
日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)
見上げたまま、しばらく動けなくなる。508体の彫刻で埋め尽くされた陽明門が、そこにあります。
このページでわかること
- 日光東照宮の見どころ(陽明門・眠り猫・三猿)と、編集部5指標による評価
- 拝観料・拝観時間と、季節で変わる閉門時刻の注意点
- 二社一寺共通拝観券が現在販売されていないという最新の事実
- 編集部おすすめの過ごし方5選と、日光山内で一緒に回りたい社寺
- 日光山内エリアの宿の料金比較(楽天トラベル、じゃらん、Booking.com)
日光東照宮ってどんな場所?
杉木立の参道を抜けて石段を上がると、正面に金色の壁が立ちはだかります。陽明門です。日が暮れるまで見ていても飽きないことから「日暮御門」とも呼ばれてきたこの国宝の楼門には、508体もの彫刻がびっしりと詰め込まれています。徳川家康を東照大権現として祀るこの社は、家康の一周忌にあたる元和3年(1617年)に鎮座し、三代将軍・家光による寛永の大造替で今日の絢爛たる姿になりました。日光の社寺として世界遺産に登録されています。見どころは陽明門だけではありません。神厩舎の長押には「見ざる・言わざる・聞かざる」で知られる三猿が刻まれ、猿の一生になぞらえた八面の彫刻が人の生き方を語りかけてきます。東回廊の坂下門の手前には、牡丹の花に囲まれてまどろむ眠り猫。左甚五郎の作と伝わるこの小さな国宝は、あまりに小さく、教えられなければ見落としてしまうほどです。拝観料は大人・高校生1,600円、小中学生550円。拝観時間は4月1日から10月31日が9:00〜17:00、11月1日から3月31日が9:00〜16:00で、受付はいずれも閉門の30分前までです。なお、かつて案内されていた二社一寺共通拝観券は、公式に「現在停止、販売して居りません」と明記されています。古い情報を持って窓口に立たないよう、拝観券は社寺ごとに求めるものと考えておくのが確実です。
フォトギャラリー




基本情報
| 名称 | 日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)/徳川家康を祀る世界遺産の社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県日光市山内2301(〒321-1431) |
| 口コミ | Googleマップで最新の評価と写真を確認できます口コミを見る › |
| 料金 | 大人・高校生 1,600円/小中学生 550円(公式) |
| 拝観時間 | 4月1日〜10月31日 9:00〜17:00、11月1日〜3月31日 9:00〜16:00(受付は閉門の30分前まで) |
| 休観日 | 公式に定休日の記載はありません。祭典や工事により一部が拝観できない場合があります |
| 共通拝観券 | 二社一寺共通拝観券は現在販売が停止されています(公式明記)。拝観券は社寺ごとにお求めください |
| アクセス | JR日光駅・東武日光駅からバス。日光山内エリアの中心に位置します |
| 所要時間の目安 | 陽明門・眠り猫・三猿をひと通り見て約1時間〜1時間30分 |
| ベストな時間帯 | 開門直後の9時台。団体が入る前の陽明門は人が少なく、彫刻を落ち着いて見られます |
行き方・駐車場
日光山内は東照宮、二荒山神社、輪王寺、大猷院が徒歩圏に固まっているエリアです。JR日光駅・東武日光駅からバスで山内へ向かうのが基本で、車の場合は東照宮の周辺に有料駐車場があります。紅葉期の日光は道路が非常に混み合うため、朝の早い時間に着いておくのが結果的にいちばん早く回れます。奥日光の華厳滝や中禅寺湖まで足を延ばすなら車が便利なので、未手配ならレンタカーの最安値比較からどうぞ。
日光は車があると一日が変わる
日光山内だけなら徒歩で回れますが、いろは坂を上った奥日光の華厳滝や中禅寺湖まで含めるなら車が圧倒的にラクです。紅葉期は宿も車も早く埋まるので、日程が決まったら先に押さえておくのが安心です。














季節ごとの楽しみ方
春(3〜5月)
山内の杉木立に新緑が差し込む季節。4月には弥生祭が行われ、境内が華やぎます。朝晩はまだ冷えるので羽織るものを一枚。
夏(6〜9月)
標高が高い日光は本州の平地より過ごしやすい季節です。ただし杉木立の中は蚊が出ることもあり、日中の混雑もこの時期がピークです。
秋(10〜11月)
日光がいちばん美しく、いちばん混む季節。極彩色の彫刻と紅葉が重なります。いろは坂の渋滞を避けるなら朝いちばんに動くのが鉄則です。
冬(12〜2月)
雪が舞う境内は、金の陽明門との対比が息をのむ美しさ。11月から3月は閉門が16時と早いので、逆算して動きましょう。
編集部おすすめの過ごし方 5選

1. 開門直後、人のいない陽明門を見上げる
9時の開門と同時に入れば、団体が入る前の陽明門に会えます。508体の彫刻は、立ち止まって見上げてはじめて一つひとつが見えてきます。急いで通り抜けてしまうには、あまりに惜しい門です。

2. 眠り猫を探して、その小ささに驚く
東回廊の坂下門の手前にいます。あまりに小さく、案内がなければ通り過ぎてしまうほど。牡丹の花に囲まれて眠るその姿を見つけた瞬間の「これか」という感覚は、写真では味わえません。

3. 三猿を「八面すべて」見てみる
有名なのは「見ざる・言わざる・聞かざる」の一面ですが、神厩舎の彫刻は全部で八面あり、猿の一生になぞらえた物語になっています。順に追うと、あの三猿がどの場面の話なのかがわかります。

4. 雨の日の境内をあえて歩く
雨に濡れた石畳と石灯籠、水を含んで色が深くなる透塀。日光は雨の似合う場所です。天気が崩れたからと予定を諦めるには惜しいくらい、雨の山内は静かで美しい。

5. 大猷院まで足を延ばして、対比を味わう
東照宮の絢爛を見たあとに、家光を祀る大猷院へ。祖父を立ててあえて金と黒に抑えたその造りは、東照宮を見た直後だからこそ響きます。順番に意味がある二つです。
あわせて回りたい、近くの見どころ

日光二荒山神社
日光の山そのものをご神体とする古社。大谷川に架かる朱塗りの神橋は、山内へ入る前にまず目に飛び込んでくる一景です。神苑は大人(学生含む)300円、小・中・高校生100円。くわしくは日光二荒山神社のページで。

日光山輪王寺
日光山の中心をなす天台宗の門跡寺院。三仏堂の巨大な三体の本尊と、庭園「逍遥園」が見どころです。三佛堂は400円、小中学生200円。くわしくは日光山輪王寺のページで。

大猷院
三代将軍・徳川家光を祀る、輪王寺の霊廟。祖父・家康を立てて金と黒を基調に抑えた造りで、東照宮とは対照的な静けさがあります。大人550円、小中学生250円。くわしくは大猷院のページで。

華厳滝
中禅寺湖の水が一気に落ちる、日光を代表する滝。エレベーターで観瀑台まで下りると、正面から滝と向き合えます。大人600円、小学生400円。くわしくは華厳滝のページで。

いろは坂
日光市街と奥日光を結ぶ、48のカーブが連なる坂道。通行は無料で、日本の道百選にも選ばれています。奥日光へ向かうなら必ず通る道です。くわしくはいろは坂のページで。
近くの人気飲食店
日光の名物は、なんといっても湯波(ゆば)。山内から日光街道沿いにかけて、老舗の湯波料理店が並びます。拝観のあとにそのまま歩いて向かえる距離です。
- 🍱高井家日本料理・湯波懐石不定休(社寺の祭礼により休業あり)/¥6,000〜¥9,999/湯波懐石📍Googleマップで現在地からのルートを見る
江戸期から続く老舗で、庭園を眺めながら湯波懐石を味わえます。たぐり湯波や湯波刺しなど、日光の湯波料理を最上級の構えで出す一軒です。
食べログで見る › - 🍚油源湯波料理・甘味処定休:水曜/¥1,000〜¥1,999(ランチ)/湯波づくし膳📍Googleマップで現在地からのルートを見る
安政6年(1859年)創業の老舗で、神橋・東照宮の入口に近い立地。湯波づくし膳では、生湯波の刺身から煮物、あんかけまでを一膳で味わえます。
食べログで見る › - 🥢全(ZEN)日本料理・豆腐料理定休:火曜/¥2,000〜¥2,999(ランチ)/日光湯波巻御膳📍Googleマップで現在地からのルートを見る
東照宮から徒歩圏の和モダンな店で、湯波で具材を巻いた「日光湯波巻」が看板。とちぎ和牛や鯛、野菜から具材を選べます。営業時間は変更されることがあるため、訪問前に最新の営業状況をご確認ください。
食べログで見る › - 🍵和み茶屋豆腐料理・湯葉料理定休:水曜/¥3,000〜¥3,999/日光生ゆば懐石御膳📍Googleマップで現在地からのルートを見る
日光街道沿いの古民家風の店で、22席ほどの落ち着いた空間。生ゆばを主役に据えた懐石御膳を昼のみ提供します。
食べログで見る ›
※営業時間、定休日は季節により変動することがあります。訪問前に最新情報をご確認ください。
このエリアの宿(料金比較)
日光は日帰りでも回れますが、山内に泊まる価値は「朝いちばんの9時に陽明門の前に立てること」に尽きます。日帰りの人が到着する前の1時間は、同じ場所とは思えないほど静かです。紅葉期は宿が早く埋まるので、日程が決まったら先に押さえておきましょう。

日光山内・日光市街エリア
二社一寺を朝いちばんに歩く滞在向き※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。
あると助かるアイテム
日光山内は石段と砂利道が続き、山の天気は変わりやすい場所です。拝観の一日を快適にする5点をまとめました。
歩きやすい靴山内は石段と砂利道が続き、東照宮から大猷院まで回ると意外な距離を歩きます。彫刻を見上げて立ち止まる時間が長いぶん、足元が快適かどうかがその日の満足度を左右します。
最安値料金 1,980円〜(2026/7/15時点・楽天)
小銭入れ拝観券は社寺ごとに求めるのが基本で、共通拝観券は現在販売されていません。窓口が続くので、小銭をまとめておくとそのたびに慌てずに済みます。
最安値料金 1,280円〜(2026/7/15時点・楽天)
御朱印帳入れ巾着東照宮、二荒山神社、輪王寺、大猷院と、山内だけで御朱印をいただける場所が続きます。日光は雨の多い土地なので、巾着に入れておくだけで帰りの状態が違います。
最安値料金 880円〜(2026/7/15時点・楽天)
双眼鏡陽明門の彫刻も眠り猫も、実物は高い場所や思いのほか遠い位置にあります。肉眼では潰れてしまう細部が、双眼鏡があるとはっきり見えます。日光でいちばん効く道具かもしれません。
最安値料金 1,980円〜(2026/7/13時点・楽天)
折りたたみ傘日光は雨の多い土地です。境内に屋根のある場所は多くありません。雨の山内は美しいので、一本あれば予定を諦めずに済みます。
最安値料金 980円〜(2026/7/15時点・楽天)
よくあるご質問(FAQ)
日光東照宮の拝観料はいくらですか。
大人・高校生が1,600円、小中学生が550円です(公式)。
二社一寺共通拝観券は買えますか。
現在は販売が停止されています。公式に「二社一寺共通拝観券は現在停止、販売して居りません」と明記されており、拝観券は社寺ごとにお求めいただく形になります。
日光東照宮の拝観時間を教えてください。
4月1日から10月31日は9:00〜17:00、11月1日から3月31日は9:00〜16:00です。受付はいずれも閉門の30分前までなので、冬場は特に早めの到着が安心です。
日光東照宮の見学にはどのくらい時間がかかりますか。
陽明門、眠り猫、三猿をひと通り見て約1時間から1時間30分が目安です。二荒山神社や輪王寺、大猷院もあわせるなら、半日はみておくとゆっくり回れます。
混雑を避けるにはいつ行けばいいですか。
開門直後の9時台がおすすめです。団体が入る前の陽明門は人が少なく、彫刻を落ち着いて見上げられます。紅葉期はいろは坂も含めて渋滞するため、朝いちばんの行動が効きます。
日光東照宮は、日光山内の二社一寺をまとめて回る一日の中心になる場所。日光・那須のモデルコースで、奥日光まで含めた効率のよい回り方を紹介しています。
航空券も、まとめて比較
羽田・成田・伊丹など各地から東京へ。日光へは東京から東武線特急が便利です。空席は日々動くので早めのチェックが安心です。
















