
日光山輪王寺(にっこうさんりんのうじ)
扉の内側に、見上げるほどの仏が三体。日光山の中心は、静かに、圧倒的です。
このページでわかること
- 日光山輪王寺・三仏堂の見どころと、編集部5指標による評価
- 三佛堂単独券・輪王寺券・3施設セット券の違いと料金
- 変則的な休観日(2月3日、4月1日・2日、12月14日)の注意点
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、日光山内で一緒に回りたい社寺
- 日光山内エリアの宿の料金比較(楽天トラベル、じゃらん、Booking.com)
日光山輪王寺ってどんなお寺?
日光の社寺というと東照宮の名前が先に出ますが、日光山という信仰の場そのものを束ねてきたのが輪王寺です。天台宗の門跡寺院で、その中心に立つのが朱塗りの大伽藍・三仏堂。扉の内側に入ると、見上げるほどの三体の本尊が並んでいて、外の明るさに慣れた目が暗さに慣れるにつれ、その大きさがじわじわと迫ってきます。彫刻を眺めて歩く東照宮とはまったく違う種類の体験で、ここは立ち止まって仰ぐ場所です。堂の脇には日本庭園の逍遥園があり、刈り込まれた植栽と池が静かな景色をつくっています。堂内の荘厳から庭の静けさへ、一続きで味わえるのが輪王寺の贅沢なところです。拝観券は種類があるので注意してください。三佛堂だけなら400円(小中学生200円)、三佛堂と大猷院がセットになった輪王寺券が900円(同400円)、三仏堂・大猷院・宝物殿の3施設セットが1,000円(同500円)です。これらは現在も販売されていますが、東照宮まで含む二社一寺共通拝観券のほうは公式に販売が停止されているので、混同しないようにしましょう。拝観時間は4月から10月が8:00〜17:00、11月から3月が8:00〜16:00(常行堂は9:00開門、受付は閉門の30分前まで)。休観日が2月3日の終日、4月1日の11時以降、4月2日の終日、12月14日の午前と変則的なので、この日程に当たる方は事前に確認しておくと確実です。
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基本情報
| 名称 | 日光山輪王寺(にっこうさんりんのうじ)/天台宗の門跡寺院 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県日光市山内2300(〒321-1494) |
| 口コミ | Googleマップで最新の評価と写真を確認できます口コミを見る › |
| 料金 | 三佛堂 400円/小中学生 200円。輪王寺券(三佛堂+大猷院)900円/400円。三仏堂・大猷院・宝物殿セット 1,000円/500円 |
| 拝観時間 | 4月〜10月 8:00〜17:00、11月〜3月 8:00〜16:00(常行堂は9:00開門、受付は閉門の30分前まで) |
| 休観日 | 2月3日 終日、4月1日 11時以降、4月2日 終日、12月14日 午前 |
| 共通拝観券 | 輪王寺券・3施設セット券は販売中です。東照宮を含む二社一寺共通拝観券は現在販売が停止されています(別物です) |
| アクセス | 日光山内。JR日光駅・東武日光駅からバス |
| 所要時間の目安 | 三仏堂と逍遥園で約40分〜1時間。大猷院・宝物殿も回るなら1時間30分〜 |
| ベストな時間帯 | 8時の開門直後。東照宮より30分〜1時間早く開くので、一日の最初に組み込めます |
行き方・駐車場
日光山内、東照宮の手前にあります。JR日光駅・東武日光駅からバスで山内へ。車の場合は山内周辺の有料駐車場を利用します。輪王寺は東照宮より早い8時に開門するので(11月から3月も8時)、一日の最初に組み込むと山内を効率よく回れます。奥日光まで足を延ばすなら車が便利なので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
山内は徒歩、奥日光は車
輪王寺、東照宮、二荒山神社、大猷院は徒歩圏に固まっています。一方で中禅寺湖や華厳滝まで含めるなら車が必要です。紅葉期の日光は宿も車も早く埋まるので、日程が決まったら先に押さえておきましょう。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
三仏堂に新緑が映える季節。ただし4月1日の11時以降と4月2日は休観日なので、この日程に当たる方はご注意ください。
夏(6〜9月)
標高が高いぶん過ごしやすい季節。堂内は薄暗く静かで、外の暑さから一歩離れられます。
秋(10〜11月)
逍遥園の紅葉が見事な季節。日光がいちばん混む時期でもあるので、8時の開門直後を狙うのが賢明です。
冬(12〜2月)
雪の三仏堂は、朱と白の対比が息をのむ美しさ。閉門は16時、12月14日の午前と2月3日は休観日です。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 三仏堂の中に入り、三体の本尊を仰ぐ
外の明るさに慣れた目が暗さに慣れるにつれ、見上げるほどの三体が姿を現します。彫刻を眺めて歩く東照宮とは違い、ここは立ち止まって仰ぐ場所。日光でいちばん静かに圧倒される瞬間です。

2. 逍遥園で、堂内の余韻を静かに引き延ばす
三仏堂の脇にある日本庭園。刈り込まれた植栽と池の静けさは、堂内の荘厳を見た直後だからこそ効きます。秋の紅葉は特に見事です。

3. 「金堂」の扁額を斜めから見る
正面からだけでなく、斜めに回り込むと大伽藍のスケールがよくわかります。新緑の季節は、朱と緑のコントラストがいちばん鮮やかです。

4. 8時の開門と同時に入る
輪王寺は東照宮より早く、11月から3月も8時に開きます。東照宮の9時開門まで1時間。この時間差を使えば、日光でいちばん混む一日を静かに始められます。

5. 輪王寺券で大猷院までセットにする
三佛堂と大猷院がセットになった輪王寺券は900円(小中学生400円)。個別に買うより結果的にお得で、家光を祀る大猷院の静けさは日光でも屈指です。
あわせて回りたい、近くの見どころ

大猷院
三代将軍・徳川家光を祀る、輪王寺の霊廟。祖父・家康を立てて金と黒を基調に抑えた造りで、東照宮とは対照的な静けさがあります。大人550円、小中学生250円。くわしくは大猷院のページで。

日光東照宮
徳川家康を祀る世界遺産の社。国宝の陽明門、眠り猫、三猿と、彫刻の密度がとにかく桁違いです。拝観は大人・高校生1,600円、小中学生550円。くわしくは日光東照宮のページで。

日光二荒山神社
日光の山そのものをご神体とする古社。大谷川に架かる朱塗りの神橋は、山内へ入る前にまず目に飛び込んでくる一景です。神苑は大人(学生含む)300円、小・中・高校生100円。くわしくは日光二荒山神社のページで。

華厳滝
中禅寺湖の水が一気に落ちる、日光を代表する滝。エレベーターで観瀑台まで下りると、正面から滝と向き合えます。大人600円、小学生400円。くわしくは華厳滝のページで。

いろは坂
日光市街と奥日光を結ぶ、48のカーブが連なる坂道。通行は無料で、日本の道百選にも選ばれています。奥日光へ向かうなら必ず通る道です。くわしくはいろは坂のページで。
近くの人気飲食店
拝観のあとは日光名物の湯波を。山内から日光街道沿いにかけて、老舗の湯波料理店が並びます。
- 🍱高井家日本料理・湯波懐石不定休(社寺の祭礼により休業あり)/¥6,000〜¥9,999/湯波懐石📍Googleマップで現在地からのルートを見る
江戸期から続く老舗で、庭園を眺めながら湯波懐石を味わえます。たぐり湯波や湯波刺しなど、日光の湯波料理を最上級の構えで出す一軒です。
食べログで見る › - 🍚油源湯波料理・甘味処定休:水曜/¥1,000〜¥1,999(ランチ)/湯波づくし膳📍Googleマップで現在地からのルートを見る
安政6年(1859年)創業の老舗で、神橋・東照宮の入口に近い立地。湯波づくし膳では、生湯波の刺身から煮物、あんかけまでを一膳で味わえます。
食べログで見る › - 🥢全(ZEN)日本料理・豆腐料理定休:火曜/¥2,000〜¥2,999(ランチ)/日光湯波巻御膳📍Googleマップで現在地からのルートを見る
東照宮から徒歩圏の和モダンな店で、湯波で具材を巻いた「日光湯波巻」が看板。とちぎ和牛や鯛、野菜から具材を選べます。営業時間は変更されることがあるため、訪問前に最新の営業状況をご確認ください。
食べログで見る › - 🍵和み茶屋豆腐料理・湯葉料理定休:水曜/¥3,000〜¥3,999/日光生ゆば懐石御膳📍Googleマップで現在地からのルートを見る
日光街道沿いの古民家風の店で、22席ほどの落ち着いた空間。生ゆばを主役に据えた懐石御膳を昼のみ提供します。
食べログで見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
このエリアの宿(料金比較)
輪王寺は8時開門。山内に泊まれば、東照宮が開く9時までの1時間を三仏堂と逍遥園にあてられます。日光でいちばん混む一日を、いちばん静かなところから始められるのは前泊した人の特権です。紅葉期は宿が早く埋まるので、日程が決まったら先に押さえておきましょう。

日光山内・日光市街エリア
二社一寺を朝いちばんに歩く滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
日光山内は石段と砂利道が続き、山の天気は変わりやすい場所です。拝観の一日を快適にする5点をまとめました。
歩きやすい靴三仏堂から大猷院、東照宮へと、日光山内は歩いて回るエリアです。石段と砂利道が続くので、足元が快適かどうかで一日に回れる社寺の数が変わります。
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小銭入れ三佛堂単独券、輪王寺券、3施設セット券と選択肢があり、二社一寺共通拝観券は現在ありません。窓口で都度支払うので、小銭をまとめておくとスムーズです。
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御朱印帳入れ巾着輪王寺、大猷院、東照宮、二荒山神社と、山内だけで御朱印をいただける場所が続きます。日光は雨の多い土地なので、巾着があると帰りの状態が違います。
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折りたたみ傘日光は雨の多い土地です。三仏堂の中は雨をしのげますが、逍遥園や山内の移動は屋外。雨に濡れた朱の伽藍は美しいので、一本あれば予定を諦めずに済みます。
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ウェットティッシュ堂内は靴を脱いで上がります。参道の砂利や雨の日の足元が気になるとき、手や荷物をさっと拭けるものが一つあると、次の社寺へ気持ちよく移れます。
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よくあるご質問(FAQ)
日光山輪王寺の拝観料はいくらですか。
三佛堂のみが400円(小中学生200円)、三佛堂と大猷院がセットの輪王寺券が900円(同400円)、三仏堂・大猷院・宝物殿の3施設セットが1,000円(同500円)です。
輪王寺券と二社一寺共通拝観券は同じものですか。
別物です。輪王寺券(三佛堂+大猷院、900円)と3施設セット券(1,000円)は現在も販売されていますが、東照宮を含む二社一寺共通拝観券は公式に販売が停止されています。
日光山輪王寺の拝観時間を教えてください。
4月から10月が8:00〜17:00、11月から3月が8:00〜16:00です。常行堂は9:00の開門で、受付はいずれも閉門の30分前までとなります。
日光山輪王寺に休観日はありますか。
あります。2月3日の終日、4月1日の11時以降、4月2日の終日、12月14日の午前は拝観できません。変則的なので、この日程に当たる場合は事前の確認をおすすめします。
東照宮と輪王寺はどちらを先に回るのがいいですか。
輪王寺は8時、東照宮は9時の開門です。この1時間の差を使って輪王寺から始めると、日光でいちばん混む一日を静かにスタートできます。
日光山輪王寺は、8時開門を活かして一日の最初に組み込みたい場所。日光・那須のモデルコースで、奥日光まで含めた回り方を紹介しています。
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