
平内海中温泉(ひらうちかいちゅうおんせん)
満潮なら、海の底。干潮の前後だけ、岩礁の間に現れる混浴の湯。
このページでわかること
- 平内海中温泉が「干潮の前後約2時間」しか入れない理由
- こころざし(入浴協力金)300円の納め方
- 混浴のルール、水着は禁止でバスタオル巻きが正解という服装の決まり
- 満潮で入れない時の代替、24時間入れる湯泊温泉への切り替え方
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
平内海中温泉ってどんなところ?
屋久島の南、平内の集落から少し歩いた海沿いに、岩礁のくぼみを利用した天然の露天風呂があります。それが平内海中温泉です。この温泉が特別なのは、満潮になると湯船ごと海面の下に沈んでしまうこと。入浴できるのは1日2回訪れる干潮の前後、約2時間だけという珍しい温泉なのです。訪れる前には潮位表で干潮の時刻を確認しておく必要があります。湯につかりながら顔を上げれば、視界いっぱいに広がるのは太平洋の荒波と黒い岩礁の景色。こころざしと呼ばれる入浴協力金は300円で、脱衣所のそばに納めます。もうひとつ知っておきたいのが、ここが男女混浴だということです。水着や下着、水着用のアンダーウェアを着けての入浴は禁止されていて、バスタオルを体に巻くか、湯浴み着を着るのが正式な入り方になります。源泉温度46.5℃のアルカリ性単純温泉が、波の音を聞きながら体の芯まで届きます。
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基本情報
| 名称 | 平内海中温泉(ひらうちかいちゅうおんせん) |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町平内(〒891-4406) |
| 入浴料 | こころざし(入浴協力金)300円。脱衣所のそばに現金で納めます |
| 入浴できる時間 | 1日2回の干潮の前後、約2時間だけ。満潮時は海面下に沈み、入浴できません |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉、源泉温度46.5℃ |
| 設備 | 脱衣所あり。駐車場は5台のみと台数が少なめです |
| アクセス | バス停「海中温泉」(No.112)から徒歩10分。宮之浦港からバス約80分 |
| 注意 | 男女混浴。水着、下着、水着用アンダーを着用しての入浴は禁止(バスタオル巻き、湯浴み着はOK)。混浴のため許可なく写真撮影は禁止 |
行き方・駐車場
平内は屋久島の南部、尾之間からさらに海沿いを進んだ先にある小さな集落です。路線バスなら宮之浦港からおよそ80分、バス停「海中温泉」(No.112)で降りて徒歩10分ほど。車の場合は駐車場がありますが、台数はわずか5台しかないため、満車の可能性を考えておく必要があります。たどり着いても、目的の温泉に入れるとは限りません。平内海中温泉は1日2回の干潮の前後、約2時間だけしか入浴できないため、出発前に必ず潮位表で当日の干潮時刻を確認しておきましょう。バスの本数が限られる屋久島では、時間に合わせて動くならレンタカーが現実的です。未手配ならレンタカーの最安値比較から探せます。
レンタカーは潮位表とセットで
平内海中温泉へ向かう路線バスは本数が少なく、干潮の時間に合わせて動くならレンタカーがほぼ必須です。屋久島は車の台数自体が限られる島なので、夏の観光シーズンは早めの確保が安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
海風はまだ涼しい日もありますが、観光客が増えてくる時期。混浴の湯船が混み合う前に、干潮の時間帯を狙って出かけましょう。
夏(6〜9月)
日差しが強く、岩場も熱くなります。マリンシューズと日焼け対策を用意して、海水浴とあわせて立ち寄る人も多い季節です。
秋(10〜11月)
台風シーズンと重なる時期です。海が荒れる日は温泉自体が波をかぶることもあるため、天候と潮位、両方の確認が欠かせません。
冬(12〜2月)
屋久島南部は比較的温暖ですが、海からの風は冷たく感じます。湯上がりに羽織るものがあると安心です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 潮位表を見てから出発する
入浴できるのは1日2回訪れる干潮の前後、約2時間だけ。事前に屋久島の潮位表を確認し、干潮の時刻に合わせて出発するのが失敗しないコツです。

2. こころざし300円を、小銭で用意しておく
入浴協力金は「こころざし」と呼ばれ、300円。脱衣所のそばに自分で納める仕組みです。小銭を用意してから向かいましょう。

3. バスタオル一枚で、正しい作法の混浴を体験する
平内海中温泉は男女混浴で、水着や下着での入浴は禁止されています。体にバスタオルを巻く、または湯浴み着を着るのが正式な入り方。持ち物リストに大きめのバスタオルを必ず加えてください。

4. 満潮で入れない日は、湯泊温泉へ
訪れたタイミングが満潮と重なってしまったら、車で数分の湯泊温泉へ。こちらは干潮に左右されず24時間入れる海辺の岩風呂で、協力金も同じ300円です。

5. 岩場は非常に滑るので、足元をしっかり固める
湯船までの道も、湯船の中も岩場です。公式にも「非常に滑りやすいので注意」と案内されています。滑りにくいマリンシューズを履き、慌てず歩いてください。
あわせて回りたい、近くの見どころ

湯泊温泉
平内海中温泉と同じ協力金300円の海辺の岩風呂ですが、こちらは干潮に左右されず24時間入浴できます。平内が満潮で入れない時間帯の代替として覚えておきたい一湯です。

トローキの滝
川の水が海へ直接落ちる、日本に2つしかないという珍しい滝。落差は約5mで、その落差は潮の干満によって変わります。平内海中温泉と同じく潮に表情を左右されるスポットなので、干潮の日にあわせて回ると面白さが増します。

モッチョム岳
屋久島南部にそびえる花崗岩の一枚岩が特徴の山です。登山道からは平内や尾之間の海岸線を見渡せる展望が広がり、海の温泉とあわせて屋久島南部の一日を組み立てられます。
近くの人気飲食店
平内の集落にも食事処はありますが、店の数そのものが少なく、営業時間も限られます。確実に食べたいなら、尾之間や安房で済ませてから向かうと安心です。
- 🍚お食事処はちまん食事処・居酒屋平内エリア/温泉と同じ平内の集落にある一軒📍Googleマップで現在地からのルートを見る
平内海中温泉と同じ平内にある食事処で、昼と夜に営業しています。ただし土日の昼と、日曜、月曜の夜は休みなので、立ち寄る前に営業時間の確認を。
- 🍹やくしま果鈴カフェ・ショップ尾之間エリア/屋久島スムージーとフィナンシェ📍Googleマップで現在地からのルートを見る
「メイド・イン・屋久島」がテーマの尾之間のカフェ。島の果物を使った屋久島スムージーが看板です。湯上がりの一杯にちょうどいい距離感にあります。
- 🐟定食・ぱすた かたぎりさん定食・パスタ安房エリア/名物は飛び魚ひつまぶし📍Googleマップで現在地からのルートを見る
安房港近くの定食とパスタの店。屋久島の飛び魚を使った飛び魚ひつまぶしが名物で、そのまま、薬味、出汁茶漬けと三通りで味わえます。キッズスペースと授乳室があります。
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
入る前に知っておきたいコツ
平内海中温泉は気軽に立ち寄れる一方、干潮のタイミングやマナーを知っているかどうかで満足度が大きく変わります。
- 🌅空いている時間帯を狙う
干潮のタイミングと観光客の動きが重なると、小さな湯船はすぐに混み合います。同じ干潮でも早朝や夕方は人が少ない傾向があるので、可能なら時間帯をずらしてみてください。
出発前に当日の干潮時刻を潮位表で確認 - 🧴入る前に体を洗う、飲食は控える
入浴前は体を軽く洗ってから湯に入るのがルールです。入浴中の飲食、喫煙も禁止されています。周辺でのキャンプもできないので、日帰りで楽しむ温泉と考えておきましょう。
屋久島町公式、屋久島観光協会公式の注意事項に基づく - 📷撮影は必ず許可を得てから
平内海中温泉は男女混浴のため、他の入浴者が写り込む可能性があります。許可なく写真や動画を撮影することは禁止されているので、カメラは基本的にしまっておきましょう。
混浴のマナーとして公式が明記している注意事項
このエリアの宿(料金比較)
平内海中温泉は集落自体が小さく宿も限られるため、少し北の尾之間エリアに泊まるのが現実的です。スーパーや商店もあり、干潮の時間に合わせて動きやすい拠点になります。

尾之間エリア(屋久島南部の拠点)
干潮の時間に合わせて動く滞在に※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
脱衣所はありますが、水着での入浴はできません。バスタオルとこころざし用の小銭を、出発前にそろえておきましょう。
大きめのバスタオル平内海中温泉は水着、下着での入浴が禁止で、バスタオルを体に巻くのが正式な入り方です。小さいタオルでは心もとないので、大判のものを持っていきましょう。
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小銭入れこころざし(入浴協力金)300円は現金でのやり取りが基本です。脱衣所のそばですぐ出せるように、小銭を分けておくとスムーズです。
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マリンシューズ湯船までの岩場も、湯船の中も非常に滑ります。素足やビーチサンダルでは危険なので、足の裏を守れるマリンシューズがあると安心です。
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日焼け止め遮るものがない岩礁の上は日差しが強く、湯につかっている間もじりじりと焼けます。海に近い場所なので、水に強いタイプがおすすめです。
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防水スマホケース海のすぐそばで、波しぶきがかかることもあります。首から下げられる防水ケースに入れておけば、濡らす心配をせずに手元に置いておけます。
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よくあるご質問(FAQ)
平内海中温泉の入浴料はいくらですか。
こころざしと呼ばれる入浴協力金として300円を、脱衣所のそばに現金で納めます。決まった料金箱に自分で入れる仕組みです。
いつでも入浴できますか。
入浴できるのは1日2回訪れる干潮の前後、約2時間だけです。満潮になると湯船ごと海面の下に沈んでしまうため、訪れる前に必ず潮位表で当日の干潮時刻を確認してください。
水着を着て入浴できますか。
平内海中温泉は男女混浴で、水着、下着、水着用アンダーを着用しての入浴は禁止されています。バスタオルを体に巻くか、湯浴み着を着るのが正式な入り方です。
満潮で入れないときはどうすればいいですか。
車で数分の湯泊温泉が代替になります。こちらは干潮に左右されず24時間入浴でき、協力金も同じ300円です。
写真は自由に撮ってもいいですか。
男女混浴のため、他の入浴者が写り込む可能性があります。許可なく写真や動画を撮影することは禁止されているので、注意してください。
平内海中温泉は、屋久島 2泊3日モデルコースの南部エリア観光と組み合わせやすいスポットです。干潮の時間さえ合えば、モッチョム岳やトローキの滝と同じ日にまとめて回れます。全行程の組み方はモデルコースでどうぞ。
航空券も、まとめて比較
屋久島空港ゆきは鹿児島空港での乗り継ぎが基本。JAL(日本エアコミューター)の便を軸に、鹿児島までの区間をANA、JAL、スカイマーク、ソラシドエアで横断比較できます。夏休みの空席は早く埋まるので早めのチェックが安心です。
















