配が続きます。雨天時は渡渉箇所もあるため、天候の急変にも備えが必要です。屋久島は雨の多い島、夏でも雨具は必携です。それでもモッチョム岳は、冬でもほぼ積雪がないためオールシーズンで登山が可能。季節を問わず計画できる、屋久島の登山らしい登山です。
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基本情報
| 名称 | モッチョム岳(もっちょむだけ) |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町原(登山口はモッチョム岳登山口=千尋の滝展望台の横) |
| 標高 | 940m。花崗岩の岩峰で、通称「東洋のマッターホルン」 |
| コース | 往復約5.5km、標高差667m、所要時間は7〜9時間。「登山初心者には不向き」とされる本格コース |
| 主要地点 | 万代杉=登山口から徒歩90分(下山時は登山口まで徒歩70分) |
| アクセス | 路線バス「鯛之川(たいのかわ)」下車後、徒歩40〜50分。または車で原(はら)から15分 |
| 注意 | 道迷いに注意、急登に注意、雨天時は渡渉箇所に注意。冬でもほぼ積雪がないためオールシーズン登山可能 |
行き方・駐車場
モッチョム岳登山口は、千尋の滝展望台のすぐ横にあります。路線バスを使う場合は「鯛之川(たいのかわ)」で下車し、徒歩40〜50分。車の場合は原(はら)から約15分です。登山口が千尋の滝と同じ場所にあるので、展望台で滝を眺めてから登山を始めることもできます。往復5.5km、標高差667mを7〜9時間で歩く行程になるため、駐車の場所と下山予定時刻を事前に決めておくと安心です。島内の移動は基本的にレンタカーです。未手配ならレンタカーの最安値比較から探せます。
レンタカーは早めに予約を
モッチョム岳登山口へ向かう路線バスは本数が少なく、暗いうちの早朝出発を実現するにはレンタカーがほぼ必須です。屋久島は車の台数自体が限られる島なので、早めの確保が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
花崗岩の岩肌が新緑に映える季節。7〜9時間の行程になるため、早朝出発と十分な行動時間の確保を心がけてください。
夏(6〜9月)
屋久島は雨の多い島。夏でも上下セパレートの雨具は必携です。日照時間が長いぶん、出発はより早く。
秋(10〜11月)
空気が澄む一方、日没が早まります。7〜9時間の行程を明るいうちに終えるには、なおのこと早発ちが安心です。
冬(12〜2月)
モッチョム岳は冬でもほぼ積雪がないため、オールシーズンで登山が可能です。ただし気温や天候の変化への備えは忘れずに。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 前日から装備を整え、暗いうちに出発する
7〜9時間、標高差667mの行程を日没前に終えるには早発ちが欠かせません。ヘッドライトを使い、モッチョム岳登山口(千尋の滝展望台の横)をまだ暗いうちに出発するのが基本です。

2. 万代杉を体力配分の目印にする
登山口から徒歩90分で到達する万代杉は、行程のペースを確認できる目印です。下山時はここから登山口まで70分ほど。無理のない配分を心がけましょう。

3. 急登区間は気持ちを切り替えて登る
登山口から万代杉にかけては急勾配が続きます。屋久島観光協会も「登山初心者には不向き」と案内するハードなコース。無理のないペースで登りましょう。

4. 雨天時は渡渉箇所に注意する
コース中には雨天時に増水しうる渡渉箇所があります。屋久島は雨の多い島。上下セパレートの雨具を必ず携行してください。

5. 下山後は尾之間温泉で疲れをほどく
7〜9時間を歩き切ったあとは、近くの尾之間温泉でひと息つくのが定番です。冬でもほぼ積雪がないため、季節を問わず計画できます。
あわせて回りたい、近くの見どころ

縄文杉
屋久島観光の核となる巨木。荒川登山口から往復約22km、標準9〜10時間の本格登山です。モッチョム岳と同じくらいの体力が必要なコースなので、日程を分けて計画するのが安心です。

白谷雲水峡
一面が苔に覆われた原生林の渓谷。苔むす森コースなら往復3〜4時間ほどで、モッチョム岳より歩きやすいトレッキングを求める人に向いています。

ヤクスギランド
標高約1,000mの自然休養林。30分ほどの短いコースから選べるので、モッチョム岳の翌日など、足を休めたい日に合わせやすいスポットです。
近くの人気飲食店
モッチョム岳の玄関口は尾之間。行動食の調達から、下山後の一杯まで使える店をまとめました。
- 🐟お食事処 味徳食堂・郷土料理¥1,000〜¥1,999/尾之間の食堂📍Googleマップで現在地からのルートを見る
飛び魚の唐揚げが名物の尾之間の食堂。地魚の刺身やカツ丼、牛丼などのランチメニューもあり、バス停「尾之間」のすぐそばです。
食べログ予約 › - 🍽️テイスト・オブ・フォレストレストラン(いわさきホテル内)尾之間エリア/モッチョム岳を望む眺望📍Googleマップで現在地からのルートを見る
屋久島いわさきホテル内のレストラン。窓の外にモッチョム岳をはじめとした屋久島の山々が広がり、和洋折衷の料理を眺望とともに楽しめます。下山後のご褒美ディナーに。
食べログ予約 › - 🥐パン ド シュクレパン屋¥999以下/尾之間のパン屋📍Googleマップで現在地からのルートを見る
尾之間の一軒家パン屋。塩パンやメロンパンなど種類豊富です。7〜9時間の行程になるモッチョム岳なら、行動食をここで調達しておくと安心です。
食べログ予約 ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
ガイドツアーという選択
モッチョム岳は屋久島観光協会も「登山初心者には不向き」と案内する本格的な登山道です。経験や体力に不安がある人は、ガイドと歩く選択肢も検討してください。
- 🥾ガイド付きモッチョム岳登山
道迷いに注意が必要な区間や、登山口から万代杉にかけての急勾配など、コースの特徴を知り尽くしたガイドと歩けば、7〜9時間の行程も安心感が違います。
屋久島観光協会や各ガイド事業者で受付(要事前予約) - 🌧️雨天時の渡渉に備える
コース中には雨天時に増水する渡渉箇所があります。天候が崩れそうな日は無理をせず計画を見直すか、経験豊富なガイドに同行してもらうと安心です。
登山前に天候とコース状況を確認 - 🌅早朝出発プラン
7〜9時間の行程を日没前に終えるには、ヘッドライトを携行したうえでの早朝出発が前提です。ガイドツアーの多くも早朝集合で計画されています。
モッチョム岳登山口(千尋の滝展望台の横)に集合するプランが中心
このエリアの宿(料金比較)
モッチョム岳の早朝出発を狙うなら、登山口に近い尾之間に泊まるのが素直です。下山後は尾之間温泉でひと息つける立地でもあります。

尾之間エリア(モッチョム岳登山口の玄関口)
早朝出発、下山後の温泉を両立する滞在に※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
森の中に売店はありません。往復5.5km、標高差667mを7〜9時間かけて歩く行程です。半日以上の装備を、登山口に着く前に整えておきましょう。
トレッキングシューズ登山口から万代杉にかけては急勾配が続く岩場です。ソールがしっかりした防水の靴を。滑りやすい急登での転倒を防ぎます。
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ヘッドライト7〜9時間の行程を日没前に終えるには、暗いうちの早朝出発が前提です。手元と足元を照らすヘッドライトは必携品です。
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水筒・ボトル往復5.5km、標高差667mを7〜9時間かけて歩く行程です。売店のない登山道なので、十分な量の水を持って入りましょう。
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虫除けスプレー湿度の高い屋久島の山道は虫が多い環境です。7〜9時間の長丁場になるモッチョム岳では、特に備えておきたいアイテムです。
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モバイルバッテリー地図アプリやヘッドライト代わりのスマートフォンを使う場面もあります。7〜9時間の長丁場に備え、予備の電源を持っておくと安心です。
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よくあるご質問(FAQ)
モッチョム岳の標高と、通称の由来を教えてください。
標高940mの花崗岩の岩峰で、切り立った岩の稜線から「東洋のマッターホルン」と呼ばれています。
モッチョム岳の登山口はどこにありますか。
モッチョム岳登山口は、千尋の滝展望台のすぐ横にあります。路線バス「鯛之川」下車後徒歩40〜50分、または車で原から約15分です。
モッチョム岳の登山にはどれくらい時間がかかりますか。
往復約5.5km、標高差667mのコースで、所要時間は7〜9時間です。登山口から万代杉までは徒歩90分、下山時は70分が目安です。
モッチョム岳は登山初心者でも歩けますか。
屋久島観光協会は「登山初心者には不向き」と案内しています。道迷いや急登に注意が必要な本格的なコースなので、経験と体力、十分な準備をしてから臨んでください。
モッチョム岳は冬でも登れますか。
冬でもほぼ積雪がないため、オールシーズンで登山が可能です。ただし雨天時は渡渉箇所に注意が必要なので、天候の確認は欠かさず行ってください。
モッチョム岳は、屋久島 2泊3日モデルコースの中でも、体力と時間に余裕がある日に組み込みたい本格登山です。全行程の組み方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
屋久島空港ゆきは鹿児島空港での乗り継ぎが基本。JAL(日本エアコミューター)の便を軸に、鹿児島までの区間をANA、JAL、スカイマーク、ソラシドエアで横断比較できます。夏休みの空席は早く埋まるので早めのチェックが安心です。
















