永田いなか浜の全景、青い海と黄色い砂浜、奥に山並みと岬TRAVEL HUB
#ビーチ#ウミガメ産卵#ラムサール条約#屋久島

永田いなか浜(ながたいなかはま)

黄色い砂に残る、大きな生き物の足跡。ここは日本一、ウミガメが命をつなぐ浜。

鹿児島県熊毛郡屋久島町永田日本一の海がめ産卵地更新: TRAVEL HUB編集部
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このページでわかること

  • 永田いなか浜が2005年にラムサール条約の登録湿地に指定された理由
  • アカウミガメの産卵ピークの時期と、上陸が見られる時間帯
  • 5月1日から9月30日の夜間立ち入り制限と、公式のウミガメ観察会への参加方法
  • 観察会の受付時間、参加料、定員という予約前に知っておきたい情報
  • 編集部おすすめの過ごし方5選と、あわせて回りたい近くの見どころ
0.0総合評価5点満点
人気度5.0
感動度5.0
写真映え5.0
アクセス4.5
歩きやすさ4.5

※編集部が現地情報と公開データ(受賞歴、設備、所要アクセス等)をもとに独自評価しています。

永田いなか浜ってどんなところ?

屋久島の北西部、永田の集落にある永田いなか浜は、急峻な海蝕崖に囲まれた、屋久島では数少ない貴重な砂浜です。花崗岩が砕けた荒めの黄色い砂は、素足で歩いても足にくっつきにくく、手で払えばすぐ落ちるのが特徴で、この砂浜が約1kmに渡って続きます。2005年にはラムサール条約の登録湿地に指定され、日本一の海がめ産卵地として知られています。アカウミガメが上陸し始めるのは5月から、6月から7月中旬にかけて産卵のピークを迎え、最盛期には全長1m以上の大きなアカウミガメを一晩で20頭以上見ることができます。砂浜に上がってくる主な時間帯は午後9時過ぎから午前3時頃。卵は2ヶ月程度でふ化するので、7月の後半から9月には子ガメが海に帰っていく場面に出会うことも可能です。ただし5月1日から9月30日の夜間、永田浜への立ち入りはご遠慮願います。ウミガメの観察を希望する場合は、公式の観察会への参加が必要です。夕日の名所としても知られ、夏には口永良部島の右側に、冬には左側に太陽が沈んでいきます。アクセスはバス停No.4「田舎浜」からすぐ、駐車場(バス3台、普通車10台)とトイレ(多目的トイレあり)も完備しています。

基本情報

永田いなか浜 基本情報(早見表)
名称永田いなか浜(ながたいなかはま)
所在地鹿児島県熊毛郡屋久島町永田
指定2005年、ラムサール条約の登録湿地に指定
特徴花崗岩が砕けた黄色い砂浜が約1kmに渡って続く、日本一の海がめ産卵地
アクセスバス停No.4「田舎浜」からすぐ
設備駐車場(バス3台、普通車10台)、トイレ完備(多目的トイレあり)
夕日夏には口永良部島の右側に、冬には左側に太陽が沈む夕日の名所
注意5月1日から9月30日の夜間、永田浜への立ち入りはご遠慮願います。ウミガメ観察は公式の観察会への参加が必要です

行き方・駐車場

永田いなか浜は屋久島の北西部、宮之浦や安房から離れた永田の集落にあります。バス停No.4「田舎浜」からすぐの場所で、駐車場も完備(バス3台、普通車10台分)、トイレも多目的トイレを含めて整っています。ウミガメ観察会は夜間の開催で、公共交通機関の便数はさらに限られる時間帯になるため、島内の移動は基本的にレンタカーが前提です。未手配ならレンタカーの最安値比較から探せます。

レンタカーは早めに予約を

永田は宮之浦や安房から離れた集落で、夜のウミガメ観察会に出るなら車での移動がほぼ前提です。屋久島は車の台数自体が限られる島なので、観察会シーズンの夏は早めの確保が安心です。

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季節ごとの楽しみ方

🌸

春(3〜5月)

アカウミガメが上陸を始めるのは5月から。産卵シーズンの前は、日中の静かな砂浜歩きを楽しめる時期です。

☀️

夏(6〜9月)

6月から7月中旬が産卵のピーク。一晩で20頭以上のアカウミガメが上陸することもあります。観察会は2026年5月10日から7月10日の期間限定で要事前予約、受付は20時から20時30分。7月後半から9月には子ガメが海に帰る場面に出会うことも。5月1日から9月30日の夜間は自由な立ち入りができません。

🍂

秋(10〜11月)

産卵と子ガメの季節が一段落し、日中はゆったりとした砂浜歩きや夕日観賞を楽しめます。

❄️

冬(12〜2月)

夕日は口永良部島の左側に沈みます。空気が澄み、水平線に沈む夕景が際立つ季節です。

編集部おすすめの過ごし方 5選

砂浜に残るアカウミガメの上陸跡と産卵のくぼみ

1. 砂浜に残る上陸跡を探しながら歩く

運がよければ、キャタピラのような往復の足跡と、産卵のために掘られた大きなくぼみに出会えます。実際の産卵は夜間の観察会でのみ見られますが、日中の散歩でもウミガメの気配を感じられる浜です。

永田いなか浜の黄色い砂浜と青い海

2. 約1kmの黄色い砂浜をゆっくり歩く

花崗岩が砕けた黄色い砂は粒が粗く、素足で歩いても手で払えばすぐ落ちるのが特徴。急峻な海蝕崖に囲まれた、屋久島では数少ない貴重な砂浜です。

広い黄色い砂浜と穏やかな海、松の木

3. 夕日を待つ

永田いなか浜は夕日の名所。夏には口永良部島の右側に、冬には左側に、太陽が沈んでいきます。

ラムサール条約登録記念の碑とウミガメの石

4. ラムサール条約登録記念碑を訪ねる

2005年、永田浜はラムサール条約の登録湿地に指定されました。浜の一角には登録を記念する石碑と説明碑、ウミガメを象った石が置かれています。

夕暮れ時の永田いなか浜

5. 夜のウミガメ観察会に参加する(要予約)

5月10日から7月10日、永田ウミガメ連絡協議会主催の観察会に参加すれば、産卵の瞬間に立ち会えるチャンスがあります。受付は20時から20時30分、時間厳守。参加料は大人3,000円、中学生以下500円です。

ウミガメ観察には、必ず公式の観察会を利用してください。5月1日から9月30日の夜間、永田浜への立ち入りはご遠慮願います。ウミガメの観察を希望する場合は、永田ウミガメ連絡協議会が主催する公式の観察会への参加が必要です。自然公園法および鹿児島県ウミガメ保護条例によって、ウミガメおよび卵に触れることは制限されています。産卵は自然の営みのため、必ず見られるとは限りません。

あわせて回りたい、近くの見どころ

一湊海水浴場へ向かう道路と案内標識、奥に見える浜辺

一湊海水浴場

永田と同じ屋久島北部にあるビーチ。ウミガメの産卵地として保護されている永田いなか浜に対し、一湊は遊泳スポットとして親しまれています。

屋久島北部エリア
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
中間のガジュマルの巨大な気根

中間のガジュマル

永田から海沿いの県道を南下した先、中間集落にある巨大なガジュマルの木。無数の気根が垂れ下がる姿は屋久島の亜熱帯らしい景観です。

屋久島西部エリア
📍Googleマップで現在地からのルートを見る
屋久島環境文化村センターの建物入口

屋久島環境文化村センター

屋久島の自然や文化を紹介する展示施設。ラムサール条約に登録された永田浜のようなウミガメの産卵地について、島全体の自然環境を学んでから訪れると理解が深まります。

屋久島北部エリア
📍Googleマップで現在地からのルートを見る

近くの人気飲食店

永田は屋久島でも特に小さな漁業集落で、宮之浦や安房のような飲食店の集積はありません。観察会の前後に食事をとる場合は、宿泊先の民宿や近隣の商店に事前に確認しておくと安心です。

  • 🍚
    永田集落の食事処食堂、民宿の食事永田エリア/店舗数は多くない📍Googleマップで周辺のお店を探す

    永田には食堂や商店の数がとても少なく、観光客向けの飲食店はほぼありません。多くの旅行者は宿泊する民宿で食事を頼んでいます。

  • 🏪
    買い出しは宮之浦、安房でスーパー、コンビニ永田から離れたエリア📍Googleマップで周辺のお店を探す

    コンビニやスーパーも永田にはなく、宮之浦や安房のほうが充実しています。夜の観察会に備えて、食事や飲み物は日中のうちに用意しておくのが確実です。

※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。

ウミガメ観察会という体験

永田いなか浜での最大の体験は、なんといっても永田ウミガメ連絡協議会が主催する公式のウミガメ観察会です。夜間の立ち入りが制限されているぶん、観察会は貴重な機会になります。

  • 🐢
    ウミガメ観察会(産卵観察)

    観察期間は2026年5月10日から7月10日まで。受付時間は20時から20時30分で時間厳守、遅れた場合は入場できません。参加料(協力金)は大人3,000円、中学生以下500円で、定員は1日50名。集合場所は永田いなか浜駐車場です。ウミガメ保護のため23時をもって終了しますが、自然の生物のため産卵を観察できないこともあります。要予約、公式サイトの予約ページから申し込みます。

    主催:永田ウミガメ連絡協議会(要事前予約)
  • 🐣
    子ガメ放流観察会

    産卵観察会とは別枠の観察会で、ふ化した子ガメが海へ帰っていく様子に出会えることがあります。参加料は大人1,500円、中学生以下無料。なお子ガメ放流観察会では、産卵の観察は行われません。

    主催:永田ウミガメ連絡協議会(要事前予約)
  • 🌇
    夕日を待つ時間

    観察会の受付が始まる20時前、日没にあわせて訪れるのもおすすめです。夏には口永良部島の右側に、冬には左側に太陽が沈む、永田いなか浜ならではの夕景を楽しめます。

    駐車場から徒歩ですぐ

このエリアの宿(料金比較)

永田は宮之浦や安房から離れた集落です。夜のウミガメ観察会に出るなら、受付や帰りの移動を考えても永田のお宿に泊まるのが現実的。永田ウミガメ連絡協議会の公式サイトでも、永田のお宿組合が案内されています。

ラムサール条約登録記念の碑と永田いなか浜
🐢 日本一のウミガメ産卵地🌅 夕日の名所🅿️ 駐車場完備

永田エリア(ウミガメ観察会の玄関口)

夜の観察会に出やすい滞在に
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※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。

あると助かるアイテム

観察会は夜間の開催で、あたりは真っ暗になります。産卵の妨げにならない配慮も含めて、事前に装備を整えておきましょう。

  • ヘッドライト
    ヘッドライト

    観察会の受付は20時から20時30分。暗い駐車場や砂浜を歩くための足元の明かりとして使います。ただし産卵中のウミガメに光を当てるのは厳禁。使うときは足元だけを照らし、可能なら赤色灯モードを選び、ウミガメへ向けないでください。

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  • 小銭入れ
    小銭入れ

    観察会の参加料(協力金)は現金でのやり取りが基本。大人3,000円、中学生以下500円をすぐ出せるようにしておくとスムーズです。

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  • 虫除けスプレー
    虫除けスプレー

    夜の砂浜や駐車場は虫が出ます。受付から観察会終了(最長23時)まで屋外で過ごす時間が長いので、あるとないとで快適さが変わります。

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  • 日焼け止め
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    約1kmに渡って続く砂浜は日陰がほとんどありません。日中に訪れるなら、日焼け止めは必須です。

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  • サングラス
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    夕日の名所として知られる浜。強い照り返しの中で夕景を楽しむなら、サングラスがあると快適です。

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よくあるご質問(FAQ)

永田いなか浜のウミガメ観察会はいつ開催されますか。

永田ウミガメ連絡協議会が主催する観察会は、2026年5月10日から7月10日まで開催されます。受付時間は20時から20時30分で、時間厳守、事前予約が必要です。

観察会の参加料と定員はどれくらいですか。

参加料(協力金)は大人3,000円、中学生以下500円です。定員は1日50名で、集合場所は永田いなか浜駐車場です。ウミガメ保護のため23時をもって終了します。

永田いなか浜には夜、自由に立ち入れますか。

5月1日から9月30日の夜間、永田浜への立ち入りはご遠慮願います。ウミガメの観察を希望する場合は、公式の観察会への参加が必要です。

アカウミガメの産卵はいつごろ見られますか。

上陸は5月から始まり、6月から7月中旬にかけて産卵のピークを迎えます。上陸する時間帯は主に午後9時過ぎから午前3時頃です。ただし自然の生物のため、産卵を観察できないこともあります。

子ガメが海に帰る様子も見られますか。

卵は2ヶ月程度でふ化するため、7月後半から9月には子ガメが海に帰っていく場面に出会うこともあります。産卵観察会とは別枠の子ガメ放流観察会(大人1,500円、中学生以下無料)もあります。

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部

TRAVEL HUB編集部では、「自然と涙が溢れる感動体験」をテーマに、実際に訪れた場所の中から、心から感動できるスポットや体験だけを厳選して紹介しています。掲載情報は編集部による現地取材や公式情報をもとに作成しており、定期的に最新の内容に更新。また、宿泊料金については複数の予約サイトを横断比較し、おトクなプランをご案内しています。

永田いなか浜は、屋久島 2泊3日モデルコースで、夜のウミガメ観察会をどこに組み込むかを考えるときの核になるスポットです。全行程の組み方はモデルコースでどうぞ。

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