夕暮れの鳥取砂丘・馬の背とオアシスに映る空TRAVEL HUB
#鳥取砂丘#松江城#出雲大社#モデルコース

山陰2泊3日モデルコース
鳥取空港INから、砂丘、断崖の国宝、松江城、出雲大社へ

日本最大級のスケールを誇る鳥取砂丘、標高約900mの断崖に建つ「日本一危険な国宝」投入堂、中国地方最高峰の伯耆富士・大山。西へ進めば、現存12天守の国宝・松江城、縁結びの総本社・出雲大社が控えています。鳥取空港から入り、米子鬼太郎空港へ抜ける、山陰を横断する2泊3日のモデルコースをまとめました。

公開: 更新: 本文 約12,000字
PR本記事はアフィリエイト広告(A8.net等)を含みます。掲載リンクから予約・購入された場合、当メディアに手数料が発生することがあります。料金・内容は各予約サイトの確認時点のもので、変動することがあります。掲載内容は編集部独自の評価です。

この記事でわかること

  • 鳥取砂丘・三朝から松江・出雲までの位置関係と、2泊3日で欲張りに回る組み立て方
  • 鳥取空港からのアクセスと、鳥取空港IN・米子鬼太郎空港OUTの乗り捨てレンタカー活用法
  • 初めてでも迷わない2泊3日のモデルコース(見学の目安時間・移動時間つき)
  • 鳥取砂丘、投入堂、大山、松江城、出雲大社ほか必訪スポットの回り方
  • 松江城の2026年7月1日料金改定投入堂の単独登山不可など、最新の注意点
  • 延泊で行きたい水木しげるロード・江島大橋・由志園と、宿の料金比較

鳥取空港に降り立って車を走らせると、20分ほどでもう日本海と砂の稜線が視界いっぱいに広がります。ここから西へ、鳥取砂丘、断崖の国宝、伯耆富士、そして国宝の天守と縁結びの総本社まで。地図の上では鳥取県と島根県、ふたつの県にまたがる山陰の旅ですが、実際に走ってみると、自然の迫力と信仰の重みが途切れることなく続いていく、ひとつながりの旅路だとわかります。この記事は、鳥取空港から入り米子鬼太郎空港へ抜ける、2泊3日の「山陰横断モデルコース」です。読み終えるころには、あなたの山陰の旅程が、そのまま組み上がっているはずです。

47m鳥取砂丘・馬の背/真下から見上げる砂の壁、登り切ると日本海が一望できる
1,729m大山/中国地方最高峰、「伯耆富士」と呼ばれる美しい円錐形の山容
1,200松江城 天守入場料/2026年7月1日改定、大規模修理の財源確保のため

鳥取砂丘・三朝、松江・出雲ってどんなところ?

緑に囲まれた松江城天守、黒塗りの下見板張りが特徴的な現存天守
現存12天守のひとつ、国宝・松江城。山陰旅の西側のハイライトです

山陰は、鳥取県と島根県にまたがる日本海側のエリアです。鳥取県東部の玄関口が鳥取砂丘。山陰海岸国立公園のシンボルで、風が刻む砂紋と高さ約47mの「馬の背」が出迎えます。内陸へ入ると三朝温泉があり、その先には標高約900mの断崖に建つ国宝・投入堂。ここから西へ車を走らせると、中国地方最高峰、標高1,729mの「伯耆富士」大山が裾野を広げます。さらに西へ進むと島根県に入り、県庁所在地の松江。堀川に囲まれた国宝天守松江城と、その先には縁結びの神様の総本社出雲大社が控えています。

この二つの県、性格がまるで違います。鳥取県東部は「自然の迫力」の旅。砂丘の稜線、断崖の国宝、伯耆富士の山容と、スケールの大きい景色が続きます。島根県は「信仰と歴史」の旅。国宝の天守、縁結びの神社、22年連続日本一の庭園と、静かな重みのある場所が待っています。だからこそ、このモデルコースは1日目に鳥取砂丘・三朝方面、2日目に投入堂と大山を経て松江へ、3日目に松江・出雲を巡って米子鬼太郎空港へと割り切って、東から西へ一直線に抜ける組み立てにしています。

鳥取県東部の主要スポット(鳥取砂丘白兎神社投入堂大山)も、島根県の松江城出雲大社も、それぞれ車で30分から1時間ほど離れた場所に点在しているため、レンタカーがあると世界が変わります。鳥取空港でレンタカーを借り、米子鬼太郎空港で乗り捨てるプランを選べば、来た道を戻る無駄がありません。エリアから宿を探すときも、まずはこの「東から西へ一直線」という地理感覚を覚えておくと組み立てやすくなります。

砂の稜線を登り切った先に、日本海が広がる。

断崖に建つ国宝から、国宝の天守まで、山陰は「本物」が途切れない。

もうひとつ、旅の前に必ず知っておくべきことがあります。投入堂への参拝登山は、正式な修行の一環であり単独登山は認められていません。必ず2人以上のグループで、金具のない登山靴を用意して臨む必要があります。松江城の天守入場料は2026年7月1日に改定され、個人の大人料金は800円から1,200円になりました(小中学生は無料に変更)。大山の夏山登山道は片道約3時間の本格的な登山で、2泊3日の弾丸旅程に無理に組み込むのはおすすめできません。せっかくの旅を崩さないために、次の章で最新の注意点からご案内します。

アクセス・基本情報・ベストシーズン

出発前に、これだけは。いま鳥取砂丘・三朝、松江・出雲で押さえておきたい注意点が3つあります。ひとつ、投入堂への参拝登山は単独不可で、必ず2人以上のグループ、金具のない登山靴(スニーカー不可)が条件です。受付時間は8:00〜15:00、下山時間は16:30までと定められています。ふたつ、松江城の天守入場料は2026年7月1日に改定され、個人の大人は1,200円(改定前800円)、小中学生は無料(改定前400円)になりました。訪問前に最新料金を確認してください。みっつ、大山の夏山登山道は片道約3時間の本格登山です。2泊3日のこのコースでは大山寺エリアの参道散策と山容の眺望を楽しむ組み立てにしています。弥山登頂を目指す場合は、別途1日を確保した日程をおすすめします。

山陰東部の玄関口は鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)です。東京(羽田)からの直行便が発着し、空港から鳥取砂丘までは車でおよそ20分。到着後すぐレンタカーを受け取り、砂丘方面へ向かうのがこのコースの基本です。3日目の最後は米子鬼太郎空港から東京(羽田)へ戻る組み立てにしているため、レンタカーは鳥取空港で借りて米子鬼太郎空港で返却する「乗り捨てプラン(ワンウェイ)」が便利です。乗り捨てには追加料金がかかる場合があるため、予約時に必ず条件を確認してください。

まずは初日の宿を、まとめて比較

1日目の拠点となる三朝温泉、2日目の松江市街の宿を、楽天トラベル、じゃらん、Booking.comなど横断で比較できます。山陰は連休や紅葉シーズンに宿が埋まりやすいため、日程が決まったら早めのチェックが安心です。

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鳥取砂丘・三朝、松江・出雲 基本情報(早見表)
主なアクセス鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)へ東京(羽田)から直行便。空港から鳥取砂丘まで車で約20分。米子鬼太郎空港からも東京(羽田)便あり
県をまたぐ移動鳥取市街から松江市街までは車で2時間前後が目安。大山・米子経由での移動が一般的なルート
いま気をつけたいこと投入堂は単独登山不可(金具のない登山靴、2人以上)。松江城は2026年7月1日から入場料改定(個人大人1,200円)。大山の夏山登山道は片道約3時間の本格登山
ベストシーズン過ごしやすいのは4月〜6月、10月〜11月。投入堂の参拝登山は残雪・積雪期を避けるのが無難。真夏は日差しと熱中症対策が必須
所要日数の目安鳥取砂丘・三朝から松江・出雲までを一直線に回るなら2泊3日が目安。大山登山や延泊観光を含めるなら3泊4日以上がおすすめ

レンタカーは、山陰の旅の自由度を大きく変えます

鳥取砂丘・三朝、松江・出雲のスポットは、それぞれ車で30分から1時間ほど離れた場所に点在しています。鳥取空港IN・米子鬼太郎空港OUTの乗り捨てプランなら、来た道を戻らずに済みます。空港到着後にすぐ動き出せるよう、早めの手配が安心です。

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どこに泊まるか(時間の組み立て方)

2泊3日で鳥取砂丘・三朝から松江・出雲までを回るなら、1泊目は三朝温泉、2泊目は松江市街に固定するのが合理的です。三朝温泉は投入堂・倉吉への近さが魅力で、翌朝いちばんの参拝登山にも備えられます。松江市街に泊まれば、松江城・堀川めぐりから出雲大社まで、3日目の行程がスムーズです。宿は複数の予約サイトで横断比較して押さえるのがおすすめです。

鳥取空港→鳥取砂丘の経路。車でおよそ20分。ここから山陰横断の2泊3日がスタートします。

2泊3日モデルコース(見学目安・移動つき)

ここからが本題です。初めての山陰で「鳥取砂丘・三朝」「大山」「松江・出雲」をバランスよく体験できる王道ルートを、3日間へ振り分けました。1日目は鳥取砂丘・三朝方面、2日目は投入堂と大山を経て松江へ、3日目は松江城から出雲大社を巡って米子鬼太郎空港へ。移動時間は道路状況や季節で変わるため、時刻はあくまで目安です。

DAY1
鳥取砂丘・三朝方面、砂と信仰の一日
砂丘から神話の神社まで。締めは三朝温泉
10:00
鳥取空港に到着、レンタカーを受け取る

鳥取空港到着 → レンタカー受取

山陰の旅がここから始まります。鳥取空港IN・米子鬼太郎空港OUTの乗り捨てプランでレンタカーを受け取り、鳥取砂丘方面へ向かいましょう。空港から砂丘まで車で約20分です。移動:鳥取砂丘へ

10:30
馬の背を歩く観光客と稜線の連なり

鳥取砂丘

日本を代表する砂丘。入場は無料で、ハイライトは高さ約47mの「馬の背」。登り切ると日本海が一望できます。往復の見学は1時間程度が目安です。移動:砂の美術館へ徒歩約5分

12:00
館内に展示された人物像の砂像彫刻作品

砂の美術館

世界初の屋内型砂像美術館。鳥取砂丘の砂だけで作られた彫刻作品を展示(入館料一般800円)。毎年テーマと展示が総入れ替えになります。移動:昼食へ

13:00
砂丘会館周辺の飲食エリア

昼食:砂丘会館・砂丘センター周辺

松葉がに(冬季)や海鮮丼など、日本海に面した鳥取ならではの味覚が味わえるエリア。砂丘観光の前後にちょうどよい立地です。移動:白兎神社へ車で約15〜20分

14:30
白兎神社の社殿を見上げる、木造の門と奉納された玉垣

白兎神社

「因幡の白うさぎ」神話の舞台。日本最古の恋物語が伝わる縁結びの聖地で、参拝は無料です。結び石(500円)が人気の授与品。移動:鳥取城跡へ車で約20分

15:30
積雪した鳥取城跡の天球丸石垣と久松山

鳥取城跡

羽柴秀吉の「渇え殺し」で知られる日本100名城。久松公園として入場無料。仁風閣は修理工事のため長期休館中ですが、天球丸の巻石垣は見学できます。移動:三朝温泉へ車で1時間弱

17:30
三朝温泉エリアの宿泊拠点

三朝温泉にチェックイン

世界屈指のラジウム泉と称される名湯。翌朝は早い時間から投入堂の参拝登山に向かうため、早めの就寝を。

DAY2
投入堂の参拝登山から、大山を経て松江へ
断崖の国宝から、伯耆富士、宍道湖の夕日まで
08:00
断崖の窪みに建つ投入堂を見上げる

三徳山三佛寺 投入堂参拝登山

標高約900mの断崖に建つ国宝。「日本一危険な国宝」への参拝登山は、金具のない登山靴と2人以上のグループが条件です。受付は8:00〜15:00、往復1〜1.5時間が目安。単独登山、スニーカーでの入山は認められません。移動:倉吉白壁土蔵群へ車で約30分

10:30
玉川沿いに続く倉吉白壁土蔵群の白壁と焼杉板の腰壁

倉吉白壁土蔵群

玉川沿いに続く白壁と焼杉板の町並み。散策は自由・無料で、赤瓦一号館〜十八号館の物産館やカフェも見どころです。移動:昼食へ

12:00
倉吉の町並みでの昼食エリア

昼食:倉吉市街

白壁土蔵群を改装したカフェやレストランで、散策の合間にひと休み。移動:大山方面へ車で1時間ほど

13:30
雪をまとった大山の裾野が美しい円錐形を描く姿

大山寺エリア散策

中国地方最高峰、標高1,729mの「伯耆富士」。夏山登山道は片道約3時間の本格登山のため、このコースでは大山寺の参道を散策し、山容の眺望を楽しむ組み立てにしています。弥山登頂を目指すなら、別途1日を確保した日程がおすすめです。移動:皆生温泉へ車で30〜40分

15:30
皆生海岸の砂浜と透明度の高い日本海、海辺に並ぶホテル群

皆生温泉で小休止

弓ヶ浜に面した山陰最大級の温泉郷。1981年に国内初のトライアスロンが開催された地でもあります。足湯や海辺の散策で一息ついてから松江へ向かいましょう。移動:松江市街へ車で1時間ほど

18:00
宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島のシルエットと赤く染まる夕焼け

宍道湖・嫁ヶ島の夕日

日本の夕陽百選に選ばれた景観。日没時刻は季節で変わるため、事前に当日の日没時刻を調べ、30分ほど前から場所を確保するのがおすすめです。移動:松江市街の宿へ

DAY3
松江城下町から出雲大社、米子鬼太郎空港へ
国宝の天守から、縁結びの神様、庭園日本一まで
08:30
緑に囲まれた松江城天守、黒塗りの下見板張りが特徴的な現存天守

松江城

現存12天守のひとつ、国宝天守。2026年7月1日の料金改定により、天守入場料は個人の大人1,200円(小中学生は無料)です。最上階からは松江市街と宍道湖を一望できます。移動:堀川めぐり乗船場すぐ

10:00
松江城の堀川を進む遊覧船と天守の眺め

松江堀川めぐり

松江城を囲む堀川を約50分かけて巡る屋根舟。乗船料は大人1,600円で、橋の下を通る際に屋根が下がる仕掛けも見どころです。移動:出雲大社へ車で約50分

12:00
出雲大社拝殿の巨大な注連縄と参拝者

出雲大社

縁結びの神様の総本社。一般的な神社と異なる「二礼四拍手一礼」で参拝します。境内参拝は無料。神門通りで出雲そばの昼食も。移動:足立美術館へ車で1時間ほど

14:30
足立美術館の日本庭園、白砂と苔庭、刈り込まれた松と借景の山並み

足立美術館

庭園ランキングで22年連続日本一。窓を額縁に見立てた「生の額絵」が見どころです(入館料大人2,500円)。庭園の撮影は可能ですが、展示作品自体の撮影は禁止されています。移動:米子鬼太郎空港へ車で30分ほど

16:30
海越しに望む江島大橋の全景

米子鬼太郎空港へ

安来市の足立美術館から車で30分ほど。2泊3日で、鳥取砂丘、断崖の国宝、伯耆富士、国宝の天守、縁結びの神社を巡った満足感とともに。フライト時間に余裕を持って、レンタカーを返却しましょう。

延泊するなら、この境港・松江エリアも。3泊4日以上の日程が組めるなら、足を延ばしたいスポットがまだあります。水木しげるロード(境港市、江島大橋経由で松江から車15〜20分)は、200体を超える妖怪ブロンズ像が並ぶ通り。江島大橋(通称「ベタ踏み坂」)は、望遠レンズの圧縮効果で急勾配に見えるCMで話題になった橋です。大根島の由志園は牡丹と高麗人参の里で、2026年は4月4日〜5月6日に「牡丹園遊会」を開催。宍道湖畔の松江フォーゲルパークは国内最大級の温室とフクロウが人気、松江市街の玉造温泉は1300年の歴史を持つ美肌の湯です。鳥取砂丘近くの浦富海岸の島めぐり遊覧船(3月1日〜11月30日運航)も、時間が許せば1日目に組み込みたいスポットです。

必訪スポット詳細ガイド

モデルコースに登場した主役級スポットを、エリアごとにもう少し詳しくご紹介します。回る順番や滞在時間の参考にしてください。

① 鳥取砂丘・三朝の絶景と信仰(鳥取砂丘・砂の美術館・投入堂)

馬の背を歩く観光客と稜線の連なり

鳥取砂丘

日本最大級の砂丘。入場は無料、24時間立ち入り可能ですが、明るい時間帯の見学がおすすめです。ハイライトの「馬の背」は真下から見上げると高さ約47m。JR鳥取駅からバスで約20〜22分、鳥取自動車道 鳥取ICから車で約20分。詳しくは鳥取砂丘で紹介しています。

所要:馬の背往復を含め1〜2時間/砂の美術館まで徒歩約5分
投入堂を見上げる縦構図の写真

三徳山三佛寺 投入堂

標高899.9mの断崖に建つ懸造りの国宝。入山料は大人800円(本堂参拝志納金400円は別途)。単独登山は不可で、必ず2人以上のグループ、金具のない登山靴が必要です。受付8:00〜15:00、下山時間16:30まで。詳しくは投入堂で紹介しています。

所要:参拝登山は往復1〜1.5時間/三朝温泉から車で約10〜15分

② 鳥取市街・倉吉の歴史と町並み(鳥取城跡・白兎神社・倉吉白壁土蔵群)

鳥取城跡は羽柴秀吉の「渇え殺し」で知られる日本100名城。久松公園として入場無料で、天球丸の巻石垣が見どころです。仁風閣は文化財修理工事のため長期休館中(令和11年度中の再開館予定)ですが、後庭の宝隆院庭園は見学できます(鳥取城跡)。白兎神社は「因幡の白うさぎ」神話の舞台で、日本最古の恋物語が伝わる縁結びの聖地。参拝は無料です(白兎神社)。倉吉白壁土蔵群は玉川沿いに続く白壁と焼杉板の町並みで、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています(倉吉白壁土蔵群)。

堀越しに望む鳥取城跡の石垣と久松山
日本100名城、鳥取城跡。天球丸の巻石垣が見どころ
玉川に架かる石橋と白壁の町並み
玉川に架かる石橋。倉吉白壁土蔵群の代表的な景観

③ 大山・皆生温泉(伯耆富士とトライアスロン発祥の湯)

大山は中国地方最高峰、標高1,729mの「伯耆富士」。最高地点の剣ヶ峰は稜線崩落により立入禁止で、一般登山者の山頂は弥山(1,709m)です。夏山登山道は片道約3時間の本格登山のため、このコースでは大山寺の参道散策と山容の眺望を組み立てに含めています(大山)。皆生温泉は弓ヶ浜に面した山陰最大級の温泉郷で、1981年に国内初のトライアスロン大会が開催された地としても知られます(皆生温泉)。

紅葉に彩られた大山の山肌と裾野の森
紅葉に彩られる大山の山肌。北壁の岩肌も見どころ
皆生海水浴場を高台から見下ろす夏の風景
弓ヶ浜に面した皆生温泉。トライアスロン発祥の地

④ 松江城下町(松江城・堀川めぐり・宍道湖の夕日)

松江城は現存12天守のひとつ、国宝の天守。2026年7月1日の料金改定で、個人の大人料金は800円から1,200円へ、小中学生は400円から無料に変更されました(松江城)。松江堀川めぐりは堀を約50分かけて巡る屋根舟で、天守見学とセットで楽しむのが定番です(松江堀川めぐり)。宍道湖・嫁ヶ島の夕日は日本の夕陽百選に選ばれた景観。松江城から車で約10分の距離です(宍道湖・嫁ヶ島の夕日)。

松江城の石垣と石段
天守へ続く石垣と石段。国宝・松江城
宍道湖に沈む夕日と嫁ヶ島のシルエット
日本の夕陽百選、宍道湖と嫁ヶ島の夕景

⑤ 出雲・安来の信仰と庭園(出雲大社・足立美術館)

出雲大社は縁結びの神様として知られる大国主大神を祀る神社。一般的な神社の「二礼二拍手一礼」と異なる「二礼四拍手一礼」で参拝します。境内参拝は無料です(出雲大社)。足立美術館は米国の日本庭園専門誌による庭園ランキングで22年連続日本一。窓枠を額縁に見立てた「生の額絵」という独自の鑑賞スタイルが楽しめます(入館料大人2,500円。足立美術館)。

出雲大社御本殿の千木と社殿群
大社造りの御本殿。縁結びの総本社、出雲大社
苔庭の刈り込みと紅葉、足立美術館の庭園
22年連続庭園日本一、足立美術館の苔庭

他にも訪れたい、鳥取砂丘・三朝、松江・出雲の観光スポット

ここまでご紹介した必訪スポットに加えて、山陰にはまだまだ感動的な景色が広がっています。鳥取砂丘・三朝エリアと松江・出雲エリア、それぞれの行き方・料金・見どころを詳しくまとめた個別ガイドはこちらです。

宿泊エリアの選び方と料金比較

鳥取砂丘・三朝から松江・出雲までを2泊3日で回るなら、1泊目は三朝温泉、2泊目は松江市街に泊まるのが合理的です。三朝温泉は投入堂・倉吉への近さが魅力で、翌朝の参拝登山にもスムーズに備えられます。松江市街に泊まれば、松江城・堀川めぐりから出雲大社まで、3日目の行程を効率よく回れます。それぞれのエリアの宿を横断で比べてみましょう。

三朝温泉エリアの風景

三朝温泉エリアの宿(1泊目)

投入堂・倉吉への拠点に
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13,000円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
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じゃらん
14,500円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
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15,800円〜
1泊1室2名(サンプル)
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松江市街の風景

松江市街エリアの宿(2泊目)

松江城・出雲大社への拠点に
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10,500円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
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じゃらん
12,000円〜
1泊1室2名・朝食付(サンプル)
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13,000円〜
1泊1室2名(サンプル)
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※上記は表示イメージのサンプル価格です。実際の料金・プラン・空室状況は各予約サイトの最新情報をご確認ください。どの予約サイトが最も安いかは日程と宿によって入れ替わるため、当ページでは「最安」の断定を避け、各サイトで見比べていただく形にしています。TRAVEL HUBは予約サイト各社の料金をまとめて比較できるメディアで、当サイト自体は予約、決済を行いません。鳥取砂丘・三朝、松江・出雲の宿をまとめて比較する

持ち物・知っておきたい注意点

  • 金具のない登山靴・トレッキングシューズ
    金具のない登山靴

    投入堂の参拝登山では、スニーカーやかかとの高い靴では入山許可が下りません。底にスパイクや金具のない登山靴が必須です。

    最安値料金 4,980円〜(2026/7/16時点・楽天)
  • UVカット帽子
    UVカット帽子・日傘

    鳥取砂丘には日陰がほとんどありません。夏場の日差しと照り返しは想像以上なので、帽子は必須の装備です。

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  • ステンレスボトル/水筒
    ステンレスボトル/水筒

    砂丘内や投入堂の登山道に自販機はありません。こまめな水分補給ができるよう用意しておきましょう。

    最安値料金 980円〜(2026/7/16時点・楽天)
  • ウインドブレーカー
    ウインドブレーカー

    宍道湖畔の夕日鑑賞や堀川めぐりの船上は、日中より風を感じやすくなります。1枚あると防風・防寒の両方に役立ちます。

    最安値料金 1,980円〜(2026/7/16時点・楽天)
  • 小銭入れ
    小銭入れ

    投入堂の入山料・志納金、白兎神社や出雲大社の授与品、駐車場など、現金で支払う場面が多くあります。小銭を分けておくとスムーズです。

    最安値料金 780円〜(2026/7/16時点・楽天)
そのほかの注意点。山陰で気をつけたいことをまとめます。投入堂の参拝登山は単独不可で、必ず2人以上のグループ、金具のない登山靴(スニーカー不可)が条件です。天候(雨天・積雪)によっては入山そのものが禁止される日もあります。松江城の天守入場料は2026年7月1日から改定され、個人の大人は1,200円です。大山の夏山登山道は片道約3時間の本格登山で、本コースでは大山寺エリアの散策にとどめています。弥山登頂を目指す場合は無理のない日程を別途確保してください。浦富海岸の島めぐり遊覧船は3月1日〜11月30日の季節運航です。

ベストシーズンと月別の楽しみ方

鳥取砂丘・三朝、松江・出雲を通して、過ごしやすいのは4月〜6月と10月〜11月です。なかでも初夏(4〜6月)は梅雨入り前で天候が安定し、投入堂の参拝登山にも適した時期。夏(7〜8月)は海と砂丘の表情がもっとも映える一方、日差しが非常に強く、投入堂の参拝登山や大山寺の散策は熱中症対策が欠かせません。秋(9〜11月)は空気が澄み、鳥取城跡や松江城の眺望、足立美術館の紅葉が特に美しい季節です。冬(12〜2月)は積雪した鳥取砂丘や松江城が独特の景観になる一方、投入堂は積雪・凍結により入山が禁止される日が多くなります。訪問前に必ず最新の入山状況を確認してください。

よくあるご質問(FAQ)

鳥取砂丘・三朝から松江・出雲までは何泊でまわれますか。

2泊3日が目安です。本記事のモデルコースは、1日目に鳥取砂丘・三朝方面、2日目に投入堂と大山を経て松江へ、3日目に松江城から出雲大社を巡って米子鬼太郎空港へという構成にしています。大山登山や延泊観光を含めるなら3泊4日以上がおすすめです。

投入堂への参拝登山は誰でもできますか。

単独登山は不可で、必ず2人以上のグループで入山する必要があります。スニーカーやかかとの高い靴、サンダルでは入山許可が下りません。金具のない登山靴が確実です。受付時間は8:00〜15:00、下山時間は16:30までです。

松江城の入場料はいくらですか。

2026年7月1日の改定により、個人の大人料金は1,200円です(改定前は800円)。小中学生は無料になりました(改定前は400円)。国宝松江城天守の大規模な修理の財源を確保するための改定です。

出雲大社の参拝作法を教えてください。

「二礼四拍手一礼」です。一般的な神社の「二礼二拍手一礼」とは異なります。境内参拝は無料で、6:00〜19:00まで参拝できます。

大山登山はこのコースに組み込めますか。

夏山登山道は片道約3時間の本格登山のため、2泊3日の弾丸旅程に無理に組み込むのはおすすめできません。本記事では大山寺エリアの参道散策と山容の眺望にとどめています。弥山登頂を目指すなら、別途1日を確保した日程がおすすめです。

鳥取空港と米子鬼太郎空港、どちらもレンタカーを借りられますか。

はい。鳥取空港でレンタカーを借り、米子鬼太郎空港で返却する「乗り捨てプラン(ワンウェイ)」を選べば、来た道を戻らずに済みます。乗り捨てには追加料金がかかる場合があるため、予約時に条件を確認してください。

ベストシーズンはいつですか。

過ごしやすいのは4月〜6月と10月〜11月です。夏は日差しが強く熱中症対策が必須、冬は投入堂が積雪・凍結により入山禁止になる日が多くなります。訪問前に最新の入山状況を確認してください。

まとめ:山陰は、自然の迫力と信仰の重みが途切れない旅

鳥取砂丘・三朝から松江・出雲までの魅力は、自然の迫力と信仰の重みが、途切れることなく続いていくことです。鳥取県東部は「自然の迫力」の旅。砂丘の稜線、断崖の国宝、伯耆富士の山容と、スケールの大きい景色が続きます。島根県は「信仰と歴史」の旅。国宝の天守、縁結びの神社、22年連続日本一の庭園と、静かな重みのある場所が待っています。鳥取空港から車を走らせるだけで、これほど表情の違う景色に出会える場所は、そう多くありません。

大切なのは、エリアごとの「今の状況」を先に押さえること。投入堂の単独登山不可、松江城の料金改定、大山の本格的な登山時間。この3つを知っているかどうかで、旅の満足度が変わります。2泊3日で鳥取砂丘・三朝から松江・出雲までを巡り、自然と信仰を一度に。この記事が、あなたと山陰の出会いの一助になればうれしいです。気に入った宿が見つかったら、ぜひ複数の予約サイトで料金を見比べて、いちばんお得な一泊を見つけてください。

TRAVEL HUB編集部

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鳥取砂丘・三朝、松江・出雲の旅は、鳥取砂丘出雲大社など、気になるスポットの個別ガイドもあわせてどうぞ。行き方や料金、周辺の見どころまで詳しく紹介しています。

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