草紅葉に染まる戦場ヶ原の湿原と木道、正面に男体山TRAVEL HUB
#湿原#ハイキング#奥日光#日光

戦場ヶ原(せんじょうがはら)

滝でも湖でもなく、ただ広い。木道をまっすぐ歩いていくと、正面にはいつも男体山。奥日光で、いちばん空が大きく見える場所です。

栃木県日光市中宮祠散策無料/通年・随時更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • 戦場ヶ原の見どころと、編集部5指標による評価
  • ⚠️湯川歩道(周回線歩道)の一部が2026年10月30日まで通行止め(通り抜けは可能)
  • 散策無料・通年で歩けること、そして標高1,400mが服装に効いてくること
  • 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい奥日光の見どころ
  • 奥日光・中禅寺湖畔エリアの宿の料金比較(楽天トラベル、じゃらん、Booking.com)
0.0総合評価5点満点
人気度5.0
絶景度5.0
写真映え4.5
アクセス4.5
設備の充実度5.0

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

戦場ヶ原ってどんな場所?

中禅寺湖を過ぎ、竜頭滝を越えた先に、突然、空が開けます。標高約1,400m。かつては湖だった窪地に泥炭が積み重なってできた高層湿原が、目の前いっぱいに広がっています。これが戦場ヶ原です。奥日光の見どころは滝と湖が多いなかで、ここだけは性格がまったく違う。見上げる対象も、見下ろす対象もない。ただ、広い。木道が湿原をまっすぐに貫いていて、正面にはいつも男体山が立っています。歩いても歩いても景色が急には変わらず、そのぶん、自分がとても大きなものの中にいることだけがゆっくり実感されていく。滝が「一点の感動」なら、戦場ヶ原は「時間をかけて効いてくる感動」です。湿原の中には湯川が蛇行しながら流れ、その水はやがて竜頭滝で二筋に裂かれ、中禅寺湖へ入り、華厳滝から落ちていきます。奥日光の水の物語の、いちばん上流にあたる場所でもあります。散策は無料。時間の決まりもなく、通年で歩けます。野鳥の名所としても知られ、双眼鏡を持った人が木道に立ち止まっている光景は日常です。ひとつ大事な注意があります。周回線歩道(湯川歩道)のうち、湯滝から小滝までの東側歩道が2026年5月11日から10月30日(予定)まで通行止めになっています。ただし日光市公式は「湯滝から戦場ヶ原までの通り抜けは可能」と明記しています。歩けなくなったのではなく、ルートの一部が選べないということです。

基本情報

戦場ヶ原 基本情報(早見表)
名称戦場ヶ原(せんじょうがはら)/標高約1,400mの高層湿原
所在地栃木県日光市中宮祠(〒321-1661)
口コミGoogleマップで最新の評価と写真を確認できます口コミを見る ›
料金散策無料
営業時間通年・随時(散策時間の定めはありません)
定休日なし。通年で歩けます
設備湿原を貫く木道、展望台。⚠️湯川歩道の湯滝〜小滝間の東側歩道が2026年5月11日〜10月30日(予定)通行止め(通り抜けは可能)
アクセス日光宇都宮道路 清滝ICから車で約40〜50分。中禅寺湖の北、竜頭滝の先
所要時間の目安木道を往復して1時間〜2時間。湯滝まで通して歩くならさらに時間を
ベストな時間帯早朝。人が少なく、光が斜めから入り、野鳥も動きます

行き方・駐車場

日光宇都宮道路の清滝ICから、国道120号でいろは坂を上り、中禅寺湖の北岸を西へ。竜頭滝を過ぎて少し走ると、突然、右手に空が開けます。清滝ICから車で約40〜50分です。バスでも行けますが、戦場ヶ原は「歩き始める場所」と「歩き終わる場所」が違うのが面白さなので、車があると湯滝や竜頭滝と組み合わせて自在に動けます。未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。

戦場ヶ原は、車があると「片道で歩ける」

木道は湯滝や竜頭滝へと通じています。往復せずに片道だけ歩いて、車で拾ってもらう。この自由が効くかどうかで、奥日光の一日はまるで変わります。紅葉期のいろは坂は渋滞するので、朝早く動けるかどうかも鍵です。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(3〜5月)

奥日光の春は遅く、5月でようやく湿原が緑に変わり始めます。枯れ色から緑へ移る途中の、少し寂しい表情に出会える季節です。

☀️

夏(6〜9月)

標高1,400mの湿原は、日光市街とは別世界の涼しさ。ただし遮るものが何もないので、日差しは直接届きます。日焼け止めがあると安心です。

🍂

秋(10〜11月)

湿原全体が金色に染まる草紅葉の季節。木道と男体山と草紅葉が一枚に収まるのはこの時期だけです。2026年は10月30日まで湯川歩道の一部が通行止め(通り抜けは可能)。

❄️

冬(12〜2月)

湿原がまるごと雪原になります。木道も雪の下。歩く人は激減し、静けさだけが残る季節です。装備と路面状況には十分ご注意ください。

編集部おすすめの過ごし方 5選

草紅葉に染まる戦場ヶ原の湿原と木道、正面に男体山

1. 木道をまっすぐ歩いて、空の大きさを測る

景色は急には変わりません。それでも歩き続けると、自分がとても大きなものの中にいることが、じわじわと効いてきます。滝とは違う種類の感動です。

夏の戦場ヶ原と男体山。青空と白い雲、緑の湿原

2. 正面の男体山を、ずっと見ながら歩く

木道の先には、いつも男体山が立っています。この山が中禅寺湖をせき止め、華厳滝を生んだ。奥日光の地形の主役を、正面に置いて歩ける場所です。

黄葉に包まれた湯川の流れと、水面に映り込む秋の森

3. 湯川をたどって、水の行き先を想像する

湿原を蛇行する湯川は、このあと竜頭滝で二筋に裂かれ、中禅寺湖に入り、華厳滝から落ちます。奥日光の水の物語は、ここから始まります。

新緑に包まれた湯滝の全景。岩肌を扇状に広がって落ちる流れ

4. 湯滝まで通して歩く(2026年は要注意)

木道は湯滝へつながっています。2026年10月30日までは湯滝〜小滝の東側歩道が通行止めですが、公式によれば通り抜け自体は可能です。

雪原と化した冬の戦場ヶ原と、雪をまとった山並み

5. 冬に来て、誰もいない雪原に立つ

湿原がまるごと雪の原になります。歩く人は激減し、音も消える。奥日光の静けさを最も強く感じられるのは、実はこの季節です。

2026年の通行止めにご注意ください。周回線歩道(湯川歩道)のうち、湯滝〜小滝間の東側歩道が2026年5月11日〜10月30日(予定)まで通行止めです。ただし日光市公式によれば「湯滝から戦場ヶ原までの通り抜けは可能」で、歩けなくなったわけではありません。また標高約1,400mの湿原は市街より気温が低く、遮るものがないため日差しも風も直接届きます。奥日光のハイキングコースでは6〜10月の雨の翌日にヤマビルの出没情報が出ることがあります。

あわせて回りたい、近くの見どころ

新緑に包まれた湯滝の全景。岩肌を扇状に広がって落ちる流れ

湯滝

湯ノ湖の水が岩肌を扇のように広がって落ちる、奥日光三名瀑のひとつ。滝の見学は無料で、駐車場は普通車500円です。くわしくは湯滝のページで。

湯ノ湖の南端(日光市湯元)
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
新緑の竜頭滝。大岩に裂かれて二筋に分かれ落ちる流れ

竜頭滝

落ちてきた水が大岩にぶつかり、二筋に裂ける奥日光三名瀑のひとつ。見学は無料で通年。菖蒲ヶ浜の遊覧船発着場から徒歩約10分です。くわしくは竜頭滝のページで。

中禅寺湖の北西(日光市中宮祠)
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
華厳滝の全景。落差97mの滝と紅葉、滝壺に架かる虹

華厳滝

中禅寺湖の水が落差97mを一息に落ちる、日本三名瀑のひとつ。エレベーターで100m下の観瀑台へ降りると滝と正面から向き合えます。大人600円、小学生400円。くわしくは華厳滝のページで。

中禅寺湖の東(日光市中宮祠2479-2)
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
中禅寺湖遊覧船「男体」が立木観音桟橋に接岸するようす

中禅寺湖遊覧船

中禅寺湖を周遊する遊覧船。運航期間は4月中旬〜11月30日で、悪天候時は運休します。湖の上からしか見えない奥日光の姿があります。くわしくは中禅寺湖遊覧船のページで。

中禅寺湖畔(日光市中宮祠2478)
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いろは坂のヘアピンカーブと紅葉に染まる山並みの大パノラマ

いろは坂

日光市街と奥日光を結ぶ、48のカーブが連なる坂道。通行は無料で、日本の道百選にも選ばれています。奥日光へ向かうなら必ず通る道です。くわしくはいろは坂のページで。

日光市街と奥日光を結ぶ道
📍Googleマップで現在地からのルートを見る

近くの人気飲食店

戦場ヶ原の木道沿いに食事処はありません。歩き終えたら中禅寺湖畔まで戻るのが現実的です。奥日光の名物は中禅寺湖産のヒメマスと湯波で、湖を望むフレンチから気軽な喫茶店まで揃っています。

  • 🍽️
    シェ・ホシノフレンチ・カフェ4〜11月無休/12〜3月不定休/¥3,000〜¥3,999/虹鱒のムニエル📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    奥日光の別荘文化を受け継ぐ湖畔のフレンチ。虹鱒のムニエルや胡麻のパンナコッタなど、地元食材を使った創作料理を出します。中禅寺温泉バスターミナルから徒歩約7分。

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  • 🥩
    レストラン メープル洋食・ステーキ11:00〜16:30/¥2,000〜¥2,999/とちぎ和牛のハンバーグ📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    中禅寺湖畔に建つペンション併設の洋食店。とちぎ和牛と中禅寺湖産ヒメマスを軸に地産地消を掲げます。テラス席は湖を望み、ペット同伴も可。定休日は公表されていないため、訪問前にご確認ください。

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  • 🐟
    お食事処 なんたい食堂・郷土料理定休:木曜/¥2,000〜¥2,999(ランチ)/中禅寺湖産ヒメマス📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    中禅寺温泉バス停から徒歩1分の食事処。ヒメマス、引き上げゆば刺し、ヤマメといった奥日光の名物を一度に味わえます。1975年12月開業で、テーブル席と小上がり座敷があります。夜は要予約。

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  • 🍧
    コーヒーショップ スプーン喫茶店・カフェ不定休/〜¥999/日光天然かき氷(とちおとめ)📍Googleマップで現在地からのルートを見る

    中禅寺湖畔の喫茶店で、窓とテラスから湖を望みます。自家製とちおとめジャムを使った日光天然かき氷が名物。ナポリタンやチーズトーストも。

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※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

撮影のコツ

戦場ヶ原は「広い」を撮る場所です。そして広さは、そのまま撮ると何も写りません。効くのは基準を入れることで、いちばん強い基準が木道です。木道をまっすぐ画面の奥へ抜けさせ、その先に男体山を置く。この一枚だけで、湿原がどれほど広く、山がどれほど大きいかが伝わります。横位置で空を広く取るか、縦位置で木道の距離を強調するかは好みですが、迷ったら横位置から入るのが無難です。季節では秋がもっとも派手で、湿原全体が金色に染まる草紅葉と木道と男体山が一枚に収まります。夏は空の青と湿原の緑のコントラストが強く、雲の形まで主役になります。湿原の中を蛇行する湯川も見逃せません。黄葉した森が水面に映り込む秋の湯川は、湿原の全景とはまったく別の絵になります。時間帯は早朝が有利です。光が斜めから入って木道に長い影が落ち、人も少なく、野鳥も動きます。双眼鏡を持ってきているなら、撮る前に一度、レンズを覗くのをやめて肉眼で見渡してみてください。写真では絶対に写らないものが、そこにあります。

このエリアの宿(料金比較)

戦場ヶ原の木道は、朝いちばんが最良です。光が斜めから入り、人が少なく、野鳥が動く。ところが日光市街から日帰りで来ると、いろは坂を上りきる頃にはもう昼です。奥日光に泊まれば、その朝がまるごと手に入ります。紅葉期は宿が早く埋まるので、日程が決まったら先に押さえておきましょう。

夏の戦場ヶ原と男体山。青空と白い雲、緑の湿原
🥾 木道の入口まで近い♨️ 奥日光の温泉宿が揃う🌅 早朝の湿原に間に合う

奥日光・中禅寺湖畔エリア

朝いちばんの木道を歩くための滞在向き
楽天トラベル最安
18,000円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
料金を見る
じゃらん
19,200円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
料金を見る
Booking.com
19,800円〜
1泊1室2名(サンプル)
料金を見る

※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

戦場ヶ原は無料で通年、木道が整備されています。ただし標高約1,400mで遮るものが何もないこと、1〜2時間歩くこと、野鳥の名所であることを踏まえると、あると助かるものが5点あります。

  • トレッキングシューズ
    トレッキングシューズ

    木道の区間は歩きやすい一方、土や木の根の道になる区間もあります。往復で1〜2時間、湯滝まで通せばさらに伸びる。足首まで守れる靴があると、濡れた木道でも安心です。

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  • 双眼鏡
    双眼鏡

    戦場ヶ原は野鳥の名所です。木道に立ち止まって空を見上げている人は、たいてい何かを見つけています。加えて湿原は広く、遠くの男体山や山肌の細部も双眼鏡があると別物に見えます。

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  • 日焼け止め
    日焼け止め

    標高約1,400mの湿原には、日差しを遮るものが何もありません。涼しいので油断しますが、木道を1〜2時間歩けば紫外線はしっかり届きます。塗ってから歩き始めてください。

    最安値料金 698円〜(2026/7/15時点・楽天)
  • 虫除けスプレー
    虫除けスプレー

    奥日光のハイキングコースは、6〜10月の雨の翌日にヤマビルの出没情報が出ることがあります。木道の脇はすぐ湿原と森。一本あると足元を気にせず歩けます。

    最安値料金 498円〜(2026/7/15時点・楽天)
  • 水筒・マイボトル
    水筒

    木道の途中に自動販売機はありません。涼しいぶん喉の渇きに気づきにくいのが標高1,400mの湿原です。歩き始める前に、一本持っていることを確認してください。

    最安値料金 880円〜(2026/7/15時点・楽天)

よくあるご質問(FAQ)

戦場ヶ原の散策は有料ですか。

散策は無料です。入場料の設定はなく、時間の決まりもありません。通年で歩けます。

2026年に戦場ヶ原で通行止めはありますか。

周回線歩道(湯川歩道)のうち、湯滝から小滝までの東側歩道が2026年5月11日から10月30日(予定)まで通行止めです。ただし日光市公式によれば「湯滝から戦場ヶ原までの通り抜けは可能」とされています。訪問前に最新情報をご確認ください。

戦場ヶ原へのアクセスを教えてください。

日光宇都宮道路の清滝ICから、国道120号でいろは坂を上って中禅寺湖の北岸を西へ。竜頭滝を過ぎた先です。清滝ICから車で約40〜50分になります。

戦場ヶ原の散策にどのくらい時間がかかりますか。

木道を往復して1時間から2時間ほどが目安です。湯滝まで通して歩く場合はさらに時間を見てください。

戦場ヶ原という名前の由来を教えてください。

男体山の神と赤城山の神が争ったという神話の戦場だったと伝わることが名前の由来とされています。実際に立つと、戦の跡というより、ただただ広い高層湿原です。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

戦場ヶ原は、奥日光の水の物語がはじまる場所。ここから湯川が竜頭滝へ、中禅寺湖へ、そして華厳滝へと下っていきます。日光・那須のモデルコースで、日光山内から奥日光まで含めた回り方を紹介しています。

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