
辺戸岬(へどみさき)
沖縄本島の道は、ここで終わります。断崖の先に立つと、太平洋と東シナ海がぶつかる音だけが聞こえてきます。
このページでわかること
- 辺戸岬が沖縄本島最北端であることと、太平洋と東シナ海がぶつかる場所であること
- 展望デッキも観光案内所も入場無料で、駐車場も70台分あること
- 3階の展望デッキと1階の観光案内所の営業時間が違うこと
- 祖国復帰闘争碑が立つ、この岬の歴史
- 名護・本部・国頭エリアの宿の料金比較(楽天、じゃらん、Booking.com)
辺戸岬ってどんな場所?
地図で沖縄本島の輪郭をなぞっていくと、いちばん上で指が止まります。そこが辺戸岬です。ここから先に道はありません。岬は隆起した琉球石灰岩でできていて、断崖が海に向かって切り立っています。芝生に覆われたなだらかな丘を歩いていくと、その先端に着きます。目の前に広がるのは、右手が太平洋、左手が東シナ海。二つの海がここでぶつかり、岩に打ちつけて白く砕けます。その音が、風に混じってずっと聞こえています。晴れた日には、約22km先の与論島が見えます。水平線の上に、うっすらと島の影が浮かぶ。この距離感が、辺戸岬という場所の意味を教えてくれます。岬には祖国復帰闘争碑が立っています。沖縄がまだアメリカの統治下にあった時代、この岬と与論島の間には国境がありました。本土復帰を願う人々が、この岬でかがり火を焚き、与論島の人々もそれに応えたと伝えられます。目に見える距離にあるのに、行けなかった。その事実を知って海を見ると、景色の意味が変わります。一帯はやんばる国立公園に含まれ、世界自然遺産に登録された森に囲まれています。岬の背後を振り返ると、辺戸岳(安須森)の険しい稜線がそびえています。海を見に来たのに、山の迫力にも圧倒される。そういう場所です。展望デッキも観光案内所も、入場は無料。那覇からは片道2時間30分から3時間かかりますが、たどり着いたときの「本島の端まで来た」という実感は、その距離に見合うものです。
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基本情報
| 名称 | 辺戸岬(へどみさき)/辺戸岬観光案内所 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県国頭郡国頭村辺戸973-5(辺戸岬観光案内所) |
| 入場料 | 観光案内所の見学、展望デッキともに入場無料 |
| 展望デッキ(3階) | 10:00〜16:45 |
| 観光案内所(1階) | 10:00〜17:00 |
| 駐車場 | 70台(観光案内所に隣接) |
| アクセス | 那覇市内から車で約2時間30分〜3時間 |
| 所要時間の目安 | 30分〜1時間 |
| 見どころ | 太平洋と東シナ海が出会う断崖、祖国復帰闘争碑、晴天時は約22km先の与論島 |
| 電話 | 0980-43-0977(辺戸岬観光案内所) |
行き方・駐車場
那覇市内から車で約2時間30分〜3時間。沖縄本島の最北端で、国道58号をひたすら北上した終点です。駐車場は70台分あり、観光案内所に隣接しています。岬そのものは開放されているので、駐車場から芝生の遊歩道を歩いて先端まで行けます。入場は無料です。観光案内所の3階が展望デッキ(10:00〜16:45)、1階が観光案内所(10:00〜17:00)で、営業時間が少しだけ違うことに注意してください。案内所にはカフェとショップも併設されています。岬の先端は柵の外に出ないでください。断崖の下は波が激しく打ちつけていて、風も強い場所です。レンタカーが未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。車で約10分の大石林山とセットで回るのが、やんばる北部の定番コースです。
レンタカーは早めに予約を
辺戸岬は沖縄本島の最北端。那覇から片道2時間30分以上かかり、路線バスで気軽に往復できる場所ではありません。やんばるを回るならレンタカーが前提です。夏休みと連休は台数が足りず数週間前に売り切れることも珍しくありません。航空券を取ったら、まずレンタカーを押さえるのが鉄則です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
空気が澄み、与論島が見える確率が上がる季節。芝生の緑も濃くなり、岬を歩くのがいちばん気持ちいい時期です。
夏(6〜9月)
岬には日陰がほとんどありません。帽子、日焼け止め、水分は必須です。そのぶん海の青は年間でいちばん濃く、写真映えします。
秋(10〜11月)
暑さがゆるみ、遠くまで見渡せる好季節。ただし台風接近時は風が非常に強くなるため、無理をせず引き返す判断を。
冬(12〜2月)
北風が正面から吹きつけ、体感温度はかなり下がります。防風の上着を。波が高く、二つの海がぶつかる迫力は冬がいちばんです。
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1. 1. 岬の先端まで歩いて、音を聴く
駐車場から芝生の遊歩道を歩けば先端です。太平洋と東シナ海がぶつかり、断崖に打ちつける音がずっと聞こえています。まずは何もせず、その音の中に立ってみてください。

2. 2. 水平線に与論島を探す
晴れた日には、約22km先の与論島が水平線の上に浮かびます。かつてこの海には国境がありました。見えるのに行けなかった、という事実を知って探すと、見つけたときの感慨が違います。

3. 3. 足元の岩が海底だったことを思う
岬を形づくる琉球石灰岩は、もとは海の底にあったサンゴなどが堆積したもの。それが隆起して、今こうして海を見下ろしています。足元にその証拠が転がっています。

4. 4. 振り返って、辺戸岳を見る
海ばかり見ていると見逃しますが、岬の背後には辺戸岳(安須森)の険しい稜線がそびえています。琉球開闢の聖地とされる山で、大石林山はこの山の一部です。

5. 5. 祖国復帰闘争碑の前で立ち止まる
沖縄がアメリカ統治下にあった時代、本土復帰を願う人々がこの岬でかがり火を焚きました。碑の前に立つと、絶景がただの絶景ではなくなります。
あわせて回りたい、近くの見どころ

大石林山(ASMUI Spiritual Hikes)
2億年前の石灰岩が林立する世界最北の熱帯カルスト。辺戸岬の背後にそびえる辺戸岳(安須森)の一部です。大石林山で詳しく紹介しています。


沖縄美ら海水族館
ジンベエザメが泳ぐ「黒潮の海」で知られる沖縄観光の看板施設。北部滞在なら外せません。沖縄美ら海水族館で詳しく紹介しています。

備瀬のフクギ並木
防風林として植えられたフクギの並木道が約1km続く集落。美ら海水族館のすぐそばで、北部の帰り道に寄りやすい場所です。備瀬のフクギ並木もどうぞ。
近くの人気飲食店
辺戸岬の観光案内所にはカフェとショップが併設されています。本格的な食事なら、国頭村の中心部まで下りるのが確実です。
ゆいゆい国頭道の駅沖縄県国頭郡国頭村奥間1605📍Googleマップで現在地からのルートを見る国道58号沿いの道の駅。国頭村の農産物や特産品が並び、食事もとれます。辺戸岬へ向かう途中、あるいは帰り道に必ず通る場所なので、やんばるドライブの補給地点として頼りになります。営業時間と定休日は変動することがあるため、訪問前にご確認ください。
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山ねこ料理店沖縄料理・東南アジア料理・居酒屋沖縄県国頭郡国頭村字辺土名14📍Googleマップで現在地からのルートを見る国頭村の中心部、辺土名にある一軒。沖縄料理に東南アジアの風味が混ざった、やんばるらしい自由なメニューが並びます。辺戸岬からの帰り道に寄りやすい立地です。営業時間と定休日は変動することがあるため、訪問前にご確認ください。
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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツと楽しみ方
辺戸岬にはアクティビティ施設はありません。ここでやることは、歩いて、眺めて、写真を撮ること。だからこそ、撮り方を知っているかどうかで持ち帰れるものが変わります。
岬の全景を撮る駐車場側から先端に向かって撮ると、芝生の緑、断崖、そして海という三層の構図になります。人物を入れるなら先端の手前に立ってもらうと、岬のスケールが伝わります。順光になる午前中がおすすめです。
入場無料/展望デッキ(3階)10:00〜16:45、観光案内所(1階)10:00〜17:00
海だけでなく山を撮る辺戸岬の写真はどうしても海に偏りますが、振り返れば辺戸岳(安須森)の険しい稜線があります。琉球開闢の聖地とされる山で、海と山を1枚に収めると、この土地の全体像が写ります。
駐車場70台/観光案内所にカフェとショップ併設。0980-43-0977
このエリアの宿(料金比較)
辺戸岬は那覇から片道2時間30分以上。日帰り往復は移動だけで疲れます。名護や本部に泊まって北上すると、朝の澄んだ空気の中で岬に立てます。

名護・本部・国頭エリア
やんばる最北端をめざす拠点向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
日陰がほとんどない断崖の岬で、風がいつも吹いています。守るものは、日差しと水分。そして、遠くを見る道具。
日焼け止め岬には日陰がほとんどありません。海からの照り返しも加わって、30分歩いただけでもしっかり焼けます。車を降りる前に塗っておいてください。
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サングラス海面の照り返しが強く、まぶしさで景色が飛びます。かけると海の色の層がはっきり見えるようになり、与論島も探しやすくなります。
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双眼鏡晴れた日には約22km先の与論島が見えます。肉眼だとうっすらとした影ですが、双眼鏡があると島の輪郭がはっきりします。辺戸岬でいちばん効く道具かもしれません。
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保冷ボトル那覇から2時間30分以上のドライブの終着点。周辺に自販機が並んでいる場所ではないので、冷たい水を積んでおくと安心です。
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モバイルバッテリー長距離ドライブでナビを使い続けたあとの岬です。いざ絶景を前にして電池切れ、という事態を避けるために。
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よくあるご質問(FAQ)
辺戸岬の入場料はいくらですか。
無料です。辺戸岬観光案内所の見学も、3階の展望デッキも入場無料と公式に案内されています。駐車場も70台分あり、岬そのものは開放されているので自由に歩けます。
辺戸岬の展望デッキは何時まで入れますか。
展望デッキ(3階)は10:00〜16:45、観光案内所(1階)は10:00〜17:00で、営業時間が少し異なります。岬そのものは開放されているため時間外でも訪問できますが、断崖の上で足元が悪く風も強いため、暗くなってからの見学は危険です。
那覇から辺戸岬までどのくらいかかりますか。
車で約2時間30分〜3時間です。沖縄本島の最北端にあり、国道58号を北上した終点になります。路線バスで気軽に往復できる場所ではないため、レンタカーでの訪問が前提です。日没時刻から逆算して行程を組んでください。
辺戸岬から与論島は見えますか。
晴天時には見えます。約22km先に与論島があり、水平線の上にうっすらと島影が浮かびます。双眼鏡があると輪郭がはっきりします。かつて沖縄がアメリカ統治下にあった時代、この海には国境があり、岬には祖国復帰闘争碑が立っています。
辺戸岬に駐車場はありますか。
あります。70台分の駐車場が辺戸岬観光案内所に隣接しています。駐車場から芝生の遊歩道を歩いて岬の先端まで行けます。ただし断崖絶壁のため、柵の外には絶対に出ないでください。
辺戸岬は、沖縄本島 3泊4日モデルコースのやんばる深掘り版に組み込むスポットです。車で10分の大石林山、東村の慶佐次川のヒルギ林とつなげる順番はモデルコースでどうぞ。
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那覇空港ゆきの国内線をANA、JAL、スカイマーク、ソラシドエア、ピーチなど横断比較。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















