
もみじ谷大吊橋(もみじだにおおつりばし)
全長320m、本州最大級。一歩踏み出すと橋がわずかに揺れて、足の裏から高さ38mという数字が実感に変わります。
このページでわかること
- もみじ谷大吊橋の規模と、「本州最大級」と呼ばれる理由
- 渡橋料と、季節で変わる営業時間の最新情報(年中無休です)
- 紅葉の見頃と、塩原温泉とあわせた一日の組み立て方
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、塩原名物スープ入り焼きそばの店
- 塩原・那須塩原エリアの宿の料金比較(楽天トラベル、じゃらん、Booking.com)
もみじ谷大吊橋ってどんな橋?
塩原温泉郷の入口、箒川をせき止めた塩原ダム湖に、その橋は架かっています。全長320m。無補剛桁歩道吊橋としては本州最大級という、少し聞き慣れない肩書きを持つ橋です。無補剛桁とは、橋桁を補強する構造を持たないという意味。つまり、この橋はあえて硬くしていません。だから、揺れます。渡りはじめて数歩、足の裏に微かな揺らぎが伝わってきた瞬間、多くの人が思わず手すりに手を伸ばします。怖いというほどではないけれど、確実に「高いところにいる」と体が理解する。水面までの高さは38m。数字で読むとピンときませんが、足元の格子から下を覗いた瞬間に、その38mは一気に現実になります。この揺れこそが、この橋の設計思想であり、いちばんの体験です。そして橋の上は、塩原の渓谷を眺めるための特等席でもあります。眼下にダム湖の水面が広がり、両岸の斜面がせり上がる。橋の名のとおり、この谷はもみじの名所です。例年10月下旬から11月上旬、斜面全体が赤と黄に染まり、320mの橋がその真ん中を貫く。歩きながら、右を見ても左を見ても紅葉、という贅沢な状況が生まれます。渡橋料は大人300円、小中学生と65歳以上、障がい者の方は200円、幼児は無料です。団体は270円と180円。営業は8:30〜18:00で、11月1日から3月31日は8:30〜16:00となります。年中無休です。300円で本州最大級の吊橋を往復できると考えると、日光・那須エリアでもかなりコストパフォーマンスの高いスポットだと思います。
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基本情報
| 名称 | もみじ谷大吊橋(もみじだにおおつりばし) |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県那須塩原市関谷1425番地60(〒329-2801) |
| 口コミ | Googleマップで最新の評価と写真を確認できます口コミを見る › |
| 渡橋料 | 大人300円/中学生・小学生・65歳以上・障がい者200円/幼児 無料(団体は270円/180円) |
| 営業時間 | 8:30〜18:00(11月1日〜3月31日は 8:30〜16:00) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 規模 | 全長320m(塔間隔)。無補剛桁歩道吊橋として本州最大級。水面までの高さは約38m |
| 紅葉の見頃 | 例年10月下旬〜11月上旬(その年の気候により前後します) |
| 所要時間の目安 | 約30分〜45分(橋の往復と周辺の散策) |
| ベストな時間帯 | 午前中。順光で谷の紅葉が鮮やかに見えます |
行き方・駐車場
塩原温泉郷の入口、国道400号沿いにあります。東北自動車道の西那須野塩原ICから車で20分ほど。駐車場が整備されており、売店もあります。那須高原からは車で40分から1時間ほど、日光市街からは1時間30分から2時間ほどが目安です(いずれも概算のため、Googleマップで実際の所要時間をご確認ください)。塩原温泉に宿泊して、チェックイン前やチェックアウト後に立ち寄る組み立てが効率的です。車が未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
塩原は、車があってこそ回れるエリア
もみじ谷大吊橋、塩原温泉、千本松牧場。塩原の見どころは国道400号沿いに点在し、公共交通だけでは効率よく回りきれません。紅葉期は特に、自分のペースで動けるかどうかが一日の充実度を決めます。














季節ごとの楽しみ方
春(4〜5月)
新緑がダム湖の水面に映り込む季節。人が少なく、320mの橋をほぼ独占して渡れることもあります。営業は4月から18時までに戻ります。
夏(6〜8月)
谷を吹き抜ける風が心地よい季節。18時まで営業しているので、夕方の柔らかい光の中を渡るのもおすすめです。
秋(10〜11月)
この橋の主役の季節。例年10月下旬から11月上旬、両岸の斜面が赤と黄に染まります。ただし11月1日からは16時までと営業時間が短くなるのでご注意を。
冬(12〜3月)
8:30〜16:00の営業です。葉が落ちて見通しが良くなり、谷の地形そのものがよく分かる季節。空気が澄んで遠くまで見渡せます。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 揺れを、怖がらずに味わう
この橋はあえて硬くしていません。無補剛桁という構造ゆえ、歩けば揺れます。手すりを掴みたくなるあの感覚こそ、設計された体験そのもの。数歩進んで立ち止まり、足の裏に伝わる揺れを感じてみてください。

2. 足元の格子から、38m下を覗く
数字で読んだ「高さ38m」が、覗いた瞬間に現実になります。苦手な方には少々刺激が強いかもしれませんが、この一瞬のために300円を払う価値は十分にあります。

3. 紅葉のど真ん中を、歩いて貫く
10月下旬から11月上旬、両岸の斜面が赤と黄に染まります。展望台から眺めるのではなく、紅葉の谷の真ん中を320m歩いて渡る。この贅沢は、この橋でしか味わえません。

4. 渡る前に、真下から見上げる
橋は渡るものですが、この橋は見上げるものでもあります。主塔とワイヤーが空へ伸びていく構図は、320mという長さを目で理解させてくれる。渡る前と後、両方で見上げてみてください。

5. 塩原と那須、二つの顔を一日で回る
もみじ谷大吊橋から那須高原までは車で40分から1時間ほど。緑の渓谷と、硫黄の匂う荒野。まるで違う二つの風景を一日で味わえるのが、この一帯のおもしろさです。
あわせて回りたい、近くの見どころ

那須ロープウェイ・茶臼岳
活火山・茶臼岳(1,915m)の九合目まで一気に運んでくれるロープウェイ。往復大人2,000円、小人1,000円。営業は2026年3月20日から12月13日まで。くわしくは那須ロープウェイ・茶臼岳のページで。

殺生石
九尾の狐伝説が残る国指定名勝。見学は無料です。火山ガスの噴出量により立入が規制されることがあるため、訪問前に那須町観光協会でご確認ください。くわしくは殺生石のページで。


那須どうぶつ王国
標高900mの高原にある動物園。カピバラ、レッサーパンダ、猛禽ショーが人気です。営業日は公式の営業カレンダーでご確認ください。くわしくは那須どうぶつ王国のページで。

龍王峡
約2,200万年前の海底火山に由来する奇岩と、鬼怒川が刻んだ渓谷美。散策は無料です。同じ渓谷の景色でも、こちらは岩そのものが主役。くわしくは龍王峡のページで。
近くの人気飲食店
塩原の名物は、なんといってもスープ入り焼きそば。焼きそばに鶏ガラのスープを注ぐという、ここでしか出会えない一杯です。千本松牧場のジンギスカンも車で20分ほど。
- 🐑千本松牧場ジンギスカン・焼肉年中無休 11:00〜16:00(L.O.15:30)/¥1,000〜¥1,999/特選ラムセット📍Googleマップで現在地からのルートを見る
千本松牧場内のジンギスカン店で、開業当初から続く秘伝のタレでラム肉を味わえます。牧場名物のソフトクリームも同じ敷地で。もみじ谷大吊橋から車で20分ほどです。
食べログで見る › - 🍜釜彦郷土料理・焼きそば不定休 11:00〜15:00(売切次第終了)/¥1,000〜¥1,999/スープ入り焼きそば📍Googleマップで現在地からのルートを見る
塩原名物「スープ入り焼きそば」の元祖とされる店。鶏ガラと野菜を煮出したスープを焼きそばに注ぎます。予約不可で、売り切れ次第終了です。
食べログで見る › - 🍳こばや食堂食堂・郷土料理不定休(主に水曜)/〜¥999/スープ入り焼きそば📍Googleマップで現在地からのルートを見る
1965年創業、塩原温泉のスープ入り焼きそばの人気店で、休日は行列ができます。ソースの甘みと鶏、豚骨のスープが混ざり合う一杯。現金のみの会計です。
食べログで見る › - 🍲多助そば 湯津上屋そば不定休 11:00〜15:00/¥1,000〜¥1,999/雉せいろ📍Googleマップで現在地からのルートを見る
塩原温泉バスターミナル近くの家族経営のそば店で、地元客にも利用されています。雉を使った「雉せいろ」が看板。営業時間は変わることがあるため、訪問前にご確認ください。
食べログで見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
撮影のコツ
この橋を撮るとき、多くの人が橋の上からの景色だけを撮って帰ります。もったいない。この橋のいちばんの被写体は、橋そのものです。渡る前に、必ず真下から見上げてください。主塔とワイヤーが空へ向かって伸び、320mの橋桁が一直線に谷を渡っていく。広角レンズやスマートフォンの超広角モードを使うと、この長さと構造の迫力が一枚に収まります。人間の目より広く写るぶん、実際に見た印象に近い「長さ」が出るのです。橋の上からは、進行方向へ向けて撮るのがおすすめです。手すりのワイヤーが両側から中央へ収束していく線が、写真に強い遠近感を生みます。真横の谷だけを撮ると、どこの渓谷か分からない写真になってしまいます。紅葉期は、順光になる午前中が有利です。午後は逆光気味になり、せっかくの赤が沈んでしまいます。曇りの日は諦めなくて大丈夫で、むしろコントラストが下がって紅葉の色が均一に出るため、谷全体を写すには好条件になることさえあります。注意点をひとつ。橋は揺れます。歩きながらの撮影は手ブレしやすく、何よりスマートフォンを落とすリスクがあります。実際、格子の隙間から落とせばまず戻ってきません。立ち止まり、両手でしっかり構えて撮る。ストラップがあればなお安心です。景色より、まず足元と手元を。
このエリアの宿(料金比較)
塩原温泉に泊まれば、朝いちばんの人が少ない橋を渡れます。スープ入り焼きそばで昼を済ませ、午後は那須方面へ抜ける。塩原を拠点にすると、那須と日光の中間という地の利が効いてきます。紅葉期は宿が早く埋まるので、日程が決まったら先に押さえておきましょう。

塩原・那須塩原エリア
温泉と渓谷を軸に、那須も日光も狙える拠点向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
320mの吊橋を渡り、谷の紅葉を眺める半日。揺れる橋の上で困らない5点をまとめました。
現金・小銭入れ渡橋料は大人300円、小中学生と65歳以上は200円という小さな金額です。細かい現金があると窓口でもたつきません。
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歩きやすい靴橋の床は格子状で、渡ると揺れます。駐車場から橋詰までも歩くので、滑りにくく履き慣れた靴のほうが安心して足を運べます。
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双眼鏡橋の上から両岸の斜面を見渡すと、紅葉の中に思わぬ色の違いが見えてきます。対岸の斜面を引き寄せて見ると、谷の紅葉の解像度が一段上がります。
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モバイルバッテリー真下から、橋の上から、対岸から。この橋は想像以上に撮る枚数が増えます。那須方面へ足を延ばすなら、ここで電池を使い切らないように。
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折りたたみ傘橋の上にも駐車場からの道にも屋根はありません。塩原は山あいで天気が変わりやすいため、一本あると急な雨でも予定を変えずに済みます。
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よくあるご質問(FAQ)
もみじ谷大吊橋の渡橋料はいくらですか。
大人300円、中学生・小学生・65歳以上・障がい者の方は200円、幼児は無料です。団体の場合は270円と180円になります。
もみじ谷大吊橋の営業時間を教えてください。
8:30〜18:00です。ただし11月1日から3月31日は8:30〜16:00と短くなります。年中無休で営業しています。
もみじ谷大吊橋は揺れますか。
揺れます。補強の桁を持たない無補剛桁歩道吊橋という構造のため、歩くと橋がわずかに揺れます。これはこの橋の設計上の特徴で、水面までの高さは約38mです。高所が苦手な方は無理をなさらないでください。
もみじ谷大吊橋の紅葉の見頃はいつですか。
例年10月下旬から11月上旬が見頃です。ただしその年の気候により前後します。なお11月1日から営業時間が16時までに短くなるため、紅葉ピーク時は早めの時間に訪れるのがおすすめです。
もみじ谷大吊橋へのアクセスを教えてください。
塩原温泉郷の入口、国道400号沿いにあります。東北自動車道の西那須野塩原ICから車で20分ほどで、駐車場と売店が整備されています。那須高原からは車で40分から1時間ほどが目安です。
もみじ谷大吊橋は、塩原と那須を結ぶ一日のちょうどいい起点になります。日光・那須のモデルコースで、那須高原から塩原まで含めた回り方を紹介しています。
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