京都市の夏は、日本でいちばん暑くて、日本でいちばん濃い。1ヶ月にわたって街全体が祭りになる祇園祭、五山に炎の文字が浮かぶ送り火、鴨川と貴船に架かる川床、青もみじが天井を覆う東福寺や瑠璃光院。盆地特有の蒸し暑さの一方で、貴船や鞍馬のように市街地より数度涼しい避暑地が電車で30分の距離にあるのも京都の懐の深さです。祭り、川床、神社仏閣、庭園、体験、グルメの6ジャンルから21スポットを厳選しました。回る順番まで決めたい方は京都 夏の2泊3日モデルコースもあわせてどうぞ。
夏の祭り・行事

祇園祭
7月の1ヶ月間、街そのものが祭りになる京都最大の祭。山鉾巡行と宵山の熱気は一生ものです。
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五山送り火
8月16日、山肌に炎の文字が灯るお盆の精霊送り。祈りが夜空に立ちのぼる20分間。
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京の七夕
8月の夜、堀川と鴨川が光の川に変わる七夕ライトアップ。浴衣で歩きたい夕涼みの定番。
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清水寺 千日詣り
一日の参拝が千日分になると伝わるお盆の千日詣り。期間中の夜間拝観で舞台が闇に浮かびます。
詳細ガイド ›川床・納涼

鴨川納涼床
みそそぎ川の上に張り出す、京都の夏の代名詞。日が落ちる頃、川風とともに一杯を。
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貴船 川床 ひろ文
川面直上に床を組み、渓流の音のなかで味わう流しそうめん。市街地より体感で10度近く涼しい。
詳細ガイド ›神社仏閣・パワースポット
京都の夏は、木陰と水がある場所ほど気持ちいい。信仰の場は、そのまま最高の避暑地でもあります。

貴船神社
全国の水の神様の総本宮。石段に朱の灯籠が並び、七夕には笹飾りのライトアップが灯ります。
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鞍馬寺
天狗伝説が残る霊山。杉木立が日差しをさえぎる参道は、歩くだけで汗が引く天然クーラー。
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下鴨神社
原生林が残る糺の森に包まれた世界遺産。土用の丑の頃には、御手洗池に足を浸すみたらし祭。
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伏見稲荷大社
夏こそ早朝。人も暑さもいない朝6時の千本鳥居は、朱のトンネルを独り占めできます。
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東福寺
通天橋から見下ろす2,000本の青もみじ。紅葉の名所は、夏になると緑の海へと姿を変えます。
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野宮神社
嵐山の竹林の小径の途中にたたずむ縁結びの社。源氏物語の舞台にもなった黒木鳥居が迎えます。
詳細ガイド ›庭園・絶景

瑠璃光院
磨き上げた黒机に青もみじが映り込む「床みどり」。写真で見た景色が、本当にそこにあります。
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祇王寺
奥嵯峨の小さな草庵を、一面の苔が包む。平家物語の哀しい物語が静かに残る隠れ寺です。
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嵐山 竹林の小径
早朝なら、光と風と葉ずれの音だけ。日中の混雑が嘘のように静まりかえる緑のトンネル。
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鴨川デルタ
亀の飛び石を渡って、川べりに座る。地元の人がいちばん自然体で夏を過ごしている場所。
詳細ガイド ›体験・避暑

保津川下り
亀岡から嵐山まで約16km、2時間の舟旅。渓谷を吹き抜ける川風は、夏いちばんの天然クーラー。
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嵐山の鵜飼
かがり火に照らされ、鵜匠と鵜が息を合わせる1,000年以上続く夏の夜の漁。舟から間近に見物できます。
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京都水族館
京都駅から徒歩圏の全館空調。猛暑日や急な夕立の日に、旅程を守ってくれる避暑の切り札。
詳細ガイド ›グルメ

錦市場
400年続く「京の台所」。アーケードの下、鱧や生麩、冷たい豆乳ソフトを食べ歩きできます。
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二条若狭屋
1917年創業の老舗和菓子店が出す、蜜を後がけする名物かき氷。並ぶ価値のある一杯です。
詳細ガイド ›祇園祭・送り火の宿は、早めの確保が鉄則
7月の宵山と山鉾巡行、8月16日の五山送り火。この数日だけは、京都市内の宿が全国から予約で埋まります。数ヶ月前でも空室が残りわずかということも珍しくありません。日程が決まったら、まずは寝床の確保から。
京都市へのアクセス・夏のベストシーズン
| 主なアクセス | 東京から東海道新幹線で京都駅まで約2時間15分、名古屋から約35分、新大阪から約15分。伊丹空港からはリムジンバスで約55分、関西空港からはJR特急はるかで約80分です。 |
|---|---|
| 市内の移動 | 市街地は碁盤の目で、地下鉄・市バス・京阪・阪急が縦横に走ります。渋滞と暑さを考えると地下鉄と鉄道が基本。貴船・鞍馬へは叡山電車、嵐山へは嵐電やJRが便利です。 |
| 夏のベストシーズン | 祇園祭は7月1日から31日(宵山は14日から16日、前祭の山鉾巡行は17日)。五山送り火は8月16日。青もみじは6月から8月いっぱい楽しめます。 |
| 所要日数の目安 | 祭りと川床、寺社を一通りなら2泊3日が目安。貴船・鞍馬や保津川下りまで足を延ばすなら、3泊4日が理想です。 |
京都ゆきの新幹線・航空券も、まとめて比較
京都駅ゆきの新幹線と、伊丹・関西空港ゆきの航空券を横断で比較できます。夏の連休と祇園祭の時期は座席も空席も驚くほど早く埋まるので、行き先を決めたら、まずは足の確保から。
京都市の夏の観光スポットのよくあるご質問(FAQ)
京都の夏の観光は何泊必要ですか。
2泊3日が目安です。祇園祭や送り火などの行事、鴨川納涼床、青もみじの寺社、市街地のグルメをバランスよく回れます。貴船・鞍馬の避暑や保津川下りまでじっくり味わうなら、3泊4日が理想です。
祇園祭はいつ行けば見られますか。
祇園祭は7月1日から31日までの1ヶ月間の祭事です。もっとも賑わうのは、山鉾に駒形提灯が灯る宵山(14日から16日)と、前祭の山鉾巡行(17日)。後祭の山鉾巡行は24日に行われます。宵山の夜は歩行者天国になり、屋台も出て街全体がお祭りムードに包まれます。
京都の暑さが心配です。涼しいスポットはありますか。
貴船・鞍馬は市街地より数度涼しく、貴船の川床は体感で10度近く低いといわれます。下鴨神社の糺の森や鞍馬寺の杉木立の参道も、木陰が続く天然クーラー。猛暑日は京都水族館など空調の効いた屋内施設を旅程に挟むのが安心です。
川床は予約が必要ですか。
鴨川納涼床も貴船の川床も、原則として各店への予約が必要です。とくに週末や祇園祭の期間は早くに埋まります。鴨川の床は5月から9月、貴船の川床は5月から9月頃の営業が中心ですが、増水時は床が休止になることもあるため、当日の天候と各店の最新情報をご確認ください。
混雑を避けるにはどうすればいいですか。
朝がすべてです。伏見稲荷大社の千本鳥居や嵐山の竹林の小径は、早朝6時台なら人がほとんどおらず、暑さもまだ穏やか。日中は屋内施設や木陰の多い寺社で過ごし、夕方から川床や鴨川デルタで涼むという組み立てが、夏の京都をいちばん快適に楽しむコツです。
京都の夏を効率よく巡るなら
祇園祭、川床、青もみじ、避暑スポット、グルメ、宿の料金比較まで。体験ベースの京都 夏の2泊3日モデルコースで、回る順番までまとめてチェックできます。
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